シベリア鉄道往復の旅①　モスクワ～イルクーツク到着

2018/08/03 - 2018/08/07

前々から乗りたいと思っていた、シベリア鉄道に乗ってきました。
ここでは、モスクワ出発からイルクーツク到着までについて書いています。


チケット ７４４８.２ルーブル（つまり1万5千円くらい）
　　　　 　8/3　13：10発　　　8/7　3：36着（MCK＋５）

　つまり、イルクーツクは早朝の朝3時で、モスクワ（MCK）は前日の午後22時
　当時、１ルーブル1.8円または1.9円くらいだったけど、ここでは常に節約を意識するため、また計算しやすいため1ルーブル2円で計算。

エリア モスクワ(ロシア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

かなり昔からシベリア鉄道に乗ってみたいと思っていた

いつからそう思っていたのかはもう忘れたし、きっかけが何だったのかさえも忘れてしまった

しかし、この度、めでたくも、時間ができたので、

モスクワから、シベリア鉄道に乗ることにした

地下鉄

地下鉄

地下鉄

初めに調べていくうちに、同室のロシア人には、日本のお菓子をプレゼントせよ、とのことだったので、

地下鉄　9号線のцветной бульвар（ツヴェトノーイ　ブリバール）駅近くの日本品店　японский супермаркет (イェポンスキー　スペルマーケット)へ寄った

しかし、まともに買えたものは、

煎餅、コアラのマーチ、ぷっちょ、ラーメン、柿の種、韓国のり…


どの商品も、日本より3～4倍の値段なので心して掛かるように。

これ以外の商品は韓国産もあったり、何これ？こんなの見たことなーい、というようなものもあった。

日本品店の近く

日本品店の近く

その後、地下鉄　1号線のкомсомольская　駅（カムサモーリスカヤ）まで行き、徒歩で

Казанский вокзал 駅（カザンスキー　ヴァクザール）へ行った。


ちなみに、カザンスキー　ヴァクザールは地下鉄ではないので、気を付けること。
地上にある駅だから、カムサモーリスカヤに着いたら、一度外に出て地下への階段を降りて、車道の下を通らないといけなかったはず…たぶん。


カザンはカムサの道路挟んだ向かい側…たしか

上の写真は、カムサだった気がする

これが恐らく、カザンスキー…

この辺りは得体のしれない人が、ゴロゴロいたので要注意！

かなり治安が悪そうだった

できる限り地図を開いて足を止めないこと

カムサ出てすぐ


ぴったし！

カムサの近く

この脇に、地下への階段があった。
降りたら突き当りまで行くべし

カザン駅！！！

あまりよく撮れなかったけど、いいね！

カザンか？

上を見上げたら、見事な絵が！

12時50分についたが、すでに電車の前に人だかりができていた。

自分のチケットに書かれた車両番号をチェックし、そのドアの前にいる車掌さんにチケットとパスポートを見せる

ここに来るまで、

スーツケース（着替え5日か6日分、洗剤、タオル×３、上着、シャンプー、リンス、充電器など）

ビニール袋　2つ（カップ麺×６、トイレ紙、水、お菓子、お茶、砂糖、コップ、スプーン、フォーク、洗面道具、コップ、コーヒー、洗顔・手拭きタオル、体拭くシート、ウェットシート、ゴミ袋、傘）

