2025/01/22 - 2025/01/22
2274位(同エリア4561件中)
ムッシュさん
旅行時期は、2025年最新パリ旅行で、カラヴァジョ作品を観たので、設定
光の陰影表現が見事で、バロック絵画の先駆者カラバッジョ(イタリア)の作品を集めた旅行記です。
カラバッジョ作品は生涯でも60数点と言われてる。これまでその内、40点を鑑賞してきた。
1.”カラバッジョ展覧会”からの作品
*2025年1月パリ旅行時に、パリ・ジャック・アンドレ―美術館で開催
された「ボルゲーゼ美術館展」を訪問・鑑賞した
*2019年には、東京以外の都市で展覧会が予定されたが中止に
(来日三度目)
*2016年には、日伊修好150年を記念して、”カラバッジョ展”が開催さ
れ、カラバッジョ作品10点を国立西洋美術館で鑑賞した。
(来日二度目)
*2001年にも、東京庭園美術館で開催されたようです。
2.その後半部に、旅行時に海外美術館で鑑賞した”カラバッジョ作品”を集めた。又、最後のコーナーでは、現地でも観賞していない有名な作品も、制作年代順にピックアップします。
3、画家カラヴァッジョ
カラヴァッジョ(1571~1610)は、イタリアが誇る大画家です。平明なリアリズムや劇的な明暗法。彼の影響は、ルーベンス、ラ・トウール、レンブラントなど、数多くの画家たちに及び、バロック美術開花の原動力となった。
- 旅行の満足度
- 5.0
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まずは、日本でのカラバッジョ展に来日実績のある絵画から。
カラバッジョ1594 ○2025「果物籠を持つ少年』ボルゲーゼ美術館所蔵
サイズ 70x67cm
#2025年1月パリ旅行時に、パリ・ジャック・アンドレ―美術館で開催された「ボルゲーゼ美術館展」を訪問・鑑賞した
#2016年の”カラバッジョ展”を国立西洋美術館で鑑賞した。
#2001年にも、”カラバッジョ展”(東京庭園美術館)に来日した。
*2015年ローマ・ボルゲーゼ美術館を訪問し、鑑賞した。
*果物の描写が実に見事です。故郷ロンバルディアでは静物画を鍛えていた。うっとりとした目、半開きの口、片肌脱いで、果物のたくさん入った籠を持ってこちらを見つめる少年。まさに、見事な肖像画と、様々な質感を感じさせる巧みな空間表現と静物描写。とにかく表現力が素晴らしい。これぞカラヴァッジョの画力です。 -
カラヴァッジョ1593‐94 ◎2001「果物を剥く少年』ロンドン,ハンプトン・コート宮殿美術館
#2001年「カラヴァッジ展」で来日
*ローマーに出た当時、カラヴァッジョは、少年と果実の組み合わせ画を描いていた。 -
カラヴァッジョ1595 〇2016「女占い師」カピトリーノ美術館所蔵
#2016年の”カラバッジョ展”を国立西洋美術館で鑑賞した。
*うぶな若者の手相を見るふりして指輪を抜き取る女。こちらが原画
*この主題で2点作成しており、もう一点はルーブル美術館にある。 -
カラヴァッジョ1595 〇2016「若きバッカス」ウフィツィ美術館 所蔵
#2016年の”カラバッジョ展”を国立西洋美術館で鑑賞した。
#2015年、2007年フィレンチェ・ウフィツィ美術館を訪問し鑑賞した。。
**誘う少年とみずみずしい果物。頭にブドウの葉や実をつけ、酒に酔ったように上気した少年は左手でワインを差し出し、右手は帯を解こうとしてる。手前の果実の表現は見事。
*若者が頭に巻き付けているのは、オリーブの葉で、バッカスのトレードマークを意味している。そのオリーブの葉も、若者が頭に巻き付けているのは、オリーブの葉で、バッカスのトレードマークを意味している。植物の描き方は、本物を見ているようにリアルである。 -
カラヴァッジョ1596 〇2016「マッフェオ・バルベリーニの肖像」個人蔵
#2016年の”カラバッジョ展”を国立西洋美術館で鑑賞した。 -
カラバッジョ1596 〇2022「若者たちの合奏」メトロポリタン美術館所蔵
#2022年「メトロポリタン美術館展西洋絵画の500年」(国立新)で来日した
