贅沢？満開の梅と桜の両方満喫の伊豆半島！- 湯河原 梅まつり / 河津 さくら祭り

2019/02/25 - 2019/02/26

まだ寒さ厳しい二月後半だけど、春の訪れをいち早く感じられるのが伊豆半島。

小田原、湯河原、熱海と梅林の名所が目白押し、そして近年テレビでも数多く取り上げられているため桜見物動員数では今や日本一とも言われている河津さくら祭りもあるのです。

ということで、梅と桜の両方と温泉を楽しむというプチ贅沢な一泊二日のドライブ旅行。

エリア 静岡

まずは今回の行程がこちら。

東京を起点に小田原から東伊豆海岸を南下して河津まで行って戻ってきて、走行距離にして約370km。

一泊二日の旅行なので移動距離としては大したことありませんが、伊豆半島東海岸はほとんど高速がないので意外と時間かかりますよね。

当初は早朝出発で河津桜を混雑前に見物しようかとも考えたのですが、午前中の天気が雨予報だったので、初日は出発を少し遅くして湯河原の梅林(幕山公園)を目指すことに！

公園入口で入場料200円を支払い、入場！
支払いはSuicaでもOKでした。Apple Watch利用しているので、腕をかざすだけで支払い終了、やっぱり便利ですね。

公園に入って少し歩くと、おー！！いきなり梅林が目の前に現れます。
桜ほど派手さはないですが、なかなかの景観です。

幕山　湯河原梅林 自然・景勝地

少し引いてみるとこんな感じ。

天気予報よりも天候の回復は早く、青空も見えてきました！

梅林に行くアプローチ。手前には菜の花も植えているようです。

近づくと、紅白に加えて黄色と緑の四色が、めっちゃ綺麗です！

更に近づくと 湯河原梅林の看板も立っており、記念撮影スポットですね。

でも梅林って、中に入ってしまうと意外とスカスカです。。。

特に写真ではこんな残念な感じになりがちなんですよねー。

ですので、少し離れた方が「紅梅、白梅の競演」となります。

こちらは「桃梅、白梅の競演」。

「緑とは共演」ですかね(笑)。

枝垂(しだれ)梅。

梅も見事ですが、椿もきれいでした。

今回は公園入口のすぐにある第一駐車場(500円/回)に停めましたが、もう少し下の方にもいくつかあります。
ただし 梅まつり期間中の休日はかなり混むようですので 要注意とのこと。

なにせ幕山公園までの道路はあまり広くない道で大型バスなどが通るとすれ違いにかなり時間がかかりそうですね。。。

天気も回復し予想以上に梅林を楽しめ、なかなか好スタートでしたが、気が付いたらまもなくランチタイム。

ということで東海岸沿いを南下し、伺ったのが伊豆 多賀にある人気店「蕎麦処 多賀」。

あまり調べずに適当に選んで入ったのですが、かなりの人気店のようです。

基本的には観光客がメインで 地元客相手という感じではありませんが、古民家をベースにした店舗はよい雰囲気です。

蕎麦処 多賀 グルメ・レストラン

蕎麦自体も美味しかったのですが、一緒に頼んだ卵焼きもなかなかの絶品でした。

惜しむらくは名物の桜エビのかき揚げは漁獲量激減に伴い禁漁となっており提供不可とのことでした。。。残念！

ホテルにチェックイン後、伊東市内を散策。以前より気になっていた木造三階建て温泉旅館「東海館」に入って見ることに。

見学入場料は200円/人。週末は日帰り温泉もあるようです。

東海館 名所・史跡

特徴は何と言っても「最上階にある「望楼」。

また 風格ある唐破風の玄関には旭日と鶴の彫物が飾られています。

それにしても近くで見るとかなり大きな建物です。

立派な温泉旅館だったのですが、廊下や客室も当時の様子や雰囲気がしっかりと残っています。

廊下、中庭、格子窓　どれも味わいあります。

新館にある大広間。かなりの広さの大広間で、なんと120畳もあるそうです。

大広間の天井には、なかなか凝ったデザインの照明も。

大広間奥にはには雛飾りも。

大きくて立派なものです。しかし、誰もいないのでちょっと怖い。。。

幼少時代にも感じていたのですが、雛祭りって七夕などと比べて少し緊張感ありますよね。ひな人形の顔つきの所為か、大事なものなので雛飾りの前では自由に遊べない所為なのか。。。

