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房総に春が来たーその2<br /> 私が学業を終えて最初に入った会社には、とても面白い話をしてくれる先輩がいて、仕事の合間にいろいろな話を聞いた。今でもそれらの多くを覚えていて、事あるごとに思いだすから、私は、多くの影響を受けたことになる。<br /> 例えば、人を7度(たび)どころか、7度の7倍許しなさい、とか、逆説的に私を戒める結果にになった話しとしては、人に嘘つくときは、その前に99の真実を語りなさいとか、人のものをかすめとるときは、そのことが報道されて、「馬鹿なやつ」、「哀れなやつ」といわれないように、数千万円や数億円の悪はするな、するときは二けたの億を超える悪をしろ、とか、まっとうな話としては、毎日、自分の感性をみがきなさいとか、感性を磨くために、毎日、同じ時刻、同じ道、同じ電車、同じ車両、同じドアという風に、毎日、同じことを繰り返すのではなく、少しずつ自分の行動を変えて、何か、心に響く新しい感激を見つけなさい、とかの話を聞いた。<br />感激は、光り輝く異性でも良いし、周りに何もないところで、コンクリートの裂け目から生え出、一所懸命生きている小さな花でも良いし、ふと立ち寄った食堂で出会った一品のおいしい料理でも良いし、浪打ち寄せる浜辺の上昇気流にのって、ひとり空高く舞い上がるトンビの姿でも良い。道を進むにしたがって、あちこちに現れる菜の花畑でもよい。まっさかりになると、輝いている黄色になり、それが絨毯のように広がっているのは、遠くから見てもきれいだし、近くによれば、車を少しの間とめて、写真に収めたくなる。<br /> 私は、自分の心を感じたいということで、何年もかけて、非指示型カウンセリングを学び、自分の心の動きとか心に感じていることを、口に出して、自然に人に話せるようになった。まだ、残念なことに人としては、自分の心に起きていることを、直截に口にし、行動するよりは、頭で理解したり、知っていることを話すことが多い私ただけど、今でも、感性を磨こうという気持ちは変わらない。特に旅にでればなおさらそうだ。ただ、カウンセリングを学ぶときは、きちんとした指導者について学ぶ注意が必要だと思う。<br /> 旅、というのは、その感性を磨いたり、見たもの、聞いたもの、触れたもの、味わったもので、自分の心に何が響いたか、感じ取るには、すご~く良い機会を与えてくれる。<br /> 料理もそうだね、料理は、愛情と感性と創造と段取りと、全体の進行管理が必要な行為だね。何が旬の素材で、それで創ると家族が喜ぶ料理が何かとか、それに自分の工夫をちょっと加えると、さらにおいしくなるとか、日本の女性って、創造士だし、調理の技工士、夕飯とかのプロジェクトのプロジェクトマネージャーだと思う。しかも、料理中にチャイムがなったり、電話がかかってきたり、子供が泣いたり、いろいろなことがおこるから、その都度、ガスやIHを消したり、料理が焦げないように、とか、いろいろな管理が必要になり、結構、進行管理を、結構上手にこなしている。<br />今、旅行業界向けの新しいサービスの企画書をつくり、事業化アイデアをまとめているけど、そこで使う私の能力は、料理で使う能力と近似のものと思う。料理を創造的に出来る人は、仕事も創造的に出来るのではないかと思う。第一、仕事の上での画期的なプランは、めったにないけど、料理の画期的なプランは、毎日あるし、挑戦できるし、結果の評価はすぐわかるのだ。<br />旅行業界向けサービスって、そんな取組できるのかって?うん、航空会社の業務は、旅客、空港(運送)、貨物、整備補給、運航、客乗のシステムまで、開発をやっていたときがあった。古い知識なんて役に立たない時代だけどね。ただ、国際の共通の規則でやっていることは、そうそう変わらないのだ。アジアの3つの航空会社の旅客システムコンサルもしたことがあるし、内外のいろいろな会社の要請で、日本や海外(主に中国)の空港建設の国際入札にも参加したことがあるし、某航空機製造会社の納入航空機のおまけになる整備補給システム国際入札にも参加したことがある。まあ、できることは、何でも挑戦したんだ。<br />私の料理は、創造力と感性をみがくためでもあるので、時短料理はあまりしない。まず、冷凍食品は、使わない。時間を料理に避けないお母さんたちも多いから、良いとか、悪いとかの問題ではないんだ。魚も、オフィスの近くでは、まるごと氷水につけられて売られることが多いから、魚は、さばきからやることが多い。魚の臭みを残さないようにしなければならないし、身を固くすることなく、味がつくよう、いろいろな工夫や時間管理が必要なのだ。<br />そういえば、私の週半分のオフィス暮らしは、今はやりの「田舎暮らし」を先取りしたような生活で、だいたい、仕事で会うお客様は海外にいてめったに会いに来ないし、会議があれば、電話かウェブ会議だし、どうしても出かけなければならない場合を考えて、高速道路の入り口に近い場所に土地を買い、海ほたるを渡ると、渡橋料金が800円で、電車で都会にでるより、早く、安く出られるのだ。羽田と成田の空港にも40分ほどで行けるのだ。<br />今頃の時期からおおよそ半年は鶯の鳴き声がほぼ毎日聞けるし、夏になると、よく道路を渡るキジを見かけるし、夜は、ときどき、イタチやタヌキも見かける。<br />買い物に道の駅に行けば、行き帰りは、あちこちに菜の花、さくら、もくれん、その他の花がいっぱいだし、のどかに走る小湊鉄道と菜の花を挟んで、並走もできる。<br />週一に、道の駅に行き、ちょっと前は、菜花とか、ゴボウとか、キノコとか、今は、竹の子とかの多くの朝どりの野菜が手に入り、野菜がおいしく食べられる。魚は氷桶に入った新鮮な魚が、まるごとに買える(多くのお母さん方はキッチンが汚れるのと手が臭くなるので好まないけどね。魚は、オフィスで調理して家に持ち帰る)。スーパーにも近隣の農家のコーナーがある店が多く、そこででも朝どりの新鮮な野菜と規格落ちの野菜が安く手に入る。<br />朝暗いうちは、仕事をし、外が明るくなったら、少し身体こなしに庭仕事をしながら鶯と鳴き声の協奏をし、調子が出たところで食事をする。今日は、昨日、道の駅でかった竹の子の料理とトン汁だ。<br />家事をする男なんか高給取りの仕事はないさ、といわれそうだけど、今の私のライフスタイルは、月に10時間程度働けば、家族中心の自分らしい生き方をして、楽しく生きていける(ただし、ワイフの生活費は、ワイフもちだ)。しかも、一流の会社の看板を掲げることなく、宣伝もすることなく、個人の名前で世界中から、人伝手で、仕事が来る。人生で、人脈を大切にしてきた結果だ。<br />私のつきあいの「大事」は、赤ちょうちんでお酒を飲むことではなく、ワイフを巻き込んで、仕事のパートナーとか、お客様とかと家族づきあいをするのが、日本の他の人と変わっているところだ。この間も、日本のパートナーと互いの連れ合いを交えての昼食会をした。ワイフも、初対面のパートナーの連れ合いが気に入ったみたいだ。その奥様は、大学で旅に係る講師をしている位の旅の専門家だ。<br />つい今週は、高校時代の同窓会があって、友人に言われた。「酒も飲まないで、よく酒の席で退屈しないね。」全然、問題ない、ワイフの代わりに義母の介護に行った時も、義母の話を6時間近く聞き続けて、義妹らに感心されたことがある。何回同じことを聞かされても、決して疲れることもないし、自分の心の中に、「朝から同じことを何回話すんだ」という思いは生じないし、生じれば、自分で気づくので、そうした自分をリラックスさせる方法を知っている。<br />最近は、ワイフの旅の仲間の人数が不足しているときとか、部屋に空きがあるとき、「一緒に行く?」とワイフが声をかけてくれるようになった。但し、旅の仲間が「うん」と了承してくれる必要があるけどね。また、旅行中に絶対に物知り顔で旅の話をしないでとの条件がつくけどね。まあ、ワイフの旅の仲間には3組あって、そのどの組とも、普段から、多少の付き合いはあり、そのうちの多くの人は知っている。米国、カナダ、オーストラリアのビザなし認可の申請をしたり、TRANSITで仮入国したり、海外で落ち合うときの手引きをつくったり、帰国便の席が、まだ、隣り合う席になっていないとき、日本でオンラインチェックインをして、現地発の飛行機の席を確定するとき、私が遠く日本で手続きしているのを少しは知られているし、万が一のときは、助けに行くとワイフにいってあるし、いろいろと黒子役で、ワイフの下働きをしているからだ。去年は、そのうちの一人を訪ねてワイフと九州に行ったけどね。今年もその方の阿蘇の別称にワイフともども誘われている(ワイフの付録だけどね)。<br />日本には四季という季節の移り変わりがあり、例えば、同じ棚田でも、冬の棚田、春の棚田、夏の棚田、キャンドルの明かりがいっぱいの夜の棚田、雪景色の冬の棚田と、季節により、同じ棚田が、違った感激を与えてくれる。そういう感激を大切にしたい。<br />今年2度目の房総の旅は、旅の最初の日の早朝にワイフがオフィスに訪ねて来て、ワイフの車をオフィスに置き、すぐに私の車、私の運転で旅を始めた。