チームラボボーダレス　デジタルアートの中で一体化する

2019/01/25 - 2019/01/25

お台場に２０１８年６月にオープンしたデジタルアートミュージアム、『チームラボボーダレス』。
美術鑑賞が趣味の私もこちらは初体験。プロジェクションマッピングの中に入っていくようなもの？
デジタルアートの中で自分も一体化する？
そんなイメージを抱きながら、同僚３人と出かけてみました。

平日にも関わらずまだまだ人気で混雑していました。
ロッカーに荷物を預けて、身軽になって館内に入ります。

エリア お台場(東京)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 私鉄 徒歩

以前から行きたかった『チームラボボーダレス』、入った瞬間からデジタルワールドが広がっています。
入ってすぐの「Flower Forest」、美しく咲き乱れる花々の色の洪水が視覚に訴えてきます。

チームラボ ボーダレス 美術館・博物館

真っ暗な空間に映し出される、プロジェクションマッピングの原理なのか、鏡に映る我々の姿を写真に収めます。

チームラボ ボーダレス 美術館・博物館

一面に広がるひまわり畑、館内はとても暗く動き続ける映像を追いかけていきます。

チームラボ ボーダレス 美術館・博物館

「さまよい 探索し 発見する」、パンフレットもない館内は自分たちで自由に回っていきます。
すぐそばにあった「バタフライハウス」チラチラと揺れ動く蝶の群れ、暗い中で動くものを撮るのはとても難しいです。

チームラボ ボーダレス 美術館・博物館

動物だけではなく、植物が成長していく過程も見られます。

チームラボ ボーダレス 美術館・博物館

美術館の絵くらいの大きさのデジタルアート、この鳥はやがて儚く崩れ落ちて、後には無機質な壁が残ります。

チームラボ ボーダレス 美術館・博物館

開館の10時前に入れるという噂でしたが、早めに来ても１０～１５分ほど並びました。
客層は若く友人同士、ファミリーなど、アジアだけではなく西欧系の観光客も多かった。

チームラボ ボーダレス 美術館・博物館

トイレを済ませて一番人気の『ランプの森』に入ります。
場所は入場階(２F)から、階段を上って３Fへ、朝１番でほぼ列はなくすぐに入れました。
待っている間も、前の回の青の世界が広がっています。

チームラボ ボーダレス 美術館・博物館

入ったら青から徐々に赤色に、青と赤が残っている貴重な写真。

チームラボ ボーダレス 美術館・博物館

友達のスマホで撮ると(Xperia)、このような色調になります。

チームラボ ボーダレス 美術館・博物館

デジカメだとこんな風に、鏡張りの部屋で無数のランプが漂っている。

私のスマホ(AQUOS)、機種によって色目が全然違う。私的にはかつて使っていたXperiaが一番キレイだと思う。

チームラボ ボーダレス 美術館・博物館

ランプの部屋は入れ替え制で、中にいられる時間はほんの１～２分くらい。
自分が部屋にいる間の色は選べないので、どんな色になるかは運次第。

青から赤に変わる過程がきれいですね。何回も入りたいけれど、午後からは長蛇の列で諦めました。

ランプの森に行けて一安心、次は「人々のための岩」、大きな部屋なので目につきやすく見逃すことはない。

既にたくさんの人が「人々のための岩に憑依する滝」に上っていた。

我々も上って記念撮影、ええ年したおばさんなのに、ついおちゃらけたポーズをとってしまう。
笑いは関西人の命の源ですから・・・←アンタだけやろっ?

「人々のための岩に憑依する滝」の下で滝行にしばし励んでいました。
冷たくない滝行いいですね(^_-)-☆

次はクリスタルワールド、キラキラと色が変化しています。

自然を表す象形文字をスワイプすると、クリスタルに変化が起こるそうですが、おばちゃんの操作が悪いのか、アプリをうまく起動できなかった。

それでも色合いは変わってくれる、緻密に計算されたチームラボが作り出した絶対的なデジタルワールド。

チームラボは東大と東工大の理系集団が立ち上げたアート、サイエンス、 テクノロジー、デザイン、そして自然界の交差点を模索している、学際的なウルトラテクノロジスト集団。
息子にはこういうモノづくりをする人になってほしかったなあ・・・