#2017年 NY・メトロポリタン美術館を訪問し鑑賞した。
*初めて挑戦した人物群像表現。右から二人目は自画像。演奏家で、古代風衣装をつけた少年たちが出番を待つのか? 複数の少年が描かれているのは珍しい。 -
カラバッジョ1597 ○2016「女占い師」ローマ カピトリーノ美術館所蔵
#2016年「”カラバッジョ展」を国立西洋美術館で鑑賞した。
*画題は、手相を見てあげると言った女性が、男性に気づかれないように指輪を抜き取っているところ。 -
カラバッジョ1598 〇2016「メデューサの盾」ウフィツィ美術館所蔵
1.2016年の”カラバッジョ展”を国立西洋美術館で鑑賞した。
2.2015年、2007年フィレンチェ・ウフィツィ美術館を訪問し鑑賞した。
*凸面の木製盾に張られたキャンバス画。ペルセウスに斬首されて盾に封じ込められた、見るものを石に変え、蛇の髪の毛を持つギリシャ神話の怪物魔女メドゥーサ。ペルセウスに斬首され、鮮血とともに断末魔の叫びが固まった様子。 -
カラバッジョ1599 〇2016「ナルキッソス」ローマ・バルベリーニ宮殿美術館所蔵 サイズ113x95cm
1.2016年の”カラバッジョ展”を国立西洋美術館で鑑賞した。
2.2001年にも、”カラバッジョ展”(東京庭園美術館)に来日した。
3.2015年 ローマ・バルベリーニ宮殿美術館を訪問し鑑賞した。
*水面に映った自分の姿に惚れ込んで溺れた美少年ナルキッソス。ナルシストとの言われあり。
*上下対称の構図。 -
カラバッジョ1599 ◯2015「聖マタイの召命」ローマ、サン・ルイジ・デイ・フランチェージ教会所蔵 322x340㎝
#2015年 ローマ、サン・ルイジ・デイ・フランチェージ教会を訪問し鑑賞。
*カラバッジョは、バロックという新時代の扉を開けた改革者です。マタイの生涯を描いた三連作の内の一つ。
*左端でうつむくマタイに向かって「私について来なさい」と召し出す場面。
*「マタイ伝」連作では、迫真的な自然主義や風俗画的設定が宗教画の大画lp面に適用されている。「聖マタイの召命」では、ローマの市井の片隅のような暗がりに一条の光が差し込む場面をダイナミックに描いた。明と暗が分かりやすい。
*光とともに入って来たキリストが、座っているマタイを指さして招いてる。マタイの回心を、闇に刺す光として表現。このような際立った劇的な明暗効果と写実的な人物描写の迫真性、信者の心に直接訴えかける表現は、それまでの宗教画にはなかった。
*画家の死後、画法は継承され、カラヴァイズムとして一大芸術運動に発展した。 -
本作は、礼拝堂に向かって左側面に設置するために描かれたもので、画家は絵が展示される場所に差す光と礼拝堂の空間を意識して描いている。この絵の右奥に背の高いキリストを描き、見下ろしている構図を取ることで、鑑賞者にキリストを印象付けている。キリストの恩かごともとれる光は、礼拝堂の正面上部の窓から差し込む実際の光と重なることを意図して描かれてる。
-
カラバッジョ1605 〇2016「エッケ・ホモ」イタリア,ジェノヴァ,ストラーダ・ヌォヴァ美術館所蔵
1.2016年の”カラバッジョ展”を国立西洋美術館で鑑賞した。
**マッシミ枢機卿が三人の画家に同じ「エッケ・ホモ(この人を見よ)」の主題の絵を描かせて競わせたうちのl一点とされる。 -
カラバッジョ1605 〇2016「洗礼者聖ヨハネ」ローマ,コルシーニ宮殿美術館所蔵
1.2016年の”カラバッジョ展”を国立西洋美術館で鑑賞した。
2.2010年の”ボルゲーゼ美術館展”を東京都美術館で鑑賞した。
*カラヴァッジョの弟の面影かという説もある。 -
カラバッジョ1606 〇2016「エマオの晩餐」ミラノ・ブレラ美術館所蔵
#2016年の”カラバッジョ展”を国立西洋美術館で鑑賞した。
#2001年にも、”カラバッジョ展”(東京庭園美術館)に来日した
#2007年ミラノ・ブレラ美術館を訪問し鑑賞した。
