2018/08/12 - 2018/08/20
60位(同エリア122件中)
りりさん
8/12 成田発
8/13 ウランバートルーハラホリン(カラコルム)
8/14 ハラホリン
8/15 ハラホリンーウランバートル
8/16ウランバートル
8/17 テレルジ
8/18テレルジ
8/19 ウランバートル
8/20 ウランバートルー成田
飛行機:エアソウル+モンゴル航空
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ハラホリンからウランバートルに戻ってきて翌々日から、テレルジ国立公園へのツアーに参加した。ウランバートルの観光の事は後にして、先にテレルジのツアーについて書こうと思う。
ウランバートルにはテレルジやゴビ砂漠へのツアーを催行しているツアー会社やホテルが沢山あるが、私はUB Guest House・Khongor Guest House・Golden Gobi Guest Houseを巡って交渉、結局日程と価格が合致したGolden Gobiの1泊2日のツアーに参加した。確か1万円位だったと思う。
朝Golden Gobi Guest Houseに行くと、宿泊者ではないのに朝食を無料で食べさせて貰えた。軽く済ませてきたので、お腹いっぱい(汗)。トイレを借りるついでにドミトリーの部屋もチラ見したが、かなり清潔で過ごしやすそうなホステル。夏期は常時満室らしいが、節約したいならここに泊まってツアーに参加するのも良いかもしれない。
そうこうしてる内にメンバーが集まり、出発。メンバーは私+韓国カップル+デンマークカップル+ドイツおっさん+フランスおっさんだ。私と韓国カップルはテレルジだけだが、他のヨーロッパ軍団はテレルジの後にゴビ砂漠に向かう。
ガイドは英語が上手い若い女性、ちょっと友人に似てる。
最初に着いたのは、ザイザンの丘。丘の上に建つのは、「ノモンハン事件」のモンゴル人民義勇軍の友軍となったソ連兵たちを記念して1971年に建てられた記念碑だ。ガイドが日本人の私に遠慮したのか、又はそういうものなのか、ノモンハン事件の詳しい説明はなく、ロシアとモンゴルの友好記念碑だという説明だけだった。
が、発見してしまった… -
お、おう。。思いっきり日章旗が踏みつけられてますなぁ。まー私は「はいはい、すみませんでしたね!」って感じで何とも思わないけど、例えばうちの祖父母世代の人が見たらよくは思わないだろうなとは思う。ドイツおっさんに「あの旗って日本の古い旗なんですよねー」って言ったら、「あの白地に赤丸以外に日本の旗ってあるんだ、知らなかった!」だって。デスヨネー日本人しかわからない。
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つか、こういうのってGWに行ったジョージアにも似たようなのがあった。ロシアとジョージアの友好記念碑。形が決まってるのだろうか。
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次にオボーがある所で休憩。ここはタカがいて、有料で手に乗せたりできるみたいだった。
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1時間位ドライブして、テレルジの象徴・亀石に到着。その名の通り亀の形の石。ハラホリンで見た亀石は人為的な物だったけど、ここのは自然に出来た石らしい。確かこの辺りが攻められた時に土地の権力者の妻がここに逃げ込んだけど、見つかって殺されたみたいな話だったような。
皆で登ります。 -
なかなかスリリングで、年寄りには厳しい。狭い岩の間をくぐり抜けて進まなければならない箇所もあり、デブにやさしくない感じです。上からの眺めはこんな感じ。
亀石からすぐ近くの民家?でランチ。 -
メニューは確か、スープとご飯だったかな。例によって羊肉がダメな私は、テーブルにあったクッキーで腹を満たす。ここからアリヤバル寺院へハイキング。ガイドは登山と言ってたけど、そんなに勾配もきつくなく、色んな花が沢山咲いてる野原の中を歩いて行く。
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遠くにアリヤバル寺院が見える。
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なんだかモンゴルというより「アルプスの少女ハイジ」っぽい…と思ってたら、フランスおっさんが「フレンチアルプスへようこそ!」だって。
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アリヤバル寺院は、山の中腹にあるかなり敷地が広いチベット仏教のお寺。モンゴル人にとっても観光地であるらしく、結婚式もやってた。
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ランチを頂いた民家に戻ったら、馬が沢山。いよいよテレルジツアーのハイライト、亀石まで乗馬体験。私と韓国人以外は何故か皆経験があるらしく、難なくこなしてたが、私は乗馬経験が無いので怖い事を伝えたら、馬匠さんが引っ張ってくれて一安心。最初は怖かったが、慣れてきたらかなり楽しかった。
