世界遺産は30か所！なのにグルメもエンタメも凝縮した街マカオは親子旅天国でした。

2018/07/14 - 2018/07/17

マカオのコタイ地区が子連れリゾートに変貌を遂げているらしい。
との巷の噂を聞きつけて、行ってみました、初マカオ！
マカオに行くことに決めたはいいけど、フライトがお安い香港から船で行くべきか、楽ちんなマカオ直行で行くべきか。
結局、6歳児の船酔いのリスクを背負いたくなかったのでちょっとお高いけど直行便で行くことにしました。
フライトは5時間弱。
マカオ空港が小さいお陰であっという間に外に出られて、20分程度バスに乗れば大抵のホテルに到着してしまうのは子連れにはありがたい！
スムース過ぎて、20時到着のフライトなのにホテルチェックイン後に食事に行けてしまいました♪
香港経由にしないで正解でした！
マカオはとってもコンパクトで、見どころがギュッと集まってて、移動に時間がかからないのがとてもいい。30分バスに乗ればほとんどのところは行かれます。しかも無料！
中華圏なので子供の食べる物にも困らないのがよかった。マカオの食は全般的にバリエーションも豊富でかなりのハイレベル！
香港に比べて一流ホテルが広くて安いのもいいですね。

夫婦2人＋6歳女児の旅です。
食べ物紹介がメインです。

フライト：
2018/7/14　マカオ航空861　成田16：00→マカオ20：05
2018/7/17　マカオ航空862　マカオ9：30→成田15：00

大人1名　55500円　×　2名
子供　42960円

ホテル：
ホテルリスボア　1泊17000円
カウントダウンホテル　コーナースイート　　2泊で30807円

エリア マカオ(マカオ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: マカオ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

成田香港間はフライトが安いので惹かれたけど、ウチの6歳児が1時間も船に耐えられると思えなかったので、マカオ直行便で行くことにしました。

マカオ航空861便　成田16:00→マカオ20:05　
一応キャリアなのにパーソナルモニターがないのが残念。。
でもLCCじゃないからちゃんとビールは飲めますよ♪
マカオビールを頂きました。

機内食は海鮮あんかけご飯、そば、煮物、フルーツ。
全くマカオ感はありません。

マカオ航空861便　成田→マカオ　キッズミール
およそキッズミールらしからぬ、大きなこぶし型のハンバーグ。
食べてみると、アメリカっぽい肉が主張する弾力強めのタイプ。
ジューシーで柔らかいハンバーグが好きな日本人には受けなさそうかも。西洋人には受けそう。
デザートはプリンと、なぜか人形焼。
人形の顔でちょっとキャラ弁ぽさを出そうとしたんだな（笑）

マカオ空港からバスに乗って20分弱、ホテルリスボアにチェックイン。
老舗だからホテル自体が古いのは分かってました。
でも部屋もこんなにぼろいとは！！
ビジホ並みに狭い上に、カビ臭い。調度品もカーペットもレトロなんじゃなくて古い。カーテン閉めたいのに手で触りたくない（汗）
テンション下がって撮る気にもなれず写真がありません。
でもこんなひどい部屋に泊まることって今後の人生でもうないと思うので、記念撮影しとけばよかったなあ。

まだ22時前だし、小腹も減ったし、この気が滅入る部屋でルームサービスとかあり得ないから、外に食べに行っちゃおう！
ホテルから歩いて『老記海鮮粥麺菜館』へ。
ここは0時過ぎまでやっています。

老記海鮮粥麺菜館 中華

22時だっていうのに店内は地元の人たちでほぼ満席！
ワイワイガヤガヤものすごく賑わってます。
テーブル間が狭いので大声で話さないと聞こえないくらい。

まずは、酢海老。酢豚のエビバージョン。
すっごく大ぶりのエビ。食べ応えある！
甘酸っぱくておいしい。
パイナップルが缶詰じゃないから（当たり前か）、くどくなりすぎずとてもバランスいいと思います。

海老雲呑麺

香港でおなじみのストレート細麺と、大きな雲呑がゴロゴロ！
これ見ると、香港（マカオですが）来たなーって実感しますね！

雲呑は具がみっちりで食べ応えがあります。
日本のラーメンに慣れてるとスープはアッサリすぎるくらいアッサリ。

イカ団子
ええ～～～こんなに来ちゃったよ！　12個もかい！
真ん中にはアサリの塩辛が。
これにつけて食べてってことねー。
うん、イカ感がしっかりあっておいしい♪
発酵食品の汁つけて食べるっていうと、韓国でアミの塩辛がつけダレとして出てくるのに通じるものがある。