<br />ワイフは、娘を駅まで送り、その足で、オフィスまできたのだ。ただ、朝の6時とか7時の時間帯は、少しの時間のずれでも、渋滞の状態が大きく変わり、ワイフは、大変な渋滞に巻き込まれたといっていた。確かにかなり時間が余分にかかっていた。<br />車には、初日の最終目的地である鴨川グランドホテルをセットし、途中よる所を寄る順番に、いすみ市付近を中心に清水寺(千葉県)、農園カフェーライステスカフェ。房総の宿「かのか」、昼食の場所かねたか‐ご当地グルメの伊八料理、そして、鴨川グランドホテルの順にナビで目的地、立ちより地をセットした。<br />今回は、どちらかというと、私がまだ行ったことがないいすみ市を中心に予定を立てた。<br />いすみ市は、私のオフィスからは、それほど遠くない。車で1時間以内でいける。<br />旅の行き先を決めるときは、日本のいろいろなサイトを調べるけど、最後に候補を絞り込むときは、多くの場合、トリップアドバイザーがどういっているか調べてから決める。日系のサイトは、どうもバイアスがかかっていそうな気がして、単純には、信じられないのだ。米国なんか、検索の結果をどのように表示するかで広い意味での旅行業界で裁判があり、司法の判断が出た業界もあるくらいで、バイアスがかかった表示は、許されない土壌があるのだ。<br />今回のように市の観光サイトから、市が力を入れている地元の料理とか、地産地消の店とか、テレビなどから仕入れたお勧めの場所とかをメモしてあるPC内のファイルなどから行き先を決め、一般のサイトにはアクセスしないで、行き先を決めるときもある。ただ、TVも結構、いろいろなバイアスがかかっていると思うので、全国の市ごとに得た情報は記録しているけど、鵜呑みしているわけではなく、自分の感性で何かを感じることがあればそれで良いと思っている。ワイフも自分が気に入れば、同じところに何度もいくのだ。<br />今回も2日目に千枚田に行ったけど、先回の2月の寒々とした千枚田ではなく、千枚田で車を停めたとき、ワイフが「あっ、カエルが鳴いている!」といい、わたしも「カエルだ!」といった。田には水がはられていて、あちこちからのどかにカエルの鳴き声が聞こえて、「春」を醸し出し、同時に、子供のころ、田んぼでカエル、どじょう、タニシ(年齢がわかる生き物だ。今は、多分絶滅している。)を追いまわしたり、とったりした思い出が浮かんできた。水をはった春の勢いがある千枚田も、良いよ。2月の千枚田より人が多かった。<br />今回の行き先の設定は、おおよそ近い順からだけど、お昼を食べる場所を訪れるのは、お昼に近い時間にしたいので、その前後は、必ずしも近い順にならない。また、必ずしもきれいなお店とか、瀟洒な建物とかには、こだわらない。お金をかけるときと、お金をかけない時に分け、お金をかけないときは, かけないでも楽しそうな、また、居心地が良さそうな場所を、私の嗅覚を信じて、行き先を決める。道順をセットしたあと、もちろん、道順に若干、順序の入れ替えをすることもある。<br />  今回は、最初の清水寺は、良かったのだけど、2番目のライステラスカフェで失敗した。週末だけの営業ということで、カフェには誰もいなかった。たまたま、出会ったカフェの人に話を聞き、風変わりなトイレ(私のオフィスの近くには、世界一大きな女性用トイレもある)とか、宿泊施設を見て過ごし、次の目的地に向かうところから、もしかして、時間的にお昼までにかねたか(日に3食だけのメニューを予定していた)に着けないかもと予定を変えたところから、予定が狂いだし、仕方がないので、房総の宿「かのか」をパスし、海辺のドナーに昼食処を変えた。ドナーにはお昼をとうに過ぎて着いたのに、席がないという、待っていただいても、2時半を過ぎるかもしれない、ということだったけど、必死にお願いして、席の空くのを待つことにした。予約したら呼び出しベルを手渡してくれた。でも、呼び出しベルはすぐに鳴った。予約した1組のお客様がこられなくなったんだそうだ。<br />  ドナーは予定していなかったのだけど、人気のある店なのだ。店もきれいだし、食事もおいしかった。食事のあと、ワイフと意見が一致したのが、他もおいしかったけど、「サラダが特においしかった」という点だ。 地産地消のお蔭かな。ドレッシングが何のドレッシングなのか聞き忘れたけど、自己主張をせず、野菜をしっかりと引き立て、おいしかった。<br />  テーブル席がなかったので、カウンター席に座ったけど、ガラスに仕切られた先は、調理場で、料理をする私には、魚の焼き方にすごく興味がわいた。<br />  予定を変更したので、立ち寄らなかったのは、房総の宿「かのか」だ。「かのか」には宿泊の予定はしていなかったけど、外からながめ、来年はここに来ようとワイフにいうためにたちより計画に含めたのだ。<br />  昔、母と父の順番にみとり看護を長兄夫婦が行い、特に義姉に大変お世話になったので、お礼に九州の熊本の湯布院と黒川温泉巡りを案内させてもらったことがある。義姉に旅の希望を聞いたら、乳がんで手術をした痕があるので、内風呂以外には入らない、というので、部屋に露天風呂がある宿を湯布院と黒川温泉で探し、そこに行った。ワイフの実家にも立ち寄った。<br />  房総の宿「かのか」も、3室しかない各部屋には露天風呂がついていて、部屋数が少ないこともあって、いつも満室ということで、予約を取る前に、ワイフの希望を聞いておきたかったのだ。旅は、楽しい方がよいからね。ドッキリ旅とか、ミステリー旅も何度かしたけどね。堅実な旅も必要なのだ。ワイフの2度目に退職日があと数年でくるので、そのときは、また、とびっきりのお祝い、びっくり旅を企画しよう。<br />3月の鴨川グランドホテル1泊2日の旅行は、このところ毎年いっているけど、ワイフとのルールに従い、今回も言いだしっぺの私が費用負担者なので、旅行が始まる前に泊まる所、訪ねるところについてワイフの希望を聞いた。びっくり企画ではないからだ。<br />私たち夫婦は、結構、毎年、同じところを訪ねることも多い。同じところを何回となく訪ねて、訪ねることに毎回違ったところを見つけるとこも旅の楽しみのひとつだ。<br />今年、帰途に道の駅潮風王国の花摘み畑を訪ねた区画は、いつもと同じ区画、今年は、おっちゃんがいて話をしたけど、おばちゃんのことを聞いたら、道路よりの店にいるという。車にもどるとき、声を掛けようと思ってお店を見たけど、見当たらなかったけどね。知っている人が元気にしていることだけでもうれしい。大事にしたい感性のひとつだ。<br />ワイフが旅の途中で、「今年の旅、ありがとう」というから、「2月14日のチョコレートのお返しさ」といった。出かける前に、今年も、大山の千枚棚田と南房総の「だいぼ」にいきたいとワイフがいった。房総の旅のはなつみは定番だ。<br />2日目の道順は、鴨川グランドホテルを出て、大山の千枚棚田、館山のだいぼ、千倉の潮風王国の順にまわることにし、帰路は、少し遠回り館山ちかくまで戻り、房総半島の内陸部を横切り、私のオフィスに戻ることにした。今回は、保田の道の駅には寄らないからだ。ワイフは、21日が休みなので、オフィスにさらにもう一夜泊まり、家に戻るという。その代り、私は、その週末は、家に戻らないで、次の週に家に戻ることにしたにした。<br />日本国内の旅先は、季節を変えて年に何回も行くことがある。ただ、数年ごとに、旅先が変ってきた。<br />  かなり昔は、同じところというより、秘湯の会の会員の秘湯の湯めぐりをし、北の北海道から始まって、東北の秘湯の湯の会員旅館を訪ね、関東、中部、北陸まできて、その後、秘湯めぐりは途絶えた。でも、道の終わる所、山奥の辺鄙なところ、途中で鹿や猿など見かけたところ、桃の花が咲き乱れるところなど、多くの秘湯が記憶に残った。<br />  その後は、甲子温泉の大黒屋(秘湯の湯のひとつ)を毎年訪ね、さらに、山梨県の神の湯(女将が宿泊客の部屋を挨拶訪ねる印象が残った宿)を訪ね、あいまに山梨県の八ヶ岳高原ロッジ(ものすごく広い敷地に別荘地、宿がある、を訪ね、何度も鹿の姿を見かけた。ワイフの友人が働いていた)、最近は、八ヶ岳高原ロッジと千葉県の鴨川グランドホテル(部屋から太平洋を一望)を訪ねることが多くなった。そして、多分、来年からは房総の「かのか」を訪ねる。<br />そういえば、私の後輩にも面白い人がいて、ほんとうかどうかわからない話を、話の途中でぽろっとする人がいて、いわく川の川上に向かって、左側か右側かに表示されている川の名前は、漢字で、その反対側は、ひらがなだ、だからこの知識で河川名を見れば、川の上流と下流がすぐわかるとか、国道と決められた道には、例え建設予定地も法律で定められた距離ごとに、公衆電話の設置義務があり、例えば、建設予定地になっていれば山の中でも公衆電話がある、とかね。甲子温泉の大黒屋は、国道の行き止まりにある秘湯の湯だったので、その秘湯の湯に行く毎に、その話を思い出していた。冬の雪にうずもれる山の中に公衆電話が本当にあるのかね、鹿かなんかが利用者かね、とね。