ゆらり湯ら湯ら、癒された～（山形入りして、名月荘）

2019/02/01 - 2019/02/03

昨年、山形から同窓会に参加した友人に「山形の温泉でまったりした冬を過ごしたい」と懇願して宿を手配してもらっておいた。
その日がやって来て、友人達とかみのやま温泉に行ってみました。

エリア かみのやま温泉(山形)

友人2人は東京から、わたしは一番近い大宮からつばさに乗って山形を目指します。

福島で、やまびこと離れて身軽になって進みます。
県境に差し掛かると、トンネルを抜けるたびに雪深くなっていきます。

雪もどんどん降って、どんよりとした太陽の光で雪国の雰囲気が強くなります。

足跡１つない雪野原が、寂しげ。
と、山形到着しました。雪は雨に変わり、珍しく道路の雪は溶け暖かいのだそうです。山形在住の友人と落ち合い、ここから彼女が案内してくれます。

お昼の時間は過ぎてしまったけれど、漬物の丸八やたら漬のお食事どころで、山形名物「ひっぱりうどんと漬物寿司」のランチを食べ小腹を満たします。

蔵造りの建物で、店内ディスプレイもレトロ。

小腹は満たされたのに、漬物の試食とお茶をご馳走になり、蕗の薹の漬物を購入。

旅の足跡を残すために、湯殿山神社にて、ご朱印を頂きます。

ここは、山形市内にある里之宮 湯殿山神社です。市内中心部にあり鎮守さまとして仰がれ、願いが叶うお牛さまがいらして、頭、眼、お腹、膝、足など気になるところをさすり祈願しているようです。安産祈願に定評があるようで、お腹がピカピカです。

ご朱印が仕上がるまで、隣にある元の県庁だった、文翔館を見ていらして下さい。と言われ、見学に。

啓翁桜が眼を引きます。
デパートや、いろんなお店でかなり大振りに生けてあって、ほっこりします。

館内は暖房が効き暖かい。あまり入館する見学者がいないらしく、警備のおじさんが案内と解説をしてくれました。踊り場が広く大きな窓のある階段を登り、主に2階が順路です。

白壁が綺麗な通路。

細工のある天井が、職人が特に力を入れて作った自慢なのだそうです。

ピンクの丸囲いにさくらんぼが、赤の囲いに紅花と山形特産が彫られ、職人の遊び心が盛り込まれ、ここも自慢なのだと警備のおじさんが言います。

警察署長室だったのか、会議室だったのか、、、冊子を無くしてわからなくなってしまいました。
冊子が出て来て、正庁いわば講堂だった部屋で、特に豪華な造りの部屋という事です。

ここは、るろうに剣心のロケ地になったお部屋。知事室。

山形特産紅花の資料室。

紅花染めのお上品な紅色の振袖。

時代の流れを表現している像たち。
黎明の時代。

発展の時代

激動の時代

復興の時代

成長の時代

と、一通り見学をして、神社に戻りご朱印を頂きました。
さて、そろそろお宿に行き、温泉にほっこり浸かりたい気分になってきたところ、もう１つご朱印を貰える神社にICOCA？とジモティが言うけれど、いやいやもう暗いからお宿にゴ～しましょうと、今夜のお宿「かみのやま温泉 名月荘」に向かいました。古民家風というか地元の豪壮な邸宅というか。期待！

駐車場から玄関への途中にいろり端。
つるし柿がいっぱい。

雪国の邸宅への小道。

ロビーはしっとり大人の雰囲気。

暗いけど、物静かな佇まい。

主客室、マッサージチェアがどっしり待ち構え、リラックスさせてくれます。

食事室
ここで、ゆったりしながら、順次運んでくれる懐石料理を頂きます。
ご飯は、お釜で炊いたはえぬきと、小さなお釜にはデビューしたばかりの雪若丸という新種のご飯がやってきました。
美味しい食事を残したくないからと、ウエルカムのお餅を我慢したけれど、お夜食代わりに準備してくれるというおにぎりの代わりに、今あの胡麻味噌餅を食べたいというと、なんと！一人一人に焼き網とお餅を運んでくれました。
そのお餅の美味しいこと！もう、おばさんたち感激したのなんのって！嬉しいおもてなし。
食事室の隣に次の間の和室があって、荷物置き場と、着替えに使いました。

食事室のミニキッチン。
自分で使っていいのだけれど、お茶もコーヒーも準備してくれました。

お部屋の温泉岩風呂。

オープンスペース

廊下、どこの廊下だったのか、多分ロビーへの廊下。

オープンスペース、まきストーブがいい雰囲気。
館内には、ロビーの椅子も含め、いろいろな形の椅子があって、座り心地もそれぞれ楽しめます。

オープンスペース、いろり端にはウエルカムの甘酒と、お餅、味噌田楽が、夜8時まで利用できます。

外にある、蔵王の岩をくり抜いた岩風呂。
大胆な雰囲気の岩風呂で、ここは温まるだけだけれど、豪快なお風呂です。

名月荘はこんな配置になっています。
お風呂が良し、お部屋も良し、フリースペースでも良しと、のんびり出来ました。