団子系がはねっかえすくらい弾力が強いのも香港（マカオだけど）来たなーって思います。

青菜のオイスターソースがけ。
多分カイランです。
シャクッとした食感がおいしい♪

鮑麺

あ～勝手に本物のアワビが入ってること期待しちゃってたわ～
干したトコブシを戻して煮たものと思います。ひなびた味わいです。
魚介の粉とタレがかかった麺をかき混ぜながらいただきます。
醤油ベース甘辛味なんですが、独特の風味があるのでお子様向けではなかったですねー。

今回泊まったホテルリスボア 。
沢木耕太郎が泊まったホテルに泊まってみたいと思ったのが間違いだった。
あのショボい部屋で素泊まり1泊17000円はないな～～（涙）
ただしこれは土曜日価格なので、ほかの曜日はもっと安いです。
立地は世界遺産エリアまで歩いて行かれるので悪くはないけど、もっと近くて安いホテルはいっぱいあります。

今回ひざびさに宿選びに失敗したおかげで、客観性すなわち口コミ情報の大切さを再認識しました。自分の勝手な思い入れでバイアスがかかってしまった。



沢木耕太郎に騙された笑

ホテル リスボア ホテル

その存在感が凄い、リスボアお向かいのグランドリスボア 。
こっちのホテルの方が、リスボアよりも格上で宿泊費もお高め。
とにかくド派手で目印になるので、スマホ開かなくて済んで助かりました。

グランド リスボア マカオ ホテル

ホテルリスボアからゆっくり歩いて徒歩10分ちょっと。
マカオの紹介記事でよく見る景色が目の前に～！
セナド広場です。
ハウステンボスみたい！って言っちゃったのは私だけではないはず・・・（汗）
ポルトガル式の建造物って色や形がかわいらしくて、テーマパークっぽく見えちゃうのよね。

セナド広場 広場・公園

セナド広場からは、人の流れに従って歩けばあの薄っぺらい壁にたどり着けるらしい。
細い路地の両側には食べ物屋がズラリ。アジア雑踏好きはワクワクしちゃいます。

ポークジャーキー屋が多く、何種類も試食させてくれます。
中国本土だと試食したら買わなきゃ的な雰囲気だけど、金持ちマカオだと試食だけで全然ウェルカム状態。押し売りしてこない！
アーモンドクッキー屋もあれもこれも試食してって、と笑顔で勧められます。

路地が終わりにさしかかると、、、
見えた！
薄っぺらい壁ーーー！！
本物見られて感激！
気持ちがはやる。

聖ポール天主堂跡 (大三巴牌坊) 史跡・遺跡

この壁の名前は聖ポール天主堂です。
雨でも壁の前はすごい人でした！
まあマカオに来たらほぼ全員行く場所ですからねー。そりゃ混みますよ。
9割くらいが大陸の方でした。
壁の前に来たところで、雨が本降りに。薄っぺらい壁に人民の方達と肩を寄せあい避難。
屋根がないのでほとんど雨やどりにはならなかったです(笑)
雨が小降りになってきたので、お隣の大砲台のある丘を登ります。
丘から眺めると、聖ポール天主堂の薄さと、前に集まる群衆が一望に見渡せて面白い。

聖ポール天主堂跡 (大三巴牌坊) 史跡・遺跡

砲台に上る途中に、エスカルゴサイズのでかいカタツムリがたくさんいました！
6歳児には珍しい生き物なのでしばし堪能。
以前保育園の先生が「東京からカタツムリは消えた」と言ってたっけ。
そう聞いて梅雨時には注意して葉っぱを見ているけど確かに見つからない。
40年前にはいっぱいいたのになー。
なんでいなくなったんでしょう。土が少なくなったから？

上まで上がると大砲がずらり。
グランドリスボアに狙いを定める、この構図がお約束らしい。
そうとは知らなくても、グランドリスボアが飛びぬけて大きくて目立つので、自然と標的に。
ちょっとかわいそう？

聖ポール天主堂は激混みだったのに、砲台まで上がってくる人は少なくて、とても空いてました。
街並みが一望できるのと、古い砲台の壁がいい味を出していて、結構よかった。
6歳児もまあまあ楽しんでました。

