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アボリジニのアナング族の聖地として崇められているウルル(通称エアーズロック)<br />今年10月で入山が禁止されてしまうと知って、<br />これは行くしかない!と、すぐさま旅行を計画。<br />これから秋を迎えるオーストラリアへ6日間の旅に出かけた。<br /><br />羽田からシドニー、アリススプリングスと、飛行機を乗り継いで、<br />オーストラリア大陸中央部のウルル・カタジュタ国立公園へ降り立つ。<br />秋に差し掛かっているとは言え、砂漠地帯、気温はなんと42度!<br />乾燥しているからあまり感じないものの、ちょっと歩けばすぐ脱水症状に<br />なってしまう。<br /><br />ここは、アボリジニと呼ばれるオーストラリア原住民の中の部族の一つ、<br />アナング族が古くから守ってきた土地。<br />かつてイギリスがオーストラリア大陸を発見し、この地を国立公園にしてしまったが、<br />今はアボリジニの人権も尊重されつつあり、アナング族と、オーストラリア人のレンジャーが<br />共同で国立公園を守っている。<br /><br />この砂漠地帯のど真ん中に、ウルルという高さ300メートルを超える一つの巨岩があり、<br />はるか昔からアナング族の生活と信仰の中心として存在していた。<br />ウルルと合わせて、カタジュタと呼ばれる大小複数の巨岩が密集したもう一つの聖地もある。<br />どちらも太古にオーストラリア大陸が海底から隆起した際に地上に突出した岩盤である。<br /><br />カタジュタは登ることは出来ないが、二つの巨岩の間に出来た谷を散策が出来る。<br />カタジュタは最大500メートルを超える岩もあり、その圧倒的な大きさに地球の大きさを<br />思い知らされる。<br />ウルルは本来アナング族の聖地で、登ることは部族の者でも許されてはいない。<br />ただ国立公園になった時にオーストラリア人が入山を許したことで、これまで観光客が<br />登ることについて、アナング族も目を瞑ってきた。<br />ただ樹木もない急斜面の岩肌は、滑落する人が多発して、<br />このまま目を瞑り続けることは出来なくなって来た。<br />今年がその最後の年。<br /><br />ただし、まだ入山出来るとは言え、厳しい規制があり、<br />当日の気温、風速、気象、その他の複数の事情から、<br />入山を許される日は1年の中でもごく僅かで、30%も登れる日はないと言われている。<br />強運も持ち合わせて居なければウルルには登る事が出来ない。<br />ただ、部族が許しては居ない聖地を踏み荒らして良いものなのか、、、<br />仮に強運に恵まれても、きっと悩むのではないか、、、<br />そんな思いも湧き上がってきた。<br /><br /><br />登山当日を迎え、朝4時に起床して準備し、ホテルを出発した。<br />天気は快晴、気温はかなり上がりそうな予報だが、風はまだそれほどない。行けそうだ!<br />まずは近くの展望テラスから朝焼けに染まるウルルを眺める。<br />一生に一度のチャンスと思うと鼓動が高まった。<br />そして開門される7時にウルル入り口へ向かう。<br /><br />入り口近くまで来て、、、肩を落とす事に。<br />登山口は封鎖され、英語の看板で、強風の為入山禁止とある。<br />朝より少し風が強まってきたせいだ。<br />ただ、午前中はまだ入山出来る可能性が残っている。<br />少し周辺を散策しつつ時間を空けて再度登山口へ向かうが、、、<br />やはりゲートは閉まったままだった。<br /><br />さらに時間を置いて3度目に期待をかけたがやはり開かないままだった。<br />悔しさと、残念な気持ちがこみ上げてきた。<br />その一方で、これで良かったのかも知れない。<br />ウルルの神に登るべきではないと言われた様な気もして、<br />自然と諦める事も出来た。<br /><br />間近でこの巨岩の存在感を感じ、アナング族の歴史や想いを知り、<br />日に染まるウルルの美しさを見る事が出来たこの旅が、<br />自分の世界観や価値観を変えてくれている事に気付いた。<br />最高の旅となった。

