武尊・尾瀬・片品旅行記(ブログ) 一覧に戻る
 1日目、羽田空港から京急で品川まで移動し、JR品川駅を13時発の電車で出発、高崎駅に15:04に到着した。早々と駅前のツインビルの東横イン西口2でチェックインを済ませた。夕食まで時間があったので、高崎駅から西に約500m歩いて高崎市役所の手前の城址公園まで行った。かつては広大な城郭だったらしいが、今は公園の北外れ、群馬音楽センターの東に乾櫓や東門が残っているのみ。高崎城は、NHK大河ドラマの女城主直虎が後見役をしていた井伊直政の築城だそうだ。<br />城址公園を南に歩いて、高崎公園に行った。公園内には意外と古木や大木が多く、樹齢350年のハクモクレンは見事だった。公園からは西に高崎観音をのぞむこともできた。<br /> 2日目、朝食を早めに済ませ、高崎駅を7時45分発のJRで出発し、8時30分に沼田駅に到着した。8時40分発の戸倉行の乗合バスに乘り、戸倉で鳩街峠行のバスに乗り換えた。白樺林の中の車道をバスは上り、11時過ぎには峠に到着した。身支度を整え、残雪の下り道を、足を滑らさないよう注意しながら山の鼻に向かった。下りも上りも、老若男女多くの登山客で賑わっていた。<br /> 鳩街峠から歩くこと約1時間、尾瀬ヶ原の西端の山ノ鼻に着いた。3軒の山小屋とともにビジターセンターがあった。このセンターは情報発信と自然保護のために設置され、館内には尾瀬の風景や動植物の写真や資料が展示されていた。<br />昼食の弁当を食べた後、山の鼻にある湿原、尾瀬植物研究見本園を歩いた。ここは、木道が整備されており、池塘、浮島もあり、ゆっくり歩いて約1時間で尾瀬の自然を十分に味わうことができた。一面のミズバショウ、所々にピンクのショウジョウバカマ、黄色のリュウキンカ……、残雪の至仏山も目の前に見え感動した。登山グループのガイドの説明を横から聞くと、水芭蕉の数は例年の倍以上ということでラッキーだった。体力的に尾瀬ヶ原全体を歩くのが無理と思われる人も、ここで十分に尾瀬を体験、感動することができると思う。<br />山の鼻を午後1時に出発して、いよいよ本格的に尾瀬が原を歩き始めた。西田代、ヨッピの吊り橋、東電小屋、見晴へと、やや冷たい春風を体に受けながら木道を歩いた。木道のほとりには浮島と水芭蕉、振り返れば残雪の至仏山……、十数年ぶりの尾瀬を堪能した。東電小屋を過ぎた頃から濃い霧が立ち込め、やや不安になったが、午後4時過ぎに無事見晴に到着した。<br />見晴には6軒の山小屋があり、前回は燧小屋に宿泊したが、今回は弥四郎小屋に宿をとった。この小屋は宿泊者一人でも小さいながらも個室を用意してくれた。風呂の中では燧ケ岳に登ったという若者と話をした。雪が深くアイゼンを付けなければ上ることが難しいということだった。暖かい風呂の窓から見る尾瀬ヶ原は素晴らしかった。<br />3日目、朝5時前、小屋の玄関前の椅子に座って、尾瀬ヶ原の朝霧に浮かぶ至仏山を眺めながらホットコーヒーを飲み至福のひと時を過ごした。10分ほど竜宮小屋方面に木道を歩いて、後を振り返ると弥四郎小屋、その後に残雪の燧ケ岳が横たわっていた。<br />朝食を済ませて午前7時に小屋を出発、2時間ほど山道を登り、急に視界が開けて沼尻へ到着、ここからは尾瀬沼を右に見ながら、木道のほとりに密やかに咲く小さな花を見ながら歩き、昼前に尾瀬沼の東岸、大江川湿原の直ぐそばの尾瀬沼ビジターセンターに到着した。<br />尾瀬沼のほとりで、弥四郎小屋で作って頂いた弁当を食べ、センター前の美味しい湧き水を飲み、館内の写真や標本などの展示物を見て回った。12時過ぎ、センターを出発して20分あまり尾瀬沼のほとりの平坦な木道を、右に残雪の燧ケ岳や尾瀬沼を見ながら快適な山旅を楽しんだ。しかし、三平下から三平峠、一ノ瀬、大清水までの約2時間の峠越えの道は大変だった。残雪が道を覆い、木道のいたみも尾瀬ヶ原に比べてひどかった。最後の40分は砂利の車道をひたすら歩き、大清水のバス停に到着した。<br />午後3時発、沼田行のバスに乘り、約2時間バスに揺られた。沼田は真田の城下町として有名であるが、地形をみると典型的な河岸段丘で、沼田の街は上段、JR沼田駅は下段にあることがバスに乘っていてもよく分かった。沼田駅でJRに乗り、午後5時過ぎに高崎駅に到着し、駅前の豊丸水産高崎駅西口店に入って夕食、肉や野菜を焼いて食べ、ビールを飲んだ。山歩きの疲れもあり、結構美味しかった。<br /> 4日目午前、上信鉄道に乗り、世界遺産富岡製糸場まで行き、これを見学した後、JRで品川まで帰り、京急で羽田まで行き、全日空機に搭乗し帰宅の途についた。<br />