<br />私が、人にする話は、多くは飛行機の話だ、話をするのは、飛行機の翼端が地上にいるときと、空中にいるときでどのくらい(何メートル)しなるとか、禁止された飛行をした事例を除けば、飛行機は飛行中に空中分解した事故はないとか、エンジンが飛行中に全停止したら、どうなるかとか、小型機では、巡航高度になったら、空いている席に移動しても良いけど、着陸時には、また、元の席に戻ってくださいと言われるのは、何故かとか一番揺れる場所はどこかなどね。昔、太平洋上で緊急着水した飛行機で乗客全員が助かった例があるとかね。まだ、沢山あるけどね3<br />飛行機については、私より面白い話をする人がいて、本来宙返りしない設計になっている飛行機(旅客機ではない)が突然飛行中にひっくりかえり、操縦士が必至でいろいろなことをやっていたら、突然飛行機が、また、もとに戻って生還できたとか、飛行中に落雷があったとき、火の玉が機首方向から尾翼方向に走って行ったとか(私の落雷の経験は2度あったけど、火の玉の移動は見たことはない)、本人が観て来たような話をする人がいた。その人の十八番も沢山あった。<br />私は、目の前に広が大きく開けた風景を見るのがと大好きだ。だから、飛行機に乗ったときは、巡航高度から高度を下げ始め、3,000メータ位になって、地上のものが見分けできるようになると、着陸まで、窓から外を見続けることがある。<br /> 地上では、地上の展望台から、遠くにかすむ里を眺めるとか、海に面した断崖から水平線とおぼしき、海の果てまで目を凝らしてみるのが好きだ。まるで芥子粒のような漁船が、遠くから少しずつ近づき、ついには、その大きな姿が目の前に現れるまで、飽きることなく見続けてしまう。<br />  昔、英語を良く話すマサチューセッツ工科大学卒業のフランス人がいて、私がパリに行くと、彼の愛車のシトロエンで、週末いつもパリ郊外のお城めぐりをしてくれた。私が日本人は、地平線を知らない、と言ったら、視野の広い郊外を走っていたとき、見ていてご覧、これから教会が遠くに見えてくるから。まず、塔の先端が見え、屋根が見え、それから教会の全体が見えるよ。地球が丸いからだ、とね。この話も私の先輩や後輩の話と同じだ。フランスの郊外って、結構、なだらかな起伏があるものね。でも、少し、心の隅の疑いを感じながら、美しい教会の遠景を見るのは楽しいよね、ドライブに疲れないように、気を配ってくれるのも嬉しいしね。<br />海外で長時間ドライブしたのは、スコットランドかな。<br /> 日本では、十和田湖に一人でドライブにいったことがある。多分、7時間位のドライブだ。<br /> 福島付近で、途中休憩をしたけどね。もちろん、福島での原子力発電所の事故の後だよ。<br />  フランス人との会話に疲れたら、ちょっと政治の話をしたら良いよ、という話も、そのフランスの友人の話だ。フランス人は、政治の話を始めると、そばにいる異邦人は、そっちのけに、議論を続けるというのだ。これは、確かにそうだった。<br />  見渡す限りの青い空とか青い海とか、春霞にかすむ遠くの山々、島々、済む人々の日々の喜怒哀楽がかすかに聞こえてくるような遠くの街々など、しばし、日々の悩みから解放してくれる。<br />  なので、今回の旅では、波打ち際に建てられたホテルの部屋の海に面した敷居から天井近くまでの、それも、部屋の横幅いっぱいの全面のガラスまどから、視野いっぱいの海が観られる宿に泊まった。それで、旅のテーマひとつは、「視野いっぱいの遠景」にした。<br />  このテーマは、宿泊予定のホテルでも、ホテルからそう遠くない大東灯台でもかなったし、2日目に立ち寄った館山の食堂「だいぼ」でもかなうし、少し平凡だけど、千倉の潮風大国でもかなう。私の心に視野いっぱいの遠景を入れ、こころのあちこちにたまった日常のよどみを吐き出した。<br />  だいぼには、結構、昼食時間を過ぎて着いたのだけど、やはり、人がいっぱいだった。<br /> 勝手に中に入り、空いている席に座った。外のテーブルには、空席がなかった。席についてから忙しく動き回っている店の人に、メニューをお願いし、その後、さらに食事を注文し、そして、各自が自由にとれる副菜コーナーに行き、煮魚他をとって、メインの食材が来るのを待った。<br />  大体、副菜だけでも結構な食事になるのに、ワイフが注文した荒煮は、結構おおきなお鍋にいっぱいに来た。私は、朝の水揚げ魚のドンブリだ。どちらも漁師の料理としいう感じだね。<br />  今回も、潮風大国によって、花畑でいっぱいのワイフは、ストック、金魚草、キンセンカとかとポピーをかった。まだ、ユリの花の季節ではないけど、我が家には猫がいるので、ユリの花は、いつでも厳禁だ。20日に買った金魚草は、いまだに健在だ、まだ、1週間は持つ。ワイフがこまめに水切りと水の交換、下の方の葉の切り落としをするからだ。<br />  そうこうするうちに、ワイフのハワイ旅行が11月に決まった。これからワイフが姉妹とあちこちの旅行仲間に声をかけ、誰と一緒に出掛けるかを決め、私が同行できるかどうかわかる。その後、5月頃に私の次の旅行先を決める。多分、次の旅行先は、いつもと同じ、ベガスだ。<br />  ヒルトンからは、カリブ海の案内、スイス観光当局からは、スイスの旅のお勧めが、ハーツからレンタカーからは割引案内が来たけど、家族との残りの旅をどこに行くか、意見があちこちに飛んで、まだ、目鼻がたっていない。 アイルランド、ポルトガル、ニュージーランドと話をするたびに話が飛ぶ。<br />  一人旅は、木陰のある海岸で寝そべって本を読み、まどろめれば、それでよい。<br /> 風に吹かれて楽しい夢でも見られれば、私の旅は、それで満足なのだ。<br /> <br />  この3月は、2回も国際電話会議を行い、にいろいろな書類に署名した。その書類のひとつに「私は、セクハラをしません」という書類があった。書類には、セクハラの定義があり、それを理解しての署名を求めていた。これまでに、「米国の機密に係ることをもらしません」という書類や、「米国の連邦法の定めに従い、賄賂を使いません」という書類にも署名している。仕事の契約に際して署名を求められることなので、これまでに複数回の署名をしている書類が多いのだけど、セクハラしないという署名は、初めてだ。<br />他にも署名した書類としては、「国際の標準的な評価以上の効率をもって、コンサルテーションを提供します。」という、1ページに評価項目がびっしりとある書類もある。その代り、これまで23年間の海外との取引で、性別、生年月日、年齢、学歴、肩書、もちろん人種も問われたことはない、メールの2度目の通信から、姓を使わず、性別を憶測させる呼び方をせず、名前か、ニックネームで呼び会う通信をしている。わたしは、「さん」が性、年齢、肩書に関係ない日本の呼び方であることを説明して、日本的習慣として、「何々―さん」を使わしてもらっている。写しアドレスに日本の肩書を知っている日本人が入るときも、日本人と外国人を区別しないで、日本人に肩書をつけてメールすることはしない。<br />  私は、人脈醸成を目的としたプライベートな、第2の木曜日の夜に開催される1業界1社、1社一人、聞いたことを昼間の仕事で触れないという規則の「二木会」を40年以上続けて来たけど、そういう規約でも、部下を連れて来て、「役員!」と呼ばさせないと人前で気が済まない人は、次回開催の案内はしないワンマンを続けてきた。<br />  私たちは、知らないうちに日本的方法にまみれていることもあるので、旅で海外に行った場合は、なるべく、現地の人と会話し、彼らの生き方も、学ぶことにしている。<br /> 会話なんて、話さない限り、いつまでもうまくならない。また、先輩の話なるけど―英語でつまったときは、日本語でつなげ、一所懸命話せば通じる。<br /> ワイフを外国の人に紹介するときも、「私の愚妻」です、なんて決して使わない。だいたい、ワイフが怒る。<br /> 第一、彼女の方が私より稼ぎが良いし、いくつもの国と地方の司法、行政機関から仕事をいくつももらっているのだ。まあ、私の場合、仕事の経費まで入れると、確かに、使っているお金は、見かけ上多いけどね。<br /><br /> <br />この回、終わり。旅先のお店、観光スポットは、インターネットで検索できる名前を使用している。<br />4月1日、国道297号線を市原方面から大多喜まで車で走った。菜の花は満開だね、道路沿い、小湊鉄道の線路沿いともみんな満開だった。桜とのコラボが良い。<br />たけゆらの道の駅には、竹の子がいっぱい売りに出されていた。平日なのに、東京都内の車両番号を多く見かけたし、奥多摩の番号もあった。竹の子は朝売りに出され、お昼前にはなくなることが多い。おいしい、やわらかい、いがみがない。<br />道の駅には、商品点数が少ないため、流通ルートには乗らない草花があるので、一般の店頭には並ばない花を見つけては、オフィスの庭に植えている。開店の9時にはもういる遠方の人は、朝、家を何時にでているのだろうかね。<br /><br /><br />

