三岐鉄道＋近鉄に乗っていなべ市の温泉♨から四日市へ行く

2019/03/27 - 2019/03/27

名古屋でのんびり買い物などし、近鉄で切符の買い間違えや、乗り過ごしなどで、お目当の温泉がある阿下喜駅に降り立ったとき、すでに４時半を回っていた。
そこから800m荷物を引っ張りながら山道を登って、六石高原温泉に到着。
ここ、日帰り入浴も可能なんですが、なんせ営業時間が夕方四時スタートと遅い目なのです。
なのでそんなに急ぐ必要もなかろう。と思ってましたが、日が暮れると鈴鹿山脈からの冷たい風が吹き降りて来て、
阿下喜駅に着くまでにシッカリ湯冷めしました。寒い時期は早い時間の入浴、早い時間に退出するなり、帰りくらいはタクシー使うべきか、と反省。
本当は阿下喜駅から徒歩3分のところにもあじさいの里という日帰り入浴施設があるが、結構子供が喜ぶイベントをやってるので、春休みだし、浴槽で悪ガキが大暴れしてたら嫌だなーと、大人の雰囲気漂う六石高原温泉にした、と言うわけです。
こっちの方が美人の湯と呼ばれるメタケイ酸が含まれてるし。
とは言っても三重県の温泉はどこもひたすら肌に優しく、九州の方の骨の髄まで温めてくれるようなパワーは無いんですよねぇ。

エリア いなべ・菰野(三重)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 3.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

始発駅の西桑名から終点阿下喜駅まで約５０分くらい？
到着した頃にはちょっと日差しが西日に変わった１６時半頃。阿下喜駅前に停まっていたバスは残念ながら六石高原温泉方向にはいかないのでタクシーか徒歩。タクシー乗り場にはタクシーもなく、徒歩で向かいます。

阿下喜駅の駅員さんには、線路沿いの道を一つ手前の麻生田（おうだ）駅方向に戻る方向に進み、左側に豚肉＆加工品専門店の「ポークプラザMATSUDA」の店の駐車場角を左に曲がって坂道を登っていき、三叉路に出たら向かい側に渡って右へ行く、と教えてもらい、ポークプラザの駐車場を左へ曲がるところ。

左に曲がって坂道を上がっていくと確かに三叉路と信号が。向こうに見える茶色にベージュの横線が入る建物が六石高原ホテル。右に回って入ります。

三叉路を横切って右を向くと看板ありました！

日本風の湯奥の向こう側にある建物に入ると即カウンター。ここで入浴料600円払います。横に下駄箱があるけど、靴はそのままで行ってくださいと言われて荷物を持って進む。

カウンター奥には休憩所兼お食事処もあります。

靴ははき換えないでそのまま湯屋へ進む。

湯屋の入り口。結構新しい感じで明るくていい感じ。

女湯。誰もいないのでこっそり撮影。

私の他にまったく誰もいないので、明るくて清潔な女性の脱衣場の様子。

備え付けのシャンプーやコンディショナーなど結構いいものを置いてくれてました。
髪を洗ったらイチジクの香りがほのかにしていい感じ。

屋内のお風呂。

屋内の浴槽でグッとあったまったところで、屋外の露天風呂へ。
HPで見るほどお湯は青くないが、確かに肌に滑りがちょいある。
でもぬめぬめ具合なら、私の実家の伊賀市大山田村の「さるびの温泉」の方が濃度は濃い目かなあー。
あと、結構あったまったけど、一定温度以上には暖まらない。
やはり三重県の温泉は肌に柔らかく、
九州の温泉のように脊髄の奥まで熱がこもるほどの威力はない。
肌はもっちりするけど、私は「地獄」とか呼ばれるくらい熱いお湯が好きです。

洗い場も少なくコンパクトですが、清潔で使いやすくクオリティーは高いです。

のんびりしたかったですが、また歩いて阿下喜駅へ戻らねばなりません。しかもできるだけ電車は待ちたくない、といそいそと元来た道を戻りますが、日が暮れると鈴鹿山脈から冷たい風が吹き降りてきました。ああ～湯冷めするー！！！
阿下喜駅に着いたら即、行きと同じレトロ車両がホームで待っていたので飛び乗ります。

レトロ車両の感心するところがこの連結部分。フラットになっているので車椅子で移動も楽々。すごく昔に作られた車両なのに、凄く人に優しい技術を導入してます。
もう夜なので車窓もわかりませんが、きた時と同じように、西桑名駅に到着するまでに５回も黄色の電車とすれ違いました。
西桑名駅から２００m歩いて近鉄桑名駅に向かい、今度は今夜の宿泊先の四日市駅で下車。
　四日市は近鉄とJRの駅が６００mくらい離れていて、賑やかな繁華街にあるのが近鉄の駅側です。

近鉄四日市に着きました。この駅の高架下に当たるバスターミナル前には別のあすなろう鉄道の始発駅があります。もう夜で車窓も楽しめないので乗りませんが、一応下見です。

あすなろう鉄道線は１時間に２、３本運行しているようですね。
後日乗ってみましょう。しかし今は湯冷めした体をなんとかせねば。。。

近鉄四日市を降りたものの、近鉄百貨店は名古屋のパッセや大阪のアベノハルカスなどと違い、ここは２０時に終了します。
　せっかく美人の湯に入ったのに、しっかり湯冷めしてしまったので、四日市では別の方法で温まることにして、札幌カニ本家にきました。

いつも近鉄パッセの地下の隅っこの通路でここのお寿司セットは買うので、品質はわかってますが、店舗で食事は初めてです。

食事中に私の料理にタバコの煙が付くなんて絶対に許さない！
私はタバコが嫌いです。速攻で全面禁煙の席をお願いしたら３階の禁煙フロアにご案内。ひええ、なんか高そうな空気が。。。
ちなみに２０１９年8月より全館すべてガチの禁煙になるそうです。ウレシィー！

高級なんだけど、インテリアのセンスが田舎のおばあちゃんちの床の間。。

メニューを見ますが、まあ特別な日になら許せる金額です。お試しミニサイズもあるし！

お茶を飲んで体を温めます。

カニしゃぶなんて今年初めて！

まずはタラバガニの握り。身がねっとりして甘かったです。

そしてズワイガニしゃぶしゃぶ一人前登場。ちょっと白菜と水菜が入っているだけかと思ったらたっぷりの白菜の陰にマロニーちゃんと餅が２つも隠れてやがりました。
そう、普通の女性ならこのカニしゃぶ一人前でお腹いっぱいになります。

タラバガニの握りとズワイガニカニしゃぶセット。湯冷めした体にはこれくらい食べなきゃ。
一人で食べます。家族には当然ないしょ。

この雰囲気なら、またタイのお金持ちのお客さんの接待にここ案内しよーっと。

湯冷めした体が温まりました。
また暖かくなったら次は湯の山温泉に挑戦したいです。