モンテの砦 (大炮台) 史跡・遺跡

世界遺産だからってことで、聖ドミニコ教会も入ってみました。
見た目の可愛らしさとうって変わって、中には十字架に磔にされて血を流してるイエスキリストのモチーフが多かった。

ウチの6歳児は大丈夫だったけど、血とか怖い系が苦手な子供は生理的にダメと思うので気を付けてください。

しっかしマカオは太っ腹ですねーー。
世界遺産いくつも観ても、全然お金取らないんだもん！
ほかの国ではタダで観られる世界遺産て、そんなにないですよね？

聖ドミニコ教会 寺院・教会

さて昼飯。
リスボアから歩いて行かれるマカオ料理ってことで事前に下調べしておいた『坤記餐室』へ。
ホテル出るときリスボアのフロントで傘貸してくれました！
さんざん部屋の悪口書いてるのに恐縮です・・。部屋がダメなだけでホテル自体は悪くないと思います。
雨だったので目的の店まで20分は歩きました。

せまーい間口に、じみーな店構えは、寂れた骨董品屋にしか見えません。。
恐る恐る店内に入ると地元の人で7割くらい埋まってます。
お店の主人がウチラを見つけると日本語の紹介記事を持ってきました。
ミンチを非常に勧めてましたね。ひき肉とジャガイモ炒め乗っけご飯です。
日本人が好む味ってことでしょうけど、異国の料理を味わいに来ているウチらは頼みませんでした。

坤記餐室 地元の料理

「バカリャウ」　干しダラ入りコロッケ

ガイドブックなどには万人向け！と紹介されているバカリャウ。
でも子供はコロッケだ～♪と見た目でいつもの味を期待してしまう分、ガッカリすることも。ウチの6歳児は一口食べて微妙な顔してました。。
干しタラは干物なので塩気があって味はついてます。
多少イワシみたいな小骨が入ってるけど取り除くほどではない。
ほぐした干物をマッシュポテトに混ぜて揚げてあるのかな。
なにかソースを付ければもっとおいしくなりそうな気がする。というのが率直な感想でした。

子供も食べられる料理だけど子供が喜ぶ料理ではなかったです。
でもまたほかの店でもトライしてみます。

「オックステール煮込み」

給食っぽい懐かしい味。
トマト風味の洋風おでんと言った趣き。
ゼラチン質たっぷりのオックステールは骨からホロリと外れます。
柔らかくっておいしい♪
クタッとしたキャベツもおいしい。
こっちのほうがお子様喜ぶと思う。

無料でついてきたパン。
あったかくもなく、常温。フカフカでもなく、フツーのパン。
パンまでなんだか給食っぽい（笑）
主張してない分、オックステール煮込みにつけて食べるのにはちょうど良かった。

乳白色の塊が置かれました。
　なんじゃこりゃ？！　バターの塊か？
・・食べてみたらチーズの塊でした！
これもサービスのようです。

ナイフでカットしてパンにはさんで食べました。
うん、とっても素朴な味です。
特段おいしいわけではないです（失礼）

ハイジが食べてたチーズとパンってこんな感じだったのかも、と思いました。（アニメだっつーの）

「イカのソテー」

イカ1杯まるごとさばいてるみたいです。
味付けはレモンと塩とオリーブオイル。
イカが柔らかくてうまい！
ジャガイモが一個添えられてるのがこれまた素朴な感じでナイスです。

6歳児向けにと頼んだ炒飯はパラパラで塩分控えめ。
主張しない味なのでほかの料理と一緒に食べられます。

3人で4品頼んだんですが、パンとチーズが想定外に付いてきたのもあり、明らかに頼みすぎでした～
フツーの地元の食堂なので、お子様連れもお1人様も全然OK。
ちゃんと冷えたビールもあって、昼からチビチビやってても許される雰囲気でした。ワインもあります。

今回の旅は、世界遺産を観光するためにリスボアに一泊。
残り２泊はコタイ地区に移動して、6歳児の喜びそうなところで遊ぶ計画です。
さあ、午後はホテル移動。
今日からシティオブドリームス内のカウントダウンホテルに二泊します！
スイートでも安かったことと、ダンシングウォーターのシアターに歩いて行かれるという理由でここにしました。
「カウントダウンホテル」は、お隣のモーフィアスホテルがオープンする2018年に廃業の予定でこのネーミングだったのに、モーフィアスと一緒に2019年現在も営業中（笑）

