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■はじめに<br /> 月に1回程度で実施している「どこかに鐡」であるが、その2月分である。最初は建国記念日を含めた三連休を考えていたが、申し込み初日にして「手詰まり(検索結果なし)」である。そこでそれより1週前の土日にしてみると、こちらの方が候補数が多かったため、予定を前倒しすることにした。<br /> 何回となく検索し、出雲・山口宇部・松山・岡山が揃ったところで申し込みを確定させた。出雲は初めてであるが、岡山に至っては4回連続6回目である(今回でシリーズ11回目であるから、半分以上で岡山が候補になっている)。出雲と松山はご当地私鉄があるが、他2つになった場合は訪問先(鐡ネタ)をあれこれ検討する必要があるだろう。<br /> 翌日に決まった行先は、岡山であった。まさに「6度目の正直」である。個人的には出雲や松山がよかったが、岡山の執念に屈した感じである。<br /> そうは言っても、岡山にもしばらく訪問していない鐡ネタは多くある。ということで、土曜日に井原鉄道と水島臨海鉄道を再訪し(どちらにも乗れる「吉備之国くまなくおでかけパス」という便利な切符がある)、日曜日にはJR宇野線に乗り、豊島への観光をすることにした。<br /><br />@神辺駅にて

【どこかに鐡11】岡山空港編

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2019/02/02 - 2019/02/03

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国電

国電さん

■はじめに
 月に1回程度で実施している「どこかに鐡」であるが、その2月分である。最初は建国記念日を含めた三連休を考えていたが、申し込み初日にして「手詰まり(検索結果なし)」である。そこでそれより1週前の土日にしてみると、こちらの方が候補数が多かったため、予定を前倒しすることにした。
 何回となく検索し、出雲・山口宇部・松山・岡山が揃ったところで申し込みを確定させた。出雲は初めてであるが、岡山に至っては4回連続6回目である(今回でシリーズ11回目であるから、半分以上で岡山が候補になっている)。出雲と松山はご当地私鉄があるが、他2つになった場合は訪問先(鐡ネタ)をあれこれ検討する必要があるだろう。
 翌日に決まった行先は、岡山であった。まさに「6度目の正直」である。個人的には出雲や松山がよかったが、岡山の執念に屈した感じである。
 そうは言っても、岡山にもしばらく訪問していない鐡ネタは多くある。ということで、土曜日に井原鉄道と水島臨海鉄道を再訪し(どちらにも乗れる「吉備之国くまなくおでかけパス」という便利な切符がある)、日曜日にはJR宇野線に乗り、豊島への観光をすることにした。

@神辺駅にて

旅行の満足度
4.0

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  • ■2019.2.2<br /> 8時05分の便で羽田から岡山へ。連絡バスで岡山駅へ移動し、ネットで決済してある「吉備之国くまなくおでかけきっぷ」を発券し(使用当日は購入できないため、事前に買う必要があった)、10時14分発の伯備線各駅停車が出発するホームに辿り着いたのは出発の3分前であった(これを逃したところで後の列車にすればいいだけだが、そうするとどこか途中下車(観光)をあきらめなければならない)。<br /><br />@間に合った

    ■2019.2.2
     8時05分の便で羽田から岡山へ。連絡バスで岡山駅へ移動し、ネットで決済してある「吉備之国くまなくおでかけきっぷ」を発券し(使用当日は購入できないため、事前に買う必要があった)、10時14分発の伯備線各駅停車が出発するホームに辿り着いたのは出発の3分前であった(これを逃したところで後の列車にすればいいだけだが、そうするとどこか途中下車(観光)をあきらめなければならない)。

    @間に合った

  •  定刻に出発し、山陽本線から伯備線に乗り入れ、清音に到着した。ここで井原鉄道に乗り換えることとなる。<br /> 2番線から出発するということで跨線橋を越えてそちらに向かったが、よくよく周囲を見たら「JRの2番線」と「井原鉄道の2番線」があるようである。他の乗客の動きで察知できたからいいが、1人だけならうっかり乗り過ごすところであった。<br /><br />@やってきました

