2019/02/01 - 2019/02/06
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インドを旅行しました。前々から行ってみたかったアジャンタやエローラの石窟寺院を観光してきました。
アウランガーバードにはアグラにあるタージ・マハルにそっくりなビービー・カ・マクバラ(Bibi Ka Maqbara)があります。ムガル帝国第6代皇帝アウラングゼーブ帝の息子であるアーザム・シャーが亡き母のために造った霊廟です。
アウランガーバードからエローラまではバスで約1時間、私たちはツアーバスですが、路線バスもあります。
本編は4日目です。
1日目:成田空港からムンバイのチャトラパティ・シヴァージー空港へ。
2日目:ムンバイ市内観光、ガンジー博物館、チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス。国内線で空路アウランガーバードへ移動。
3日目:アジャンタ石窟寺院観光。
4日目:エローラ石窟寺院観光、アウランガーバード市内観光。空路ムンバイへ移動。
5日目:ムンバイ市内観光、エレファンタ島の石窟寺院観光。チャトラパティ・シヴァージー空港から成田空港へ、機内泊。
6日目:成田空港着、帰宅。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 観光バス 飛行機
- 航空会社
- ジェットエアウェイズ (運航停止)
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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最初にビービー・カ・マクバラを訪れました。
デカン高原に残る唯一のムガル建築です。 -
入場券代わりのトークンです。
堂々と持っていますが、上下逆さまでした。 -
タージ・マハルを模して造られましたが、大きさは約1/3です。
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タージ・マハルは総大理石造りですが、ビービー・カ・マクバラの土台は大理石、建物は石造りに白い漆喰を塗ったものです。でも立派な建物です。
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ここにアウラングゼーブ帝の第一王妃ディルラス・バヌ・ベグムが葬られています。
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ビービー・カ・マクバラの内部は、装飾も少なく、簡素な造りです。
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天井。
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西側に建てられているモスク。この方角にはメッカがあるらしいです。
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西側に建てられているモスク。東側には建物はありません。
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モスクから見たビービー・カ・マクバラの西面。
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廟から見た入り口。
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ビービー・カ・マクバラ(南東方向から)。
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廟を取り囲む4本のミナレットがドームよりも高くなっています。
タージ・マハルとは逆の造りになっています。 -
Panchakki Masjid(パンチャッキーの水車小屋)という謎の観光地です。
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粉を挽く臼。臼の真ん中に回転する軸があり、この下に羽根車があります。
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よく見えないのですが、上から落ちる水の力で羽根が回転しているようです。
歴史的な価値があるものらしいのですが、あまり映えない場所でした。 -
街中にはときどき牛や山羊がいました。
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エローラ遺蹟に向かう途中の岩山。この山頂にも砦があります。
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Bhangsigadのダウラターバード砦。12世紀に造られたそうです。
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写真の右に写るミナレットは、15世紀に建てられた高さ30m、インドで2番目に高いらしいです。
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エローラにはバスで1時間ほどで到着しました。
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エローラ遺蹟はシャラナドリ台地の崖に、仏教、ジャイナ教、ヒンドゥー教の石窟寺院が全部で34窟あります。
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ブーゲンビリアがきれいに咲いていました。雄蘂が花のように見えます。
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最初に、かなりぼろいシャトルバスでジャイナ教寺院群へ移動しました。
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運転席もかなりヤバいですね。
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ジャイナ教の石窟は、エローラ遺蹟北端の第30窟から第34窟です。
エローラ遺蹟ではもっとも遅い9世紀から10世紀頃に造られました。
向かって右が第32窟、中央の第33窟、左の第34窟と内部でつながっています。 -
第32窟の入り口。
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入り口から入って、神殿の入り口。
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第32窟の大ホール。ここもアジャンタと同様に岩山を刳り抜いて造られています。構造上の柱は不必要ですが、通常の建物に似せています。
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ジャイナ教の開祖にして最後のティールタンカラであるマハーヴィラ様です。
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天井には蓮の花の彫刻が残っています。
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こちらもマハーヴィラ様。仏陀に似ていますが、足の組み方が違います。
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ティールタンカラ(ジャイナ教の始祖)は、無所有を具現するために裸姿です。
