2019/01/20 - 2019/01/26
3899位(同エリア7008件中)
カピちゃんさん
- カピちゃんさんTOP
- 旅行記1冊
- クチコミ1件
- Q&A回答0件
- 1,914アクセス
- フォロワー0人
スペイン語を話せない中年夫婦が2回目のスペイン旅行を楽しんできました。
前回バルセロナ→マドリッドと主要都市の市内だけ観光&バブリーショッピングしたので、今回はバルサ一都市に限定してゆっくり街歩き&オペラを謳歌するはずが。。。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 飛行機
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
1/20 日曜日
成田から半日強かけてバルセロナに到着。疲れたからタクシーでホテルに行こうと、タクシー乗り場に向かったら、真っ暗!
あれれ?? どうしたのかな?
近くにいたふとったおじさんに「タクシー来ないね?」と聞いたら
「今ストライキ中だから来ないよ」
えっ?? ストライキ?
「空港から町中に行くバスはあるけどエスパーニャ広場どまりらしい」
えっ?バスも途中まで?
仕方ないので、地下鉄を乗り継いで、一時間遅れでホテルに着きました。
日曜日なので、夜はバルとかやってないし。ホテルのスナックで我慢しよう。
というか、とりあえず寝たい!カーサ カンペール バルセロナ ホテル
-
靴屋が営むこのホテルは赤がテーマカラー。
シャワーの入り口にドアはありません。飛び散ったお湯は洗面所まっしぐら。
あと、歯ブラシとかユーティリティグッズは一切置いてないので(日本じゃないから当たり前か)、慌てる人も多いかも。みんなフロントで買ってるのかな? -
ベッドルームとリビングルームが廊下で分かれていて、こちらはリビング。ハンモックとかかかっていておしゃれな空間。
でも、ハンモックで寝ようとすると寝返りがうてない。無理に寝返ると落ちる。
ということで、滞在中にハンモックに揺られたのは5分間だけ。
窓の外はバルセロナの市街一望...ではなく、小さなグリーンオブジェの先に隣の建物の壁。 -
滞在中最もお世話になったドリンク。カカオラート。地元ではみんな飲んでるみたいで、甘すぎず、多すぎず、ちょうどいいサイズ。
でも、このロゴ、某清涼飲料水にソックリ。意匠権とか大丈夫なのかなあ? -
ホテルのスナックコーナーが24時間営業なのは嬉しい!
アジア系の宿泊客が多いのか、ある日の軽食は野菜炒め丼。
ちょっとばかしお米を断っていたので、もちろん、迷わずコレ!
バルセロナでオイスターソース味の食事をするとは思いませんでした。 -
1/21(月曜日)
時差ボケも何のその。今日は朝からモデルニスモ建築巡り。
まずは、本命サグラダファミリア。
オフシーズンのはずなのに、九時前から観光客の列。。。。。
これは、塔のてっぺんからみたバルセロナ市街。 -
塔から見えたので、あるいてサン・パウ病院へ。
サン パウ病院 現代・近代建築
-
カサ・ミラ。中に入ろうとしたら、ここも長蛇の列。
カサ ミラ 現代・近代建築
-
カサ・バトリョ。
両隣は普通の建物なので、よっぽど視界を狭くしないと、モデルニスモを鑑賞できない。カサ バトリョ 現代・近代建築
-
カタルーニャ音楽堂。
こちらは内部の見学コースを予約してあったので、1時間半程度のツアーを堪能。カタルーニャ音楽堂 建造物
-
バルセロナ音楽堂の内部。装飾は本当に豪華。日本のこの手のホールの貧弱な内装を思うと、なんか悲しい気持ちになる。
単なる音楽堂ではなく、後世に残す公共財として、どのようにお金と才能を使うのか。その辺に大きな差があるような気がする。
ただ、ここの座席はツメツメ。翌々日に良ーく思い知らされる。カタルーニャ音楽堂 建造物
-
カタルーニャの産んだ偉大な音楽家。パブロ・カザルス。