     定刻に出発し、山陽本線から伯備線に乗り入れ、清音に到着した。ここで井原鉄道に乗り換えることとなる。
     2番線から出発するということで跨線橋を越えてそちらに向かったが、よくよく周囲を見たら「JRの2番線」と「井原鉄道の2番線」があるようである。他の乗客の動きで察知できたからいいが、1人だけならうっかり乗り過ごすところであった。

    @やってきました

  • <br /> 総社からやって来た1両のディーゼルカーに乗り込む。ガラガラ(ほとんど乗客なし)であったが、清音で15人ほどが乗り込んだ。<br /> 10時46分に清音を出発。すぐに長い長い鉄橋を越え、その後は高架を走り続けた。この辺りは昨年の水害で大損害を受けた地域であり、戸建ての1階部分は「もぬけの殻」状態である。ということで、それらにカメラを向ける気にもなれない。<br /> 11時06分に到着した矢掛で下車。<br /><br />@落ち着いた駅舎


     総社からやって来た1両のディーゼルカーに乗り込む。ガラガラ(ほとんど乗客なし)であったが、清音で15人ほどが乗り込んだ。
     10時46分に清音を出発。すぐに長い長い鉄橋を越え、その後は高架を走り続けた。この辺りは昨年の水害で大損害を受けた地域であり、戸建ての1階部分は「もぬけの殻」状態である。ということで、それらにカメラを向ける気にもなれない。
     11時06分に到着した矢掛で下車。

    @落ち着いた駅舎

  •  ここで降りたのは、旧い町並みが残っているからである。ということで散策であるが、まずはその前に腹ごしらえである。評判の良さそうなうどん店があったので、そちらへ足を向け、かけうどん+天ぷらのセットを頂いた。<br /><br />@温まりました(ピンボケ)

     ここで降りたのは、旧い町並みが残っているからである。ということで散策であるが、まずはその前に腹ごしらえである。評判の良さそうなうどん店があったので、そちらへ足を向け、かけうどん+天ぷらのセットを頂いた。

    @温まりました(ピンボケ)

  •  食事後は、旧街道に沿って散策である。<br /> 観光を終えてからは駅に戻り、12時33分の列車に乗り込んだ。続いての途中下車は井原である。12時46分に到着。<br /> 線名になっているくらいであるから大きな町であるが、駅近くに観光要素の強い施設はない。ということで、近くにあったスーパーで地物の焼肉のたれなどを買い、その後は駅舎内にあったジーンズの小売店や小さな博物館を見たりして時間を潰した。<br /><br />@ゆるキャラもいる

     食事後は、旧街道に沿って散策である。
     観光を終えてからは駅に戻り、12時33分の列車に乗り込んだ。続いての途中下車は井原である。12時46分に到着。
     線名になっているくらいであるから大きな町であるが、駅近くに観光要素の強い施設はない。ということで、近くにあったスーパーで地物の焼肉のたれなどを買い、その後は駅舎内にあったジーンズの小売店や小さな博物館を見たりして時間を潰した。

    @ゆるキャラもいる

  •  13時26分発の列車で神辺へ移動し、そこからはJRに乗り換えて福山へ。すぐに山陽本線に乗り換えても倉敷で手持ち無沙汰になるため、少しだけ散策して福山城へ行き、なんだかんだで15時13分に倉敷に到着した。さて、次は水島臨海鉄道である。<br /> この鉄道の倉敷市駅はJR倉敷駅から歩いてすぐの場所にある。ずいぶん前に乗車済みであるが、その際の写真がフィルム式であることからもわかるように、かなりご無沙汰である。<br /><br />@車両も新しくなった

     13時26分発の列車で神辺へ移動し、そこからはJRに乗り換えて福山へ。すぐに山陽本線に乗り換えても倉敷で手持ち無沙汰になるため、少しだけ散策して福山城へ行き、なんだかんだで15時13分に倉敷に到着した。さて、次は水島臨海鉄道である。
     この鉄道の倉敷市駅はJR倉敷駅から歩いてすぐの場所にある。ずいぶん前に乗車済みであるが、その際の写真がフィルム式であることからもわかるように、かなりご無沙汰である。