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地下に埋蔵されている財宝の守護神であるクベーラ様。
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アプサラ(天女)。
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ティールタンカラ(ジャイナ教の始祖)。
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ティールタンカラ(ジャイナ教の始祖)は、マハーヴィラ様が24人目です。
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象の彫刻。
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隅々まで繊細な彫刻が施されています。
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第33窟から出てきました。第34窟には入ったのか入らなかったのか。
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ジャイナ教寺院を見学した後、シャトルバスで戻り、歩いて仏教寺院へ。
仏教寺院は第1窟から第12窟まで。ここは第10窟の入り口です。 -
エローラの仏教寺院では唯一仏塔を持つため、入り口には丁寧な装飾が施されています。
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7世紀に造られました。仏塔に釈迦尊像が彫られています。
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ドームを木製の梁で支えているように見えるように掘り出しています。
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ここにも様々な彫刻が施されています。
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第12窟は、元来僧坊のため3階建てです。
はじめに3階部分が造られ、修行僧が増えると2階、1階と掘り下げられました。 -
僧坊のため、内部の装飾はほとんどありません。
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仏陀。ジャイナ教の神様とは足の組み方が違います。
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壁面の仏像。
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3階のテラス。柱には装飾がありません。
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仏陀像。
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テラスから見える景色。デカン高原。
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第13窟から第29窟までがヒンドゥー教寺院です。
その中でもっとも有名な第16窟カイラーサナータ(Kailasanatha)寺院です。
8世紀から9世紀にかけて約150年掘り続けたそうです。 -
入って正面の彫刻は、ラクシュミー(ヴィシュヌ神の妻・美と幸運の女神)が象に水をかけてもらっているところです。
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北側のスタンバ(記念塔)、高さ17m。
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ナンディー堂とそれを支える象の群れ。
すべてが岩山を刳り抜いていることを忘れずに見て下さい。 -
像とラプサラ。
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幅45m、奥行85m、高さ32mの空間を掘り出しています。掘削した石の量は20万トンとも言われています。
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セイロン島を本拠とする魔王ラーヴァナ。ラーマーヤナでは、ラーマに転生したヴィシュヌ神と大戦争をしました。
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回廊。柱は装飾のため、構造上は不必要。
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河川神であるサラスヴァティー(地中を流れる伝説の川の化身)、ガンガー(ガンジス川の化身)、ヤムナー(ガンジス川の支流ヤムナー川の化身)の3女神像。
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シヴァ神とパールヴァティ妃。
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回廊の下にある僧坊は立ち入り禁止になっていました。
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南側のスタンバ。
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ラーマーヤナの物語が彫られています。
北側の壁にはマハーバーラタ。 -
ナンディー堂のテラスには観光客がぎっしり。
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本殿(前殿)の屋根には獅子の像。
以前はカイラーサナータ寺院の裏山に登ることが出来ましたが、現在は上から見下ろすことは不敬とされ、禁止されているそうです。 -
ブーゲンビリアが咲いていたレストランで遅い昼食をいただきました。
この頃はインド料理の香辛料に参っていたので、バナナがとても美味しかった。 -
こちらの顔の黒い猿は、ハヌマンラングールという野生種で、ハヌマーンのモデルと言われています。
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人懐こいというか、悪戯好きな猿です。
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帰り道で見た人造湖。
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人造湖の下にはウォーターパークがあります。
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アウランガーバード空港。
空港に入るには、建物外でパスポートと空港券のチェックを受け、空港会社のカウンターでチェックイン、中央にあるゲートでセキュリティチェックを受けます。 -
その後、もう一度セキュリティチェックを受けて待合室に入りました。
ここに来て、ムンバイからの便が遅延することが分かり、1時間以上遅れて搭乗しました。 -
ローカル空港です。歩いて搭乗します。
因みに隣に座ったインド人は、479ルピーでムンバイへ飛んでいました。航空券まで外国人料金が存在していて驚きました。
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。
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