2018/05/31 - 2018/06/04
11位(同エリア349件中)
Siniさん
今やロンドンから日帰りでも行けるお手頃な観光地、コッツウォルズ。
人が多いところは苦手なので、いつか行きましょ~と思っていたら、自分が自由に動けるのも長くはないことに気づいて、早速行きました。
淡い緑の中で点々と白いヒツジたちが草を食む、のどかな風景が広がる英国屈指のカントリーサイド。
英国最後の旅に残したこの地方へ。
しかし不便この上ない。土日を挟んでの宿泊になってしまい反省。ローカルバスは日曜は完全にお休み。土曜もやってないバスが多いのです。
だからレンタカーで回っている観光客も多いし、ロンドンからのツアーのバスも出てます。確かにツアーは楽ですが、色々調べて悩んで、なんとかやりくりする旅の方が今は好き。
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今回は久しぶりにキャセイパシフィック航空で香港経由でロンドン、ヒースロー空港へ向かいます。
・往路、早朝到着が望ましい
・復路、初めてのガトウィック空港から帰国
という理由で選択しましたが、香港までの5時間半はながーく感じましたわ。
しかし、ちょうどかつての百万ドルの夜景が見られる時間帯で、その美しさを短時間でしたが空から堪能しました。 -
定刻通り6時半頃、ヒースロー着。
バスターミナルでバスを待つ。8時の長距離バス、ナショナルエクスプレスでグロスター行きに乗車。一つ手前のサイレンセスター下車です。(二ヶ所しか止まりません)約1時間半でした。
ロンドンのチューブの洗礼を受けないのは楽です。
ナショナルエクスプレスのバス停はサイレンセスター の町外れにあるので中心まで少し歩きます。5分とかです。小さな町ですから。 -
街で最も古そうなシルバーストリートのお宿に宿泊。
隣は観光案内所兼務のミユージーアムでしたから、まずバスの時刻表を入手。情報はネットやバス停と変わらないですが、俯瞰的に見てどのようにまわるのが効率的か、にまたまた頭を悩まします。 -
初日は、拠点としたサイレンセスターから855のバスに乗って、「英国で最も美しい村」バイブリーへ。バスで20分ほどです。
バス停で、インド人女性と一緒になり、彼女はチェルトナムから来て、サイレンセスターでバスを乗り換えてバイブリーへ行くところでした。一緒にまわることにしました。旅は新しい道連れがいると楽しい。
こちらは有名なスワンホテル。 -
スワンホテルの玄関の上にはスワンがいるんですね。
ここで結婚式を挙げた友人がとにかく庭が美しいと言ってましたが、インド人女性は気乗りがしないようでしたので入るのはやめました。 -
バイブリーのメインストリートを歩いて東の方の町外れにある聖メアリー教会まで歩きました。
英国の田園風景とはいえこの辺はもう普通に美しい家々が並んでいます。ひっきりなしの観光客に、少し気の毒になりました。 -
ここが有名な14世紀に建てられたアーリントン・ロウです。現在も住んでいらっしゃいます。観光客がすごいです。
ウイリアム・モリスが「イングランドで最も美しい村」と讃えた村です。 -
バイブリーの個人宅の庭の木さえ、おとぎ話に出てくるような見事なシェイプですね。
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2日目は朝一番の855バスで、一日券を購入し、ボートン・オン・ザ・ウォーターへ直行。まだ9時半なのにすでに観光客で溢れかえりそうな予感がしました。水辺が美しい町です。
さてここでは、ローワースローターとアッパースローターへトレッキング。小さな観光案内所で詳しく道順を聞き、郊外へ。数日間雨が降っていたとのことで、道はぬかるんでいますよ、と言われました。そのせいか歩いている人は少なく馬が散歩していたりして、気分の良いスタートです。 -
やっと中間点、ローワースローターに到着。
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この近くのホテルでお茶をしたいところですが、本日は土曜日。日曜日はローカルバスはお休みなので頑張ってアッパースローターへ向かいます。
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製粉工場の水車の隣の道を抜けて、目的地アッパースローターへ向かいます。
この工場はまだ操業しているようです。 -
トレッキングロードには、途中ところどころにこのような仕切り柵があります。必ず鍵をかけます。放牧している羊や牛が混ざらないように。脱走しないように。
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柵を閉めて、また次のフィールドを歩きます。時々牛の放牧地もトレッキングルートになっています。
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羊が放牧されている中、糞まみれになりながら、歩き続けます。
実はアッパースローターで、「この先工事中」の看板があったので、滅多に人は来ません。が時々行き交う時は自然と挨拶の言葉がでますね。
私は偶然にも道を聞いた親子さんが、大丈夫、行けますよ、と親切に教えてくれたので歩いてきたのでした。 -
途中、こんな素晴らしい古木が待っていてくれたりして。嬉しくなります。
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目的地アッパースローターに到着しました!