房総に春が来たーその2

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2019/03/19 - 2019/03/20

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アーサーさん

房総に春が来たーその2
 私が学業を終えて最初に入った会社には、とても面白い話をしてくれる先輩がいて、仕事の合間にいろいろな話を聞いた。今でもそれらの多くを覚えていて、事あるごとに思いだすから、私は、多くの影響を受けたことになる。
 例えば、人を7度(たび)どころか、7度の7倍許しなさい、とか、逆説的に私を戒める結果にになった話しとしては、人に嘘つくときは、その前に99の真実を語りなさいとか、人のものをかすめとるときは、そのことが報道されて、「馬鹿なやつ」、「哀れなやつ」といわれないように、数千万円や数億円の悪はするな、するときは二けたの億を超える悪をしろ、とか、まっとうな話としては、毎日、自分の感性をみがきなさいとか、感性を磨くために、毎日、同じ時刻、同じ道、同じ電車、同じ車両、同じドアという風に、毎日、同じことを繰り返すのではなく、少しずつ自分の行動を変えて、何か、心に響く新しい感激を見つけなさい、とかの話を聞いた。
感激は、光り輝く異性でも良いし、周りに何もないところで、コンクリートの裂け目から生え出、一所懸命生きている小さな花でも良いし、ふと立ち寄った食堂で出会った一品のおいしい料理でも良いし、浪打ち寄せる浜辺の上昇気流にのって、ひとり空高く舞い上がるトンビの姿でも良い。道を進むにしたがって、あちこちに現れる菜の花畑でもよい。まっさかりになると、輝いている黄色になり、それが絨毯のように広がっているのは、遠くから見てもきれいだし、近くによれば、車を少しの間とめて、写真に収めたくなる。
 私は、自分の心を感じたいということで、何年もかけて、非指示型カウンセリングを学び、自分の心の動きとか心に感じていることを、口に出して、自然に人に話せるようになった。まだ、残念なことに人としては、自分の心に起きていることを、直截に口にし、行動するよりは、頭で理解したり、知っていることを話すことが多い私ただけど、今でも、感性を磨こうという気持ちは変わらない。特に旅にでればなおさらそうだ。ただ、カウンセリングを学ぶときは、きちんとした指導者について学ぶ注意が必要だと思う。
 旅、というのは、その感性を磨いたり、見たもの、聞いたもの、触れたもの、味わったもので、自分の心に何が響いたか、感じ取るには、すご~く良い機会を与えてくれる。
 料理もそうだね、料理は、愛情と感性と創造と段取りと、全体の進行管理が必要な行為だね。何が旬の素材で、それで創ると家族が喜ぶ料理が何かとか、それに自分の工夫をちょっと加えると、さらにおいしくなるとか、日本の女性って、創造士だし、調理の技工士、夕飯とかのプロジェクトのプロジェクトマネージャーだと思う。しかも、料理中にチャイムがなったり、電話がかかってきたり、子供が泣いたり、いろいろなことがおこるから、その都度、ガスやIHを消したり、料理が焦げないように、とか、いろいろな管理が必要になり、結構、進行管理を、結構上手にこなしている。
今、旅行業界向けの新しいサービスの企画書をつくり、事業化アイデアをまとめているけど、そこで使う私の能力は、料理で使う能力と近似のものと思う。料理を創造的に出来る人は、仕事も創造的に出来るのではないかと思う。第一、仕事の上での画期的なプランは、めったにないけど、料理の画期的なプランは、毎日あるし、挑戦できるし、結果の評価はすぐわかるのだ。
旅行業界向けサービスって、そんな取組できるのかって?うん、航空会社の業務は、旅客、空港(運送)、貨物、整備補給、運航、客乗のシステムまで、開発をやっていたときがあった。古い知識なんて役に立たない時代だけどね。ただ、国際の共通の規則でやっていることは、そうそう変わらないのだ。アジアの3つの航空会社の旅客システムコンサルもしたことがあるし、内外のいろいろな会社の要請で、日本や海外(主に中国)の空港建設の国際入札にも参加したことがあるし、某航空機製造会社の納入航空機のおまけになる整備補給システム国際入札にも参加したことがある。まあ、できることは、何でも挑戦したんだ。
私の料理は、創造力と感性をみがくためでもあるので、時短料理はあまりしない。まず、冷凍食品は、使わない。時間を料理に避けないお母さんたちも多いから、良いとか、悪いとかの問題ではないんだ。魚も、オフィスの近くでは、まるごと氷水につけられて売られることが多いから、魚は、さばきからやることが多い。魚の臭みを残さないようにしなければならないし、身を固くすることなく、味がつくよう、いろいろな工夫や時間管理が必要なのだ。
そういえば、私の週半分のオフィス暮らしは、今はやりの「田舎暮らし」を先取りしたような生活で、だいたい、仕事で会うお客様は海外にいてめったに会いに来ないし、会議があれば、電話かウェブ会議だし、どうしても出かけなければならない場合を考えて、高速道路の入り口に近い場所に土地を買い、海ほたるを渡ると、渡橋料金が800円で、電車で都会にでるより、早く、安く出られるのだ。羽田と成田の空港にも40分ほどで行けるのだ。
今頃の時期からおおよそ半年は鶯の鳴き声がほぼ毎日聞けるし、夏になると、よく道路を渡るキジを見かけるし、夜は、ときどき、イタチやタヌキも見かける。
買い物に道の駅に行けば、行き帰りは、あちこちに菜の花、さくら、もくれん、その他の花がいっぱいだし、のどかに走る小湊鉄道と菜の花を挟んで、並走もできる。
週一に、道の駅に行き、ちょっと前は、菜花とか、ゴボウとか、キノコとか、今は、竹の子とかの多くの朝どりの野菜が手に入り、野菜がおいしく食べられる。魚は氷桶に入った新鮮な魚が、まるごとに買える(多くのお母さん方はキッチンが汚れるのと手が臭くなるので好まないけどね。魚は、オフィスで調理して家に持ち帰る)。スーパーにも近隣の農家のコーナーがある店が多く、そこででも朝どりの新鮮な野菜と規格落ちの野菜が安く手に入る。
朝暗いうちは、仕事をし、外が明るくなったら、少し身体こなしに庭仕事をしながら鶯と鳴き声の協奏をし、調子が出たところで食事をする。今日は、昨日、道の駅でかった竹の子の料理とトン汁だ。
家事をする男なんか高給取りの仕事はないさ、といわれそうだけど、今の私のライフスタイルは、月に10時間程度働けば、家族中心の自分らしい生き方をして、楽しく生きていける(ただし、ワイフの生活費は、ワイフもちだ)。しかも、一流の会社の看板を掲げることなく、宣伝もすることなく、個人の名前で世界中から、人伝手で、仕事が来る。人生で、人脈を大切にしてきた結果だ。
私のつきあいの「大事」は、赤ちょうちんでお酒を飲むことではなく、ワイフを巻き込んで、仕事のパートナーとか、お客様とかと家族づきあいをするのが、日本の他の人と変わっているところだ。この間も、日本のパートナーと互いの連れ合いを交えての昼食会をした。ワイフも、初対面のパートナーの連れ合いが気に入ったみたいだ。その奥様は、大学で旅に係る講師をしている位の旅の専門家だ。
つい今週は、高校時代の同窓会があって、友人に言われた。「酒も飲まないで、よく酒の席で退屈しないね。」全然、問題ない、ワイフの代わりに義母の介護に行った時も、義母の話を6時間近く聞き続けて、義妹らに感心されたことがある。何回同じことを聞かされても、決して疲れることもないし、自分の心の中に、「朝から同じことを何回話すんだ」という思いは生じないし、生じれば、自分で気づくので、そうした自分をリラックスさせる方法を知っている。