    @車両も新しくなった

  •  15時26分に出発。しばらくしてJRから分岐すると、そこから先はほとんどが高架である。<br /> 意外に多い乗客がいたが、駅に停まるごとに減り、終着の水島で下車したのは数人だけであった。<br /> さて、この路線の終着駅である三菱自工前駅までは、歩いて行かなければならない(昼の時間帯は運行本数が極端に少ないため)。15分弱歩き、見覚えのある簡素な駅舎に到着した。<br /><br />@踏切より撮影(線路には入っていません)

     15時26分に出発。しばらくしてJRから分岐すると、そこから先はほとんどが高架である。
     意外に多い乗客がいたが、駅に停まるごとに減り、終着の水島で下車したのは数人だけであった。
     さて、この路線の終着駅である三菱自工前駅までは、歩いて行かなければならない(昼の時間帯は運行本数が極端に少ないため)。15分弱歩き、見覚えのある簡素な駅舎に到着した。

    @踏切より撮影(線路には入っていません)

  •  さて、後は戻るだけである。奥にある操車場からやってきた列車に乗り込み、16時12分に出発した。平日なら帰宅者で混むのであろうが、今日は土曜なので乗客は私1人のみである。<br /> 景色は往路の逆回しで、今度は徐々に乗客が増えていった。行き違いのできる駅もあるが、貨物を想定しているためかかなり長大であり、そこに1両ずつ停まっているのが可愛い感じがする。<br /><br />@なかなかやってこない

     さて、後は戻るだけである。奥にある操車場からやってきた列車に乗り込み、16時12分に出発した。平日なら帰宅者で混むのであろうが、今日は土曜なので乗客は私1人のみである。
     景色は往路の逆回しで、今度は徐々に乗客が増えていった。行き違いのできる駅もあるが、貨物を想定しているためかかなり長大であり、そこに1両ずつ停まっているのが可愛い感じがする。

    @なかなかやってこない

  •  倉敷市へ戻り、JRに乗り換えて岡山に向かった。17時06分着。<br /> さて、通常ならば今日はここで終わりであるが、「吉備之国くまなくおでかけきっぷ」は岡山市電にも乗ることができる。ということで、意味もなく1系統の終着まで乗ってみることにした。<br /><br />@タダですから

     倉敷市へ戻り、JRに乗り換えて岡山に向かった。17時06分着。
     さて、通常ならば今日はここで終わりであるが、「吉備之国くまなくおでかけきっぷ」は岡山市電にも乗ることができる。ということで、意味もなく1系統の終着まで乗ってみることにした。

    @タダですから

  •  東山まで行き、そこにあったスーパーで夜用食材(岡山産刺身など)を買い、市電で駅前に戻って安宿に投宿した。<br /><br />■2019.2.3<br /> さて、今日は宇野線からである。昔は寝台列車が走っていたこの路線も、瀬戸大橋線が開通してからは「地味なローカル線」である。<br /><br />@まっ黄色

     東山まで行き、そこにあったスーパーで夜用食材(岡山産刺身など)を買い、市電で駅前に戻って安宿に投宿した。

    ■2019.2.3
     さて、今日は宇野線からである。昔は寝台列車が走っていたこの路線も、瀬戸大橋線が開通してからは「地味なローカル線」である。

    @まっ黄色

  •  定刻の7時40分に岡山を出発。瀬戸大橋線開通時に整備された茶屋町までは規格の高い路盤であるが、分岐して「本来の宇野線」になると、ローカル一色である。<br /> ぼんやり景色を眺めているうちに、8時25分に宇野に到着した。これから行く豊島は現代美術で有名であるが、宇野駅もアートの一部となっている。<br /><br />@他の展示もあり