**光のドラマ 晩年様式の作品で、殺人を犯してローマから逃亡した直後に描かれたとされる。静謐で内省的な光の表現が特徴的。
***事件以前の数年前の同題作品に比べ、人物の動きは抑えられ、射し込む強い光は無く、闇が広がっている。静物の細部描写もなく、筆触も荒い。以降の作品も顕著になる。晩年様式の始まり。 -
カラバッジョ1606 〇2001「祈る聖フランチェスコ」バルベリーニ宮殿(国立絵画館)所蔵
#2001年”カラバッジョ展”(国立西洋美術館)で来日した。
#2015年 ローマ,バルベリーニ宮殿(国立絵画館)を訪問し鑑賞した。
*髑髏を持って死について瞑想する聖人。 -
カラバッジョ1606 〇2001「書き物をする聖ヒエロニムス」ボルゲーゼ美術館所蔵
#2001年”カラバッジョ展”で来日した。
#2015年ローマ旅行時に、ボルゲーゼ美術館訪問・鑑賞した。
*一心に物書きをする半裸の老人は、聖書をラテン語に翻訳してる。髑髏と聖人の頭、赤と白、生と死で対比がされている。 -
カラヴァッジョ1606 ◎2016「法悦のマグダラのマリア」個人蔵
#2016年の「”カラバッジョ展”」を国立西洋美術館で鑑賞した。
#2019年 -
カラバッジョ1610 ◎2022「ペテロの否認』メトロポリタン美術館所蔵
#2022年「メトロポリタン美術館展」(国立新)で来日
#2017年 NY・メトロポリタン美術館を訪問し鑑賞した。 -
カラヴァッジョ1610 〇2010「洗礼者聖ヨハネ」ボルゲーゼ美術館所蔵
#2010年「ボルゲーゼ美術館展」(国立西洋)で来日
#2015年ローマ旅行時に、ボルゲーゼ美術館訪問・鑑賞した。
*最後の傑作、最後まで画家が持っていた遺品。
*所在なげにうつろな表情をしており、救世主の到来を待ち望んでいる。
*この絵は、画家が最後に持っていた3点の作品の一点。力尽きた不完全なせいじん。 -
次に、2019年カラバッジョ展に来日が予定されてる作品。(展覧会中止)
カラバッジョ1593 x2019「病める若きバッカス』ローマ・ボルゲーゼ美術館所蔵
1.2019年の”カラバッジョ展”で来日予定(コロナで中止)
2.2015年 ローマ・ボルゲーゼ美術館を訪問し鑑賞した。
*ローマに初めて来た22歳のころ、鏡の中の自分を酒ワインの神に見立てて描いた。(自画像はこれ一枚)
*葡萄の房を持った若いバッカスは自画像です。ー
*画面の色が暗く見えるのは、病を表現し肌の血色が悪いためである。 -
カラバッジョ1599 x2019「ホロフェルネスの首を斬るユディット」ローマ・バルベリーニ宮殿美術館所蔵
1.2019年の”カラバッジョ展”で来日予定(コロナ中止)
2.2015年 ローマ・バルベリーニ宮殿美術館を訪問し鑑賞した。
**生々しすぎる惨劇の瞬間。情景を正確に描いた作品は、以降の画家に大きな影響を与え、ルーベンス 、アルテミア・ジェンティレスキらが触発された。
**三者の表情と身振りが見事に表現されている。劇場風表現の初期の頃の作品。
*光は左から人物は下方、赤いカーテンが上部で、全体は舞台風。 -
カラバッジョ1610 x2019「ゴリアテの首を持つダヴィデ」ローマ・ボルゲーゼ美術館所蔵 サイズ 125x100cm
#2019年の”カラバッジョ展”で来日予定(コロナ中止)
#2015年 ローマ・ボルゲーゼ美術館を訪問し鑑賞した。
*画家の最後の自画像。ダヴィデの首も、若者の顔もそれぞれ自画像です。
*ダヴィデの顔は憂鬱や苦悩の色があり。殺人者の罪の意識や自己断罪の気持ちを表す画家の心理があり、ゴリアテの顔には焦点の合わない空な眼差し、自分を重ねているとのせつあり。呪われた天才の最後。 -
以下、絵画の来日実績は無いが、旅行した時、現地美術館や教会を訪問し絵画鑑賞した。美術館別に順次絵画を掲載。
カラバッジョ1593 x「花と果物』ボルゲーゼ美術館所蔵
#2015年 ローマ・ボルゲーゼ美術館を訪問し鑑賞した。 -
カラバッジョ1595 「悔悛のマグダラのマリア」ドーリア・パンフィーリノ美術所蔵
#2015年 ローマ,ドーリア・パンフィーリノ美術館を訪問し鑑賞した。