はるかな尾瀬、遠い空

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2017/06/07 - 2017/06/10

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夢追人さん

 1日目、羽田空港から京急で品川まで移動し、JR品川駅を13時発の電車で出発、高崎駅に15:04に到着した。早々と駅前のツインビルの東横イン西口2でチェックインを済ませた。夕食まで時間があったので、高崎駅から西に約500m歩いて高崎市役所の手前の城址公園まで行った。かつては広大な城郭だったらしいが、今は公園の北外れ、群馬音楽センターの東に乾櫓や東門が残っているのみ。高崎城は、NHK大河ドラマの女城主直虎が後見役をしていた井伊直政の築城だそうだ。
城址公園を南に歩いて、高崎公園に行った。公園内には意外と古木や大木が多く、樹齢350年のハクモクレンは見事だった。公園からは西に高崎観音をのぞむこともできた。
 2日目、朝食を早めに済ませ、高崎駅を7時45分発のJRで出発し、8時30分に沼田駅に到着した。8時40分発の戸倉行の乗合バスに乘り、戸倉で鳩街峠行のバスに乗り換えた。白樺林の中の車道をバスは上り、11時過ぎには峠に到着した。身支度を整え、残雪の下り道を、足を滑らさないよう注意しながら山の鼻に向かった。下りも上りも、老若男女多くの登山客で賑わっていた。
 鳩街峠から歩くこと約1時間、尾瀬ヶ原の西端の山ノ鼻に着いた。3軒の山小屋とともにビジターセンターがあった。このセンターは情報発信と自然保護のために設置され、館内には尾瀬の風景や動植物の写真や資料が展示されていた。
昼食の弁当を食べた後、山の鼻にある湿原、尾瀬植物研究見本園を歩いた。ここは、木道が整備されており、池塘、浮島もあり、ゆっくり歩いて約1時間で尾瀬の自然を十分に味わうことができた。一面のミズバショウ、所々にピンクのショウジョウバカマ、黄色のリュウキンカ……、残雪の至仏山も目の前に見え感動した。登山グループのガイドの説明を横から聞くと、水芭蕉の数は例年の倍以上ということでラッキーだった。体力的に尾瀬ヶ原全体を歩くのが無理と思われる人も、ここで十分に尾瀬を体験、感動することができると思う。
山の鼻を午後1時に出発して、いよいよ本格的に尾瀬が原を歩き始めた。西田代、ヨッピの吊り橋、東電小屋、見晴へと、やや冷たい春風を体に受けながら木道を歩いた。木道のほとりには浮島と水芭蕉、振り返れば残雪の至仏山……、十数年ぶりの尾瀬を堪能した。東電小屋を過ぎた頃から濃い霧が立ち込め、やや不安になったが、午後4時過ぎに無事見晴に到着した。
見晴には6軒の山小屋があり、前回は燧小屋に宿泊したが、今回は弥四郎小屋に宿をとった。この小屋は宿泊者一人でも小さいながらも個室を用意してくれた。風呂の中では燧ケ岳に登ったという若者と話をした。雪が深くアイゼンを付けなければ上ることが難しいということだった。暖かい風呂の窓から見る尾瀬ヶ原は素晴らしかった。
3日目、朝5時前、小屋の玄関前の椅子に座って、尾瀬ヶ原の朝霧に浮かぶ至仏山を眺めながらホットコーヒーを飲み至福のひと時を過ごした。10分ほど竜宮小屋方面に木道を歩いて、後を振り返ると弥四郎小屋、その後に残雪の燧ケ岳が横たわっていた。
朝食を済ませて午前7時に小屋を出発、2時間ほど山道を登り、急に視界が開けて沼尻へ到着、ここからは尾瀬沼を右に見ながら、木道のほとりに密やかに咲く小さな花を見ながら歩き、昼前に尾瀬沼の東岸、大江川湿原の直ぐそばの尾瀬沼ビジターセンターに到着した。
尾瀬沼のほとりで、弥四郎小屋で作って頂いた弁当を食べ、センター前の美味しい湧き水を飲み、館内の写真や標本などの展示物を見て回った。12時過ぎ、センターを出発して20分あまり尾瀬沼のほとりの平坦な木道を、右に残雪の燧ケ岳や尾瀬沼を見ながら快適な山旅を楽しんだ。しかし、三平下から三平峠、一ノ瀬、大清水までの約2時間の峠越えの道は大変だった。残雪が道を覆い、木道のいたみも尾瀬ヶ原に比べてひどかった。最後の40分は砂利の車道をひたすら歩き、大清水のバス停に到着した。
午後3時発、沼田行のバスに乘り、約2時間バスに揺られた。沼田は真田の城下町として有名であるが、地形をみると典型的な河岸段丘で、沼田の街は上段、JR沼田駅は下段にあることがバスに乘っていてもよく分かった。沼田駅でJRに乗り、午後5時過ぎに高崎駅に到着し、駅前の豊丸水産高崎駅西口店に入って夕食、肉や野菜を焼いて食べ、ビールを飲んだ。山歩きの疲れもあり、結構美味しかった。
 4日目午前、上信鉄道に乗り、世界遺産富岡製糸場まで行き、これを見学した後、JRで品川まで帰り、京急で羽田まで行き、全日空機に搭乗し帰宅の途についた。

