2013/06/07 - 2013/06/21
65位(同エリア122件中)
爺一人旅さん
スラカルタ(ソロ)からジャワ海のスマランまで列車の移動を計画していたが、線路は交差しているものの接続していないと言われ、急きょ路線バスに変更した。スラカルタのバス停までは、ホテルの車で送ってもらい、路上に腰かけて待っていたら、近づいて来たバスの昇降口が開いて、停まる様子も見せない内に、車掌が「スマラン! スマラン!」と声を上げる。通過されたら困るので、手を挙げて「スマラン!!」と叫んだら停車してくれた。何のことは無い、現地の人もぞろぞろと乗り込んでくる。バスは、山里を高速道路並みに走って、数時間後スマランの郊外にあるターミナルに着いた。スマランは、オランダ領当時の、コロニアル建築が残っている。更に、町から30kmほど南下すると「グドンソンゴ遺跡」が在る。それがここでの目的だった。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- グルメ
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- ガルーダインドネシア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ホテルの前は、前夜に降った雨で冠水状態。バイク、車、人力車が、泳ぐように通り過ぎていく。「グドンソンゴ」に行くタクシーは来るのか、少し心配しながら待っていた。
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タクシーは、予定通り来てくれた。冠水だというのに、子供たちが水遊びをしている。雨期の年中行事かもしれない。助手席からみる道路は、ボートを漕いで行くような錯覚を覚える。
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1時間ほど走って山に入り、暫く凸凹の小道を走ると小さな村に着いた。車1台がやっと通れるほど狭いメインストリートは、100mも有るかというほどのものだったが、朝の買い物客で大変賑わっていた。突き当たりが歴史公園になっていて、運転手はここで待つから勝手に行けという。入場料は、外国人価格。入り口から見た公園は、トレッキングコースを歩く感じに見えた。
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昔の写真には、山の斜面にぽつぽつと建っている遺跡を見るのに、畑や獣道を歩いて行く情景が写っていたが、整備した方が観光資源になると考えたのか、あちこちで道を造っていた。登りが長いので、馬も使えるとあったが、乗っている人はいなかった。
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歩き始めてみると、石畳の道は最初だけで、後は未舗装の道を看板に沿って登っていくことになる。ちなみに、一周は5kmくらいありそうで、持ってきたパンで途中お昼にするのが楽しみになった。
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歩き始めて最初の遺跡、入り口で貰った案内には名前が付いていたが、看板にはローマ数字で1と出ていた。遺跡の高さは10mほどか、中は小さな石像が置けるほどの空間があるだけだが、実際には何も無かった。
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遺跡は分散しているので、更に登っていく。途中に、峠の茶屋みたいな休憩場所が有って、スナックや飲み物を売っていましたが、まだ早い時間だったせいか、横になっている売り子さんもいました。
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グドン遺跡の2の看板が出てきました。
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同じタイプですね。聞くところによると、ディエン高原にも同タイプの遺跡がありますが、そっちの方が少し古いそうです。今は整備されているが、建てられた当時は、何もない山の中です。日干し煉瓦も混じっているが、石は何処から来たのやら。
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入り口の彫刻は、残されていましたが、左右に在るはずの石像が無くなっていました。
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三番目の遺跡が見えます。
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2種類の異なった祠が出てきました。観光客はほとんど居ないので、草の上でごろごろしたい気分です。
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高い遺跡の側面には、石の窓にレリーフがありました。神官でしょうか、周りは花模様で覆われています。
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こちらは、同系統が並んでいます。ばらばらに点在しているのと、まとまっているのと、意味合いが異なるのでしょうが、素人にはわかりません。只々、眺めるだけです。
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入り口に彫りこまれた石像は、日本でいう仁王像でしょうか。同じヒンズー教のアンコール遺跡群などは、巫女像が沢山彫られていました。
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途中で出会ったこの煙は、霧ではありません。火山帯の上にある洞窟から、硫黄を含んだ水蒸気が噴き出しているのです。カメラをしまって、この脇を通ります。
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4番目の遺跡が見えます
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今までの物より小型で、屋根の上の石塔の形が異なり、数も増えています。入口のレリーフも、幾つもの頭を持つ蛇なのか。ヒンズー教に出て来る、何かなのでしょう。これだけ異質に見えます。
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5番目の遺跡は、頂上の少し広い面に有りました。高校生が、課外授業で来ていて、キャーキャー言いながら、走ったり寝転んだりしていました。先生と少しだけ話しが出来、下る時には、生徒が手を振ってくれました。
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さて、途中で休んで、持って来たパンでお昼にします。流石に高原です。涼しく流れてくる風が、汗をさらってくれます。食べたら町に戻って、旧市街地観光です。
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ホテルから5分も歩くと、旧市街地が見えてきます。インドネシアは、大航海時代にイギリスやオランダの植民地になっています。スマランも、当時のコロニアル建築が残されていて、観光客誘致に一役買っています。これは、郵便局です。
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局前の通りを西に歩くと、雨期には氾濫しそうな河にぶつかります。訪れた当時は、橋と道路の大掛かりな整備の最中でした。橋を越すと、コロニアル建築が、沢山出てきます。
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川沿いの、古いコロニアル建築。 もう、ボロボロです。
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教会です。中に入れますが、人口の大半がイスラム教徒なので、人は居ませんでした。
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商工会議所の様です。
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バザーが有るのか、屋台が出ていました。左側の公園には、沢山の親子連れが、写生をしていました。ステージも有ったので、子供たちの何かのイベントなのでしょう。
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その向こうは、茶色のレンガ造りの2階屋です。中では、骨とう品を売っていたり、旅行の案内をしていたり、色々でした。
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脇道に入ったら、誰が描いたのでしょうか、面白い絵が有りました。家の所有者には、気の毒ですが。
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さあ、ホテルに戻ります。まだ、リキシャが人の足で活躍です。
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