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今夜お世話になる遊牧民のゲルへ向かう途中、その昔社会主義政権下でのチベット仏教弾圧により、100人もの僧侶が隠れていたという岩穴へ。登ると確かに奥に広いスペース、最後には僧侶達は見つかって悲劇的な最後を迎えたことを物語る供養の祭壇があった。
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今夜宿泊するゲルに到着。Golden Gobiのツアーはツーリストキャンプではなく、本物の遊牧民のゲルに泊まる事をウリにしてる。でもここはツーリスト用?のゲルがあって、隣には家族が生活する木造の家が(笑)。
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家族は夫婦と幼い女の子と小学生位の男の子。あと手伝いに来てる親戚の中学生位の男の子。ガイドに遊牧民の子供は学校どうしてるの?と聞いたら、親と離れて町の親戚の家や寮で生活するらしい。今は夏休みで帰ってきてるとのこと。
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夕飯は羊肉と野菜の焼きそば。飲み物は塩味のミルクティ(私はあんまり好きになれなかった)。羊肉を避けながら必死に食べる。テーブルに白くて固い謎の固形物があって、食べてみたらヨーグルトを乾燥させて固くた様な謎の味。アーロールというスナック代わりの乳製品らしい。
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この日の寝床。ここにでかいヨーロッパ人含む7人が寝袋で雑魚寝。私の隣には韓国ドラマの脇役顔のイケメン韓国人が(なんと整形外科医)。
もちろんシャワーは無くて、トイレは屋外に穴を掘っただけのトイレ小屋がある。日本語のポケットティッシュの残骸があったので、日本人もそこそこ来てるっぽい。
うーん、これならツーリストキャンプのゲルの方がよかった。 -
色んな動物の骨を使ったゲームなどをして遊ぶ。星も綺麗だったが、近くのツーリストキャンプの灯りが邪魔してハラホリンで見たの程ではない。
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あまり眠れず翌朝。朝食を食べおわったら、いつの間にか他のガイドが来ていて、ヨーロッパ軍団はそのガイドとゴビ砂漠へ。私と韓国人カップルは少し周りを散策。ハラホリンでも思ったのだけど、モンゴルのバッタは小さな割りにやたら飛躍力があるし、何だかチキチキとうるさい。ガイドに聞いてみると、このチキチキという音で私達は夏の終わりを感じるのだと。この音がして、ナーダムの祭りが終わると、厳しい冬はすぐそこという感じなのだと語った。この時まだ8月下旬だったが、いかにモンゴルの夏は短いのか感じさせる話だ。
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草原の真ん中に建つどでかい銀色のチンギス・ハーン像に到着。地上40m、冗談みたいな大きさ。
土台部分は土産物店や、巨大なモンゴルブーツが飾られているスペース、またゲル等の民俗に関する展示や、チンギス・ハーンの生涯に関する展示がある博物館が入っている。 -
像に登ることもできる。
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かなり高くて少し怖い(高所恐怖症)。
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宿泊したゲルとは別の遊牧民のゲルでランチ。揚げ春巻きみたいなのと、チャーハン。このチャーハンの羊肉は乾燥肉で臭みがなく、初めてまともに食べられた。
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このお宅はモンゴル犬を飼っていた。マスチフ系かな、普段は大人しいが、いざ家畜や主人が狼や盗賊に襲われたら必死で守る賢い犬。
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モンゴルの動物の話で気になって、マヌルネコの事をガイドに聞いてみた。
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マヌルネコはモンゴルに住む、モフモフのとってもかわいい野生ネコだ。(写真は上野動物園のマヌルネコ)ガイドはネコ好きなのでもちろん知っていたが、仕事でゴビ砂漠に行くけど見たことはないらしい。どこにいるのかマヌルネコ。またウランバートルにはなんと動物園はないとの事。冬が寒過ぎるので難しいのかもしれない。
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最後に遺跡(と言っても、石碑があるだけ)によってウランバートルに戻った。
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