今年で最後!エアーズロック挑戦の旅

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2019/03/06 - 2019/03/11

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sorawokoete

sorawokoeteさん

アボリジニのアナング族の聖地として崇められているウルル(通称エアーズロック)
今年10月で入山が禁止されてしまうと知って、
これは行くしかない!と、すぐさま旅行を計画。
これから秋を迎えるオーストラリアへ6日間の旅に出かけた。

羽田からシドニー、アリススプリングスと、飛行機を乗り継いで、
オーストラリア大陸中央部のウルル・カタジュタ国立公園へ降り立つ。
秋に差し掛かっているとは言え、砂漠地帯、気温はなんと42度!
乾燥しているからあまり感じないものの、ちょっと歩けばすぐ脱水症状に
なってしまう。

ここは、アボリジニと呼ばれるオーストラリア原住民の中の部族の一つ、
アナング族が古くから守ってきた土地。
かつてイギリスがオーストラリア大陸を発見し、この地を国立公園にしてしまったが、
今はアボリジニの人権も尊重されつつあり、アナング族と、オーストラリア人のレンジャーが
共同で国立公園を守っている。

この砂漠地帯のど真ん中に、ウルルという高さ300メートルを超える一つの巨岩があり、
はるか昔からアナング族の生活と信仰の中心として存在していた。
ウルルと合わせて、カタジュタと呼ばれる大小複数の巨岩が密集したもう一つの聖地もある。
どちらも太古にオーストラリア大陸が海底から隆起した際に地上に突出した岩盤である。

カタジュタは登ることは出来ないが、二つの巨岩の間に出来た谷を散策が出来る。
カタジュタは最大500メートルを超える岩もあり、その圧倒的な大きさに地球の大きさを
思い知らされる。
ウルルは本来アナング族の聖地で、登ることは部族の者でも許されてはいない。
ただ国立公園になった時にオーストラリア人が入山を許したことで、これまで観光客が
登ることについて、アナング族も目を瞑ってきた。
ただ樹木もない急斜面の岩肌は、滑落する人が多発して、
このまま目を瞑り続けることは出来なくなって来た。
今年がその最後の年。

ただし、まだ入山出来るとは言え、厳しい規制があり、
当日の気温、風速、気象、その他の複数の事情から、
入山を許される日は1年の中でもごく僅かで、30%も登れる日はないと言われている。
強運も持ち合わせて居なければウルルには登る事が出来ない。
ただ、部族が許しては居ない聖地を踏み荒らして良いものなのか、、、
仮に強運に恵まれても、きっと悩むのではないか、、、
そんな思いも湧き上がってきた。


登山当日を迎え、朝4時に起床して準備し、ホテルを出発した。
天気は快晴、気温はかなり上がりそうな予報だが、風はまだそれほどない。行けそうだ!
まずは近くの展望テラスから朝焼けに染まるウルルを眺める。
一生に一度のチャンスと思うと鼓動が高まった。
そして開門される7時にウルル入り口へ向かう。

入り口近くまで来て、、、肩を落とす事に。
登山口は封鎖され、英語の看板で、強風の為入山禁止とある。
朝より少し風が強まってきたせいだ。
ただ、午前中はまだ入山出来る可能性が残っている。
少し周辺を散策しつつ時間を空けて再度登山口へ向かうが、、、
やはりゲートは閉まったままだった。

さらに時間を置いて3度目に期待をかけたがやはり開かないままだった。
悔しさと、残念な気持ちがこみ上げてきた。
その一方で、これで良かったのかも知れない。
ウルルの神に登るべきではないと言われた様な気もして、
自然と諦める事も出来た。

間近でこの巨岩の存在感を感じ、アナング族の歴史や想いを知り、
日に染まるウルルの美しさを見る事が出来たこの旅が、
自分の世界観や価値観を変えてくれている事に気付いた。
最高の旅となった。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
4.0
グルメ
4.0
ショッピング
3.0
交通
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
観光バス
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行なし)
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