ザ カウントダウン ホテル ホテル

カウントダウンホテルのフロント。
チェックインカウンターが2個しかないのに、20組くらい並んでいて、30分以上待ちました。
フロントの壁には、カウントダウンホテルの廃業までの時間が表示されています。
数字を描いては消して、新しい数字を描くという作業を、人型のシルエットがもくもくと続けます。
よくできててつい見入ってしまう。

12階のコーナースイート　1泊約15000円。
お部屋入って左右両側に部屋が分かれてます。

こちら入って左手のリビングルーム。
高級感はないけどシンプルモダンで機能的。
狭くて臭い部屋から移動して来たので天国のようです！
これでこっちのが安いなんてお値打ち～

入口入って右側のベッドルーム。
キングサイズベッドは横幅、寝心地ともに文句なしです！
上から下までガラス張りで解放感抜群！お隣のホテルと下にプールの眺めでしたが。
部屋の設備はまだまだ新しくてとてもきれい。
こんなきれいなのに廃業しちゃうの？と思ったので、経営側ももったいなく思って延期したのかな～

6歳児が思いのほか疲れ気味だったので（この日の歩数は17000歩！）、夕食はシティオブドリームスの中で取ることに。
レストランフロアに15軒くらいあったかな。
平日だからかどこも空いてます。
大人はマカオっぽいの食べたいけど、6歳児のためにアンパイに。
台湾の有名店、『鼎泰豊』にご入店～。

鼎泰豊 (澳門店) 中華

こぎれいなファミレス風ですねー。
空いてたのでソファ席に陣取る。
食後に6歳児が疲れて寝ちゃったので、ソファ席にしといて助かりました。

メニュー見ると、ま～お安くはないですね～。
鼎泰豊の新宿店の価格を調べたところ、ほとんどは日本の方が安かったです。

マカオビール　1本　38パタカ（510円）
前菜は、
「干し豆腐ともやしと海藻の和え物」　　税抜き48パタカ（650円） ←新宿店税込み324円

ごま油風味の中華風和え物。
迷ったらとりあえず頼んどいて失敗がない一品。

※マカオの価格は＋10％税金がかかります。

「小籠包」　68パタカ（920円）　←新宿店908円

小籠包はたっぷんたっぷん！
薄い皮の中に豚の旨味汁がたっぷり♪
さすが鼎泰豊、安定の美味しさですね！
6歳児も食べるので6個じゃ足りません。

「蟹みそ小籠包」　148パタカ（2000円）←新宿店1556円

普通の小籠包の倍の値段かよ？！って思いつつ、頼んじゃいましたー（汗）
でももしメニューに2000円って日本円で買いてあったら頼まないですねー、旅行マジック。
食べてみると、うーーん。案外普通。
上海の濃厚な蟹味噌料理と比べると、色も風味も薄め。
おいしいんだけど、さっきの小籠包の倍おいしいかっていうと、1.2倍くらいだなあ。
ちょっとコスパ悪いです。

「空心菜炒め」　62パタカ（840円）

緑が鮮やかで美しい。
油少なめ味薄めでワシャワシャ食べられます。

「パイクー麺」　80パタカ（1080円）　←新宿1512円
これはマカオのが安いんだ。

シンプルな汁麺と、別皿ででっかいポークチョップ。
表面カリカリに揚げ焼きした味の染みたお肉は、これも普通～。
特に特色がない。
でも八角の風味などもないので、お子様でも食べられると思います。

「海老焼売」　88パタカ（1190円）　←新宿店1102円
マカオでも日本でも高いんですね。

外も中身もエビ感満載。もしかすると豚肉なしで海老オンリーなのかも。
でも焼売って、ジューシーさを期待しちゃうじゃないですか。
海老度が高いせいかさほどジューシーではないんですよねー。

横浜中華街のオーダーバイキングの海老焼売のがおいしいと感じてしまった。

どの料理もピンとこない・・・。
いやしかし！天下の鼎泰豊で美味しいものがないわけない！
自分のメニュー選びが良くないに違いない！

マカオですからバクチ気分でさらに肉まん追加。　
18パタカ（240円）←新宿238円

結果、追い打ちをかけてしまいました・・・
6歳児も小籠包以外は食が進まず、仕方なくライスを追加してふりかけご飯に。

上記7品＋ビール5本（だって小瓶だしー）＋ライス1個＋10％税サービス料が加わって、〆て789パタカ（10690円）。
内容と値段から満足度は低めでした。
あれこれ挑戦してドツボにはまったので、鼎泰豊では普通の小籠包をたくさん頼んで腹膨らませたほうが正解と思います。

