2004年 グアム:親孝行じゃなくて…(２回目)

2004/04/12 - 2004/04/15

87歳の父親を連れて２回目の海外｡
前年にもパッケージツアーで北京に連れて行ったが
歩くのも遅いしトイレも近く､団体行動は嫌だというので
今回はフリーツアーに参加｡ 親思いの息子でしょ！

(本当はね…母親はすでに他界､ひとりっ子なので
親の面倒を見るため､嫌々(？)一緒に住むようになり､
気儘な旅行が難しく､タバコの買い出しも
ままならなくなったので､ストレス解消のため､
という自分勝手な理由からです)

写真は帰りの空港だが､飛行機は
今はない JALの子会社 JALウェイズ

エリア グアム(グアム)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

グアムに到着です｡ 飛行機は
行き:JO943 (11:00 KIX発)
帰り:JO944 (16:50 GUM発)

虹が出ている｡
ホテルはプラザだった

2日目に半日の市内観光があり､
まずは有名な恋人岬に

時間的に見て恋人岬のどこか

英語では Two Lovers Point
というらしい

Two じゃないけどバッタもいました

何だか花盛りです

Police Hagatina Precinct とある｡
観光バスが通るには違和感のある道だが
前を通ったんでしょう…

次の行き先はラッテストーン公園
(Sen.Angel Santos Memorial Park) です｡
途中のどこかからの眺め

公園内には日本軍の防空壕跡がある｡
入口が開いてるから自由に入れたと思うが
入ってはいない｡ 少なくとも父は 20代の大半を
兵隊に取られ満州から東南アジア各地の戦地に
行ったから入りたいとは思わないだろう

公園内にある石器時代の石柱群。
古代チャモロ文化遺産らしい

これは防空壕じゃないが何ですかね…
もしかしてトイレ？

何だか気味の悪い樹が

これも公園内だが
なぜか手前に水たまりがあり
景色が映っている。
確かに屋根がボロボロ(？)には見えるが…

聖母マリア大聖堂｡
グアムで一番大きい教会だそうです

同じく｡ 色合いも含め
ヨーロッパの聖堂とは少し感じが違う｡
南国だからかな？

市内観光が終わって､さっそくビーチに｡
遠く向こうに見えるのは
ホテルニッコー･グアムですね｡
浅瀬なので安心です

日が落ちてきました…
父は僕と違いスポーツ万能で水泳にも
絶大なる自信を持っていたのだが
さすがに90歳近くで何十年振りに海に入ったら
まったく泳げず､ショックを受けていた

その日の夜はホテル近くのＴＧＩＦに｡
もちろん食べたのはステーキ｡
父は総入れ歯だが固いものでも何でも食べる

3日目はホテル内のツアーデスクで
潜水艇(？)のオプションを申し込んだ｡
45ドル (1人分か2人分か不明) だった｡
途中に寄ったらしい Banzai Charges (玉砕？) ､
アサン展望台です｡
ちなみにグアムの住民はアメリカ人だが
軍人家族以外には大統領選の
投票権がないそうです

グアムは観光が産業の中心で工場は少ないらしいが
これは何の工場だろう…煙突から煙が出ている｡

同じ場所ではないと思うが
車窓からでもないようだし
何で､こんな場所に来たのか不明

これは何でしょう？
十字架が見えるから
キリスト教関連の施設だと思うが
老人ホームか何かかな？

やはり潜水艇の名前はノーチラス号

誰かの子供を使って
救命胴衣の説明

どれだけ離れたか分からないが
少し沖に出たようです

船内 (船底)はこんな感じで
海底が見える

でも､何も見えてない海中｡
もちろん魚も見えたはずだが
写真にはない

潜水夫が近づいてきました

こんなサービス(？)で熱帯魚を見せてくれます

記憶にはないが参加者は少なく､どうやら
送迎はバスではなくタクシーか何か｡
(これは帰り)

ヨットハーバーが見えます

この日はちょうど水曜だったので
夜は路線バスでチャモロ･ヴィレッジに｡
大きなカニの散歩中？
まさかこのあと…

暗くなると賑わってきました

屋台も色々あったけど
アジアとは雰囲気が違いますね

大ホールのような場所で適当に食事。
真ん中では皆さんダンスを楽しんでいる｡
日本なら社交的な父だから
きっと女性を誘って踊ったはず
(社交ダンスも習ってた)

水牛に乗せる商売でしょうか…
帰りのバスは混むらしいから
早めにホテルに

最終日の朝､
多分ホテルからの眺め

帰国です。マイペースで動けたし､
まあまあ父も満足したようだが
もう海外はいい､ということで
父との最後の旅でした。ちなみに
映画も何か１本だけ見たはずだが記録漏れ

