2018/02/22 - 2018/02/22
38位(同エリア1707件中)
かっちんさん
毎年旧正月(7・8・9日)に、吉原駅近くの富士市妙法寺で「毘沙門天大祭」が開催されます。
お寺の境内には、だるまを売る屋台が軒を連ね、だるま市としても賑わいます。
「毘沙門天大祭だるま市」は、日本三大だるま市のひとつとして数えられ、群馬県の高崎・東京都の深大寺のだるま市と並び、大勢の人が訪れます。
旧正月は毎年移動するため、訪れた2018年は2/22~24、今年2019年は2/11~13です。
富士市吉原では江戸時代中頃に駿河半紙の原料であるミツマタの栽培が盛んでした。
やがて製紙業の合間に半端な紙を使って作りはじめたのが「だるま」。
このあたりのだるまは地名から「鈴川だるま」と呼ばれるようになり、だるまの生産地になっていった経緯があります。
鈴川だるまは「絵付けだるま」だけではなく、眉と髭に毛が生えているような「毛付だるま」があります。
なお、旅行記は下記資料を参考にしました。
・開運富士毘沙門天HP
・LINEトラベル「日本三大だるま市!富士・妙法寺「毘沙門天大祭」」
・ふじのくに ささえるチカラ「杉山ダルマ店」
・子育てお出かけ生活 from Shizuoka「鈴川ダルマって知ってる?」
・富士市「製紙業の歴史」
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
イチオシ
岳南電車吉原駅
だるま市の最寄り駅は、JR東海道本線と岳南電車の吉原駅(よしわらえき)。
岳南の電車がちょうど到着するところです。 -
「だるま」のお出迎え(吉原駅)
吉原の「紙の町」は「だるま」と深い関係があります。 -
毘沙門天大祭
2018年の開催日は、2月22・23・24日でした。
毘沙門天の妙法寺まで、吉原駅から歩いて15分です。 -
富士市の名物「ようかんぱん」
つぶあん・こしあん・バニラクリームなど、和洋3つの甘味をひとつのパンに閉じ込めた「ようかんぱん」です。
ちょっと具が贅沢なパンを昼食にします。 -
吉原周辺の案内図
祭の開催期間中、吉原駅北口から妙法寺まで交通整理員が案内してくれます。 -
大昭和前バス停
大昭和とは大昭和製紙のことですね。 -
日本製紙 富士工場 鈴川
近くにあった工場は日本製紙の工場。
大昭和製紙は平成13年(2001)に日本製紙と経営統合しました。
バス停の名前は当時のままです。 -
東海道
吉原駅から歩いてきた道は東海道です。
ここで東海道本線の踏切を渡ります。 -
屋台
東海道本線の南側は住宅街で、道端に祭の屋台が軒を連ねます。 -
だるま市
妙法寺に到着し境内に入ると、だるまの屋台が所狭しと並んでいます。 -
イチオシ
珍しい「笑いだるま」
この顔を見ていると、藤子不二雄Aの漫画「笑ゥせぇるすまん」を思い出します。 -
焼津市の滝だるま店
地元以外のだるまも来ています。 -
イチオシ
毛付だるま
眉と髭に毛をつけた独特のだるまです。
鈴川だるまのひとつです。
このあたりは鈴川という地名で、吉原駅は以前鈴川駅という駅名でした。 -
予約済のだるま
鈴川で大正末期から始めた「杉山だるま店」のだるまは、すでに予約済。 -
イチオシ
杉山だるまは2種類
馬の毛で眉や髭を付けた毛付だるまと、落ち着いた顔立ちの絵付けだるまです。 -
毘沙門天の境内
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龍神香炉堂
願いをのせた香炉の煙は龍となり願いを届けます。 -
香炉の煙がモクモク
願いもモクモク・・・ -
本殿ではだるまのお出迎え
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ご祈祷(本殿)
旧正月の3日間は、「毘沙門天王」が娑婆に下られて親しく人々の願い事を聞いてくださいます。
だるまに願いを込める開眼祈祷もできます。 -
春を呼ぶ河津桜(境内)
境内には河津桜の花が咲いています。 -
ワンちゃんみたいな狛犬(境内)
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植木市(境内)
植木市も開催されています。 -
植木市(境内)
毘沙門天大祭で買った植木は、昔から大変縁起が良いといわれています。 -
製紙工場のまち富士市
境内からの眺望です。 -
熊手(だるま市)
だるま市では縁起物の熊手も販売しています。 -
商売繁盛・開運招福の熊手(だるま市)
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「清水いちろんさん」のだるま
清水に江戸時代から続く郷土玩具のお店です。
無精髭のだるまと、朗らかな顔のだるま、いろんなだるまがいます。 -
風情のある民家
だるま市を後にし、別の道で吉原駅へ帰る途中です。
銅葺き屋根に雨戸戸袋が銅板の木造家屋。 -
玄関の外壁飾りに大きな魚
職業は漁師でしょうか・・・ -
製紙工場群
工場夜景は綺麗かも・・・ -
臨時券売機(吉原駅)
吉原駅に戻りました。
台車に載っているので、イベント開催時に使用する移動券売機のようです。 -
「沼津魚がし鮨」で夕食(三島)
三島駅で途中下車し、メヒカリの唐揚げと野菜天ぷら、ビールで、旅の締めです。 -
地魚寿司(夕食)
新鮮で美味しい地魚寿司でした。
吉原のだるま市では、だるまの顔の表情に個性があり、じっくり観察してしまいました。
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