メコン川のカワイルカに出会う旅！カンボジア・クラチェ

2018/12/31 - 2018/12/31

カンボジア中央を南北に流れるメコン川では、珍しいカワイルカを見ることができます。
その中でもクラチェとストゥントゥレンというメコン川沿いの街は、ドルフィンウォッチングができる場所として有名です。
特にここクラチェはカワイルカの保護活動にも力を入れている街です。
プノンペンから車で３〜４時間ほどとアクセスもよく、船着場から貸切ボートに乗ってドルフィンウォッチングを楽しむことができます。他ではなかなか見られないカワイルカは必見です！！

エリア クラチエ(カンボジア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0

• 交通手段: 観光バス タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝7時にプノンペンを出発。少し早いですが、遅くなるとラッシュアワーの大渋滞に巻き込まれてしまうカンボジアの首都プノンペン。コンポンチャム州を経由（トイレ休憩）して、メコン川の街クラチェを目指します。

ドライブ途中のおやつは、カンボジア風お赤飯の「クロラン」です。
クロランとは竹ごはんのこと。
竹筒にもち米、小豆、ココナッツミルクを入れて焚き火に並べて炊いたローカルおやつがクロランです。ほんのりと甘く、香ばしいクロランは日本人の口にもぴったり。
どこか懐かしい味わいです。
竹をワイルドに割りながら、美味しいおやつを楽しんで?

クラチェ到着の時間はちょうどお昼どき。川沿いのローカルレストランでランチを楽しみます。もちろん、「メコン川沿い」なのでメニューは川で採れた新鮮なお魚料理です。濃いめに煮付けた魚とスープは臭みもなく、日本人にも食べやすい味。カンボジア料理は基本的に辛くないので、好みに合わせてチリソースを足すなど、自分好みの味付けを楽しむことができます。
ランチを楽しんだら、いざ船着場へ。貸切のモーターボートに乗り込んでカワイルカウォッチングのスタートです。

カワイルカウォッチングは、は一人のベテラン船頭さんが案内してくれます。
「写真にバッチリとカワイルカを撮影！！」はなかなか難しいですが、経験豊富な船頭さんは遠くにいるカワイルカをすかさず見つけ、「あっち、こっち」と見える方向を教えてくれます。写真に収めにくいからこそ、カワイルカは現地に行って見る価値あり！！もちろん性能の良いカメラで撮影に臨のも○

カワイルカウォッチングのクルーズは１時間ほどです。クラチェを流れるメコン川はとても穏やかなので、波もありません。船酔いが心配という方も気にせずに楽しむことができますよ。

雄大なメコン川。のんびりイルカウィッチングにはぴったりです。日本人観光客はまだ少なく、欧米からの観光客や地元カンボジア人の観光客が多い印象です。
定番観光地ではないからこそ、行きたくなりますよね。団体観光客がいる街ではないので、本当にゆったりのんびり旅行を楽しむことができます。

カンボジアでボートの先端に乗った写真というと、トンレサップ湖のボートクルーズを思い浮かべがちですが・・・ここは湖ではなく、メコン川です。もちろん東南アジア最大の淡水湖トンレサップ湖も一見の価値ありですが、中国からラオスを経てカンボジア、ベトナムへと流れるメコン川も魅力的ですよね。遥か遠く、北部の国から国境を超えて流れていることを考えると、なんとなく浪漫を感じませんか？

１時間のイルカウォッチングは飽きることなく、あっという間です。
最高に贅沢なひと時です。

こちらが案内をしてくださった船頭さん。
ありがとうございました。

夕方のメコン川。一時は絶滅が心配されていたカワイルカですが、今は保護活動が進んでいます。

＊番外編＊
カンボジアらしい風景。トランクルームも立派なシート（？）
プノンペンからクラチェに向かう道中、車窓に流れる風景も見逃せません。
「キングダム・オブ・ワンダー」と称されるカンボジア。
魅力溢れるカンボジアの不思議を探すには、地方観光がおすすめです★