最近は、ワイフの旅の仲間の人数が不足しているときとか、部屋に空きがあるとき、「一緒に行く?」とワイフが声をかけてくれるようになった。但し、旅の仲間が「うん」と了承してくれる必要があるけどね。また、旅行中に絶対に物知り顔で旅の話をしないでとの条件がつくけどね。まあ、ワイフの旅の仲間には3組あって、そのどの組とも、普段から、多少の付き合いはあり、そのうちの多くの人は知っている。米国、カナダ、オーストラリアのビザなし認可の申請をしたり、TRANSITで仮入国したり、海外で落ち合うときの手引きをつくったり、帰国便の席が、まだ、隣り合う席になっていないとき、日本でオンラインチェックインをして、現地発の飛行機の席を確定するとき、私が遠く日本で手続きしているのを少しは知られているし、万が一のときは、助けに行くとワイフにいってあるし、いろいろと黒子役で、ワイフの下働きをしているからだ。去年は、そのうちの一人を訪ねてワイフと九州に行ったけどね。今年もその方の阿蘇の別称にワイフともども誘われている(ワイフの付録だけどね)。
日本には四季という季節の移り変わりがあり、例えば、同じ棚田でも、冬の棚田、春の棚田、夏の棚田、キャンドルの明かりがいっぱいの夜の棚田、雪景色の冬の棚田と、季節により、同じ棚田が、違った感激を与えてくれる。そういう感激を大切にしたい。
今年2度目の房総の旅は、旅の最初の日の早朝にワイフがオフィスに訪ねて来て、ワイフの車をオフィスに置き、すぐに私の車、私の運転で旅を始めた。
ワイフは、娘を駅まで送り、その足で、オフィスまできたのだ。ただ、朝の6時とか7時の時間帯は、少しの時間のずれでも、渋滞の状態が大きく変わり、ワイフは、大変な渋滞に巻き込まれたといっていた。確かにかなり時間が余分にかかっていた。
車には、初日の最終目的地である鴨川グランドホテルをセットし、途中よる所を寄る順番に、いすみ市付近を中心に清水寺(千葉県)、農園カフェーライステスカフェ。房総の宿「かのか」、昼食の場所かねたか‐ご当地グルメの伊八料理、そして、鴨川グランドホテルの順にナビで目的地、立ちより地をセットした。
今回は、どちらかというと、私がまだ行ったことがないいすみ市を中心に予定を立てた。
いすみ市は、私のオフィスからは、それほど遠くない。車で1時間以内でいける。
旅の行き先を決めるときは、日本のいろいろなサイトを調べるけど、最後に候補を絞り込むときは、多くの場合、トリップアドバイザーがどういっているか調べてから決める。日系のサイトは、どうもバイアスがかかっていそうな気がして、単純には、信じられないのだ。米国なんか、検索の結果をどのように表示するかで広い意味での旅行業界で裁判があり、司法の判断が出た業界もあるくらいで、バイアスがかかった表示は、許されない土壌があるのだ。
今回のように市の観光サイトから、市が力を入れている地元の料理とか、地産地消の店とか、テレビなどから仕入れたお勧めの場所とかをメモしてあるPC内のファイルなどから行き先を決め、一般のサイトにはアクセスしないで、行き先を決めるときもある。ただ、TVも結構、いろいろなバイアスがかかっていると思うので、全国の市ごとに得た情報は記録しているけど、鵜呑みしているわけではなく、自分の感性で何かを感じることがあればそれで良いと思っている。ワイフも自分が気に入れば、同じところに何度もいくのだ。
今回も2日目に千枚田に行ったけど、先回の2月の寒々とした千枚田ではなく、千枚田で車を停めたとき、ワイフが「あっ、カエルが鳴いている!」といい、わたしも「カエルだ!」といった。田には水がはられていて、あちこちからのどかにカエルの鳴き声が聞こえて、「春」を醸し出し、同時に、子供のころ、田んぼでカエル、どじょう、タニシ(年齢がわかる生き物だ。今は、多分絶滅している。)を追いまわしたり、とったりした思い出が浮かんできた。水をはった春の勢いがある千枚田も、良いよ。2月の千枚田より人が多かった。
今回の行き先の設定は、おおよそ近い順からだけど、お昼を食べる場所を訪れるのは、お昼に近い時間にしたいので、その前後は、必ずしも近い順にならない。また、必ずしもきれいなお店とか、瀟洒な建物とかには、こだわらない。お金をかけるときと、お金をかけない時に分け、お金をかけないときは, かけないでも楽しそうな、また、居心地が良さそうな場所を、私の嗅覚を信じて、行き先を決める。道順をセットしたあと、もちろん、道順に若干、順序の入れ替えをすることもある。
  今回は、最初の清水寺は、良かったのだけど、2番目のライステラスカフェで失敗した。週末だけの営業ということで、カフェには誰もいなかった。たまたま、出会ったカフェの人に話を聞き、風変わりなトイレ(私のオフィスの近くには、世界一大きな女性用トイレもある)とか、宿泊施設を見て過ごし、次の目的地に向かうところから、もしかして、時間的にお昼までにかねたか(日に3食だけのメニューを予定していた)に着けないかもと予定を変えたところから、予定が狂いだし、仕方がないので、房総の宿「かのか」をパスし、海辺のドナーに昼食処を変えた。ドナーにはお昼をとうに過ぎて着いたのに、席がないという、待っていただいても、2時半を過ぎるかもしれない、ということだったけど、必死にお願いして、席の空くのを待つことにした。予約したら呼び出しベルを手渡してくれた。でも、呼び出しベルはすぐに鳴った。予約した1組のお客様がこられなくなったんだそうだ。
  ドナーは予定していなかったのだけど、人気のある店なのだ。店もきれいだし、食事もおいしかった。食事のあと、ワイフと意見が一致したのが、他もおいしかったけど、「サラダが特においしかった」という点だ。 地産地消のお蔭かな。ドレッシングが何のドレッシングなのか聞き忘れたけど、自己主張をせず、野菜をしっかりと引き立て、おいしかった。
  テーブル席がなかったので、カウンター席に座ったけど、ガラスに仕切られた先は、調理場で、料理をする私には、魚の焼き方にすごく興味がわいた。
  予定を変更したので、立ち寄らなかったのは、房総の宿「かのか」だ。「かのか」には宿泊の予定はしていなかったけど、外からながめ、来年はここに来ようとワイフにいうためにたちより計画に含めたのだ。
  昔、母と父の順番にみとり看護を長兄夫婦が行い、特に義姉に大変お世話になったので、お礼に九州の熊本の湯布院と黒川温泉巡りを案内させてもらったことがある。義姉に旅の希望を聞いたら、乳がんで手術をした痕があるので、内風呂以外には入らない、というので、部屋に露天風呂がある宿を湯布院と黒川温泉で探し、そこに行った。ワイフの実家にも立ち寄った。
  房総の宿「かのか」も、3室しかない各部屋には露天風呂がついていて、部屋数が少ないこともあって、いつも満室ということで、予約を取る前に、ワイフの希望を聞いておきたかったのだ。旅は、楽しい方がよいからね。ドッキリ旅とか、ミステリー旅も何度かしたけどね。堅実な旅も必要なのだ。ワイフの2度目に退職日があと数年でくるので、そのときは、また、とびっきりのお祝い、びっくり旅を企画しよう。
3月の鴨川グランドホテル1泊2日の旅行は、このところ毎年いっているけど、ワイフとのルールに従い、今回も言いだしっぺの私が費用負担者なので、旅行が始まる前に泊まる所、訪ねるところについてワイフの希望を聞いた。びっくり企画ではないからだ。
私たち夫婦は、結構、毎年、同じところを訪ねることも多い。同じところを何回となく訪ねて、訪ねることに毎回違ったところを見つけるとこも旅の楽しみのひとつだ。
今年、帰途に道の駅潮風王国の花摘み畑を訪ねた区画は、いつもと同じ区画、今年は、おっちゃんがいて話をしたけど、おばちゃんのことを聞いたら、道路よりの店にいるという。車にもどるとき、声を掛けようと思ってお店を見たけど、見当たらなかったけどね。知っている人が元気にしていることだけでもうれしい。大事にしたい感性のひとつだ。
