おーろら号と網走湖　北海道ふっこう割③は網走

2019/02/21 - 2019/02/22

近ツーの「直行便利用　はじめての流氷砕氷船おーろらと知床・網走4日間」という北海道ふっこう割のツアーで、網走・ウトロ・層雲峡に行きました。

旅程は、
1日め　セントレア→女満別空港→網走
2日め　おーろら号乗船→北浜白鳥公園→オシンコシンの滝→知床ウトロ温泉
3日め　博物館網走監獄→紋別ガリンコステーション→層雲峡温泉
4日め　旭川駅→旭川空港→セントレア
で、ホテルでの夕朝食とおーろら号のチケット・知床流氷フェスのチケット・ひがし北海道エクスプレスバスもセットになっています。

網走滞在の③は、出発からホテル泊と網走湖・おーろら号乗船・北浜白鳥公園・オシンコシンの滝までの旅行記です。
網走のホテルは、網走湖近くの網走観光ホテル。
おーろら号から念願の流氷を見ましたが、後に見た流氷のほうがよかったような・・

エリア 網走(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス ANAグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 近畿日本ツーリスト

セントレアから女満別空港へは、ANAの14:35発の1日1便だけ。
セントレアへの無料シャトルバスがあるイオンモール常滑で、早めのランチをしてからチェックインカウンターへ。

中部国際空港セントレア 空港

ホントはちゃんと見なきゃいけないんだけど、いつも見ていない機内安全ビデオ。
でもANAのビデオは、歌舞伎役者が出ていておもしろく目が離せない～
ユーチューブで再確認しちゃったほど。

中部国際空港セントレア 空港

女満別空港から、路線バス30分720円でホテルへ。
網走バスは車内フリーwi-fiがあり、降りるときにドライバーがトランクからスーツケースを出してくれました。

女満別空港 空港

「網走観光ホテル前」のバス停で下車。
ホテル前なのに、ホテルらしき建物は見えないぞ・・

もしかして・・あれか？
あんな上まで、スーツケースを引いて雪の坂道を上がって行くの！？

滑りそうになりながら、寒いのに汗をかいて高台のホテルへ。
ちなみに、右の建物は閉館したホテルで廃墟でした。

天都の宿 網走観光ホテル 宿・ホテル

ツアーではいちばん安い部屋のはずが、新館花さらさにUPでラッキー♪
ドアを開けると広い玄関。
右に行くとトイレ・洗面所、奥にバスルーム。
左には部屋が2つ。

天都の宿 網走観光ホテル 宿・ホテル

奥の部屋は、2人で泊まるには広すぎる12畳。
きれいだけどコンセントが少なくて布団から遠い・・確かロビーに延長コードの貸し出しがあったよ。
ついでにふかふか枕も借りちゃお！
ロビーで選んだかわいい浴衣に着替えて、夕食へ。

天都の宿 網走観光ホテル 宿・ホテル

会席料理には、かに足・刺身・かずのこの和え物・ホタテのゆで卵焼・茶碗蒸し。
サラダとごはん・海鮮つみれ汁はセルフサービス。
ごはんは2種類あって、しじみごはんと白米ななつぼし。

