2011/08/06 - 2011/08/10
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旅は思い立ったが吉日。さん
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8年前。
社会人になってようやく落ち着いてきたころの夏休み、友人と3泊5日タイ女二人旅に行った。
フリープランではなくバスで観光地を回れるツアー。当時は今ほどタイ自体流行っておらず、タイ?どこそれ?なんでタイ選んだの?安いから!だけの理由で決めた、どんな国かもまるで知らず。
初日。
タイに到着し、空港で出迎えてくれた現地人ガイドさん。出会った瞬間に気付いてしまった、手の振り方、歩き方、そして声の抑揚、オネエだ…(笑)見た目は肌艶のいいお兄さんとおじさんの間くらい。キュートな立ち振る舞いと愛嬌で直ぐに仲良くなった。可愛くさえ見えてくる、生のオネエを見たのはこれが人生で初めてだった。笑
初のオネエと初のアジア進出に浮かれ、夜のバンコクの街へ繰り出す。
待って…これがタイ?
臭い汚い怖い「わたしタイ無理かも‥」のちにインドやカンボジアにも行く程になりバンコクの大都会さを知ることになるが、初めてのアジアは、日本とグアムしか知らない私にとって物凄く衝撃的でショッキングだった。
タイ1日目
前夜のカルチャーショックを軽く引きずりながらも、大好きな動物に会える楽しみを胸にツアー出発!
タイと言ったらゾウ。あんなに間近でゾウを見られるなんて!動物オタクと呼ばれる程の動物好きの私は昨日のショックなんてポポーイと忘れて触れ合いを楽しんだ。ストローでジュース飲むんだ、ゾウって。鼻で直飲みのが早いやん、とも思ったが可愛かったのでルンルンした。途中ダンスする子ゾウに迫られ、危うくお尻に敷かれそうになったし、抱きついたせいで全身ゾウ臭くなった。おかげで1日中バスの中をケモノ臭テロしてしまった。
そして…遂に出逢ってしまったのです。
世界遺産『アユタヤ遺跡群』
待って、なに、トリハダが止まらなかった。
景色見てキレ~って言うのとは訳が違った。感じたことのない感覚、言い表せない感情だった。
何百年も昔の異国の人たちが作りあげた歴史や文化のある王朝、戦いののち敵軍に破壊されてしまったこの地に、今現在の自分が立っている。
不思議で神秘的な空間「…すごい。」ワット・プラ・シーサンペットの遺跡に囲まれながら、ふと心の声が漏れてしまったのを覚えている。魂が震えるってこういうことなんだと本気で思った。
そう、ここが私のアナザースカ、じゃなくて
遺跡にハマることになったルーツなのだ。。
(神社やお寺、遺跡など自分にとって特別な場所に行くと鳥肌がブワァとたつようになった。)
タイ2日目
チャオプラヤー川クルーズ、といっても船での移動。
それから暁の寺院。装飾が可愛かった、いつまででも見ていられるくらい繊細ででも大胆なデザインで、誰があんなセンスのかたまりみたいなものを考え作ったんだろうと、ただただ関心感動してしまった。
ワット・ポーの大きさにも驚いた。
エメラルド寺院は、引くほどに豪華絢爛キンキンピカピカだった。
夜は2時間タイ式マッサージを受けた。
施術を受けながら隣に寝そべっている友人に「あーやばいオナラ出そう、お腹ボコボコ言ってるわ」なんて話していたら、タイ人2人共が急にクスクス笑いはじめた。
えー待って待って日本語分かるとか聞いてないし!結構な時間笑うじゃん、それにタイ語でぶつぶつ話してるし、なんなのこの辱しめ。思いっきりうろたえた挙句、友人と私も含め何故か4人で大笑いした。なんだったんだろう、あの生ぬるい空気は(笑)
タイ3日目
最終日は1日フリー。
水上マーケットで物売りおばはん達に囲まれつつ、有名なあの景色が見れた。赤い顔のベェーッてやってる木彫りのお面を買った。どうしても旅先では変なものが欲しくなる、
そして後半は「チーズケーキファクトリー(別に有名店でもなんでもないが食べたさのあまり探す。)」を目指した。観光客0の土地をひたすら彷徨う、怖いどころかワクワクが止まらなかった。徒歩では行けない距離、タクシーを使ったり、人に尋ねたり。皆親切なのか知らないくせに道を教えてくれる。タイムリミットが近づいてきた。
諦めかけた時、最後に声をかけたお兄さんお姉さんがなんと車に乗せてくれた。途中でタクシーに乗りかえ、お兄さんの支払いで目的地まで送ってくれたのだ。じゃ、よい旅を!と名乗りもせず去っていった。
カッコよすぎる…素敵すぎる…
異国で見ず知らずの人の車に乗る私らも私らだが、本当に親切な方々で良かった。
何しろ彼らの親切心が嬉しくて嬉しくて。
チーズケーキよりも最高のご褒美経験だった。
帰りは夕方の大渋滞にドはまりしつつ無事に戻り、帰国。
この旅はツアーが一緒だった
ご家族パパママ娘さん、一人旅のお姉さんとも仲良くなった。観光はもちろん、ご飯を食べたりバスで話したり、大家族旅行そんな感じだった。旅行後もご飯に行ったり年賀状や手紙をやりとりするくらいに仲良くなった。