旅行の満足度
4.5
観光
5.0
ホテル
3.5
交通
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
高速・路線バス ANAグループ JRローカル 私鉄 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 山歩きの前日、井伊直政が築城の高崎城址を歩く

    山歩きの前日、井伊直政が築城の高崎城址を歩く

  • 高崎城址公園の南、高崎公園。

    高崎城址公園の南、高崎公園。

  • 沼田駅前からバスに乘り、戸倉で鳩街峠行のバスを待つ。

    沼田駅前からバスに乘り、戸倉で鳩街峠行のバスを待つ。

  • 鳩街峠。いよいよ尾瀬へ。

    鳩街峠。いよいよ尾瀬へ。

  • 山ノ鼻への道。時折、左に残雪の至仏山が見える。

    山ノ鼻への道。時折、左に残雪の至仏山が見える。

  • 小さな湿地にも沢山の水芭蕉。

    小さな湿地にも沢山の水芭蕉。

  • 山ノ鼻に到着。

    山ノ鼻に到着。

  • 尾瀬植物研究見本園から見る至仏山。

    尾瀬植物研究見本園から見る至仏山。

  • 見本園の木道の左右には無数の水芭蕉が咲いている。

    見本園の木道の左右には無数の水芭蕉が咲いている。

  • 無数の池塘と水芭蕉。

    無数の池塘と水芭蕉。

  • 尾瀬ヶ原を歩く。振り返れば残雪の至仏山。

    尾瀬ヶ原を歩く。振り返れば残雪の至仏山。

  • ヨッピの吊り橋を渡る。

    ヨッピの吊り橋を渡る。

  • 見晴の弥四郎小屋前の椅子とテーブル。

    見晴の弥四郎小屋前の椅子とテーブル。

  • 早朝。弥四郎小屋から竜宮小屋方面に歩く。朝霧に残雪の至仏山が浮かぶ。

    早朝。弥四郎小屋から竜宮小屋方面に歩く。朝霧に残雪の至仏山が浮かぶ。

  • 振り返れば、弥四郎小屋の背後に残雪の燧ケ岳。

    振り返れば、弥四郎小屋の背後に残雪の燧ケ岳。

  • 次第に尾瀬の朝霧が晴れてくる。

    次第に尾瀬の朝霧が晴れてくる。

  • 池塘に写る至仏山。

    池塘に写る至仏山。

  • 尾瀬ヶ原から尾瀬沼に続く木道を登る。

    尾瀬ヶ原から尾瀬沼に続く木道を登る。

  • 木道を歩く。汗ばんだ肌にやや冷たい春風があたって気持ちが良い。

    木道を歩く。汗ばんだ肌にやや冷たい春風があたって気持ちが良い。

  • 尾瀬沼の西端の沼尻に到着。

    尾瀬沼の西端の沼尻に到着。

  • 木道の横には可愛い水芭蕉。

    木道の横には可愛い水芭蕉。

  • 尾瀬沼のほとりで、燧ケ岳を見ながら弁当を食べる。

    尾瀬沼のほとりで、燧ケ岳を見ながら弁当を食べる。

  • 尾瀬沼ビジターセンター。入口の右には美味しい湧き水が流れている。

    尾瀬沼ビジターセンター。入口の右には美味しい湧き水が流れている。

  • 尾瀬沼と燧ケ岳。

    尾瀬沼と燧ケ岳。

  • 残雪の三平峠。大清水のバス停までは後1時間30分。

    残雪の三平峠。大清水のバス停までは後1時間30分。

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