通路にも様々な映像が流れている、これは鳥獣戯画を模したうさぎの映像？
いかにも外国人観光客が喜びそうな、日本色あふれるキャラクターになっています。

雅楽団とカエル、まるで着ぐるみのようにユーモラスですが、どこがおどろおどろしいカエル軍団に見えるのは私だけ？
そのまま「無限の透明」に当たりましたが、透明のプレートの中は暗いばかりで中高年には今１つでした。

通路にある「くぼみにある宇宙」ここは中に入れなくて、係員の方が座っている位置まで進み、投影された映像を見ます。

迫力ある映像ですが、最前列にいかないと人の頭で写真が撮れません。

続いて運動の森にやってきました。
ここは大きな部屋で、いくつかのテーマに区分けされて楽しめます。
「マルチジャンピング宇宙」トランポリンのように弾力のある床で、飛びながら世界観に同化する？
でも・・・バランスが取れなくて私には、無理でした。
転ばないようにするのに精一杯でした(-_-;)

大きなクジラが浮遊している。きれいだな・・・現実と空想の世界が交差しています。

運動の森は床自体が柔らかく、斜めになっていたりの高低差が激しいので、平らな靴でないと楽しむことは出来ないでしょう。
チームラボ自体が体験する美術館であることを謳っています。

みんなの描いたぬり絵の動物が、床を縦横無尽に泳いでいます。

早速描いてみます。さっきのカエルよりよほどカワイイはずですが、なんか変ですよね？

友人１の蝶々、手を加えるほど変になる～と言ってました。

絵心のある友人２、さすがにアールデコ調のワニになっています。

これらをスキャンしてもらって動かすのですが、私のカエルはぴょんぴょんと直ぐにどこかに消えてしまいました(´;ω;｀)
ワニちゃんだけがゆっくり華麗に、泳いでいます。

最初から映像化されているシンボルともいうべきクジラ、ゆうゆうと運動の森を浮遊していきます。
ここでは塗り絵をする絵を吟味すべきです。
私のようにカエルだとすぐに飛び跳ねて視界から消えてしまう、ゆっくり動く動物をチョイスしましょう。

「重力にあらがう生命の森」ただたくさんの風船が並んでいるだけ？
重力に逆らってピンと立っている・・・なるほどね！

埼玉県入間に出来たムーミンのテーマパーク、期間限定のイルミネーションにもこの風船たちが使われているようです。

色とりどりですが、動くとかではなくただの鑑賞用のようでした。
互いに反応して音を出す・・・周りが音だらけだったので気づいてなかった(-_-;)

ここを出る際に「すべって育てる！ フルーツ畑」 の大きな滑り台も楽しみました。

そろそろ疲れてきたので、カフェでお茶を飲んで休憩することにしました。
カフェオレボウル大のガラスの容器に入った、ジャーマンカモミールラテを注文。
一律５００円ですが、液体に反応してここにも花の映像が浮かびます。

テーブルも畳を模したような細やかな素材で造られていました。
映像は変化しラテの量と共に、反応を繰り返していく。
若者はさっさと飲んで出ていくんですけど、我々は映像がなくなるまでまったりしていました。
みんな早すぎて休憩になってないよ！

これまた安定感のない「色取る鳥の群れの中のエアリアルクライミング 」つながったブランコの上を移動していくのですが、さして映像も代り映えないです。

光の森の3Dボルダリング 、空間に輝く玉石をホールドにして、両手両足を立体的に使って、空中を立体的に進んでいきます。
これは中高年にはキツイ、同じ色の石にしか触れられないのですが、同じ色がないなんて事が起きます。
あんな遠い所じゃ足も手も届かないのよ～(# ﾟДﾟ)

今度は「お絵かき水族館」ここも自分のぬった絵が動き出す。
さっきのリベンジ行くよ～、今度は動きの遅いクラゲをチョイスします。
おまけに目につきやすいように、漫画チックに仕上げてみました。
息子の目つきに似せてみました(どれだけ目つき悪いねん)

友人１のイカ子ちゃん、ペロペロキャンディを持ったお茶目さん。

今度も力作友人２のタツノオトシゴ君、つぶらな瞳がいじらしい。

今度は私のクラゲ、長い間スクリーンを漂っていました。
もう飽きるくらい長くて、写真も撮りつくした感がありましたが、スキャンされるタイミングによるのか、スクリーンに長く留まる留まらないのは運次第なのかな？