**罪深き心に射した回心の光。(画面左上部からの斜めの光)。聖女の足元には装身具や香油壺、スカートにも香油壺の文様。全体に穏やかな色調である。
*過去の罪を悔い改めて涙を流す聖女マグラダノ・マリアを、同時代の女性として、その時代の衣装を着せている。 -
カラバッジョ1595 「女占い師」ルーヴル美術館所蔵
#2025年、2015年、2007年、2015年 パリ・ルーブル美術館を訪問(3回目)し鑑賞した。
*背景に自然の光を入れて、広々とした空間感覚を持たせている。こうした光線の使い方は、以後カラヴァッジオの多くの作品で試されるようになる。若者の衣装の色調は鮮やかである。
*若者の指輪を、こっそり盗もうとしているが、若者は全く気付いていない。 -
カラバッジョ1596 go「リュートを弾く若者」エルミタージュ美術館所蔵
#2013年 ロシア・エルミタージュ美術館美術館を訪問し鑑賞した。
*少年のつぶらな瞳や背後の斜め線によって、この絵の前に立つと絵と同じ空間にいるようだ。花の描写のヤン・ブリューゲルなみ。
*画家の言、優れた花の絵を描くには、人物画を描くのと同じほどの手間を要する。
*画面では左上から光がさしている。従来の絵画に無かった迫真的な再現描写や光の鋭敏な感受性が見られ、実在感を表現してる。 -
カラバッジョ1597 Go「リュートを弾く若者」メトロポリタン美術館所蔵
#2017年 NY・メトロポリタン美術館を訪問し鑑賞した。
*類似の構図だが、こちらは花と果物が描いてない。
*カラヴァッジオの写実主義の徹底ぶりが見て取れる。 -
カラヴァジョ1597 GO「エジプトへの逃避途上の休息」ローマ・ドーリア・パンフィーリノ美術所蔵
#2015年 ローマ,ドーリア・パンフィーリノ美術館を訪問し鑑賞した。
**天使の奏楽に癒される聖家族。
*エジプトに逃れる長旅に疲れてグッタリと眠り込む聖母子の傍で、ヨセフが譜面を持ち天使がヴァイオリンを奏でる。天使の後姿は、優雅なS字曲線を描き、ローマでラファエロやマニエリスムの影響を受けている。背景には珍しく穏やかな風景画であり故郷ロンバルディアだといわれてる。
*ヨハネが差し出した譜面は、きわめて精巧に再現されている。天使のかなでる音楽が、人のこころに響いていることは、疲れ切ったマリアの胸で眠るイエスの表情からもうかがわれる。 -
カラヴァッジョ1597 「洗礼者聖ヨハネ」トレド大聖堂美術館所蔵
*トレド旅行時に訪問。 -
カラバッジョ1599 go「聖マタイの殉教」ローマ、サン・ルイジ・デイ・フランチェージ教会
#2015年 ローマ、サン・ルイジ・デイ・フランチェージ教会を訪問し鑑賞。
**主役の左後ろ、こちらに振り向いているのが、カラヴァッジォ自画像。
**画家の出世作であり、バロック絵画の幕開けをつげる名作である。
**場面は、教会で説教していたマタイに王の放った刺客が襲いかかり、マタイは右手で天使から殉教の象徴であるシュロの葉を受け取ろうとしてる。周囲に洗礼志願のわかものがいる。 -
カラバッジョ1600 〇2012「ダヴィデ」プラド美術館所蔵
#2012年 マドリード・プラド美術館を訪問し鑑賞した。
♯2001年「カラヴァッジョ展」(東京庭園美術館)で来日 -
カラバッジョ1601 〇2016「エマオの晩餐」ロンドン・ナショナル・ギャラリー所蔵
#2016年の「”カラバッジョ展”」を国立西洋美術館で鑑賞した。
#2018年、2002年 ロンドン,ナショナル・ギャラリーを2回訪問し鑑賞。
*右端のこちらに迫るように描かれた手が臨場感を演出。中央、差し込む光で主役を浮かび上がらせる。左手前の人物、今にも立ち上がろうとする動きで緊迫感を高める。など光と影による劇的な演出効果と現実感を与える。
*復活後の主と知らず一緒に食事をして、キリストであると知り驚愕する。
*画面は、右の人の左手、左方の人の右ひじ、テーブル上の果物籠らが、突出効果を出し、中央の食べ物は実に丁寧に描かれている。キリストの真正面の席が空いているので、観る人にこの席への臨場感を感じさせている。 -
カラバッジョ1601 go2025「聖母の死」ルーブル美術館所蔵