天都の宿 網走観光ホテル 宿・ホテル

そして、モヨロ鍋と串天ぷら・鮭とホタテのとうもろこしあんかけ。
モヨロはアイヌとは違う先住民で、モヨロ鍋は網走のご当地グルメだそう。

天都の宿 網走観光ホテル 宿・ホテル

デザートバイキングコーナーには、チョコレートファウンテンやアイスクリーム・プチケーキ・フルーツ。
それにあばしり饅頭も。

天都の宿 網走観光ホテル 宿・ホテル

食事よりよかったのが、アルコールバー！
ここの飲み放題にはビールや日本酒以外にもサワーや梅酒もあって、自分で濃さが調節できるからおいしく飲めてウレシイ♪

天都の宿 網走観光ホテル 宿・ホテル

2日め。

朝食ビュッフェのご当地グルメは、ひじきそうめん・ふかしじゃがいも・金時豆・たらこ・いかの塩辛・鰊の昆布巻きなど。

天都の宿 網走観光ホテル 宿・ホテル

パンも北海道小麦粉使用。
スープカレーはイマイチだけど、いかそうめんはお代わり！

天都の宿 網走観光ホテル 宿・ホテル

温泉は、網走湖畔温泉「呼び人の湯」。
少しぬめりのあるお湯と、網走湖が見える景色がいい。
露天風呂やサウナもありました。

天都の宿 網走観光ホテル 宿・ホテル

チェックアウト前に、ホテル前の坂道をゆっくり降りて網走湖に行きました。
というか、どこまでが道でどこからが湖なのかがわからない。

網走湖 自然・景勝地

雪がふかふかで、足跡つけて歩くだけで楽しい！
ここは湖の上だよね・・たぶん。

網走湖 自然・景勝地

この足跡は人間じゃないよね！？
近くに動物いるのかな～

網走湖 自然・景勝地

ワカサギ釣り会場だって！
行ってみよう～

網走湖 自然・景勝地

氷上を走ってるのはファットバイクで、週末は1周1000円で体験できます。
スノーモービルやバナナボートもあって、おもしろそう。

網走湖 自然・景勝地

続々と、ワカサギ釣りの人が訪れています。
レンタルもあって、手軽にできそう。
やってみたかったな～

網走湖 自然・景勝地

ホテルに戻り、湯上りサロンでコーヒーを飲んで、マッサージ機で疲れを癒したら出発。

ホテルのバスで、道の駅に向かいます。

天都の宿 網走観光ホテル 宿・ホテル

網走駅を軽油して、「道の駅　流氷街道網走」に到着。
道の駅の中に、おーろら号の乗船場があります。
スーツケースをコインロッカーに入れて、バウチャーをチケットに交換。

道の駅 流氷街道網走 道の駅

11時発の2便に乗ります。
30分前でもかなりの行列で、外国人が多い。

流氷観光砕氷船「おーろら」 乗り物

400円の特別室もありましたが、今日は寒くないから外でいいよね。
どこで見るのがいいのかなあ。
とりあえず3階の展望デッキに行ったら、カモメが飛んできました。

流氷観光砕氷船「おーろら」 乗り物

出発から18分後、氷が流れているのが見えました！

時々船内放送が流れるんだけど、デッキにいると聞き取れない。
「流氷が見えますよ」とか言っているのかなー

流氷観光砕氷船「おーろら」 乗り物

20分後、一面が薄い氷に覆われてきました！

流氷を見るときは寒いかなと、手袋とネックウォーマー持参で乗船。
でも、ずっと手袋なしでいられました。

流氷観光砕氷船「おーろら」 乗り物

厚い氷も増えてきました。

ここまで来たら気温が低いと思うんだけど、それほどでもない。

流氷観光砕氷船「おーろら」 乗り物

26分後、海面が氷で敷き詰められたようになっています。
遠くに鳥が飛んでいるのが見えても、近くには来ない。
氷の上に何かいないかと一生懸命探すものの、何もいない。