運動の森の中にあった部屋、積み木に見立てたクッションを動かすと道筋が変わります。
他にも小人が住まう奏でる壁など・・・大体は回れたように思います。

地形の記憶・・・里山に迷い込んだようなエントランスには、見上げるほど背の高いアートがあります。

目の前の光景に感動しながら進むと、アートの背丈は低くなり、いつの間にか見下ろしている状態になる、これも映像のマジックです。

自分が通ってきた道を振り返って見える絶景、夏に行った新潟県の津南のアートトリエンナーレを思い出しました。

最後は「Black Waves」、まるで昔の日本の絵画が動き出したようなアート。中央から360度見られる波のアートで、寄せては返す臨場感ある荒波、これも日本独特の絵画のようですね。

気が付くともう２時近い、三時間以上いたんですね。
以前は再入場可能だったようですが、２０１９年１月は不可になっていました。
ロッカーから荷物を出して、ヴィーナスフォートで昼食にします。
肉肉肉を食べるぞ～！

STEAK & CAFE by DexeeDiner グルメ・レストラン

肉をがっつり食べただけでは飽き足らず、店を梯子してパンケーキをいただきます。
こちらはレモンカスタードクリームパンケーキ。
ふわふわプルプルな美味しさです。

湘南パンケーキ お台場ヴィーナスフォート店 グルメ・レストラン

痩せたいけれど、この年になったら好きなもん食べなきゃ後悔します。
こちらはロイヤルミルクティーパンケーキ。もうお腹いっぱいですが、全部たべちゃいました。おまけにドリンクバーまで・・・
しかし平日のヴィーナスフォートは空いていました。こんなに空いてて大丈夫なのと思うほど・・・土日との格差大です。

湘南パンケーキ お台場ヴィーナスフォート店 グルメ・レストラン

初めての訪問でしたが、チームラボボーダレスは来場者を簡単に異世界へと誘います。
別世界で正解がない行動は作品にどう影響していくのか・・一度体験しただけでは全部を把握することは出来ません。
次回行く際に又、作品は変わっているかもしれないし、まさに境界のない世界でした。
本日の歩数は10806歩、次回はチームラボプラネッツにも行ってみたいです。

この旅行記へのコメント （2）

• まーやんさん 2019/01/27 10:47:23

  行かれたのですね♪

  オカンカンさん、こんにちは
  
  ボーダレス、行ってこられたのですね♪
  旅行記のアップがお早い！
  10時になってからの開場でしたか。
  私が行ったのが土曜日だったので、
  やはり混雑状況によって、この辺りは変わるのですかね～。
  
  お肉からの湘南パンケーキ！
  
  私もボーダレスの後に
  同じレモンカスタードのパンケーキを食べました。
  疲れから酸味が欲しくなるのでしょうか^^
  
  美味しかったけど、
  お腹が空きすぎていたところに
  ずっしり重めのパンケーキで
  全然入りませんでした。。
  私も先にお肉食べた方が食が進んだかも（笑）
  
  まーやん

  オカンカンさん からの返信 2019/01/27 17:52:02

  RE: 行かれたのですね♪

  まーやんさま　　　こんばんは！
  
  チームラボボーダレス行ってきました〜！
  その節は色々と教えていただき、ありがとうございました。
  まーやんさんに教えていただけなかったら、事前の準備も部屋の名前もさっぱりわかってなかったです。お陰様で本当に楽しかったです。
  
  平日は10時開館だったようですが、早かったせいでランプの森もすんなり入れました。
  とにかく全てが初めての体験で、日本の最先端技術を堪能致しました。
  
  
  やっぱりお腹すきましたよね〜
  肉かパンケーキか悩んだ結果、どちらも食べたくてライスなしで肉を食べてから、パンケーキ屋さんを梯子しました(笑)
  さすがに３枚目は苦しかったけれど、勿体なくて食べちゃいました。
  折角、消費したのにプラマイプラスですね(´;ω;｀)
  
  今後とも宜しくお願い致します。ありがとうございました。
  
  　　　　　　　　　　　　　オカンカン