【その２】広島カープ　25年ぶりのセ・リーグ優勝　東京ドームが赤く染まった　

2016/09/10 - 2016/09/10

広島カープが25年ぶり7度目のセ・リーグ優勝

東京ドームが赤く染まった歴史的瞬間を見た！

試合後半、そして歓喜の瞬間をお伝えします

エリア 水道橋(東京)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

六回裏２本のヒットで一死一、二塁のピンチを迎えたが・・・

村田を三振、ギャレットを中飛に打ち取り、得点を与えず、ベンチに下がる黒田。
7回に代打を送られて降板。
6回6安打3失点と試合をしっかり作った。
メジャーでいうクオリティースタート。
自分の調子が良くても悪くても先発としての仕事をしっかりする、黒田らしい登板でした。

巨人のラッキーセブンです。
いつもは、レフトスタンドと3塁側の一部以外はオレンジ色に染まる東京ドームだが、この日は全く逆で、ライトスタンドとレフトスタンドの一部、1塁側の一部だけがオレンジで、その他はカープファンの真っ赤でした。

8回表、2アウト3塁、新井のセカンドゴロの送球をファースト阿部が落球。
カープ6対3とリードを広げる。
阿部のこのエラーはプレッシャーや緊張ではなく怠慢ですね。
試合の行方が決まった後などは、こういう気の抜けたプレーをよくするし。

2階席を占拠したカープファンも盛り上がる。

8回裏からジャクソン。
1アウト1、3塁から村田のタイムリーで1点を返され、広6対4巨。
しかし、ギャレット、辻を空振り三振に仕留めピンチを切り抜けて雄たけびを上げた。

9回裏はもちろんカープ守護神の中崎。

2者連続三振で2アウト。
選手たちがベンチから身を乗り出して歓喜の瞬間に備える。

長野にヒットを打たれたが、亀井をショートゴロに打ち取り、6対4で広島カープ勝利。
25年ぶりの優勝が決定した瞬間。
東京ドーム内はカープファンの大歓声に包まれた。
大興奮したカープファンに押されてもみくちゃにされて手ブレしてしまった。
この手ブレした写真を見て、歓喜の瞬間の熱狂を感じてね。

観客は皆総立ち状態。
こうなると立ち見エリアからはグランドが見えなくなってしまう。
立ち見エリアのカープファンから悲鳴のような声が・・・
「巨人ファンは座ってえ。何回も胴上げ見てるでしょ。おれたちは25年も待ったんだから胴上げを見せてくれ!」

緒方監督の胴上げ。
観客の頭の間から何とか見れました。

続いて黒田が胴上げされた。
男泣きしてます。

さらに新井も胴上げされた。
胴上げの形がきれいすぎる!

東京ドームで敵チームの優勝を決められたのは何度もあるだろうが、地元東京ドームを敵チームファンに占拠されたうえ、試合内容も完敗とは・・・巨人の選手・関係者・ファンには忘れられない屈辱となったでしょうね

試合結果です。
得点はたった2点差、ヒットは巨人より少なかったが、試合内容はカープの圧勝でしたね。
まさにチームの勢いの差が出た感じ。

緒方監督の優勝監督インタビュー。
これがホントに東京ドームですか?

レフトスタンドのカープ応援団と喜びを分かち合う

3塁側のカープファンに手を振ってこたえる

バックネット裏から1塁側も3塁側もカープファンで真っ赤に染まってて、まるで広島のホームスタジアムのような光景でした。
東京ドーム開業以来毎年何試合も観戦しているが、東京ドームが敵チームファンに占拠されるという異常な光景は初めて見ましたね。

東京ドームの外に出ると・・・
なんじゃこりゃ？

見渡す限り真っ赤なカープファンだらけだ。
しかも、まだまだ洪水のように球場内から出てくるじゃないか。
盛り上がるカープファンの後ろを巨人ファンが肩身が狭そうに通り抜けていく後姿が何ともさみしい…本拠地なのに・・・　

ドーム入口のシャッターが閉められてもまだカープファンの熱狂は続く。

ついに警備員による実力行使!
一列に並んでロープを持った警備員たちがカープファンを敷地内から追い出していく。

JR水道橋への道もカープファンでぎっしり。
帰りの電車内も真っ赤なカープファンでいっぱいでした。
カープファン、恐るべし！