豊橋旅行記(ブログ) 一覧に戻る
  東三河に春の訪れを告げる祭礼として、平安時代から伝えられている鬼祭に行ってきました。幼いころは両親や親戚の人たちに連れられて毎年のように行っていたお祭りです。しかし大人になってからは、神社へ行くのはすっかりご無沙汰。<br /> 幼いころには行ったことが無かった宵祭も含めて、二日間に渡るお祭りに行ってきました。日中は穏やかな日でしたが、夜になると深々と冷えてきました。翌日の本番さながらに、行われる神楽や赤鬼と天狗のからかい。面こそつけていないものの、提灯の灯と相まって遠い昔にタイムスリップしたかのような幻想的な宵祭でした。<br /><br /> 鬼祭は日本建国神話の田楽舞を中心として、1000年以上の歴史がある祭です。明治の終わりごろまでは、旧暦の1月13日、14日に行われており、その後新暦の2月14日、15日に変更されました。神事なので第二次世界大戦中も中断することなく行われてきましたが、昭和20年6月の豊橋空襲でご神体は守り抜いたものの多くの祭事道具が焼失しました。<br /> 昭和43年に2月11日に新しい祝日として建国記念の日が制定されたのを機に、鬼祭の日程も2月10日、11日に変更されました。昭和55年には国指定重要無形民俗文化財に指定され、現在に至っています

天下の奇祭 豊橋鬼祭 宵祭 夜編

16いいね!

2019/02/10 - 2019/02/11

152位(同エリア529件中)

0

39

魔法のじゅうたん

魔法のじゅうたんさん

 東三河に春の訪れを告げる祭礼として、平安時代から伝えられている鬼祭に行ってきました。幼いころは両親や親戚の人たちに連れられて毎年のように行っていたお祭りです。しかし大人になってからは、神社へ行くのはすっかりご無沙汰。
 幼いころには行ったことが無かった宵祭も含めて、二日間に渡るお祭りに行ってきました。日中は穏やかな日でしたが、夜になると深々と冷えてきました。翌日の本番さながらに、行われる神楽や赤鬼と天狗のからかい。面こそつけていないものの、提灯の灯と相まって遠い昔にタイムスリップしたかのような幻想的な宵祭でした。

 鬼祭は日本建国神話の田楽舞を中心として、1000年以上の歴史がある祭です。明治の終わりごろまでは、旧暦の1月13日、14日に行われており、その後新暦の2月14日、15日に変更されました。神事なので第二次世界大戦中も中断することなく行われてきましたが、昭和20年6月の豊橋空襲でご神体は守り抜いたものの多くの祭事道具が焼失しました。
 昭和43年に2月11日に新しい祝日として建国記念の日が制定されたのを機に、鬼祭の日程も2月10日、11日に変更されました。昭和55年には国指定重要無形民俗文化財に指定され、現在に至っています

旅行の満足度
5.0
同行者
家族旅行
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
JRローカル 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  •  夜7時少し前。一の鳥居をくぐってすぐの所にある、潔斎殿前。赤鬼が中にいることを知らせ、存在を誇示する「あーかーい」と言う警護衆の声が響き渡ります。

     夜7時少し前。一の鳥居をくぐってすぐの所にある、潔斎殿前。赤鬼が中にいることを知らせ、存在を誇示する「あーかーい」と言う警護衆の声が響き渡ります。

    安久美神戸神明社 寺・神社・教会

  •  昼間ほどの人数ではありませんが、宵祭を観に人々も集まってきています。

     昼間ほどの人数ではありませんが、宵祭を観に人々も集まってきています。

  •  とは言っても大半は観光客ではなく、地元の人々。

     とは言っても大半は観光客ではなく、地元の人々。

  •  社殿にも明かりが灯り、厳かな雰囲気です。

     社殿にも明かりが灯り、厳かな雰囲気です。

  •  八角台の提灯にも明かりが灯っています。

     八角台の提灯にも明かりが灯っています。

  •  出番を待つ笹良児たち。

     出番を待つ笹良児たち。

  •  大人に手を引かれ、八角台に向かいます。

     大人に手を引かれ、八角台に向かいます。

  •  今から始まるのは、明日の本祭のリハーサルとでも言うのでしょうか。

     今から始まるのは、明日の本祭のリハーサルとでも言うのでしょうか。

  •  これから始まるのは、何なのでしょうか。

     これから始まるのは、何なのでしょうか。

  •  装束も正式なものではなく、司天師(紫の装束の人)は饅頭笠を被っていません。

     装束も正式なものではなく、司天師(紫の装束の人)は饅頭笠を被っていません。

  •  司天師と笹良児の田楽ポンテンザラ。片方の司天師が鼓を「ポン」と打ち、続いてもう片方の司天師が小鼓を「テン」と打つ。そして笹良児が「ザラ」っとささらを鳴らす。何とも素朴な田楽です。