ふー後はまた同じ道を引き返します。
自転車でこの辺をツアーしているグループが楽しそうに挨拶しながら走り抜けて行きました。雰囲気オランダ人のグループの感じ。
ボートン・オン・ザ・ウォーターのレンタサイクル屋さんで自転車を貸してくれます。50キロくらいの行程ですが高低差があり、結構ハードなサイクリングです。細い道を走り小さなかわいい村へ行くには便利ですね。 -
この美しい景色。グリーンも深い緑から新緑まで自然の色は変化の巾があります。
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帰り道は少し違う道を行きましたら、ステキなローワースローターの教会に出会いました。
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12時半のバスで約30分でモートン・イン・マーシュに到着。この街はロンドン、パディントン駅から汽車で1時間40分で来られるコッツウォルズ北の玄関口です。
ランチをしたかったパブが少し入りづらい雰囲気だったので、こちらの「コッツウォルド ティールーム」へ。
旅のガイド◯◯の歩き方に掲載されている店と少し名前がちがいます。さては経営者が変わったかな? -
こちらでは、インターナショナルなランチと伝統的なアフタヌーンティーを提供していました。
私がいただいたのはアフリカン。とても美味しかったです。
あちらのテーブルの女性はアフタヌーンティー。とてもおいしいと教えてくれました。 -
次にバスでストウ・オン・ザ・ウォルドへ。この町は丘の上にあるのですが、骨董品店がたくさんあり、多くの観光客が来る有名な小さな町です。
町外れにテスコがあり、思わず今夜のワインを購入しました。 -
こちらのテスコはかなり大きかったです。
コッツウォルズの風景を壊さないように、幹線道路から少し下った、あまり目立たないところに建っています。 -
当然皆さん車で買い物に来ますね。
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延々と緑が続くコッツウォルズの風景です。
この自然には全て人の手が入っています。日本のような処女林などは英国にはないのです。 -
バスの乗換駅、ノースリーチ。本日の最終バスは5時。乗り遅れたらサイレンセスターまで10キロくらいあります。
ノースリーチにもステキな教会がありました。
で、日本から来た日本人女性2名とお会いしました。ビックリ!天気も良く熱い(こんな日々がイギリスにあるとは!)1日だったので、バス停側の小さなスーパーでアイスを食べました。
こちらのお二人はこれから一旦、モートン・イン・マーシュへバスで戻り、汽車にのり、ウスター・シュラブ・ヒル駅で乗り換えてチェルトナムへ戻ると。この路線3時間かかります。更にチェルトナムの駅から中心街まで20分歩いて帰るそうです。週末は汽車の便も悪くなるのでホテル到着は夜の10時頃とか。その道中も楽しむんですね!それにしてもすごい体力です。 -
ノースリーチのブッチャー、お肉屋さんです。二階がとんでもなく曲がってます!が、美しいフレームワークですね。
さて、最終バスが来ました。ほぼ満席でした。 -
サイレンセスターの土曜市。
花、お土産品、コーヒー、パンなどの食品を売っています。パリッシュチャーチ前の小さなスペースなので多くはありませんが疲れない丁度良い規模かも。オリーブや果物を購入しました。美味しかった!!
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