高知県立のいち動物公園　お久しぶり！！ マロンちゃんの顔立ちに遺伝子の不思議と素晴らしさを感じます！！

2019/03/09 - 2019/03/09

およそ２年ぶりの訪問となった昨日の愛媛県立とべ動物園に続き、今日は約１年４か月ぶりの訪問となる高知県立のいち動物公園を訪問です。
前回はその年の７月に生まれたマロンちゃんに会いに訪問したのですが、その際はマロンちゃんはお母さんのみたらしちゃん共々屋内展示・・・、ですので、今回は是非、屋外のマロンちゃんに会いたいですね。

レッサーファンの皆様のブログやＳＮＳでマロンちゃんの可愛らしさとやんちゃっぷりは重々知っているつもりでしたが、実物マロンちゃんの破壊力は想像のはるか上でした（笑）

これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/travelogue/10652280

エリア 南国・土佐山田・香南(高知)

昨日は夕方のバスで松山から高知へ移動。
今朝は高知駅発８時３０分のJRと土佐くろしお鉄道の直通快速でのいち駅に向かいます。

のいち駅から徒歩２０分ほどでのいち動物公園に到着しました。

のいち動物公園の入園料は大人４６０円、JAFの会員証提示で１００円引きの３６０円となりました。

トリップアドバイザー第２位！！

分かります！！
僕ものいち大好きで、よく「どの動物園が一番好きですか？」と聞かれた際に「楽しさでアドベン、環境とか含めた総合力ではのいちです」と答えています。
とにかくのいちはいつ来てもとっての気持ちがいいのです！！

今日は帰りのバスの関係で１２時３０分頃までしかいれません。
レッサーパンダのお食事タイムがいつも通りの１１時５０分で安心しました。

開園と同時に何はともあれレッサーパンダ舎へ直行・・・でも、早すぎたのかか屋外放飼場にはまだ誰も出ていませんでした（苦笑）

現在、のいち動物公園には４匹のレッサーパンダが暮らしています。

年齢順にご紹介すると、
のいち動物公園生まれのカイちゃん、
そして、偶然にも同名の市川市動植物園からやってきたカイ君、
とくしま動物園生まれのみたらしちゃん、
カイ君とみたらしちゃんの子供のマロンちゃんです。

今日のシフトは、屋内にカイ君＆カイちゃん、そして、屋外にみたらしママとマロンちゃん。

僕はまだ屋外でのマロンちゃんに会えていないのでこのシフトは嬉しいです。

カイ君登場！！
さっそくアスレチックの上にセットされたリンゴを食べていきます。

のいちに来たのはマロンちゃんの公開直後の２０１７年１１月以来ですが、この朝一番のリンゴは以前からありましたっけ？

なんか今時？のシュッとしたレッサーパンダじゃない感じ（苦笑）がカイ君の大きな魅力の一つなんですよね。

カイ君に少し遅れてカイちゃんも登場。
カイちゃんはまずは窓枠に置かれていたリンゴから片づけていきます。

カイちゃんは続いてアスレチックの上へ。

カイちゃんが１３歳と言うこともありこのペアでの繁殖は現実的には難しいとは思うのですが、このカイカイペアは見ていてなんだかほんのり暖かい気持ちになれるペアなんですよね・・・なんでもない幸せを感じれると言うか・・・。