カタルーニャ語では「パウ」というような発音らしい。
この人のチェロは聴きやすいものではないけど、じっくり聴くと心の深いところに呼びかけるような響きを感じますね。カタルーニャ音楽堂 建造物
-
1/22(火曜日)
海沿いに南下してタラゴナへ。と思ったら、早速電車が1時間遅れ。
着いて早々みたのは、コロッセウム跡。
2000年以上にこんな巨大な建造物をあちこちに残すなんて、
やっぱりローマは偉大だ。タラゴナの遺跡群 史跡・遺跡
-
旧市内の入り口にある城壁と監視塔かな。
ローマ時代は海からの侵入は少なかっただろうけど、
中世になってアフリカから海を越えてやってきたジハード軍団は恐ろしかっただろうな。タラゴナの遺跡群 史跡・遺跡
-
タラゴナの教会。これはゴシック様式ですね。
タラゴナ大聖堂 寺院・教会
-
で、本命の水道橋へ。
石碑に書いてあるのは、
ローマ水道橋を含むタラゴナの遺跡は、2000年に世界遺産に指定された云々タラゴナの遺跡群 史跡・遺跡
-
水道橋、本当に大きい。
このとき観光客は僕らふたりだけ。
地元の老夫婦が犬の散歩に来た以外は、ひとっこひとり見えません。
日本だったら絶対居そうなゆるキャラもおらず、絶景を二人占め。
オフシーズンなので唯一のレストランも閉店。
たぶん、イタリア本国にもこんな完全な形で残っているのは、希少なのでは? -
建築当時の想像図
恐らくローマ軍による土木事業の一環だったのでしょう。 -
バルセロナに戻って、夜はリセウ大劇場でオペラ鑑賞。
リセウ劇場 建造物
-
カタルーニャ音楽堂よりさらに豪華な内装
リセウ劇場 建造物
-
オーケストラピット。 どこのオペラ劇場もそうだけど、ここも狭い。
リセウ劇場 建造物
-
平土間席は写し忘れたけど、ボックスシート。
日本であらかじめ予約したので、2階の舞台袖のボックスシートから観劇。リセウ劇場 建造物
-
で、見たのはコレ。
スペインまで来て「蝶々夫人」見るのはなんだかなー。
でも、滞在中はこれしかやってなかったから。。。
蝶々さん以外の日本人がみんな猫背で出てくるのが、ちょっとね。。。
やっぱり、彼らの中には、日本人=姿勢が悪いというイメージがあるのかな?
そう思って、外に出たら、歩き方とか、やっぱり彼らは違う感じですね。
どこが?って聞かれるとちょっと困るけど、
少なくとも、腰をひいて内またでチョコチョコ、、、というのではない。リセウ劇場 建造物
-
1/23(水曜日)
昼間は町中ぶらぶらして、夜はまたオペラ鑑賞。
今夜は、カタルーニャ音楽堂で「魔笛」
舞台は簡素な作りで台が1つ置いてあるだけ。
背景とかもなく、演奏会形式なのかと思ったら、
歌手たちの演技だけで笑わせて、、、いや楽しませてくれた。
目の前10メートル先で夜の女王のアリアを聴くのは、迫力充分。
パパゲーナがリオのカーニバル然とした衣装で現れて、
パパゲーノと二人で激しく踊るのは、さすがにスペイン??カタルーニャ音楽堂 建造物
-
カタルーニャ音楽堂 建造物
-
オーケストラはステージの後ろに陣取って、前方の平らなスペースが演じる舞台。
舞台には台が1つだけ。
これだけでは狭いから、ときどき客席後方からも現れたりする。カタルーニャ音楽堂 建造物
-
たまにはゆっくり食事を。
ということで、旧市街地のレストランで。
スペイン来たら、やっぱりリオハは外せない。 -
メニューにはなかったけど、無理言って作ってもらったウエボスコンパタータス。
ジャガイモと卵の炒めもの。
日本でも作れるけど、こっちの方が断然おいしい。何が違うのかな? -
何のことはないイカリングも、おいしい。
-
定番のパエリアも頂く。
-
1/24(木曜日)
ショパンがひと冬を過ごしたという修道院へ。
バルセロナから飛行機で1時間弱。着いたのは地中海に浮かぶマヨルカ島。
「バルセロナよりだいぶ暖かいね」といいながら、タクシーで修道院のあるバルデモサへ。