タイは「微笑みの国」とも言うけど、タイの人みんな優しくしてくれたし親切だった。にこやかに温かい気持ちでいられた、訪れた私達も笑顔になれたしたくさんコップンカー(ありがとう)って言ったなぁ。
初日はぶっちゃけどうなるかと思ったけど。
なるほど~これが「微笑みの国 タイ」そう言われる理由だったんだね。と、ひとり納得したのでした。
今では自分でも作って週一は欠かさないくらいのタイ料理ファンです。
旅、出会い、ますます世界を知りたくなった。
余談です
小さい頃から何故かわたしはお墓(墓石)が大好きで、電車から墓地が見えると決まって興奮してキャッキャしていた。
遺跡好きなのは、なにか通ずるものがあるなぁと、タイ旅行で気付きすぐに母に報告をしました。それだけです以上(笑)
おしまい!
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オネエガイドさん
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みんな大好きカオマンガイ
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衝撃的だった
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おや?
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このひと「ワビサビ」連呼してた
絶対意味わかってない、私もわからない -
ゾウから見る遺跡は格別でした。
ちなみにかぶっている帽子は、雰囲気が出るかなと思い日本の100均で買っていった折りたたみの変な麦藁。 -
ケモノ臭テロを起こした原因
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ワットマハタート絶対に見たかった
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ここの真ん中にポツンと一人で立ってみた。
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ワットプラシーサンペット
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必ずまた訪れたい
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異世界異空間だった、ここ。
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なんとも不思議な気持ち
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野良犬絵になる
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水上生活
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ワットアルン。って、打つと
ワットあるわって変換されかけたけど、ワットあるん?て関西弁って思われたってこと?え? -
無理矢理被らされたけど、これやったお陰で日本人のカッコイイお兄さん達と写真撮れたからやってよかった。
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足裏の指紋
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センス良すぎる貝殻までついて可愛い
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職人技、一本の木を彫ってるんだって。
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繊細!こういう方々、ホント尊敬する
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うますぎでしょ!
そろそろ船以外も書いてみようか -
エメラルド寺院
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門番カッコいい。
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この旅からご当地マグネットコレクターになった
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もう用無しだって言うかい、のびたくん…
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親切なお兄さんお姉さんのお陰で無事にたどり着けたよ、チーズケーキファクトリー。
味はノーコメントだよ、ありがとうございました。 -
旅の終わりにツアーの皆さんにプレゼント。
デジカメプリント三枚に1時間半かかったわ!
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