新宿の隠れ家的洋館「小笠原伯爵邸」でいただく優雅なランチ

2019/01/20 - 2019/01/20

還暦女子４人で、新宿区河田町にある「小笠原伯爵邸」にてアニバーサリーランチ会をしました。いただいたスペイン料理フルコースは見た目にも舌にも最高に素晴らしく、また、昭和初期に建てられた旧大名家の小笠原長幹伯爵の本邸だった建物は本格的なスパニッシュ様式で見ごたえあり、今なお1,000坪を有する敷地には広々とした素適な庭園がありました。新宿にこんな場所があったなんて…ぜひ、皆様にご紹介したいと思います。

エリア 新宿(東京)

• 旅行の満足度: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円

アクセスは最高です。地下鉄大江戸線「若松河田駅」の河田口を出て左手へ。

すぐに大きな木の向こうに重厚な建物が見えます。

レトロな玄関。小鳥のトピアリーがお客様をお出迎え。小笠原邸はご当主が鳥好きな方だったそうで、邸内のいたるところに鳥のモチーフが見られます。

お食事は要予約。まずは、こちらの応接間に通されて、しばらく待ちます。

小花のステンドグラスがなんとも可愛らしい。

テーブルにご案内されると、メニューが置いてありました。まずは、シャンパンを注文。

かんぱーい！

いよいよランチコーススタート。まずは一品目。「きのこと海老のコンソメ、バカラオのブランダーダ」

オリーブオイルとオリーブを練りこんだパン。

２品目「鴨の砂肝のアサード　クベバペッパー」「６ヵ月の塩漬けレモン」「エスペレットのアリオリ」

３品目「北海道産タラバガニのアロスカルドソ」

４品目「アイナメのソアサード　かぼちゃ　オレンジの香り　カリフラワーのマリネ」

と、ここで、後ろを振り向くとイベリコ豚の生ハムが…

スパークリングウォーターで休憩

５品目「イベリコプルマの備長炭焼、キヌアとマンチェゴチーズのクレモソ、ハーブのブーケ、アモンティリャードソース」

と、料理が終わってデザートコースへ。幹事さんがオプションで頼んでいくれていた記念日のケーキが登場！

デザート１品目「ハイビスカスとローズのグラニエ、カヴァのエスプーマ」

デザート２品目「苺　ミックスベリー、金柑とオレンジのコンフィ　モレニータソース」

デザート３品目　アニバーサリーケーキ！

さらにコーヒーとともにいただく小菓子

お食事を堪能した後は、スタッフの方がついて館内をご案内してくださいました。

シガールームの天井

パティオの噴水の彫刻は、ご当主が彫刻家の朝倉文夫に師事していて、ご自身の作なのだそう。

パティオを見下ろす窓も素敵です。

このパティオは予約なしに利用できるカフェ＆バルの一部になっているようです。さすがにこの季節は外でお茶はちょっと厳しいですが、春から秋はいいかも。特に壁のモッコウバラの咲く季節は素晴らしいとか。ぜひ、来てみたいものです。

パティオからは屋上へ登れるように階段があります。

屋上からの庭園の眺めが又、素晴らしい。

ガーデンウェディングも行われるそうです。

室内に戻って、破損せずに残っていたという照明器具。ランプシェードには小笠原家の家紋「三階菱」が。

ここにも鳥。

エントランス扉上部にも鳥。

ブドウ棚をデザインしたキャノビー（外ひさし）など、細部に至る装飾が素晴らしい。

シガールームを庭園側から見た壁には「生命の賛歌」をモチーフにした可愛らしいタイル装飾がありました。

一時はすべてはがれおちていたのを修復されたそうです。

樹齢５００年のオリーブの大木。触れるとよいことがあるとか。しっかり触ってきました。

スペインっぽさを感じさせる１本のイトスギが、青空に向かって大きく伸びています。

あまり手を加え過ぎない自然な雰囲気が本当に素敵なお庭でした。

スタッフの方々の対応も申し分なく、とても幸せで満ち足りた気持ちで、小笠原伯爵邸を後にしました。心に残る特別なお食事をしたい方、ここはおススメの場所です。

この旅行記へのコメント （1）

• sanaboさん 2020/05/09 23:31:04

  小笠原伯爵邸☆彡

  hanako yamadaさん、こんばんは
  
  小笠原伯爵邸は素晴らしいお屋敷ですね～！
  まるでヨーロッパにいるような錯覚に陥ってしまいそうです。
  小鳥のトピアリーや可愛らしいステンドグラス、
  パティオの噴水の彫刻やブドウ棚のデザインのキャノビーなど
  センスの良さが溢れていますね。
  お料理も見目麗しくて本当に美味しそうで見入ってしまいました^^
  
  sanabo