約20分で着いたバルデモサは、冷たい風が吹きすさぶ、山あいの寒村。
避寒地だと思ってくると、後悔しますよ。
ま、冬場にここまで来る観光客はほとんどいないみたいだけど。バルデモサのカルトゥハ修道院 建造物
-
これが、ショパンと愛人(当時)のジョルジュ・サンドがひと冬を過ごしたカルトゥーハ修道院。
外側も寒々しいけど、中も寒い。こんなところにいたら病気が悪化してしまうでしょ。バルデモサのカルトゥハ修道院 建造物
-
修道院の内部。
こちらも中世ゴシック様式。バルデモサのカルトゥハ修道院 建造物
-
修道院の中庭。
なぜか柿が。バルデモサのカルトゥハ修道院 建造物
-
ショパンがパリから運ばせたプレイエルのピアノ。
現代のピアノを見慣れた目には、ずいぶんと華奢にみえる。
弦の張力も弱そう。
でも、そのようなピアノを前提に書かれた音楽だということを忘れてはいけない。
スタインウェイをガンガン鳴らして「劇的なショパン」なんて語らないで欲しいな。バルデモサのカルトゥハ修道院 建造物
-
ここに滞在中、有名な「雨だれの前奏曲」を含む前奏曲集を作曲したそうで、その自筆譜が展示。
BトーXXン氏やWグXX氏と異なり、キレイに書いている。
最終稿を書いていても、改訂を繰り返しているのがショパンらしい。バルデモサのカルトゥハ修道院 建造物
-
同じく前奏曲より。
バルデモサのカルトゥハ修道院 建造物
-
バスでパルマ・デ・マヨルカに戻って、観光案内書所のお兄ちゃんにおすすめの料理店を聞く。
お兄ちゃんは大阪に三か月すんだことがあるそうで、
地図に丸を書いて、片言の日本語で
「ここならおいしい店がある。ちょっと高いで。」
と教えてくれた。
で、行ったその先には料理店が皆無。
いい加減腹が減ったので、街角にあるイタリア料理店に入ったら、これが正解!
イタリア料理店だけど、ワインリストはスペインのみ。
ということで、またリオハの赤をもらう。 -
前菜はブルスケッタ。って、普通のパンコントマーテじゃんね。
-
トリュフ盛りだくさんのリゾット。これはおいしい!
後から来たご婦人もこれを頼んでた。人気メニューなのかも。 -
タリアテッレ コン ステーキ って、半分英語だね。
でも、ステーキの量がたいそう多くかつジューシー。これでお腹も大満足。 -
満足したけど、デザートにも食指を伸ばす。
まずは、チョコレートムースのアイス。 -
店主が言うには「これは天使のティラミスです」。
なるほど、おっしゃる通り!
上にかかったベリーソースが、甘みをうまく締めている。 -
1/25(金曜日)
最終日はリセウ劇場の近くの甘味処へ。
最近東京に支店を出したエスクリバ。その姉妹店へスィーツを食べに。エスクリバ (ランブラス通り店) スイーツ
-
で、頼んだのは、左から時計回りに、
チョコレートケーキ、カフェラテ、ホットチョコレート
うん、来てよかった。エスクリバ (ランブラス通り店) スイーツ
-
お持ち帰り用のスィーツもたくさん。
ルージュの唇も買って帰りました。
幸い、タクシーのストは前日に解除されたので、このままタクシーで空港へ。
そのあと18時間のフライトで成田へ。エスクリバ (ランブラス通り店) スイーツ
-
帰りの飛行機で。
ちょうど誕生日を迎えたので、ANAのCAさんたちからお祝いもらいました。
これは嬉しいサプライズ。
で、成田に着いたら、大雪。。。。
最後まで、ハプニング続きの旅行でした。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
-
カーサ カンペール バルセロナ
3.8
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
バルセロナ(スペイン) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
47