2018/06/25 - 2018/07/02
339位(同エリア585件中)
爺一人旅さん
「2名以上で遂行します」のパック旅行に申込み、いざコロンボ空港に着いたら、客は我々夫婦だけだったと言う、ラッキーな旅になりました。 移動は乗用車で、運転手とガイドの4人。軽いフットワークで、道端の「ドリアン」も運転手と一緒になって食べました。
旅行の数か月前から、見よう見まねでスパイスカレーを作っていたので、本場との味比べも楽しみでした。また、美味しい紅茶はどんなものか興味津々で、もしかしたら幻の紅茶(、、んなもの無いが)に出会えるか、そんな夢も有りました。スリランカは、幾つもの世界遺産を持っていますが、多くは仏教に関係しています。その中でも、シギリヤロックとポロンナルワは歴史的な場所だったので、載せてみます。
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シギリヤ訪問前日に宿泊したホテルは、ハバナラ湖に面した立地で、朝は前の道を馬が歩いたりして、のんびりムードでした。宿泊客2組だけの静けさの中、朝食のバイキングは個別オーダーになってしまいました。 ガイドが、混むので早く出ようと、8時前には出発です。
20分ほどで、写真で見た岩が見えてきました。 -
ガイドさんが、入場券を買いに行きます。 朝の8時を少し過ぎたところで、続々と客が集まってきます。
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入口は、広い公園の様になっています。我は、ひたすらガイドの後からついていきます。
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岩場まで一直線の道に、人の流れが集まってきました。登り口までは、まだ結構な距離があります。
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更に近づいて、岩が真正面に見え始めると、客が増えてきました。
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ようやく、登り口に在る、岩場に着きました。 これから、岩の隙間を通って登って行きます。
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その脇に在った、横向きの女性を描いた壁画です。 かなり傷んでいましたが、よくも残っている物だと感心しました。
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岩を抜けると視界が開けて、一気に疲れの出そうな光景になりました。 旅行社の注意事項に、途中でスズメバチの危険があるから、親切にも防護服を用意してあるとありました。ガイドは、出るのは初夏ですと笑いながらも、持ってきた防護服を我々に持たせます。使わないので、自分が持つのは嫌なのかと疑いたくなるような、結構な重さが有りました。
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下を見ると、長い列ができ始めていました。 早く来たのは、正解だった。
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途中から見上げると、岩場に鉄パイプで造った危なそうな足場に、押し合いへし合い大勢の客が進んで行きます。この先に、シギリヤレデイの壁画があるので、混んでいるのかと。 行って見ると、シギリアレディの壁画は、撮影禁止になっていました。関係者とみられる制服の人がいて、流石に一眼レフは向けられなかったですが、現地の人は堂々とスマホでパチパチしていました。 日本人なので、隠れて撮るのも気が引けて、代わりにしっかりと眺めてきました。
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途中にある、兵士の宿舎跡です。親を殺して王になった兄が、弟の襲撃を恐れていたとかで、強固な建物だったのでしょう。
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頂上の一つ手前で、休憩できる場所が有りました。後ろにある頂上への階段の両側には、大きな足が見えますが、足だけです。
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いよいよ頂上に来ました。ここは、思った以上に広い長方形の平地で、偏西風の強い風が吹いていました。小石が、時々飛んできて当たります。痛いです。流石に、360度のパノラマには遮る物も無く、地平線の彼方までよく見えました。
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こんな高台にも、浴場ができています。王様は、若い待女達が入浴する姿を、上に在る玉座から眺めていたと言われています。
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浴場側から見た中心部ですが、玉座は写真の中ほどにあります。建物が残っていたら、さぞかし壮観だったと思います。
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玉座です。 王様の椅子と書いてありました。
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更に上に行くと、頂上の平らな草地になります。この後、一方通行の階段で岩の下まで降りましたが、出口付近で中国人の団体と、現地の係り員がもめていました。すいている出口から登ろうとして咎められたことに腹を立て、言い合いになったようです。順序に従って下ってきた客が足止めされてしまい、白人からブーイングが聞こえました。
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シギリヤロックからポロンナルワに移動する間、道端に沢山の人が出張って、通行車両に食べ物を与えているのを目撃しました。ガイド曰く、今日は「施しの日」で、手を出せば無料で頂けるそうです。手を出さなくても、道端の人が手を振って止めた車に、強引に差し出してる?のも見かけました。ご飯類だけでなく、アイスクリームを貰っている人もいました。兎に角、与えることで徳が増える、仏教の教えです。
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古代都市ポロンナルワ遺跡は、広い歴史公園に整備されていました。ここは、10世紀末の王朝の都というから、カンボジアのアンコール文明の最盛期のころと重なります。スリランカに来てからは、紀元前の話がやたら多かったので、見慣れた時代に引き戻された感じがしました。
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大抵の遺跡は四角だったので、円形の拝殿「ヴァタダーゲ」は面白い造りだと、中をうろうろしてみました。東西南北に面した出入り口に、一体ずつの仏像が外を向いていましたが、レプリカだったかも知れません。階段の手すりに彫られた龍の炎は、転生輪廻を表していると、ガイドさんの話でした。これらの文様は、ミャンマーでも見ています。
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仏歯寺が置かれていたとされる、遺跡「アタダーゲ」です。今回の旅行では、仏歯が収められたと言われる、現在の「仏歯寺」にも行きましたが、一般の人は現物を見ていないようです。開けたら空だったでは済まされないので、固く封印して都市伝説になったのかも知れません。
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パゴダ以外で最大の遺跡、トゥパーラーマ(拝殿)です。 改修中でした。
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トゥパーラーマ(拝殿)の側面には、寺院かパレスのレリーフが有りました。下をよく見ると、小さな動物が建物を支えている様に見えます。タイのお寺では、象が支えている物を見ました。カンボジアのサンボープレイクック遺跡では、土台を支える人が王宮を飛ばしている様な彫り物があり、「空飛ぶ王宮と」と呼ばれています。ヒンズー教の遺跡ですが、支えることに、共通の意味合いがあるのかもしれません。
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ランカーティラカの大仏で、大きいのですが上半身は崩れていて、足が見えるだけです。タイのスコータイ遺跡に、よく似た大仏があります。遺跡好きの方は、是非訪れてください。
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ガル・ヴィハーラで、石を削って寝釈迦や菩薩を造っています。大変な作業であったと思います。見学と同じ時刻に、国の大統領が視察に来ていて、このエリアに入るためにX線検査までされてしまいました。
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ポロンナルワ歴史公園で最大の仏塔、ランコトゥ・ヴィハーラです。手を加えない黒ずんだ表面が、何とも言えない重みがありました。
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大統領の視察と「施しの日」が重なって、一般道は何処も交通渋滞です。帰りを心配した運ちゃんが、裏道を使うというので一同合意、ナビも地図もない状態で、田舎を走りました。小川が有ったり、農家が見えたりの風景が、とても新鮮でした。 この後は、いよいよ紅茶の産地に向かいます。
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