マカオ3日目。
カウントダウンホテルの1階のレストランで朝食。
チェックイン時に朝食をつけるかどうか聞かれてつけました。
大人165パタカ（2200円）、6歳児110パタカ（1470円）

内装がね、本当にモダンでゴージャスです！！
アジアのホテルにありがちな張りぼてオシャレじゃなくて、一流のデザイナーが金に糸目をつけず作り上げました！って印象。
椅子の赤い花柄のファブリックが凝っていて、座るだけで気分が上がります。

朝食ビュッフェの内容は、平均レベル。
特段おお～っていうような料理はなかったです。
中華料理は少なめで洋食が多かったかな。和食はありません。

とにかくオサレでゴージャスなお店の雰囲気にだまされて、二割増しにいい物食べているような気がしてしまいました。

ビュッフェの定番、ヌードルコーナーもあります。

甘いものではマカオ名物のエッグタルトもありました。

新国立競技場の建設案で「高すぎる！」ということで知名度が上がったザハ・ハディド氏。
そのザハ氏設計のホテル、『モーフィアス』へ行ってみました。
2018年6月にオープンしたばかりで、まだ1か月。稼働率が低いのかかなり閑散としてました。
ロビーの天井が流線形なのがすごい！宇宙船みたい！
建設にすごいお金かかってるのが素人目にもわかります。
でも使い勝手は悪そうだなー。掃除とかメンテもコストかかりそうだなー。
ザハ氏設計で日本の公共施設作るのは、お金がかかりすぎるのでもともと無理があったように思いました。
都庁ですら建設時には贅沢すぎるとか言われてましたもんね。

シティ オブ ドリームズ - モーフィアス ホテル

早起きでまじめな旅行者の皆さん、バスの運行時間にご注意を！
シティオブドリームスから官也街へ行くのに、コタイコネクションのバスに乗ってギャラクシーで降りて歩こうと計画したんですよ。
で、10時過ぎにバス乗り場行ったんですが、なんと11：30始発なんだって！
遅っっ！！
コタイ地区の午前中の足、よく調べておいたほうがいいです。

仕方ないのでタクシーで官也街へ。
10時半だと、まだシャッターが下りてる店も。

官也街 散歩・街歩き

お店がやってないんじゃしょうがないので、早々と官也街を後にして、タイパハウスをブラブラ。
タイパハウス前の湿地帯ごしに、さっき行った新しいホテル『モーフィアス』の全景が良く見えます。穴の開いたメッシュスポンジみたいな建物がそれです。
このホテル、なんと中に柱はない構造だそうな！（驚）

タイパハウスを通り越して進むと、山肌にケーブルカーっぽいエレベーターが。
そういえばマカオの情報検索してた時に、無料の山登り用エレベーターができたって書いてあったっけ。大潭山瞭望台というそうです。
暇なんで登ってみました。
いろんなホテルが遠景で一望出来て、建築鑑賞にいい場所でした！
ただ日陰がないんでめっちゃ暑い。。
さあ帰ろ‥、と思ったらエレベーターが故障で動かない！
すんごい遠回りしてハイキングコース歩いて戻る羽目になりました・・（涙）

もう昼のこの時点で1万歩は歩いた気がする・・・

歩き疲れてポルトガル風のマカオの街並みを楽しむ余裕はないっす。。
早くどっか（ビール飲める）店ないかな～
マカオはタクシーがあまり走ってないので、バスが分からないと歩くしかないのがちょっと不便ですね。
6歳児が熱中症にならないように水分取らせながら歩きます。

官也街にようやく到着～～。
超人気店『晃記餅家』前には大行列。朝10時には誰も並んでなかったのに。
アーモンドクッキー杏仁餅が人気らしいです。
お店の奥で作ってて出来立てが買えます。
次回行く機会あったら是非買ってみたい。

晃記餅家 専門店

官也街の中ほどにある海鮮メインの中華料理『誠昌飯店』へご入店。
この通りで働いているよその店員さんに、どっか海鮮食べられるお店ないですかと聞いたらここをお勧めされました。
ていうか、この界隈に海鮮ぽいお店はここくらいしかなかったけど（笑）
混んでて2階席の円卓で地元の人と相席に。
とにかく座りたかったので全然OKっす～