#2025年、2014年、2007年、2002年 パリ・ルーブル美術館を訪問し鑑賞した
*場面、聖母の臨終に呼び集められた使徒たちが静かに嘆き悲しんでいる。下部に遺体を洗うために盥があり、マグダラのマリアが座り込む。この絵は、腹が膨らんだ躯として描かれたため、聖堂には飾られず、競売にかけられた。各所をめぐりルーブルに収まった。 -
カラバッジョ1602 x「勝ち誇るアモル」ベルリン美術館所蔵
#2007年 ベルリン美術館を訪問し鑑賞した。
*肌の質感表現がすばらしい。その見事さは驚嘆できる。円熟期の傑作です。
*愛は神アモールが勝ち誇った笑みを浮かべて立ち、愛は地上のすべての価値に打ち勝つという意味である.足元には、楽器、書物、武具などが置かれてる。 -
カラバッジョ1602 「聖マタイの霊感」ローマ、サン・ルイジ・デイ・フランチェージ教会
#2015年 ローマ、サン・ルイジ・デイ・フランチェージ教会を訪問し鑑賞。
*マタイが自力で福音書を記述している..上部の子供は天使。絵の視点は仰ぎ見るようないちになっている。 -
カラバッジョ1603 「イサクの犠牲」ウフィツィ美術館所蔵
#2015年、2007年 フィレンチェ・ウフィツィ美術館を訪問し鑑賞した。(2回目)
*背景にのどかな風景を、手前に緊迫した場面を配した構図。人物も多くが半身像。それにより、人物は等身大となり、巧みな明暗法や突出効果があり、観る人を引き込んでいる。
*息子イサクを犠牲に捧げよという神の命に従い、短刀を手にイサクを押さえつけるアブラハムに、神の使いが現れてこれを止めた。アブラハムは意を決したように暴力的な表情と身振りを示し、イサクは恐怖に泣き叫ぶ。イサクの代わりに犠牲に捧げられる山羊が右から顔を出している。 -
カラバッジョ1603 「洗礼者聖ヨハネと聖家族」メトロポリタン美術館所蔵
#2017年 ニューヨーク,メトロポリタン美術館を訪問し鑑賞した -
カラバッジョ1603 「キリストの埋葬」ローマ・ヴァティカン美術館所蔵
#2015年、2007年 ローマ・ヴァティカン美術館を2回訪問し鑑賞。
2.2020年来日予定(展覧会はコロナで中止)
*画家円熟期の傑作。サイズ300x203cmの大サイズ
*この大作は、堂々とした卓抜な人物構成によって最も称賛されてきた。
*右端両腕を高く上げてる人、聖書の場面を貧しい身なりの普通の人で描き、鑑賞者の共感を誘う。また明暗対比で劇的に魅せる。
*カラヴァッジョは、人物の身振りや緊密な構成の観によって観る人を画面に引き込む技術を習得していた。バロック的歴史画を確立。
*視点が低く取られ下から見上げるように描かれた仰角表現。暗闇から人物を浮かび上がらせる明暗対比、埋葬される弛緩した遺体のキリストの足を中心に、人物の手や足が放射状に広がる動的な構図、キリストの足を抱える男の肘や画面下の墓石の角がこちらに突き出している空間ダイナミズム。バロックの醍醐味です。
*光と闇の対比を用いたドマティックな作風は、後にオランダのレンブラントらにも影響を与えた。 -
カラバッジョ1606 「パラフレニーリの聖母」ボルゲーゼ美術館所蔵
#2015年 ローマ・ボルゲーゼ美術館を訪問し、鑑賞した。
*蛇は異端の象徴、これを聖母子が踏み、撃退するというカトリック改革期の主題。
リアルな動きを見せる蛇に注目。左の赤い衣装がマリア、右の老女がその母として描かれている。 -
カラバッジョ1607 「ゴリアテの首を持つダヴィデ」ウイン美術史美術館所蔵
#2007年 ウィーン,ウイン美術史美術館を訪問し鑑賞した。 -
カラバッジョ1607 「ロザリオの聖母」ウイン美術史美術館所蔵
#2007年 ウィーン,ウイン美術史美術館を訪問し鑑賞した。
**ロザリオ信仰はドメニコ会を中心にカトリック改革期に盛んになった。左に聖ドミニクスが聖母から渡されたロザリオをもち、民衆が争って手を伸ばす場面。 -
カラバッジョ1607 「荊冠のキリスト」ウィーン,美術史美術館所蔵
#2007年 ウィーン,ウイン美術史美術館を訪問し鑑賞した。 -
カラバッジョ1608 「マルタ騎士団員の肖像」フィレンチェ・パラティーナ美術館所蔵