流氷観光砕氷船「おーろら」 乗り物

30分後、一面が氷に覆われた中を船が氷を割って進むと、後ろに道ができている。
娘は揺れを心配していたけど、そんなに揺れませんでした。

ここでUターンしました。

流氷観光砕氷船「おーろら」 乗り物

行きの30分で流氷を堪能したので、帰り30分は船内探索。

展示してある流氷。
持ち上げようとしたら、すっごく重いー！

流氷観光砕氷船「おーろら」 乗り物

さすがに船からクリオネは見られないので、ビンに入れて展示。
それでも小さくて、見辛いけど。

流氷観光砕氷船「おーろら」 乗り物

船員の制服を着て撮影でき、インスタ用の白枠もあるのですぐ投稿OK！

流氷観光砕氷船「おーろら」 乗り物

本日の天気・気温・流氷などのお知らせボード。
ホント海上が穏やかでよかった・・あれ、日付が間違っている。

オオワシもオジロワシはいたかもしれないけど、よくわからなくて残念。

流氷観光砕氷船「おーろら」 乗り物

モニター画面に映っていた、アザラシがかわいい！
アザラシはまれにしか見られないんだ。
流氷よりもアザラシが見たかったな～

流氷観光砕氷船「おーろら」 乗り物

和牛肉まんが買える、船内の売店。
ビール飲んでる外人が多いなーと感じたのは、ここで買っていたからか。

流氷観光砕氷船「おーろら」 乗り物

雪が降る寒い日に乗船しても、暖かい部屋から見ることができて安心。

予定通り、1時間で乗船場に戻りました。

流氷観光砕氷船「おーろら」 乗り物

昼食は1階の売店で。
網走バーガーやえぞ鹿フランク・いもかぼ団子など、見慣れないメニューがあります。

道の駅 流氷街道網走 道の駅

ウェーブカットポテト250円と、網走ザンギ饅頭300円・焼とうきび260円。
とうきびが熱々でおいしい。

道の駅 流氷街道網走 道の駅

昼食を食べたベンチの向かいにあった、映画の撮影記念のセット。

道の駅 流氷街道網走 道の駅

道の駅のお土産売り場には、熊の肉が売ってる。
熊だけじゃなくて、えぞ鹿・トド・イノシシ・アザラシも！
さっきおーろら号のビデオで見た、愛くるしいアザラシも食べられるんだ・・

道の駅 流氷街道網走 道の駅

ウトロ温泉までは、ひがし北海道エクスプレスバス1号で。
乗客は少ないのに、予約していて来ない人を探して出発が遅れました。

道の駅 流氷街道網走 道の駅

最初の下車観光15分は、濤沸湖にある「北浜白鳥公園」。
海水が流れ込む汽水湖だそう。
白鳥が優雅にすーいすい。

湖は水が透明できれい。
こっちの白鳥は陸に上がっていてより近くで見られ、全部で10羽くらいいました。

公園には「濤沸湖　水鳥・湿地センター」があって、濤沸湖に飛来する鳥や生息する魚を知ることができました。
「白鳥はふだんは体力維持のために眠っていることが多いんです」と、スタッフ。
この日は暖かかったから、よく動いていたんだそう。

センター内にフィールドスコープがあって、遠くの鳥もよく見えます。
「雪に動物の足跡が見えますね」と言うと、「眠っていたり弱っている白鳥を、キタキツネやワシが白鳥を狙って来るんですよ」とスタッフ。
えっ・・キタキツネって白鳥を食べるんだ・・

バスの進行方向に向かって左に座るとオホーツク海が、右に座ると山の斜面を走るシカが見えます。
あ、あれは流氷じゃない！？
知床半島には流氷が着岸しているんだ！

「オシンコシンの滝」で、2回めの下車観光15分。
駐車場から道路を渡って、海を見に行きました。
オホーツク海には、流氷がどっさり。
おーろら号から見た流氷より、荒々しい感じ。

オシンコシンの滝 自然・景勝地

30年ぶりに来たオシンコシンの滝は、夏だった前回とは全く印象が違う。
近くまで行こうと思ったけど、階段が雪でつるつるで怖くて途中で引き返しました。
周囲はこんなに雪だらけなのに、滝は凍らないんですね。

オシンコシンの滝 自然・景勝地

再びオホーツクの海を見に行くと、双眼鏡を持ったグループが鳥を見ていました。
写真は撮れなかったけど、話を聞いていたらワシだったよう。
おーろら号に乗らなくても、斜里町に来れば立派な流氷やワシが何羽も見られるんだ！

オシンコシンの滝 自然・景勝地