誠昌飯店 中華

クゥ～～！！　脱水の体にビールが沁みる～～♪
瓶ビールちゃんと冷えてます♪（本土じゃなくてマカオだから当たり前か）

まずはアサリ炒め

ぷっくりした身がおいしい♪
そんなに辛くないのでウチの6歳児も食べられました。

イカ団子～♪
マカオ初日の夜行った店でも食べましたが、このメニュー発見すると頼まずにはいられないんです（汗）
またしても12個！
おそらくこの料理はデフォルト12個が基準のようです。たこ焼きが8個基準なのと同じですかね。
ムッチムチでおいしい♪
醤油より塩のが合う味と思い、塩もらいました。

揚げイカ

見た目は地味ですが。
外はカリッと、身は柔らかくておいしい♪

サンミゲルビールも進みます♪

この店の名物の蟹粥が来ました～！
ボールサイズのどんぶりにたっぷんたっぷん！
2000円位だったかな。
粥が緑っぽいのは蟹ミソ溶かしてるのかな？
殆どのテーブルで注文されてましたね。

飾りでなくカニ1杯丸ごと入ってます！
このデカくて硬い爪から身を穿り出すのに悪戦苦闘。
するとお店のおばちゃんが見るに見かねて蟹をよこせと。
テーブルに蟹を置いて、バンッ！バンッ！と蟹バサミを打ち付けて、割ってくれましたー感謝。
蟹爪の身は肉質がしっかりしてておいしかった！
緑色調のお粥も蟹みその旨味と適度な塩気がおいしくて、後を引く味♪
6歳児も大人も匙が止まりません。

行き当たりばったりで入った店だったけど当たりでした！

昼食後ホテルでしばし休憩するも、旅先で真昼間っからゴロゴロしてるともったいないと感じてしまう貧乏性で・・。
暇さえあれば寝ていたいグータラな相方を置いて、6歳児と出かけます。
シティオブドリームスの中の遊戯施設『キッズシティ』へ。
5歳以上の子供は預けることもできます。
土日は2時間150パタカ（2000円）。平日は120パタカ。

この螺旋形の滑り台はかなりの急こう配！

キッズシティ テーマパーク・動物園・水族館・植物園

普通の滑り台やボールプールも。
入場には長袖、長ズボン、靴下の着用が義務なので要注意。
大人も靴下は義務です。

お外にはまあまあ立派なプールも。夏だけ営業していると書いてありました。
お子様連れでプールのビジター利用を探している方は、ここのを利用したらかなりお安くすむのでは。

日本人は見かけなかったなー。
親が付き添ってる子供も少なめだったので、カジノ行っている間の託児利用が多いんでしょうね。

ウレタンボールを鉄砲に詰めて的を打つゲーム。
シューティング、、というより射的かな。
6歳児と一緒に楽しませてもらいました。

ほかには好きな衣装が着られるドレスルームがあって、あれこれ着て写真が撮れます。さすがにメイク道具はありませんが。

全体に体動かす系のものが多かったので、ウチのインドア派な6歳児は思ったより喜ばず（苦笑）、1.5時間で十分でした。

時間になったので次は『ハウスオブダンシングウォーター』の劇場へ移動。
相方には部屋を出る前に17時に劇場集合！と伝えてあります。
ちゃんと合流できるかな？

今回カウントダウンホテルに宿泊することを決めた理由の一つは、『ハウス・オブ・ダンシング・ウォーター　水舞間』を観ること！
とにかく絶賛する口コミばかりなので興味をそそられました。

16：45から劇場の前で相方を待ちますが全然来ません。。。
何十回と電話しても、メールしてもまったく無反応。。。
しかもチケットは私が3人分持ってるから、先に入場する訳にもいきません。。
ギリギリまで待っても来ないので、受付の人に事情を話して、相方の分のチケットを預かってもらいました。
ちなみに劇場入場前に売店があってビールが買えたのが地味にうれしかった。
イライラしつつもちゃっかりビール買って、6歳児と二人で入場。
このまま相方来ないと8000円どぶに捨てたことになるな～などと憂いているうちに、ショーが始まりました！
なんとここ撮影禁止ではないんですよ。
いっぱい人が飛んでる～～～！！しかも屋内なのに水が出てる～！