     定刻の7時40分に岡山を出発。瀬戸大橋線開通時に整備された茶屋町までは規格の高い路盤であるが、分岐して「本来の宇野線」になると、ローカル一色である。
     ぼんやり景色を眺めているうちに、8時25分に宇野に到着した。これから行く豊島は現代美術で有名であるが、宇野駅もアートの一部となっている。

    @他の展示もあり

  •  歩いて船乗り場へ向かい、8時40分発の小型船で豊島の唐櫃へ。9時20分に到着。<br /> さて、ここで降りる人の目的は美術館であろうが、私は現代美術には疎いため、外にある展示物(タダで見られるもの)だけを見ることにしている。あとは、適当に島散策である。<br /><br />@タダ最強説

     歩いて船乗り場へ向かい、8時40分発の小型船で豊島の唐櫃へ。9時20分に到着。
     さて、ここで降りる人の目的は美術館であろうが、私は現代美術には疎いため、外にある展示物(タダで見られるもの)だけを見ることにしている。あとは、適当に島散策である。

    @タダ最強説

  •  小さな集落を歩いた後は、美術館方面へ向かった。そこで綺麗な棚田の写真を撮る。<br /> 唐櫃では10人強が下船したが、私以外のすべての人は美術館が目的であり、棚田付近で10時の開館を待っているようであった。それを尻目に、私は家浦方面へ歩き出した。<br /> 途中で湧水や無料作品展示を見たりして歩いているうちに、だんだんとお腹も空いてきた。この島にある飲食店は限られているため、岡山で駅弁を調達済みである。<br /><br />@豪華に

     小さな集落を歩いた後は、美術館方面へ向かった。そこで綺麗な棚田の写真を撮る。
     唐櫃では10人強が下船したが、私以外のすべての人は美術館が目的であり、棚田付近で10時の開館を待っているようであった。それを尻目に、私は家浦方面へ歩き出した。
     途中で湧水や無料作品展示を見たりして歩いているうちに、だんだんとお腹も空いてきた。この島にある飲食店は限られているため、岡山で駅弁を調達済みである。

    @豪華に

  •  弁当を食べた後も歩き続け、11時頃には家浦地区へ。集落を散策したが、12時30分発の船までは時間が余り過ぎている。<br /> ということで、イチゴを用いたスイーツを提供する店へ入ることにした。私は言うほどの甘党ではないが、嫌いでもないので、この島の特産であるイチゴを頂くことにしたのである。<br /><br />@美味しく頂きました

     弁当を食べた後も歩き続け、11時頃には家浦地区へ。集落を散策したが、12時30分発の船までは時間が余り過ぎている。
     ということで、イチゴを用いたスイーツを提供する店へ入ることにした。私は言うほどの甘党ではないが、嫌いでもないので、この島の特産であるイチゴを頂くことにしたのである。

    @美味しく頂きました

  •  と言っても、注文から平らげるまで15分もあれば充分である。その後は「無料だけ」の掟を破って有料の手島横尾館を拝観し、さらに余った時間は野良猫の相手をし続けた。<br /> 12時30分の船で宇野へ(乗客はたった3人だけで、私以外の2人は関係者のようであった)。宇野線への乗り継ぎ時間が中途半端に45分もあったが、偶然見つけた「いしいひさいち」の漫画などを見て時間を潰した。<br /><br />@「ドーナツブックス」持っていました<br /><br /><br />*旅行記および私の詳細については以下で。<br />「鐡旅」http://www2u.biglobe.ne.jp/~kokuden/tetu.htm

     と言っても、注文から平らげるまで15分もあれば充分である。その後は「無料だけ」の掟を破って有料の手島横尾館を拝観し、さらに余った時間は野良猫の相手をし続けた。
     12時30分の船で宇野へ(乗客はたった3人だけで、私以外の2人は関係者のようであった)。宇野線への乗り継ぎ時間が中途半端に45分もあったが、偶然見つけた「いしいひさいち」の漫画などを見て時間を潰した。

    @「ドーナツブックス」持っていました


    *旅行記および私の詳細については以下で。
    「鐡旅」http://www2u.biglobe.ne.jp/~kokuden/tetu.htm

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