2008/11/20 - 2008/11/29
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toshikunさん
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3ヶ月ぶりに中国に出張。厦門の客先でミーティング、海鮮料理の会食ではえらいものを食べさせられた。土日に上海に戻って、街中や公園を散策したり、雑技団を見たり、外灘を歩いたりした。上海蟹のフルコースも食べに行った。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- その他
- 交通手段
- 鉄道 徒歩 飛行機
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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2008年11月20日に関空から厦門に移動したのですが、水曜日なら直行便があったのに、木曜日はなく、上海浦東空港に着いて上海虹橋空港まで地上移動し、中華東方航空の飛行機で厦門に飛ぶことにしました。しかしこの厦門行きが1時間遅れて飛んだため、関空を朝の10時半に出て厦門に着いたのは午後6時過ぎでした。
厦門は台湾の丁度大陸側の対岸に位置する島で、大陸とは橋で繋がっています。日本ではアモイとして有名ですが、北京語ではシアメンと読みます。アモイはこの辺りの方言のビン(門構えに虫)南語で読んだときの発音だそうですが、北京語とは似ても似つかない音で、最早方言と言うより外国語と言うべきでしょう。ここでの宿泊先は厦門京ビン中心ホテルでしたが、空港からの無料送迎バスの中でチェックインを完了でき、ホテルの中も日本語表示完備、日本語ホットラインやウォシュレットもあって、日本人には快適なホテルでした。TVもNHKが3局映ります。週末にゴルフをしに来たり、客家(ハッカ)観光に来る日本人が多いようです。夜は外に食事に行きましたが、夜でも暖かく、夜景も美しく、仕事で来るべきところではありません。昼間の予想最高気温は25℃でしたが、実際はそれよりも少し涼しく、快適でした。一年中コートはまず不要です。アモイジンミン セントラルホテル ホテル
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11月21日(金)一日中客先にてミーティングし、夜は牡丹大酒楼と言うレストランで会食しました。厦門と言えば海鮮料理が有名なのですが、最初に出てきたのが、上の写真奥に見えるゼリーに爪楊枝が刺さっている代物です。黙っていてくれればいいのに、「シーワームと聞くと西洋人はまず駄目だが、アジア人は大丈夫でしょう。」とのこと。ゲッ!シーワーム?海のミミズ?ゴカイか?そう言えば、ゼリーの底に白っぽい8mm幅くらいの筒状のモノが三列に並んでいます。大丈夫と言われて駄目とも言えないし、ええい!と口に入れたら、無くても良いのに結構しっかりとした歯ごたえ!おえっ!となるのを抑えつつ、飲み込みました。「結構いけるね」とか言いながら…オエーッ!!!
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それ以外の料理は全て美味しく戴きました。右上写真の固形燃料で暖められている鍋は、鮑の雑炊です。贅沢!私はお酒は余り飲めないのですが、ミーティングが旨く行ったせいか、白酒も美味しく乾杯しました
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11月22日(土)結局厦門で観光できずに上海に移動。午後雨が降りそうでしたが、ホテル前の中山公園を散策しました。
上海中山公園 広場・公園
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結構大きな公園で、中ではフォークダンスに興ずる人たちや、剣を持って演舞の練習をしている人や、太極拳をする人、犬を散歩させる人や、池で釣りをする人など、多くの人々が休日を楽しんでいました。
上海中山公園 広場・公園
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池の畔の東屋では老人たちが二卓で麻雀を楽しんでいました。
上海中山公園 広場・公園
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ゴーカートや高いレールを走る自転車、回るブランコの遊具もあります。ゴーカートは3分で8元(=120円)、自転車は1周8元、ブランコは3分6元(=90円)です。当時の一般の収入を考えるとかなり高いと言えます。
上海中山公園 広場・公園
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11月23日(日)は、宿泊費に込みの朝食バイキングをがっつり食べて(ちょっと取りすぎた)、昼食を節約、1日中雨だったので、どこにも出かけずホテルで金曜日のミーティングのレポートを作成しました。日本では三連休なのに、出張中は殆ど休みなしです。
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11月24日(月)は夕方早めにホテルに戻れましたが、その時ホテルの前で「静安寺2.5km」の看板を見つけたので、独りで歩いて行ってみることにしました。地図を調べると愚園路を真っ直ぐ行けば良く、迷いそうにもありません。地下鉄も通じていて二駅なのですが、健康と観光のため歩きました。愚園路には昔懐かしいトロリーバスが走っていました。道路の上を架線が引き回され、景観は良くありませんが、騒音も排ガスも出ず、環境に優しいと言えます。静安寺は、呉の孫権が建立したと言う古刹だそうです。地下鉄の入り口も写真のようにお寺風になっています。
静安寺駅 駅
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しかし、寺がどこにあるか分からず、警官に尋ねたところ、ナント目の前のけばけばしい建物が静安寺だと言うではありませんか!先ほどの地下鉄の入り口も、実は本物の静安寺の鼓楼の下に入り口が掘られていたのでした。後で調べて分かったのですが、寺は1972年に焼失して1991年に修復されたのだそうです。拝観料は10元(150円)。午後5時まで。
静安寺 寺院・教会
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静安寺本殿は修復工事中。
静安寺 寺院・教会
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静安寺のケバイ観音様。
静安寺 寺院・教会
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静安寺は大都会の真ん中。
暗くなってからまた30分歩いて帰りました。静安寺 寺院・教会
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10月から11月に掛けては上海蟹の旬ですので、11月25日(火)の夜は上海蟹のフルコースを食べに行きました。
