ＪＡＬ「どこかにマイル」で行ったのは徳島～(3)阿波おどり会館で「踊る阿呆と見る阿呆」の意味を実感！

2019/02/17 - 2019/02/19

ＪＡＬのマイルが月別に有効期限切れになっていきます。マイルの有効期限は搭乗（または利用）日の36ヵ月後の月末となっているためです。「e JALポイント」にちょこちょこ代えていましたが、今回、久々に「どこかにマイル」を計画、行き先は徳島に。
実は、私はお隣の香川出身なんですが、あんまり徳島のことは知らない・・・。
ということで、急遽県内各地の観光スポットを調べて、プランニングして行って来ました。

２日目、まずは徳島市の阿波おどり会館で、「踊る阿呆と見る阿呆」の意味を実感します。


　(1)阿波国一之宮「大麻比古神社」と四国霊場一番・二番に参拝！
　(2)徳島市で阿波尾鶏を食べて、〆は徳島ラーメン！
★(3)阿波おどり会館で「踊る阿呆と見る阿呆」の意味を実感！
　(4)難所中の難所、四国霊場２０番・２１番に行きました！
　(5)四国霊場２３番薬王寺、料理自慢の民宿で「海賊焼き」！
　(6)日和佐のウミガメと阿南の津峯神社、小松島の岡本中華そば！

エリア 徳島市(徳島)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: レンタカー タクシー JALグループ 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

２月１８日（月）です。
晴天で、２日目を迎えることが出来ました。
ＪＲ徳島駅が見えます。
以前は、お世辞にも県庁所在地にある国鉄駅とは言えないような田舎っぽい駅でしたが、1992年（平成4年）9月に新駅舎が完成したそうです。

徳島駅 駅

駅前ロータリーです。

朝食会場です。
今回のプランは、朝食付きです。
「HIDEKURA 2・0・1・5」というお店。
夜は、なかなか感じの良い居酒屋になるようです。

美味しそうな料理が並びます。

レベルは高い。

店内も清潔で、白と黒を基調として落ち着いた感じです。

和食中心。
なると金時の天ぷらなど、嬉しい料理もありました。

これは家内の一皿。
全体的にカロリー多めを好んでいます。
まぁ、私より３つ若いからな（笑）。

コーヒーも美味しい。

部屋に戻り支度をして、チェックアウト。

綺麗な、少しリッチなホテルでした。

駅前からタクシーでトヨタレンタカーへ向かい、レンタカーを借ります。
タクシーの領収証提示で交通費（送迎代相当のワンメーター分）負担してくれます。

そしてやって来たのは、阿波おどり会館の隣にある「徳島眉山天神社」です。

眉山天神社は、学問の天神社、恋愛成就・安産・子授かり姫宮があり多くの参拝客が来ると言います。

徳島眉山天神社 寺・神社・教会

こちらは、1809年（文化6年）に現在の地に創建されたといわれますが、元々、徳島藩主である蜂須賀家が代々保護し繁栄してきた神社です。

朱色の鳥居が美しい。

徳島眉山天神社。
朱色と銅屋根の緑の対比が綺麗です。

ご祭神は学問の神様である菅原道真。
商売繁盛、交通安全、家内安全、災難厄よけの神様として有名です。

菅原道真公像と、知恵の牛像。
知恵の牛は、「さすればさするほど　知恵が付く」といわれます。

太宰府天満宮などと同じく梅のご紋。

天神社ラジオ体操の会は　雨の日も風の日も一日も休むことなくラジオ体操を続け地域社会のため奉仕を続けており　本年で満二十年になりましたので　その功労にむくいるため記念としてこの像を贈るのであります。
「寄贈 徳島中央ロータリークラブ」