更に新館には、伊東市在住の著名な彫刻家 「重岡建治」氏の作品展示の部屋もあります。

結構広く、数多くの作品も展示されています。

そして東海館の象徴的存在である望楼にも入ることができます。東海館自体は三階建てですが、望楼はその上になるので四階相当ですね。

当時は周辺には高い建物はなかったでしょうから、望楼からの眺めにみんな感動していたのでしょうね。

その後駅周辺の散策をして立ち寄ったのがこちらの「三木洋菓子店」。

伊東地元の洋菓子店で「猫の舌」と言うクッキーが人気です。

帰宅してからたべましたか、なんとも優しく安心する味ですね。子供ならあっと言う間に食べてしまいそうです。

ホテルに帰る頃には、提灯にも灯がともり、よりしっとりとした良い雰囲気です。

今夜の宿はホテルハーヴェスト伊東。既に何回かは利用しています。

場所的にはそれほど良いロケーションではありませんが、静かで部屋も広く、なによりも食事が美味しいのでお気に入りです。

ホテルハーヴェスト伊東 宿・ホテル

夕飯前に最上階にある温泉に！

露天風呂からは伊東市内が一望できます。

浴室内にはカメラ持ち込み禁止ですので、こちらの写真は近い場所からの眺めです。

やっぱり温泉は最高ー！

夕食はバッフェ形式ですが、メインの焼物はサーブしてくれます。

この日は、太刀魚塩焼きとサザエのつぼ焼きでした。熱々ほくほくで絶品でしたよ。

二日目は、今回の旅行のメインである「河津さくら祭り」に。

伊東からは約一時間弱のドライブ。

愛車のBMW MINI クラブマンは今日も快調です。

到着したのが、10時くらいで、駐車場からメインの会場までは 徒歩で5分くらい。

おー、満開です！菜の花とのコントラストも見事です。

第35回河津桜まつり 祭り・イベント

人出もありますが、それでもこんな程度。

特に渋滞という感じはありません。

土手沿いに上流に向かって歩いて行くと、河原に降りることができます。

ボリューム感ある桜の景色が現れます。

振り返るとこんな感じ。

菜の花と河津桜。

河原をさらに登っていくと、まだまだ河津桜並木が続きます！

反対側の土手も見事な桜並木です。

想像以上のスケール！

ソメイヨシノよりも色も濃いので、多少曇っていてもきれいに見えます。

いやー、さすが日本有数の花見客動員数を誇るだけありますね。

日本人観光客も多かったですが、海外からの観光客もたくさんいました。

河原からの桜を満喫し、河津桜の原木に向います。

一般の方の住居の庭にありますが、結構大きな木ですね。

河津には由緒ある神社の「川津来宮神社」もあります。
河津町にあるけど、こちらは「川津」なんですよね。

河津さくら祭りで多くの人で賑わっていますが、こちらは参拝客もまばらで静かな境内でした。

来宮神社 寺・神社・教会

来宮神社というと熱海にもあり大きな楠木が有名ですが、こちらも同様に大きな楠木があります。

国の天然記念物に指定された樹齢1000年以上の大楠（くす）は、樹高約２４メートル、幹回り１４メートルの大きさとのこと。

写真では伝えきれませんが、本当に大きいですよ！

河津に来たら、桜だけではなくこちらも参拝する価値ありです。

さくら祭り＆来宮神社参拝などで楽しく過ごしていあたらあっという間に二時間以上が経過。

到着時よりも少し風も強まり寒くなってきたし、これからまた少し混み始めるとのことなので河津を離れてランチすることに。

蕎麦、和食と続いたのでランチは和食系以外と言うことで選んだのが、稲取にある こちら「中華料理 ふるさと」さん。

暖簾にも書いてありますが、道路沿いにも「変ったチャーハン」という看板も出ており、ちょっと気になったのでチャレンジしてみることに。