映画のチケットが見つかった｡
Guam Megaplex Cinema で
13日に『ウォーキング･トール』を
シニア 4ドルで見ていた｡
時間が PM 3:15 だから
父親は多分ホテルで昼寝していたのだろう…

１本だけと思ったら 14日にも『ホーム･オン･ザ･レンジ』を
Guam Micronecia Mall Theatres で見ていた｡
料金はシニアで4ドル｡ つまりグアムでは２本見ていた｡
珍しく劇場名が Theatre とが英国式綴りになっている

この旅行記へのコメント （3）

• 180音調方向さん 2019/05/30 22:23:31

  有り難うございます

  他の人とは違う視点の旅行記にとても心を打たれました
  正直で、飾らず、お父様の写真もご投稿者様のお心が伝わって来る素晴らしいものでした
  およそ15年前のグアムの画像の中に私も同じ様に感じた植物がある事に驚き(私も見上げて同じ位置から見たのです)、今と変わらぬ現地の様子や、現在建設中の某ホテルは影も無く、旅行者が目を向けなさそうな工場の画像は何処で、何の工場なのか探しに行きたくなりました 旅がただ、楽しいだけの物でなくて良いのだと再確認出来ました 有り難うございました

  milouchatさん からの返信 2019/05/31 10:05:12

  RE: 有り難うございます

  過大なる褒め言葉､恐れ入ります。
  父は3年前に99才3か月で大往生しました｡ 昔の人間なので
  15年前に妻(母)をなくし､それこそ箸がどこにあるかも
  知らない有様で､異常なぐらい元気ではあったが
  独り暮らしはムリだろうと､一人っ子なので仕方なく
  30年ぶりに東京から関西に戻り12年間１人で面倒を見ました｡
  (幸か不幸か離婚し１人なので介護も相続も､
  もめる事なく非常に楽でした)
  
  最後の６年ほどは､今にして思えば大変な苦労だったが､
  ある意味で何があっても動じない楽天的な部分があるので
  周りの人は､１人でよく頑張っていると褒めてくれたが
  当時は全然大変だとは感じていなかった。
  旅行も本人が元気であればアメリカでもヨーロッパでも
  (自分のために？) 連れて行きたかったが､
  結局２回しか実現できなかった。
  
  > 他の人とは違う視点の旅行記
  外国に行けば風景も言葉も通貨も変わり､普段の
  “日常”でないのは否定できないが､僕の場合､
  (日本でも１０回以上引っ越しているが)どこに行っても
  ３日もすれば１０年ぐらい住んでいる感覚になるので､
  プロフィールに書いたように
  場所が変わるだけの “日常”の延長にすぎないのです。
  だから､いわゆる定番の観光地に行こうとは思わず
  結果的に“他の人とは違う”視点になるのでしょう。
  
  そもそも僕は､何かを発信する趣味はなく
  ブログはおろかＳＮＳも一切やりません。
  ところが､昨年９月の関空水没に遭遇したことがきっかけで
  初めて映画館の口コミをアップし､それなりの反応があり､
  狂ったように過去の旅行記を書きだしたしだいです｡
  やっと20年分が終わり残り25年分を作りつつあります。
  
  まあ映画の話ばかりで興味のない､ほとんどの人には
  面白くもなく何の役にも立たない旅行記だと思うが､
  少しでも興味を持って貰えたらうれしいです｡
  今後ともよろしく…

  180音調方向さん からの返信 2019/06/01 14:56:27

  RE: RE: 有り難うございます

  大変丁寧なお返事有り難うございます
  まだこのサイトを使い始めたばかりでこの様な入力ページが別にあるという事も知りませんでした お返事が遅れ申し訳ございません
  お父様は3年前にご逝去されたとの事、旅の記録の中にお父様との大切な思い出も残されました事は素晴らしいご供養になると思います ご冥福をお祈り申し上げます
  
  こちらには 珊瑚が綺麗な海が好きでたどり着きました
  私は映画に関しまして、最近はレンタルDVDで済ませる事が多く 気に入った映画(娯楽映画です)を見つけては『映画館で観れば良かった〜』と後悔する日々です 昔の様に再上映してくれたらいいのに・・
  映画の知識も無く申し訳無いのですが、リアルタイムで世界中の映画をご覧になられる方はそれをご職業にされている方という認識でした 日本にいると観る事が出来ない作品も沢山観られているのですね 又、他のご旅行記も拝見させて頂きたいと思います こちらのサイトでの更なるご活躍をお祈り申し上げます 有り難うございました