2019/03/02 - 2019/03/02
105位(同エリア239件中)
しるばーさん
この旅行記のスケジュール
2019/03/02
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徒歩での移動
防衛省
この旅行記スケジュールを元に
JR市ヶ谷駅から8分ほど歩くと、大きな森林のような場所が見えてきます。日本の防衛の要、防衛省。厳しいセキュリティで中に入ることはできませんが、平日に2回ずつ見学ツアーが行われています。今回は、年に数回行われる「休日特別限定ツアー」。夫が防衛省のHPから応募し、当選したので同行してきました。
- 旅行の満足度
- 4.5
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9時半からのツアーで、集合時刻は9時10分から20分。早めについたので目の前のコンビニで休憩していて、9時過ぎに見たらすでに行列ができていました。
防衛省 (市ヶ谷台) 美術館・博物館
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身分証明書のチェックを受け(夫は免許証、私は持っていないのでIDカード)。パスポートを見せている方も多かったです。確認後、立入証をお借りしていざGO! 自動改札みたいな機械に”ピッ”とあてて入ります。
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いつも門の外から見ていた防衛省の建物。庁舎A棟と呼ばれ、防衛大臣を補佐する内部局や統合幕僚監部や陸海軍など中枢機関に勤める職員の働くビルのようです。目の前にそびえたっていてテンションUP。
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正門から入ってすぐに案内図。ここでツアー行程の説明を受けます。
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いつも門の外から見えたエスカレーターを登ってツアー開始です。
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A棟の目のまえ。ここには都内最大規模のヘリポートもあるもよう。かわいらしいお姉さんがわかりやすく説明をしてくれます。
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広い儀仗広場。ここは、皇族や国賓などが防衛省を公式に訪問または視察する場合に、警衛し敬意を表するための儀仗が行われる場所だそうです。そのセレモニーを行うのは儀仗隊で、自衛隊から選ばれたイケメンが多いとも聞きますが・・今度テレビでチェックしなきゃ。
そのまま、情報本部などの情報関係機関・部隊などが使用する庁舎C棟(玄関は撮影禁止)、通信監理を行う庁舎B棟を通過 -
市ヶ谷記念館へ。昭和12年に建設された旧陸軍士官学校本部だった陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地1号館の一部を移築・復元し開設されたもの。この敷地内で唯一ポケストップがあります。見学者でポケモンGoをされている方は忘れずに。ちなみに私は見学に夢中でまわすのを失念しました・・・・・
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まずは大講堂の中に入り、映像「市ヶ谷の歩み」を鑑賞します。明治、大正、昭和、平成の貴重な映像や各時代のスチール写真や新聞記事などが見られます。実際東京裁判が行われた場所の再現でもあるので、そこでは映像を止めて詳細な説明がありました。今自分が座っている場所が裁判でそのあたりだったのかわかり、臨場感があります。撮影・録音禁止ですが、見ごたえがありました。
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天皇陛下が座られる玉座。
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上映鑑賞後、室内見学。これまでの歴史がわかる展示物を見ることができます。
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東京裁判の絵。
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戦時中の遺書や、手紙、写真などが展示してあります。
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硫黄島の戦いで有名な栗林中将が、ご家族にあてた手紙など。
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阿南惟幾大将が着用していた軍服。
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昔東京裁判で裁判官席であった左の窓際には、人が持っていた刀が飾られています。これ以外にも、キラキラに輝くものもありました。
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玉座の目線で入り口を見てみます。緩やかな坂になっている入り口からの道のり。2階を低くし、天皇陛下と目線を同じにする造りになっているそうです。
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床も一枚一枚番号を付け、前の建物と同じ構成で張り合わせたそう。歴史の重みを感じさせられる床です。
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2階の旧陸軍大臣室、旧便殿の間を見学。
1970年作家・三島由紀夫が仲間の学生「楯の会」のメンバーと共にここ市ヶ谷駐屯地において東部方面総監を人質に立てこもりを行いました。扉には当時の刀傷が残されています。その説明を受けた時が、一番盛り上がった気がします。 -
圧巻だったのがこの写真。1934年に群馬県で行われた特別演習のさいに撮影されたもので、天皇陛下を中心に3800人の顔が鮮明に写っています。山本五十六や東条英機などもいらっしゃるとのこと。
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移設前に実際に飾られていた時計と桜の紋章。記念館の玄関脇に展示してあります。
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見学終了後、B棟の約220メートルの通信鉄塔とともに。
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あとは、省内をぶらぶらと。
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自衛隊の方々が居住されている隊舎。トレーニング中の自衛隊員がいらっしゃいました。
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カットハウスも!
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厚生棟で15分の休憩。撮影禁止でしたが中にはスターバックスはセブンイレブン、売店などを見学、実際に買い物をすることもできます。自衛隊グッズが人気のようでした。
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そのあとは自衛隊殉職者慰霊碑へ。一礼し、思いを馳せます。
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実は3年ほど前に仕事でこのツアーに参加したことがあり2度目だったのですが、その差は厚生棟の後にグラウンド横を通り、迎撃ミサイルの説明を受けた記憶があります。また、展示ヘリコプターの運転席などに座れたような思いでもあるのですが、コースは日々少し変わったりもするようですね。最後は正門まで戻り解散。
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戦後の官公庁建設では最大規模とされる防衛省。日本古来の伝統様式「伽藍建築」をイメージに、「平等院」ぶ類似する形状を追求して建設されたとか。HPから応募でき、無料で参加できるツアー。日本人ならば、一度は訪れるべきかもしれません。
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自分のお土産に買ったドロップ。可愛いくて、つい。
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この旅行記へのコメント (1)
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- ももであさん 2024/11/10 11:28:38
- パトリオット
- しるばーさん
当時敷地内にパトリオットは配備されていませんでしたか?
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