ワイフが旅の途中で、「今年の旅、ありがとう」というから、「2月14日のチョコレートのお返しさ」といった。出かける前に、今年も、大山の千枚棚田と南房総の「だいぼ」にいきたいとワイフがいった。房総の旅のはなつみは定番だ。
2日目の道順は、鴨川グランドホテルを出て、大山の千枚棚田、館山のだいぼ、千倉の潮風王国の順にまわることにし、帰路は、少し遠回り館山ちかくまで戻り、房総半島の内陸部を横切り、私のオフィスに戻ることにした。今回は、保田の道の駅には寄らないからだ。ワイフは、21日が休みなので、オフィスにさらにもう一夜泊まり、家に戻るという。その代り、私は、その週末は、家に戻らないで、次の週に家に戻ることにしたにした。
日本国内の旅先は、季節を変えて年に何回も行くことがある。ただ、数年ごとに、旅先が変ってきた。
  かなり昔は、同じところというより、秘湯の会の会員の秘湯の湯めぐりをし、北の北海道から始まって、東北の秘湯の湯の会員旅館を訪ね、関東、中部、北陸まできて、その後、秘湯めぐりは途絶えた。でも、道の終わる所、山奥の辺鄙なところ、途中で鹿や猿など見かけたところ、桃の花が咲き乱れるところなど、多くの秘湯が記憶に残った。
  その後は、甲子温泉の大黒屋(秘湯の湯のひとつ)を毎年訪ね、さらに、山梨県の神の湯(女将が宿泊客の部屋を挨拶訪ねる印象が残った宿)を訪ね、あいまに山梨県の八ヶ岳高原ロッジ(ものすごく広い敷地に別荘地、宿がある、を訪ね、何度も鹿の姿を見かけた。ワイフの友人が働いていた)、最近は、八ヶ岳高原ロッジと千葉県の鴨川グランドホテル(部屋から太平洋を一望)を訪ねることが多くなった。そして、多分、来年からは房総の「かのか」を訪ねる。
そういえば、私の後輩にも面白い人がいて、ほんとうかどうかわからない話を、話の途中でぽろっとする人がいて、いわく川の川上に向かって、左側か右側かに表示されている川の名前は、漢字で、その反対側は、ひらがなだ、だからこの知識で河川名を見れば、川の上流と下流がすぐわかるとか、国道と決められた道には、例え建設予定地も法律で定められた距離ごとに、公衆電話の設置義務があり、例えば、建設予定地になっていれば山の中でも公衆電話がある、とかね。甲子温泉の大黒屋は、国道の行き止まりにある秘湯の湯だったので、その秘湯の湯に行く毎に、その話を思い出していた。冬の雪にうずもれる山の中に公衆電話が本当にあるのかね、鹿かなんかが利用者かね、とね。
私が、人にする話は、多くは飛行機の話だ、話をするのは、飛行機の翼端が地上にいるときと、空中にいるときでどのくらい(何メートル)しなるとか、禁止された飛行をした事例を除けば、飛行機は飛行中に空中分解した事故はないとか、エンジンが飛行中に全停止したら、どうなるかとか、小型機では、巡航高度になったら、空いている席に移動しても良いけど、着陸時には、また、元の席に戻ってくださいと言われるのは、何故かとか一番揺れる場所はどこかなどね。昔、太平洋上で緊急着水した飛行機で乗客全員が助かった例があるとかね。まだ、沢山あるけどね3
飛行機については、私より面白い話をする人がいて、本来宙返りしない設計になっている飛行機(旅客機ではない)が突然飛行中にひっくりかえり、操縦士が必至でいろいろなことをやっていたら、突然飛行機が、また、もとに戻って生還できたとか、飛行中に落雷があったとき、火の玉が機首方向から尾翼方向に走って行ったとか(私の落雷の経験は2度あったけど、火の玉の移動は見たことはない)、本人が観て来たような話をする人がいた。その人の十八番も沢山あった。
私は、目の前に広が大きく開けた風景を見るのがと大好きだ。だから、飛行機に乗ったときは、巡航高度から高度を下げ始め、3,000メータ位になって、地上のものが見分けできるようになると、着陸まで、窓から外を見続けることがある。
 地上では、地上の展望台から、遠くにかすむ里を眺めるとか、海に面した断崖から水平線とおぼしき、海の果てまで目を凝らしてみるのが好きだ。まるで芥子粒のような漁船が、遠くから少しずつ近づき、ついには、その大きな姿が目の前に現れるまで、飽きることなく見続けてしまう。
  昔、英語を良く話すマサチューセッツ工科大学卒業のフランス人がいて、私がパリに行くと、彼の愛車のシトロエンで、週末いつもパリ郊外のお城めぐりをしてくれた。私が日本人は、地平線を知らない、と言ったら、視野の広い郊外を走っていたとき、見ていてご覧、これから教会が遠くに見えてくるから。まず、塔の先端が見え、屋根が見え、それから教会の全体が見えるよ。地球が丸いからだ、とね。この話も私の先輩や後輩の話と同じだ。フランスの郊外って、結構、なだらかな起伏があるものね。でも、少し、心の隅の疑いを感じながら、美しい教会の遠景を見るのは楽しいよね、ドライブに疲れないように、気を配ってくれるのも嬉しいしね。
海外で長時間ドライブしたのは、スコットランドかな。
 日本では、十和田湖に一人でドライブにいったことがある。多分、7時間位のドライブだ。
 福島付近で、途中休憩をしたけどね。もちろん、福島での原子力発電所の事故の後だよ。
  フランス人との会話に疲れたら、ちょっと政治の話をしたら良いよ、という話も、そのフランスの友人の話だ。フランス人は、政治の話を始めると、そばにいる異邦人は、そっちのけに、議論を続けるというのだ。これは、確かにそうだった。
  見渡す限りの青い空とか青い海とか、春霞にかすむ遠くの山々、島々、済む人々の日々の喜怒哀楽がかすかに聞こえてくるような遠くの街々など、しばし、日々の悩みから解放してくれる。
  なので、今回の旅では、波打ち際に建てられたホテルの部屋の海に面した敷居から天井近くまでの、それも、部屋の横幅いっぱいの全面のガラスまどから、視野いっぱいの海が観られる宿に泊まった。それで、旅のテーマひとつは、「視野いっぱいの遠景」にした。
  このテーマは、宿泊予定のホテルでも、ホテルからそう遠くない大東灯台でもかなったし、2日目に立ち寄った館山の食堂「だいぼ」でもかなうし、少し平凡だけど、千倉の潮風大国でもかなう。私の心に視野いっぱいの遠景を入れ、こころのあちこちにたまった日常のよどみを吐き出した。
  だいぼには、結構、昼食時間を過ぎて着いたのだけど、やはり、人がいっぱいだった。
 勝手に中に入り、空いている席に座った。外のテーブルには、空席がなかった。席についてから忙しく動き回っている店の人に、メニューをお願いし、その後、さらに食事を注文し、そして、各自が自由にとれる副菜コーナーに行き、煮魚他をとって、メインの食材が来るのを待った。
  大体、副菜だけでも結構な食事になるのに、ワイフが注文した荒煮は、結構おおきなお鍋にいっぱいに来た。私は、朝の水揚げ魚のドンブリだ。どちらも漁師の料理としいう感じだね。
  今回も、潮風大国によって、花畑でいっぱいのワイフは、ストック、金魚草、キンセンカとかとポピーをかった。まだ、ユリの花の季節ではないけど、我が家には猫がいるので、ユリの花は、いつでも厳禁だ。20日に買った金魚草は、いまだに健在だ、まだ、1週間は持つ。ワイフがこまめに水切りと水の交換、下の方の葉の切り落としをするからだ。
  そうこうするうちに、ワイフのハワイ旅行が11月に決まった。これからワイフが姉妹とあちこちの旅行仲間に声をかけ、誰と一緒に出掛けるかを決め、私が同行できるかどうかわかる。その後、5月頃に私の次の旅行先を決める。多分、次の旅行先は、いつもと同じ、ベガスだ。
  ヒルトンからは、カリブ海の案内、スイス観光当局からは、スイスの旅のお勧めが、ハーツからレンタカーからは割引案内が来たけど、家族との残りの旅をどこに行くか、意見があちこちに飛んで、まだ、目鼻がたっていない。 アイルランド、ポルトガル、ニュージーランドと話をするたびに話が飛ぶ。
  一人旅は、木陰のある海岸で寝そべって本を読み、まどろめれば、それでよい。
 風に吹かれて楽しい夢でも見られれば、私の旅は、それで満足なのだ。
 
