さぬきうどん１日ツアー２０１９０２

2019/02/10 - 2019/02/10

我が家恒例の香川県さぬきうどんツアー。子供がまだ小さい時に１泊旅行でうどん屋を５軒まわり、さぬきうどんの魅力にすっかりとりつかれてしまった。以来数を重ねること１４回。下宿している次男が帰省したので１５回目のツアーに行けることになった。

エリア 香川

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

いきなり１店目到着です。加古川の我が家から山陽道経由で瀬戸大橋を渡って２時間ちょい。いつもは与島ＰＡで休憩するのだけれど、寒いし早くうどんを食べたい気持ちが勝ってノンストップでやって来てしまった。ここは高松市の西郊外の端岡にある「一福」。２０１１年にも来たことがあるのだが、どうしてもまた食べたくなったので再訪した。開店１０時の１０分前に到着したけど、既に行列。あと１０分遅かったら車も停められなかったところだった。いつのまにか東京やら大阪にも店を出しているらしく、以前にもまして人気が高まっているようだ。人気の店が多店舗展開して有名になるのと引き換えに味が落ちていくという話はラーメンでよく聞くので一抹の不安だが・・・

１０時きっちりに開店。セルフ店なので、注文をしてその場でうどんを受け取るので列はゆっくり進む。揚げたての天ぷらが旨そうだ。店員の兄ちゃんとおばちゃんの対応も愛想よくてきぱきしている。後ろには懐かしい大将の顔も見えた。

ここは、自分的にいちばんさぬきうどんの味がよくわかると思っている冷かけ（２２０円）をたのむ。不安は全くの杞憂だった。さぬきうどんにしては細めの麺。手切りらしく捻じれており、しっかりした噛み応えとちゅるちゅるした喉越し、そして強いコシ。イリコの効いた出汁。・・・完璧だ！やはり一福はすごかった。

続いて２店目行きます。海沿いの工業団地の倉庫を改造して店にしている。「ひさ枝」（通算６８店目）。休日なので周囲は閑散としているがここだけ車がたくさん停まっているのですぐにわかった。

倉庫なので店内はだだ広い。そして寒い。

ここも冷かけ（２５０円）と名物のごぼう天（１００円）をたのむ。旨い。ザ・さぬきうどんという感じ。しかし、一福のレベルが高すぎるので比較してしまうとつらいところ。

店の裏側は冬の瀬戸内海が広がっていた。北風が冷たい。目の前に見える島は鬼ヶ島（女木島）。

もはや腹がいっぱいになってきた。年だわ・・・。まだまだまわらないといけないので、ここで腹ごなしにお寺参りといきましょうか。やって来たのは四国八十八札所の８３番、一宮寺。静かな境内に、お遍路さんの姿もちらほら。駐車場、参拝料とも無料。

今年も家族全員が健康で幸せでありますように。

ようやく腹もこなれてきたので、３軒目行きます。高松市の南郊外にある「うつ海うどん」（通算６９店目）にやって来た。ここは高松市街の名店「さか枝」で長年修行したご主人だとかで、さか枝大好きの自分としては楽しみだ。

ここもセルフ店。明るい清潔そうな店内。

ぶっかけ（２３０円）にしてみた。太い麺らしく固く噛み応えがありながら弾力もありしかも喉越しはちゅるちゅる。全てに高バランスな麺。ぶっかけつゆはイリコとかつおの出汁と適度な甘さもあり、大変おいしい。大満足。

さて、早や今日のラストになってしまった。４軒目は高松市の東郊、屋島の南にある「善や（よしや）」にやって来た。（通算７０店目）１３時をすぎているのに駐車場はほぼ満杯。

ここはフルサービスの一般店で、見たところ我々のような観光客はおらず、地元の人がほとんどのようだ。１０分ほど待って着席。

最後の締めはざるうどん（３９０円）にするとしよう。うずら卵がついているのがうれしい。真っ白で見た目つやつやなな美しい中太い麺。口に入れると弾力がありちゅるちゅると伸びる。しかし芯はコシがある。素晴らしいうどん！

長男は海老天うどん（５５０円）。でかい海老にさつまいも天も入っている。妻はカレーうどん（４９０円）。一般店でこの味このボリュームでこの値段なら言うことなし。地元の人に愛されるのも納得だわ。

やはり温泉には入らないとね。東かがわ市の海沿いにあるベッセルおおちにやって来た。

目の前は瀬戸内海で、露天風呂からも景色を楽しむことができた。だいぶ腹もこなれた。

最後は津田の松原SAで天ぷらを買って鳴門大橋経由で帰路についた。今回も大満足の１日ツアーだったな。次ももまた４人で行きたいなー。