ミニバック（パスポート、お金（2つに分けた）、鉄道チケット、パソコン、カメラ、携帯、メモ帳、筆記用具、重要書類、暇つぶし、辞書、本、折り紙、腕時計）


あとで自覚したが、持って行き過ぎた。

メモ帳には「あんなに買い込んで馬鹿じゃないの」という言葉が残っていた…

着替えは4日分、ご飯は2日分で足りる。

着替えはホステルで洗濯機を借りて洗う
ご飯は途中の停車駅、または車掌のいる部屋で買える
が、クレジットカードは使えない。

全てルーブル！


腕時計は必ず持っていくべし

貴重品は常に持ち歩くべし

車内はこんな感じ


なぜか、めちゃくちゃ暑かった。

団扇いるわ

すぐにジャージに着替えた
トイレはキャンプ場のにおいがした

これはサマヴァール

真ん中の赤いレバーを左へ引くと、熱湯が出る。

コップとスプーンは車掌から借りることができる。無料


鉄道によって違うタイプのものがある。

事前に買い込んだ食料ジャガイモのピューレと、お茶

車掌から買えるもの一覧表

何処かの町の駅

コンクリートで舗装されてないなあ…

あああ、電柱！

遠くに…

すれ違う


窓枠もわざと写す

長い

確か朝ごはん

ラーメンと、ジャガイモのピューレ

このラーメン飽きやすい
消化がいい

停車駅で買ったピザパン

おいしかった
もう一枚買えばよかった。
ラーメンよりパンの方がいい
お腹に溜まる

何処かの川

ノボシビルスク

まあまあ有名
鮮やかな色

休憩

途中でよくアイスを買った

安いしおいしい
買うべき

駅にはたいてい列車が飾られている

写真スポット

いいね
ここに住みたい


かなり手付かずの自然が残っている
白樺がたくさんある
ゆっくり時間が流れていた

メモを読み直すと少しイライラしているようだった
全く気が付かんかった

あと、インスタントラーメンばかり食べていたから、お腹が空いていたらしい
途中でリンゴもらった　丸かじり　美味しかった　必要だねフルーツ

木造の家がたくさん


そういえば、上の段に子供連れが来たから、煎餅あげたんだけど、かみ砕けなくて不人気だったな。
ロシア人にはしょっぱいものより、甘いものが喜ばれるみたい

列車


時差に逆らっているから、朝が早い

なんか暗いな

駅

何処に停車し、どのくらい止まるかは車掌室の扉に時刻表が貼ってあるので、要確認

親切な車掌だと、今降りるなと制止してくるので、それに従う

線路を超えて、向こう側の低い段差のプラットホームへ歩いて行けることがあるが、行かない方がいい。

間に別の電車が来て戻れなくなることがある

時々来る物売りは、それを逃すと2度と買うことができないと思った方がいい

あまり見なかったし、早々に別の車両の方へ行ってしまうから

イルクーツクのあたりでは、干物やオームリを売っていた

別の場所では、キイチゴ、ブルーベリー、パン、漬物など


プラットホームで売る場合と、駅の敷地の外で売っている場合がある

ちなみに、モスクワ近郊の普通電車では、堂々と電車内で、服や、食べ物、本を売ったり、歌や楽器でチップをもらう人々がいた

こちらは見ていてかなり面白い
時間があればどうぞ

ト、トイレ

トイレの座るフタはいつも水でぬれていた

これをもう1枚めくると、靴のまま上に上がって踏んで用を足すことができる

水を出すにはコツがある

蛇口の下にボタンがあり、それを押しながら水を出す

面倒

ほら、下に変なでっぱりが…


ここの水でうがいをする時、し終わった後は必ず水分を口の中から絞り出さないといけない
なぜなら、この水は恐らく腐っていて、ほんの少しでも体内に入れてしまうと、気持ち悪くなってしまうから

2等なら気にしなくていいかもだが、3等はまずい

ごみ箱にテープがしてある＝使えない

紙は、そのままトイレの中にポイ
トイレ下、陰になっている場所にペダルがあり、それを踏むと、水が少し出て、ゴミをそのまま線路下に落とす　　つまりぼっとんトイレ

これは古いタイプの鉄道だったようで、違う鉄道に乗ったときは、ゴミ箱があり、そこに捨てていた

また、3等車か、2等車か、短距離かによって、トイレの質は違う、と思う
これは3等車

あと、停車する10分前くらいには鍵が閉められるから使えない

トイレの窓

トイレの荷物掛ける場所と、手拭き紙のある場所(左)

3等車のトイレットペーパーはあまり補充されないので一応持っていこう

田舎駅


そういえば、ラーメンを食べたら、スープはトイレに捨てないといけない

一度も風呂に入らなかった…
何処かで一泊するべきだったとメモにある

ちなみにコンセントはトイレの中(劣悪な環境）、車両の前方にしかないので、降りるのが近い人順　　順番を聞かないといけない
鉄道が止まっているときは、充電できない

広い

シベリア鉄道の旅ではいつも3等車を使った。はず
トイレは汚いし、混むし大変だったが、無理に誰かと話さなくてもいいし、自由な雰囲気だった　トイレに籠るとノックされる
プライバシーはないが、その分、隣に誰がいるかわかるし、見覚えのない人が来ればすぐわかる　お互いにお互いを見ているって感じ
席を選ぶなら断然下がいい　テーブルを使えるし、自分の場所だから気兼ねなく座れる
シーツを引くときは、きれいにひかないと、声を掛けられる
できるか？って　　これほぼ毎回
シーツの余った端は、マットの下に入れないといけない
あと、シーツの入っていた袋はゴミ袋として再利用できる
3等車は、大抵シーツ2枚と枕カバー、洗顔タオルが渡される
これを、降りる前に必ず返さないといけない
ゴミ箱は後ろの方にある

あっ、と　イルクーツクにつきました

ここは荷物預かり場所（カーメラ　フラネーニエ）　荷物2個　３１０ルーブル（６２０円）

早朝の3時着だったので、鉄道の中でピューレをお湯で溶かしたものを持ってきて、駅の中で食べた　頭いいって思った

探検するには人もいないので、警備員の真ん前のベンチに座って、世界の歩き方を読んだ　　これが一番、安心安全だ

一緒にイルクーツクで降りた人は、もうすでに外へ出ていってしまった。

駅の外にはまだ暗い時間なのに、タクシーの客引きがたくさんいて、若干危ない
治安が悪そうだった

なので駅の中で休憩した方がいい

この時大分寒かったので、上着は必要。
温度計は28度とあったが、絶対に壊れている


ここで、2，3時間ほど過ごした