  この3月は、2回も国際電話会議を行い、にいろいろな書類に署名した。その書類のひとつに「私は、セクハラをしません」という書類があった。書類には、セクハラの定義があり、それを理解しての署名を求めていた。これまでに、「米国の機密に係ることをもらしません」という書類や、「米国の連邦法の定めに従い、賄賂を使いません」という書類にも署名している。仕事の契約に際して署名を求められることなので、これまでに複数回の署名をしている書類が多いのだけど、セクハラしないという署名は、初めてだ。
他にも署名した書類としては、「国際の標準的な評価以上の効率をもって、コンサルテーションを提供します。」という、1ページに評価項目がびっしりとある書類もある。その代り、これまで23年間の海外との取引で、性別、生年月日、年齢、学歴、肩書、もちろん人種も問われたことはない、メールの2度目の通信から、姓を使わず、性別を憶測させる呼び方をせず、名前か、ニックネームで呼び会う通信をしている。わたしは、「さん」が性、年齢、肩書に関係ない日本の呼び方であることを説明して、日本的習慣として、「何々―さん」を使わしてもらっている。写しアドレスに日本の肩書を知っている日本人が入るときも、日本人と外国人を区別しないで、日本人に肩書をつけてメールすることはしない。
  私は、人脈醸成を目的としたプライベートな、第2の木曜日の夜に開催される1業界1社、1社一人、聞いたことを昼間の仕事で触れないという規則の「二木会」を40年以上続けて来たけど、そういう規約でも、部下を連れて来て、「役員!」と呼ばさせないと人前で気が済まない人は、次回開催の案内はしないワンマンを続けてきた。
  私たちは、知らないうちに日本的方法にまみれていることもあるので、旅で海外に行った場合は、なるべく、現地の人と会話し、彼らの生き方も、学ぶことにしている。
 会話なんて、話さない限り、いつまでもうまくならない。また、先輩の話なるけど―英語でつまったときは、日本語でつなげ、一所懸命話せば通じる。
 ワイフを外国の人に紹介するときも、「私の愚妻」です、なんて決して使わない。だいたい、ワイフが怒る。
 第一、彼女の方が私より稼ぎが良いし、いくつもの国と地方の司法、行政機関から仕事をいくつももらっているのだ。まあ、私の場合、仕事の経費まで入れると、確かに、使っているお金は、見かけ上多いけどね。