口コミサイトでもまずまずの評判で、頼んだのは一番人気の「肉チャーハン(900円)」と「餃子(500円)」。

卵チャーハンの上にキャベツと豚肉炒めがかかっていて、見た目はチャーハンというよりも中華丼。

しかし食べてみると、なかなかの美味しさ。あら切りキャベツのザクザクした食感が何とも言えず、卵チャーハンとの相性がよいです。もちろん豚肉も食べていて満足感を生み出します。

餃子もニンニクが適度に効いていて、美味しいです。

中華 ふるさと グルメ・レストラン

お土産調達しながら帰路に着くことに。

まずはお菓子系で、伊東に本店がある「伊豆のお菓子処 石舟庵」の川奈店。裏手には工場があり、駐車場も広いので立ち寄り易いお店です。

店内は大きなテーブルがある休憩コーナーもあり、無料で地元名産の「ぐり茶」を無料で頂くこともできます。

妻は自宅用に「イチゴ大福」と「よもぎ饅頭」を買ってました。帰宅後に食べましたが、どちらも素朴な感じで美味しかったです。

しばらく前に見つけたのが、宇佐美にある干物屋「あじ一」さん。

全く観光客相手感はない店構えですが、常連の観光客が多いとのこと。

店というよりも作業場横で売っているという感じですが、天日干しにこだわった本物の干物なので、シンプルに美味しいです。

あじ一ひもの店 グルメ・レストラン

一泊二日のドライブ旅行でしたが、「満開の梅と桜」「美味しい海の幸」「温泉」と満喫できました。

特に最近なにかと話題になる「河津さくら祭り」を見物できたのは良かったです。

日本にはまだまだ桜の名所は数多くあるので、ぜひいろいろと行ってみたいです。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

この旅行記へのコメント （3）

• bangkokdaisukiさん 2020/02/16 20:19:57

  もう満開なんですね！

  Travel Jack さん
  
  つたない私の旅行記を見てくださりありがとうございます。
  
  実はこの伊豆の桜、河津桜　とても興味があったのです。
  
  海外からの友達に　桜はまだ早いよと言ったものの、ひょっとしてこちらは？と気になっていてHPとかで調べていましたが、オフィシャルなHPではつぼみになっている所も多かったのであきらめましたが、こちらの写真を見ておおお　となりました。大変参考になりました。

  TravelJackさん からの返信 2020/02/18 21:59:37

  Re: もう満開なんですね！

  コメントありがとうございます。
  三月に松山＆今治に行く予定があり、拝見させて頂きました。
  
  河津桜きれいですよね。ぜひ一度ご覧になると良いと思います。
  ちなみに私の旅行記は昨年(2019)のものです。昨年も開花は少し早かったようですが、今年は記録的な暖冬のため更に早いそうです。既に見頃のようですね。

  bangkokdaisukiさん からの返信 2020/02/19 18:40:03

  Re: もう満開なんですね！

  ああ　てっきり今年のだと思いこんでおりました。　ご指摘の通り良く見たら１９年となっていました。
  
  今治に行かれるようでしたら　ぜひ　伊予水軍へ。　本当においしいのです。
  間違いありません。　タコにしても　東京とは全く違います！
  
  それから　今治から松山に行くならば　電車しかないと思っていましたが　地元の人によると　もし　松山でも道後温泉に行くならば　バスがあって、そちらの方が　安いし　　松山から道後までの乗り換えを考えると楽だよとの事でした。　バスの時間にもよると思いますが。