ザ ハウス オブ ダンシング ウォーター 劇場・ホール・ショー

客席は円錐形でどこからでも見やすいと思います。
VIP席の対面に位置する一番安い席に座りましたが、時々首ひねるくらいで、ショーが見にくいってことはなかったです。
前方は水がかかるので中くらいから後方のほうがいい席に設定されています。
席は9割がた埋まってました。
チケットは前日に窓口で直接購入しましたが、ネットで事前に購入したほうがお得です。
結局相方は最後まで姿を現すことなく終了～！チーーン。。
8000円もったいなかったなーー。
一番安い席にしといてよかったわーと自分を慰める（涙）。

部屋に戻ると、大の字で高いびきの相方発見！！（怒）
「なんだー起こしてくれると思ったー」と呑気にほざく。
携帯はマナーモード。
こっちはあせって何十回も電話して窓口の人とかけあったりして大変な思いしてたのに～！

相方のドタキャンにガックリ疲れたので、気を取り直してマカオ最後の晩餐へ行こう。
見学もかねてお隣の巨大ホテル、ヴェネチアンへ～

入口入るとこの回廊。
すごい成金趣味だけど、圧巻の迫力です！
皆さん写真撮ってます。

マカオの面積は、品川区よりちょっと大きくて世田谷区の半分くらいと、とても小さい。
なのにヴェネチアンのデカさと言ったらもう、お台場の施設が束になってかかっても勝てないくらいです！
調べたところ、ヴェネチアンは世界で7番目に床面積が広い建築物だそうです（2019年現在）。
8位が同じくマカオのコタイセントラル。
ちなみに日本一は世界23位の大阪ステーションシティ。
大型建築物では日本はマカオの足元にも及びません。

ザ ベネチアン マカオ (澳門威尼斯人酒店) ホテル

そんな広大な建物なので目的のレストランが遠いこと遠いこと。。
途中で方向感覚が分からなくなるので何度も地図を確認してやっとこさ到着。
ホテル入口から15分以上は歩いたでしょうか。
ポルトガル料理店『マデイラ　Madeira Portuguese Restaurant』のテラス席（と言っても屋内だけど）を陣取る。

まずは6歳児向けにクリームスープ注文。

イワシのグリル
塩焼のイワシにオリーブオイル。
パリッと焼けてて香ばしい♪身もふっくら！小骨も気にならない。
オニオンドレッシングも添えられていて、かけてもおいしい。
シンプルな味付けなので、日本人には違和感がなく好まれると思います。

アサリのリングイネ

アサリの量が少ないなー。風味も弱いです。
ニンニクが多めなのもちょっと余計。

シーフードリゾット

18センチ？の深鍋でドンッ！
おお～～これは期待が持てそう♪海の幸がたっぷり！

トマトベースに海鮮の旨味が出ていておいしいーー♪
やっぱり名物は外しませんね！

生ビールガシガシ飲んで、お会計は結構した記憶が・・。
マカオ最後の晩餐なんで、ちょっと太っ腹になってましたね。
大人2人6歳児1人で、13000円位だったと思います。

ヴェネチアン入口からシティオブドリームス方面へほろ酔い気分で帰ります。
真ん中がモーフィアス、右がカウントダウンホテル、左がヌワ。
個性的ですねー
コタイのホテルはどこも工夫を凝らした意匠なので、鑑賞するのも楽しいですね～♪　特に夜がいい。
建築コンペティションですか？っていうくらい独創的な建物が集まってます。
コタイセントラルはなぜか地味な3棟団地ですが・・。

この日の歩数は何と19000歩！でした。
6歳児、よくついて来られたなー

シティ オブ ドリームズ - モーフィアス ホテル

4日目帰国日。
いや～マカオってところは空港が近くて素晴らしい♪
ホテルからタクシーで15分で空港到着。
建設途中のモノレールがかなりできてました。
半島とコタイと空港を結ぶらしい。
半島とコタイ間をモノレールで気軽に行き来できたら素晴らしい！
今だとちょっとそこまでって感じではないからね。バスで20分はかかるから。