#2015年、2007年 フィレンチェ,パラティーナ美術館を訪問し鑑賞した。 -
カラバッジョ1608 「眠るアモール」パラティーナ美術館所蔵
#2015年、2007年 フィレンチェ,パラティーナ美術館を訪問し鑑賞した。
**愛の神アモールが眠るということは 情熱が抑えられて理性が起きることを示し、騎士にふさわしい禁欲の美学を表している。 -
カラバッジョ1608 「鎧姿のアロフ・ド・ヴィニャンクールとその小姓」ルーブル美術館蔵
#2025年、2014年、2007年、2002年パリ・ルーブル美術館を訪問し鑑賞した。
**フランス人の騎士団長は、マルタ騎士団の黄金時代を築いた有能な人物。カラヴァッジォを歓待し、騎士にすべく努力した。 -
カラヴァッジョ1609 〇「洗礼者ヨハネの首を持つサロメ」ロンドン・ナショナルギャラリー蔵
#2018年 ロンドン旅行時にLNGを訪問・鑑賞した
**処刑人の右手の表現は見事な短縮化である。 -
以下は現地訪問も未だできず。
カラヴァッジョ1593-98 ▽xx「アレキサンドリアの聖カタリナ」マドリッド・ティッセン・ボルネミッサ美術館所蔵
*未だ観れてませんが。
**カラヴァッジォの自信作。堂々たる人物表現である。
*背景の壊れた車輪や剣は、聖カタリナの象徴的なモチーフ。車に括られて引き回す処刑を受けたカタリナが、車に触ると車輪は壊れた。その後、剣で殺された。 -
カラヴァッジョ1594 X「いかさまトランプ師」USAフォートワース、キンベル美術館所蔵
*未だ観れてませんが。
**左側、裕福で純朴な若者が、二人のイカサマトランプ師に騙されている。三人の心理が見事に表現された風俗画。この絵がデル・モンテ枢機卿に見出される契機となった。
*手前と奥の男が、青年をだまそうとしている。 -
カラヴァッジョ1595‐96 xx▽「聖フランチェスコと天使」アメリア・コネティカット州ハートフォード、ウォズワース・アスィニアム美術館所蔵
*未だ観れていませんが。
*天使も聖人も穏やかな顔つきをしており、後々カラヴァッジォ作品には見られない優美な姿を見せている。
*ヴァランタンの勧めに応えて、宗教画の制作に取り組むことになった。その転機になった作品が「聖フランチェスコの法悦」である。この絵は、天使の腕に抱かれながら、回心のエクスタシーに耽る聖フランチェスコを描いたもの。この絵のおかげで、カラヴァッジオは一躍、ローマの一流画家との評判を勝ち取ったのである。 -
カラヴァッジョ1596 x「果物籠」ミラノ,アンブロシアーナ絵画館所蔵
*未だ観れていませんが。
*枯れた葉と生葉がそれぞれ、生と死を表す。イタリア美術史上最も優れた静物画と言われてる。
*籠から飛び出るように盛られた果物が、遠近感をを強調してる。 -
カラヴァッジョ1601 『聖ペテロの磔刑』ローマ,サンタ・マリア・デル・ポポロ教会所蔵
*未だ観れていませんが。
:逆さ十字架の刑に処せられた聖ペテロ。光を背にあてて黙々と働く男たちは、労働者。男が背を向け、汚い足の裏を見せている。人物群による構成である。 -
カラヴァッジョ1601 ▽「聖パウロの回心」ローマ,サンタ・マリア・デル・ポポロ教会所蔵
*観てない、ポポロ教会前まで行ったが、時間なく。
*ダマスカスへの途中での -
カラヴァッジョ1600 ▽xx「洗礼者聖ヨハネ」スイス,バーゼル,バーゼル美術館所蔵
*未だ観れていませんが。 -
カラヴァッジョ1601 「ダマスカスへの途中での聖パウロの回心」ローマ,サンタ・マリア・デル・ポポロ教会所蔵
*観てない。ポポロ教会前まで行ったが、時間なく。 -
カラヴァッジョ1602 x「キリストの捕縛」アイルランド国立美術館所蔵
*未だ観れていませんが。
*題材:キリストを捕えにきた兵士を連れ、誰がキリストかを知らせるためにキリストに接吻するユダ。左端の弟子ヨハネは上着を残して逃げ去ろうとする。右端でカンテラを持つのは画家の自画像。 -
カラバッジョ1602「洗礼者聖ヨハネ」ローマ・カピトリーノ美術所蔵
#まだ未訪問。美術館前広間で行ったが、残念!