そして、いつの間にやら屋外にもリンゴがセットされみたらしちゃんとマロンちゃんの母娘が出ていました。

マロンちゃん、お久しぶり！！

綺麗な顔立ちに少女漫画の様な大きな瞳！！
すごく特徴的なお顔立ちのマロンちゃん。

カイ君とみたらしちゃんの遺伝子が双方引かずに主張し合ったこの感じがなんとも不思議で素敵なのです。

母娘で放飼場各所にセットされたリンゴを食べて行くのですが、どうやらリンゴ探知能力はみたらしママの方が断然高いようです。

そして、母がリンゴを見つけた事に後から気付く娘がおねだり（強奪？）に行きます。

「ママ、私そのリンゴ欲しい！！」

低木の中に隠されたリンゴを見つけご満悦なみたらしちゃん。

すぐさま娘が駆け寄ります（苦笑）

またリンゴを見つけたママ・・・、

娘との争奪戦！！

渡り廊下上のリンゴを発見したママ。

「ママ、リンゴ見つけたの？」と近づく娘・・・、

ママ知らんぷり（笑）

この知らんぷりのポーズは割と多くの母パンダが多様しますね。

またまた先にリンゴを見つけたママと慌てて駆け寄る娘。

なんの根拠もない勝手な持論ですが、リンゴ（食べ物）への執着心が強い女の子はいいママになる確率が高いと思っています。

だから母娘のリンゴ争奪戦を目撃するとなんだか嬉しくなります。

レッサーパンダ舎のお隣はカワウソ舎です。

のいちに来てカワウソ舎を見ない手はありませんよね。
ユーラシア、コツメ、ツメナシの３種のカワウソを比較できるなんて動物園ファンにとってはたまりません。

ユーラシアカワウソのヘレス君。

スペイン生まれのクウェート育ち、昨年お父さんになりました。
奥さんのアカネちゃんと娘さんのミントちゃんは午後からの展示だったようですが、残念ながら見逃してしまいました。

コツメカワウソのハル君＆メメちゃん。

先月メナム君が天国に旅立ち、のいちのコッツーはハル君、メメちゃん、メコンちゃんの３匹になりました。

ツメナシカワウソのララちゃん。

二見シーパラダイスからお婿入りしてきたゆるり君は放飼訓練中でまだ定期的な展示は始まっていないようです。

脳性麻痺の障害を持って生まれたチンパンジーのミルキーちゃんですが、現在、彼女の専用ルームの工事中のため展示はしていませんでした。

これまでのキーパーさん、獣医さんの献身的なリハビリシーンを何度か見させていただきましたので、専用ルームでリハビリが更にやりやすくなることを期待しています。

シロテテナガザル舎・・・実はここもとっても好きです。

優しい両親と元気な子供達を見ていると飽きることがありません。

不覚にも全然知らなかったのですが１２月１８日に第５子が誕生していたのですね！！

おチビちゃんはチャコお母さんの愛情をいっぱいに受けすくすく成長中のようです。

ブチハイエナの素晴らしさをファンに知らしめたのものいちの功績のひとつですよね。

ブチハイエナの親子展示は今振り返ってもとても素晴らしい展示でしたね。

園の最深部のサバンナエリアも大好きです。

三方を山に囲まれ長閑な環境の中でキリンやシマウマ、エミューなどがのんびり暮らす風景はとても気持ちいいです。

ちなみにこの写真はスマホのパノラマ機能で撮ったのでモートが奇妙に折れ曲がっていますが実際は折れ曲がっていません。

ハシビロコウのはるるちゃん。

ささ君とはるるちゃんの体重の推移のグラフが掲示されていました。

こう言う情報はとても嬉しいです。
情報自体の価値もさることながら、これを公表する担当キーパーさんの意識の高さが嬉しいのです。

ベネットアカクビワラビー。

奥にいる真っ白い子はアルビノ個体のリリーちゃん、とっても美しく神秘的な子です。

ビントロングはソルト君とケチャップちゃんが出ていました。

レッサー舎に戻ると母娘で竹の葉を食べていました。

もう少しでお食事ガイドだよ。

１１時５０分に少し遅れてお食事ガイド開始です！！

みたらしちゃんはアスレチック上でマロンちゃんは地上でリンゴをもらいました。

うまうまなみたらしママ。

続いて屋内のカイカイペアにもリンゴ＆竹の葉給餌が行われました。

お食事ガイド後はまったりモードに突入のマロンちゃん。

う～ん、やはりみたらしちゃんをベースに一歩も引かないカイ君要素がもうなんとも言えず遺伝子のすごさを教えてくれます。

まったりしつつも母が食べていると自分も食べたくなるようで、寝食べなマロンちゃん（苦笑）

レッサーパンダガイドを満喫したところで時間切れ、名残惜しかったですがのいち動物公園を後にすることにしました。

徒歩でのいち駅へ戻り、土佐くろしお鉄道とJRを乗り継ぎ高知駅へ。
高知駅からは高速バス「南国エクスプレス号」で三ノ宮へ戻りました、この帰りのバスのチケット争奪戦に乗り遅れ昼の早い時間の便しか取れず、のいち動物園を早めに切り上げなくてはならなかったのは残念です。