 
この回、終わり。旅先のお店、観光スポットは、インターネットで検索できる名前を使用している。
4月1日、国道297号線を市原方面から大多喜まで車で走った。菜の花は満開だね、道路沿い、小湊鉄道の線路沿いともみんな満開だった。桜とのコラボが良い。
たけゆらの道の駅には、竹の子がいっぱい売りに出されていた。平日なのに、東京都内の車両番号を多く見かけたし、奥多摩の番号もあった。竹の子は朝売りに出され、お昼前にはなくなることが多い。おいしい、やわらかい、いがみがない。
道の駅には、商品点数が少ないため、流通ルートには乗らない草花があるので、一般の店頭には並ばない花を見つけては、オフィスの庭に植えている。開店の9時にはもういる遠方の人は、朝、家を何時にでているのだろうかね。


旅行の満足度
4.0
観光
4.0
ホテル
4.0
グルメ
3.5
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
自家用車
旅行の手配内容
個別手配

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  • だいぼーいつも混み合っている。海際にあり、快晴であれば富士山も大島も見られる

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  • 鴨川グランドホテルの花壇、写真の右側に座る場所があり、コーヒーなどを頼むと運んでくれ、海を見ながらひと時を過ごせる

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  • 海辺のレストラン―ドナー、いつも混んだいる。洋風の料理、おいしいよ。雰囲気も良い

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  • ナデシコ

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  • ポピー、ポピーが沢山さいているのを見たいときは、去年の房総の旅を見て

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  • ストック、千葉の道の駅の多くで、春先はストックの切り花を売っている。

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  • キンセンカ

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  • ストック

    ストック

  • ストック

    ストック

  • ストック

    ストック

  • ストック

    ストック

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    ストック

  • ストック

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  • 金魚草

    金魚草

  • 金魚草

    金魚草

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  • 千枚田、春先で水がはってあった。カエルの鳴き声が響いていた

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  • 千枚田、春先で、見ている人がちらほらいた

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  • 大東灯台から千倉方向をみた

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  • 大東灯台から九十九里の方向を見た

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  • 大東灯台

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  • 大東灯台から鴨川の方向を見た

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  • 大東灯台から太平洋をみた

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  • だいぼの海岸、天気がよいと大島が観られる、富士さんもだ

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  • 鴨川グランドホテルからの海を見た

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