*こちらも円熟期の傑作です。
*牧羊を抱いて微笑む裸の少年には、杖や椀といった洗礼者ヨハネの持ち物がなく、画面左下に薪が見える。救われたイサクか?
*ドーリア・パン・フィリーノ美術館にコピーがある(2015年に訪問) -
カラヴァッジョ1601-02 x「聖トマスの懐疑」 107 x 146 cm ポツダム、サンスーシ宮国立美術館所蔵
*ポツダムに旅行したが、観ていない。
*キリストの復活を聞いても、キリストの傷口に指を入れるまで信じられないと言ったトマス。恐る恐る指を差し込んでいる。 -
カラヴァッジョ1602 『キリストの捕縛』ウクライナ,オデッサ美術館所蔵
*観たことない -
カラヴァッジョ1604 xx「荊冠のキリスト」イタリア,プラート,アルベルティ宮殿所蔵
*未だ観れていませんが。 -
カラヴァッジョ1604 xx「洗礼者聖ヨハネ」USA,カンザスシティ,ネルソン・アトキンス美術館所蔵
*未だ観れていませんが。
*月光に照らされたような明暗の劇的な対比が素晴らしい。 -
カラヴァッジョ1606 xx「瞑想する聖フランシスコ」イタリア,クレモナ美術館所蔵
*未だ観れていませんが。 -
カラヴァッジョ1606 X「ロレートの聖母」ローマ,サンタゴスティーノ教会所蔵
*未だ観れていませんが。
*アドリア海沿いの町ロレートは、13世紀にナザレから聖家族の家が飛来してきた聖地とされ、巡礼地として人気が高い。聖母子の姿は神々しく神秘的。 -
カラヴァッジョ1605‐06 「瞑想の聖ヒエロニムス」スペイン,モンセラー,モンセラー修道院美術館
*未だ観れていませんが。 -
カラヴァッジョ1607 ▽xx「キリストの鞭打」フランス,ルーアン美術館
*未だ観れていない -
カラヴァッジョ1607 x「聖アンドレの磔刑」USA,クリーヴランド美術館所蔵
*未だ観れてない
*全てが静止する死の瞬間を描く。 -
カラヴァッジョ1607 ▽xx「7つの慈悲の行い」ナポリ,ピオ・モンテ・デラ・ミゼリコルディア教会所蔵
*未だ観れていませんが。
*7人の貴族によって1601年に設立された同信会が、聖堂に設置するために注文した大作。7つの慈悲行為が一つの画面に描かれる。
*画面右では「食べ物を与える」と「囚人を見舞う」行為、「水を与える」は左奥で水を飲むサムスンによって、「衣を与える」と「病人を見舞う」は左手前のマルティヌスにより、左端で「宿を提供」右奥で「死者を埋葬する」場面が描かれてる。 -
カラヴァッジョ1607 xx「キリストの鞭打」ナポリ,カポディモンテ国立美術館所蔵
*未だ観れていない
*衝撃を与えた暴力性と明暗の劇的対比画像。堂々とした肉体のキリストが闇から浮き上がり、二人の刑吏に苛まれる。手前の暗がりには刑吏が笞打ちの笞を作っている。 -
カラヴァッジョ1608 「書き物をする聖ヒエロニムス」ヴァレッタ,マルタ大聖堂美術館所蔵
*未だ観れていませんが。 -
カラヴァッジョ1608 xx《聖ルチアの埋葬》 シラクーサ・、サンタ・ルチア・アル・セポルクロ教会所蔵
*未だ観れていませんが。 -
カラヴァッジョ1608 X「洗礼者聖ヨハネの斬首」ヴァレッタ,マルタのサン・ジョヴァンニ大聖堂美術館蔵
*最大作品 361X520cmで、かつ最高傑作。
*未だ観れていない
*洗礼者ヨハネは騎士団の守護聖人であり、彼がヘロデ王の命で斬首される光景である。処刑人が一太刀で切れなかった洗礼者の首を切り離そうと小刀を抜いている。
盆を持つサロメ、隣の房の囚人が注視してる。
*画家が入念に構想し、精魂込めて描き上げた絵は、褐色が基調色、調和とスケールの大きさをもつ。広大な空間に静かな悲劇的感情が満ちた記念碑的大作である。 -
カラヴァッジョ1609 x「ラザロの蘇生」 シチリア、メッシーナ美術館蔵
*未だ観れていない
* -
カラヴァッジョ1609 ▽「洗礼者の首を持つサロメ」マドリード,マドリード王宮所蔵