普通は蟹だけでも2000円とかするのですが、フルコースでナント138元(=2070円)の店があるというのです。その名も「138蟹宴館」。場所は上海市長寧区古羊路451-2号、予約は電話5477-1725です。日本語OK。メニューも日本語です。138蟹宴館 中華
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ただし、138元のコースでは下の写真の奥の小さな蟹しかつきません。手前の大きな蟹は300元(=4500円)のコースです。しかし!138元のコースに58元を足せば、蟹だけこの大きな200gの蟹に替えて貰えます。合計196元(=2940円)です。これが最もコストパフォーマンスの高いコースだと思います。
138蟹宴館 中華
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①~⑪まで全コースを写真でご紹介します。皿の大きさは②をビール瓶と比べてください。小さな皿ですが、全部食べるとお腹いっぱいになります。
①前菜と②蟹爪肉の蒸し物。138蟹宴館 中華
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蟹には本場「陽澄湖」産のタグが付いており、クリーミーな蟹みそとねっとり濃厚な白子が旨かった。
店舗の奥では、係員たちがひたすら蟹身を穿りだしています。138蟹宴館 中華
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③アスパラと蟹足肉の炒め物
138蟹宴館 中華
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④蟹身と蟹みそ炒め
138蟹宴館 中華
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⑤蟹みそ豆腐
138蟹宴館 中華
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⑥春雨と蟹白子添え
138蟹宴館 中華
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⑦上海蟹一匹(200g)
138蟹宴館 中華
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⑧蟹ワンタン、⑨蟹みそ焼きそば
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⑩生姜茶の梨和え⑪フルーツ
138蟹宴館 中華
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11月26日(水)昼食はマクドナルドに行きました。中国のマクドは、鶏肉が中心メニューです。右のチキンサンドにチキンナゲットとポテト、ラージコーラが付いて34元=510円ですから、日本と較べるとナゲットを得したくらい?でも、中国の所得水準から言うとかなり高いです。ナゲットのソースは「甜酸醤」という、字の通り甘酸っぱい味のが付いていました。
マクドナルド (凱旋路店) ファーストフード
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この日の夜は、独りだったので夜10時前になってから、以前から気になっていた「味千拉麺」に出掛けました。ラーメンとカタカナでも書いてあるのですが、日本で聞いたことがありません。何でも熊本では有名らしいのですが、大阪や東京に余り進出しないで、上海に多くの店舗があるそうです。店の中は暗く、誰もいないので閉店しているのかとも思いましたが、歓迎光臨の看板が出ているので営業中と判断して入りました。日本語の分かる人は誰もいませんでした。味千ラーメンという店の名前の付いたラーメンがあるのですが、ナント18元=270円です。
ディナーとしてはあんまりだと思い、22元=330円の叉焼麺を注文しました。ところが小姐は、メニューを指差して、なにやら確認してきます。聞き返すとどうやら「22元だけど本当にいいの?」と言っているようです。いいよと頷くと不得要領げに戻って行きました。一体どういう意味だろう?まさか日本人に22元が払えるかと確認したのではないはずです。多分、金持ちの日本人の癖にたった22元のラーメンだけでいいのか?と確認したのでしょう。後から事情通の人に聞くと、日本人は結構この店で小料理を多く取ってお酒を飲み、最後にラーメンを食べるので、意外だったんでしょうとのことでした。右の写真が叉焼麺です。値段の割には満足できる内容ですが、考えてみると日本でも幸楽苑のように290円のラーメンを出す店もあるのですから、上海ならこの程度は出来て当然かも知れません。
日本に帰ってから偶然、羽曳野市伊賀に味千ラーメンがあることを発見しました。堺羽曳野線に面して南側です。 -
11月27日(木)の夜は、上海市共和新路2266号の上海馬戯城に雑技団のショーを見に行きました。真正面のA席上段で280元=4200円です。結構いい値段ですが、その価値は充分にありました。舞台に近い下段なら580元=8700円もします。「時空の旅」のホームページで、ENGLISHの言語を選択して、上の方のVIDEOを選択し、右の方の「時空之旅介紹」をクリックすれば、動画でショーのさわりを殆ど見ることが出来ます。このショーの素晴らしいところは、まず音楽がすべて生演奏で、質が高いこと、団長以外の全員が若く、鍛え上げられていて美しい肉体をしていること(団長もよい芸を持っているのですが)、構成が幻想的でユーモアもあること、などです。天井から吊られた2本のリボンに男性が捕まって女性と手を繋いで宙を舞う姿は美しくもあるが、女性は命綱をしておらず、ハラハラ、ドキドキです。圧巻は小さな球形の中でバイクがぐるぐる回る曲芸ですが、段々バイクの数が増えて行き、最後は8台!も入るのです。思わず危ないと悲鳴を上げてしまいます。人間の可能性は無限だと思わせるショーです。
上海馬劇城 劇場・ホール・ショー
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雑技団のショーが跳ねてから外灘(わいたん、英語ではBUNDと呼ばれる)に夜景を見に行きました。租界時代の歴史的なビルがライトアップされており、河の対岸ではユニークな形をした東方明珠塔(テレビ塔466m)がお伽の国のように幻想的な風景です。この夜は気温が3℃と非常に寒かったのですが、お土産の行商人も沢山いて、外灘は夜遅くまで賑わっていました。
外灘 散歩・街歩き
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11月28日(金)の朝も非常に寒かったのですが、私は上海は暖かいだろうと思ってコートを持って来なかったので、随分寒い思いをしました。28日の午後(金)と29日(土)の午前中も会議を行なって、29日の夜遅くに大阪に帰ってきました。大阪の方が暖かかったのは意外でした。
外灘 散歩・街歩き
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