     司天師と笹良児の田楽ポンテンザラ。片方の司天師が鼓を「ポン」と打ち、続いてもう片方の司天師が小鼓を「テン」と打つ。そして笹良児が「ザラ」っとささらを鳴らす。何とも素朴な田楽です。

  •  そして司天師田楽。

     そして司天師田楽。

  •  大きく足を振り上げます。

     大きく足を振り上げます。

  •  司天師は二人いますが、この田楽は一人ずつ奉納します。二人一緒に舞うことはありません。<br /> 遠い昔、徳川家康(多分、今川家の人質時代)もこの田楽を観たことがあるそうな。

    イチオシ

     司天師は二人いますが、この田楽は一人ずつ奉納します。二人一緒に舞うことはありません。
     遠い昔、徳川家康(多分、今川家の人質時代)もこの田楽を観たことがあるそうな。

  •  社殿の中でも何やら行われています。

     社殿の中でも何やら行われています。

  •  浦安の舞です。雅楽も氏子の人たちが演奏します。

     浦安の舞です。雅楽も氏子の人たちが演奏します。

  •  八角台では、次の神楽が始まっていました。

     八角台では、次の神楽が始まっていました。

  •  御幸神楽です。手に持っているふさふさしたものは、手麻(たぬさ)と言うものだそうです。

     御幸神楽です。手に持っているふさふさしたものは、手麻(たぬさ)と言うものだそうです。

  •  まだ神楽は続いていますが、私はそろそろ鳥居の方へ場所を移動します。

     まだ神楽は続いていますが、私はそろそろ鳥居の方へ場所を移動します。

  •  こちらでは潔斎殿を出た赤鬼と天狗が「からかい」をしています。装束は着ていますが、面はつけていません。昼間の子鬼と同じです。

     こちらでは潔斎殿を出た赤鬼と天狗が「からかい」をしています。装束は着ていますが、面はつけていません。昼間の子鬼と同じです。

  •  赤鬼と天狗は、神役と言います。面をつけていないので神になる前の、最後の練習と言ったところでしょうか。

     赤鬼と天狗は、神役と言います。面をつけていないので神になる前の、最後の練習と言ったところでしょうか。

  •  赤鬼は荒ぶる神。

     赤鬼は荒ぶる神。

  •  参道を稲妻型に進みます。

     参道を稲妻型に進みます。

  •  赤鬼と天狗が対峙しています。

     赤鬼と天狗が対峙しています。

  •  赤鬼と天狗は、互いの右手を高く上げ招きあいます。

     赤鬼と天狗は、互いの右手を高く上げ招きあいます。

  •  天狗は武神。日本神話に登場する猿田彦と伝えられています。

     天狗は武神。日本神話に登場する猿田彦と伝えられています。

  •  薙刀を低く構えて進んでいきます。

     薙刀を低く構えて進んでいきます。

  •  また立ち止まり、赤鬼と天狗は扇を振って招きあいます。

    イチオシ

     また立ち止まり、赤鬼と天狗は扇を振って招きあいます。

  •  天狗が赤鬼を追い詰めます。

     天狗が赤鬼を追い詰めます。

  •  赤鬼が撞木を振り上げます。

     赤鬼が撞木を振り上げます。

  •  装束は20キロ以上になるそうです。赤鬼は、歯を食いしばっているように見えます。

     装束は20キロ以上になるそうです。赤鬼は、歯を食いしばっているように見えます。

  •  「からかい」も終盤。

     「からかい」も終盤。

  •  「からかい」に敗れた赤鬼は、退散していきした。

     「からかい」に敗れた赤鬼は、退散していきした。

  •  勝った天狗は、八角台に登ります。

     勝った天狗は、八角台に登ります。

  •  ここで切祓を行います。

     ここで切祓を行います。

  •  切祓とは、場を清める儀式なのだそうです。

    イチオシ

     切祓とは、場を清める儀式なのだそうです。

  •  左、右、左と三周。

     左、右、左と三周。

  •  この間、天狗が何度か跳躍します。その度に周りの若い衆から「よいしょー」の声が掛かります。

     この間、天狗が何度か跳躍します。その度に周りの若い衆から「よいしょー」の声が掛かります。

  •  予定では宵祭は夜9時終了とのことでしたが、9時を過ぎてもまだ続いていました。最後までこの場を離れたくなかったのですが、諸事情で本日はここまで。後ろ髪を引かれながら神社を後にしました。<br /> 宵祭を観たのは初めてでしたが、すっかり魅せられてしまいました。翌日の本祭りも楽しみです。

     予定では宵祭は夜9時終了とのことでしたが、9時を過ぎてもまだ続いていました。最後までこの場を離れたくなかったのですが、諸事情で本日はここまで。後ろ髪を引かれながら神社を後にしました。
     宵祭を観たのは初めてでしたが、すっかり魅せられてしまいました。翌日の本祭りも楽しみです。

この旅行記のタグ

関連タグ

16いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったスポット

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

この旅行記の地図

拡大する

価格.com旅行・トラベルホテル・旅館を比較

PAGE TOP