左右の狛犬。
足元に百度石があります。

左右の狛犬。
口を閉じた吽形。

こちらは口を開いた阿形。

阿吽（あうん）の呼吸の語源となっています。

境内社の稲荷大名神。
五穀豊穣、商売繁盛の神様です。

九人大明神。左が九人神社で右が白大夫神社です。

天神社の左に鎮座するハートマークの赤い鳥居。

姫宮さん。
ご利益は、恋むすび、縁むすび、子宝、夫婦円満、そして病気治癒に御利益があります。

鳥居の先に見えるのは、自然石。女性と生命の誕生を尊ぶような絶妙な形は「日本有数の奇巌として絶妙にして幽玄なる秘物」な奇石・陰石として有名だそうです。

ハートの御影石が敷かれた参道も可愛い。

奥には、筆塚・針塚もあります。
菅原道真公は、書道の神様でもあり、筆塚は書道関係関係者や筆を愛用する人々がその使い古した筆をおさめる供養塚です。

沢山の絵馬もありました。

右に見える建物が眉山ロープウェイです。
黄色の車両も見え、５Ｆは「眉山ロープウェイ」の山麓駅になっていますが、2/8～3/8の間、施設点検のため運休中です。

眉山(徳島県徳島市) 自然・景勝地

となりの「阿波おどり会館」にやって来ました。

阿波おどり会館 テーマパーク

有名連の提灯が並びます。

この日の公演は１１：００からですので、３Ｆの阿波おどりミュージアムを見学します。
人形？

人形ですが、本物のよう。
男踊りと女踊りの２種類があります。

阿波おどりの歴史などが展示されていました。

２００４年のアテネ五輪シンクロナイズドスイミングでは、阿波おどりをメインテーマとした振り付けがなされ、銀メダル獲得したそうです。

有名連。

懐かしい、昔のポスター。

現在の阿波おどりの衣装なども展示されていました。

昼公演は１日４回（11:00、14:00、15:00、16:00）です。
１０：３０頃開場。

阿波おどりホール。

昼公演は、会館専属連による阿波おどりです。

男踊り。
腰を深く沈め、豪快で躍動感あふれる自由奔放に乱舞する踊りです。
団扇や提灯を使ったダイナミックな踊り方もあります。

女踊り。
鳥追い笠を目深に被るため表情はなかなか見えませんが、腕を高く上げ、足がピンと跳ね上がる気品と溌剌さを兼ね備えた踊りです。

阿波おどりは、小学校低学年の頃、一度だけ観に行ったことがありますが「ただただ暑かった」記憶しか無く、近くで踊りを見るのはほぼ初めて。

一番前の席に座ったこともあり、間近でみる踊りは迫力満点。

テンポが上がって、一気に盛り上がっています。

一踊りが終わると、連長さんから阿波おどりの歴史や変遷が紹介されました。
また、三味線や鉦、笛、太鼓といった鳴り物が、それぞれどのような役割を果たしているのかをがかりやすく説明され、阿波おどりについての知識を深めることができました。

ところで、何でこのような角度での写真が？

我々、観客たちも舞台に上がって、阿波踊りの基本の踊り方を教えてもらうことができるのです。
私も、舞台上に居ます。

「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃそんそん」
この意味が解りました！

この段階は、足のステップを教わっているところ。
手を付けていくとどんどん難しくなっていきます。

この後、三味線や鉦、笛、太鼓といった鳴り物を付けて、踊り子さん達と一緒に踊りました。

優秀賞３人と最優秀賞１人が選ばれ、記念の品を手渡されます。
最優秀賞には表彰状と記念の団扇、優秀賞には手ぬぐいでした。

連長は手慣れた感じでインタビューしてます。

さて最後の踊りです。

女踊り。
実は、このように手を高く上げたまんまで踊るのは、ほんとに大変なんです。

ステップも。

さすがにプロです。

テンポが上がり、激しいターンをしたところ。

提灯をうまく扱う男踊り。
中央を隊列で進む、女踊り。
美しい。

女踊りの足がピタッと揃うのも阿波おどりの魅力です。

一気のフィナーレ！

記念撮影。
ちょっと写真撮るだけでも、手の高さの違い・・・。

家内もこれ。
簡単には、手が上がらないものです。

(4)に続きます。
https://4travel.jp/travelogue/11459898