さてマカオ空港。
出国手続きを済ませて、朝飯がてら『プラザプレミアムラウンジ』へ。
プライオリティパスで入ります。

マカオ国際空港 (MFM) 空港

朝だっつーのに、めちゃ混んでる！！
でも負けないでテーブル席を確保。
朝ビー飲みます！

サンミゲルでカンパーイ♪
冷菜温菜ともかなりの充実度！
高級食材はありませんが、どれも結構おいしいです。

サンミゲルがボーリングのピンのように並んでいきます・・・汗
まだ朝だよ？！

9：30マカオ→15：00成田　　マカオ航空862便

メインは茄子筍入りの炒め煮＆ご飯
朝ビールさんざん飲んでからのソーメンが一番嬉しい♪

マカオ航空862便　キッズミール

見た目かわいくないけど、味はよさそうな気がする。
メインはチキンカツかな？
6歳児は寝ていて食べなかったので味は不明。
4時間半で成田到着～。

総評：マカオは街自体がおもちゃ箱をひっくり返したようなギュッと楽しい街でした！
世界遺産もあるし子供も大人も楽しめる見どころがコンパクトにまとまっています。空港がめちゃ近いのとマカオ内ならどこでも３、40分あれば移動できちゃうのが素晴らしい！
ホテル代が安めなのも助かります。清潔で快適、食事もおいしくて言うことなし！
すっかりマカオファンになりました。
まだまだ行きたいところあったのに今回行かれなかったので、帰国後すぐに次のマカオ行きの航空券を予約してしまいました～（笑）

この旅行記へのコメント （2）

• masamimさん 2019/07/06 21:28:46

  次回は、ヒルトンオーナーズゴールドですか！

  ノラキャットさん、こんにちは！
  
  2度目のマカオって、NHKのBS番組で紹介されてたんですね。
  私も見たかったですが、紹介されてたところはこちらで見られたからいいです＾＾
  
  コンラッドマカオホテルすごかったですね。
  100平米超えとは、家とと同じくらいかな？
  と、分からないから言っちゃいます＾＾
  
  マカオのホテルやレストランが格安なのは、カジノでお金を落としてもらうためと聞いたことあります。
  半島側は元々安かったですが、今はコタイ地区の高級ホテルも安くなりました。
  最初の頃にできたベネチアンホテルなんかは、今は当時の半額になってます。
  何故だろ？お客が減ったのかな・・
  
  レストランの方は一部の現地人向けの店以外、観光客が入る店はもう安くはないですけどね。
  
  マカオはアーバンリゾート！って。
  カジノの街では生き残れませんから、ファミリー誘致を目指してイメージ戦略してるんでしょう。
  
  8月のマカオは暑かったでしょうね。
  私は毎年行ってますが、いつも11月です。
  そんなには暑くないですが、一度えらく暑い年があって現地でTシャツを買いました＾＾
  
  コロアン島には行ったことないんで、この11月に行ってみます。
  パンダも見に行こうかな＾＾
  
  おかげ様で、行きたい店もたくさん見つかりました。
  南屏雅敘の、厚焼き玉子とチャーシューを挟んだサンドイッチにサーヨン。
  ココナッツアイスの洪馨椰子。
  
  食べに行って、感動のお裾分けいただいてきますね？
  
  

  ノラキャットさん からの返信 2019/07/06 22:55:18

  RE: 次回は、ヒルトンオーナーズゴールドですか！

  masamimさん、こんにちは！
  ご訪問、コメント頂きありがとうございます！
  返事が遅くてすみません。
  masamimさんの旅行記を見てたら楽しくてじっくり読んでしまいました。
  セブに毎年行かれるんですね。
  我が家もホワイトサンズに泊まったことありますよ！ビーチは船着き場でしたね。離島も行ったんですが天気に恵まれず海が濁っていて残念でした。
  ですが、シャングリラにビジターで行ったら、ビーチが素晴らしくきれいでびっくりしました。宿泊費がバカ高いので、いつかシャングリラに安く泊まれる日があればとちょこちょこ見てるんですが、常に高いですね。
  セブは食べ物がいまいちな印象を持っているんですが、探せばおいしいところありそうですね。次行くときはmasamimさんの旅行記を参考にさせていただきます！
  
  マカオのホテルはカジノで儲けるから宿泊代は安いって私も聞きました。
  競争が激しいのか、宿泊代も昔よりさらに下がってるのかもしれませんね。
  我が家は70平米台（汗）なので、100平米もあるとテンション上がってついかくれんぼしてしまいます。
  来月またマカオ行きます。勢いで作ってしまったヒルトンオナーズゴールドでスイートに泊まれるか、試してきますね♪
  
  今度はベタにマカオタワーと、ポルトガル料理系をもう少し攻めたいと思います。
  
  
  ではまた♪
  　
  ノラキャットより