*未だ観れていない
*諦めにも似た静寂の処刑。 -
カラヴァッジョ1609 ▽「羊飼いの礼拝」シチリア,メッシーナ美術館所蔵
*未だ観れていない。 -
カラヴァッジョ1610 x「聖ウルスラの殉教」ナポリ、パラッツォ・ツェヴァロス・スティアリアーノ美術館所蔵
*未だ観れていませんが。
*カラヴァッジョ晩年様式の極致と言われる作品。最も暗く激しい筆致。
*場面は胸に矢を受けた聖女と、矢を放ったフン族の王アッティラが対峙してる。 -
アルテムジア・ジェンティレスキー1640 〇2016「舞悛のマグダラのマリア」バルベリーニ宮国立美術館所蔵
*2016年「カラヴァッジョ展」(国立西洋美術館)で来日
*ローマ旅行時に、バルベリーニ宮国立美術館を訪問した -
オラツィオ・ジェンティレスキ1618-21 ◎2016「スピネットを弾く聖カエキリア」ウンブリア国立美術館(ペルージャ)所蔵
*2016年「カラヴァッジョ展」(国立西洋美術館)で来日
-
オラツィオ・ボルジャンニ ◎2016『ダヴィデとゴリアテ』マドリード・王立サン・フェルナンッド美術アカデミー美術館所蔵
*2016年「カラヴァッジョ展」(国立西洋美術館)で来日 -
カルロ・サラチェーニ1620 〇2016「アッシジの聖フランチェスコ」ローマ・バルベリーニ宮国立古典美術館所蔵
*2016年「カラヴァッジョ展」(国立西洋美術館)で来日
*ローマ旅行時に、バルベリーニ宮国立美術館を訪問した -
グエルチーノ1618 〇2016「手紙に封をする聖ヒエロニムス」バルベリーニ宮国立美術館所蔵
*2016年「カラヴァッジョ展」(国立西洋美術館)で来日
*ローマ旅行時に、バルベリーニ宮国立美術館を訪問した -
グエルチーノ1650 ◎2016「ゴリアテの首を持つダヴィデ」国立西洋美術館(東京)所蔵
*2016年「カラヴァッジョ展」(国立西洋美術館)で出展 - -
シモン・ヴーエ ◎2016『ゴリアテの首を持つダヴィデ』ボルゲーゼ美術館所蔵
*2016年「カラヴァッジョ展」(国立西洋美術館)で来日
*2015年ローマ旅行時に、ボルゲーゼ美術館を訪問・鑑賞した -
シモン・ヴーエ1621 〇2016「ゴリアテの首を持つダヴィデ」ジェノバ・ストラーダ美術館
*2016年「カラヴァッジョ展」(国立西洋美術館)で来日 - -
ジョヴァンニ・フランチェスコ・グエリエーリ ◎2016『悔悛のマグダラのマリア』ファーノ」ファーノ貯蓄銀行財団サン・ドメニコ絵画館
*2016年「カラヴァッジョ展」(国立西洋美術館)で来日 - -
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール ◎2016『煙草を吸う男』国立西洋美術館所蔵
*2016年「カラヴァッジョ展」(国立西洋美術館)で出展 -
タンツィオ・ダ・ヴァラッロ??? 〇2016「長崎におけるフランシスコ会福者たちの殉教》」ミラノ・ブレラ美術館
*2016年「カラヴァッジョ展」(国立西洋美術館)で来日
*ミラノ旅行時に、ブレラ美術館を訪問した -
チゴリ1607 〇2016「エッケホモ」パラティーナ美術館・フィレンチェ所蔵
*2016年「カラヴァッジョ展」(国立西洋美術館)で来日
*フィレンチェ旅行時に、パラティーナ美術館を訪問した -
バルトロメオ・マンフレーディ1618 ◎2016『ユディトと侍女』フィレンチェ・ガレリア・コルシーニ
*2016年「カラヴァッジョ展」(国立西洋美術館)で来日 -
ヘリット・ファン・ホントホルスト ◎2016『キリストの降誕』ウフィツィ美術館所蔵
*2016年「カラヴァッジョ展」(国立西洋美術館)で来日
*フィレンチェ旅行時に、ウフィツィ美術館を訪問した
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