寄り道一切なしの縄文杉一人旅

2019/02/28 - 2019/03/02

ただただおじさんが一人で縄文杉を見に行くの巻です。
ハイシーズンを避ける。ガイドなし。一人旅。縄文杉。

エリア 屋久島(鹿児島)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船 JALグループ JRローカル 私鉄 徒歩

移動はすべて公共交通機関を利用する事にしました。
宮之浦港～屋久杉自然館の路線バスに乗ります。
宿最寄りのバス停「Aコープ前」4:51分から乗り込みました。小一時間揺られて屋久杉自然館へ。（世界遺産とは言え離島の路線バスです、早朝の2便を逃すとレンタカーかタクシーしか無くなります）

ここでチケットを買って「荒川登山口」行きのバスに乗り換えます。

屋久島町屋久杉自然館 美術館・博物館

荒川登山口に小さな待合室兼更衣室があり、薄暗い中夜が明けるの待ちます。この日はド平日で肌寒いシーズン始まりの日だったので、ガイド付き、ツアー客と思われる人たち合わせても10人くらいしかいませんでした。

辺りが明るくなり足元が見えるようになった頃、パラパラとスタートするのを見て僕も6:30ちょうどに歩き始めました。

トレッキングコースはトロッコのレール上を歩く舗装路？と途中から自然道+板を張り巡らしたハイブリッドコースになります。

かつて林業を生業としたコミュニティがあったそうで、これは何と小学校跡。離島の深い深い山奥です。すごい人たちがいたものです。

先行組を次々とパスしていきます。
僕は明るくなってからスタートしましたがこの位置にいるということは、照明が必要な時間に出発したツアー組のはずです。やるなー。

荒川登山口から約2時間で線路は終わりです。
非常に立派なトイレがありこれは循環水洗型の自然に優しい設備です。
いよいよ険しい山道に入ります。

ここから先縄文杉までトイレはありません。
（持参した）携帯トイレを使用できるスペースは数か所ありますが、あまりおすすめしません。理由は色々ですがここですませておきましょう。

トイレを背にして右にカーブしているのが来た道、左の階段が縄文杉へのルートです。

トレッキングコースは苔むした岩肌と樹木に覆われた大自然のコースです。
写真では全然伝わりませんが、無臭の軟らかい何かに包まれている空気はとても落ち着きます。

有名なので一応ウィルソン株です。

正直言ってこれを凌ぐ景観の中歩いてきたので取り立てて感動しません。
というか入山してからずっと高揚しています。

縄文杉 自然・景勝地

樹齢の想像もつかない巨木と巨石が点在する古代の森はただひたすらに美しいものです。

木の根が人の背ほどの高さにまで張っています。ありがたくこの下をくぐって歩きます。

縄文杉です。

どんなにどう撮っても本物の湛える凄みや美しさの万分の一すら伝える事が出来ません。

思わず声が出ました。来てよかった。

何度でも言います。こういった巨木がそこここに佇んでいます。
フレームに収まりません、天に向かってそびえる巨木です。

時おり日が差して濃い緑が視界いっぱいに。

トロッコ道に戻りました。
またトコトコと歩いて帰ります。