淡水の新交通システム、ライトレール。

2019/01/08 - 2019/01/08

淡水の新交通システム、ライトレールがいよいよ走りはじめた。

暫らくは無料だという事で連日長蛇の列だったが、そろそろ落ち着いてきたので遅ればせながら出かけてみました。

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0

• 交通手段: 鉄道

起点は淡水駅の一つ手前の紅樹林駅。

駅のホームから淡水方面を眺める・・

河口方面は対岸の八里一帯や遠くに漁人碼頭まで見渡せてとても良い景色。

只今新開発中の、いまだ未完成の未来都市に向かって走っている。

現在の市街地部分は高架で走り、今だ未完成の新開発都市部分では路面電車になる。

この日も物珍しさにひかれた客で大いに盛り上がっていた。

お初にお目にかかる電車が向こうから走ってきた・・

小さな路面電車系にはヨーロッパが強く、日本メーカーは出る幕が無かったらしい。

しかも小規模なプロジェクトなのでドイツでもシーメンスのような大企業では無く、中堅企業とのタイアップ。

国産化が条件だった由。

みんな譲り合ってお行儀よく写真を撮り、いよいよ出発です。

いつも観光地である淡水河方面ばかりに注目していると気づきにくいが、改めて見てみると高層マンション群があちこちに林立していて少し驚く。

今や淡水の中心になった言葉通りの淡水行政中心駅。

・・まだ駅前は整備中で何も無い。

この白い建物が淡水行政中心。

右隣にはカルフール。

完成した街並みには他の地域に比べると伝統的な飲食店が少なく、むしろ洒落た飲食店の密度が高いような気がする。

要するに何もかもが新しい・・

この空き地は公園にでもするつもりか、只今整備中。

あちこちに点在する高層マンション。

草ぼうぼうの空き地とのコントラストがシュールです。

こんなにも需要が有るとは不思議です・・

廻りは未整備か、もしくは工事中。

新開発なので計画的に道路を広くとってあり、この辺りは路面電車になる。

この先もやがては高層マンション？

他方、未完成部分は相変わらずの点在ぶり。

こちらも空き地とのコントラスト・・

道路の片側だけ完成。

まだ何もない所に駅だけポツンと、という場所も・・

帰りの電車で気が付いたが、この車両のドアには降りるときの開閉ボタンがついている。

もしかしたら乗るとき用の開閉ボタンも有ったのかも・・

発車時のドアはドアが開いているとボタンが隠れてしまうので運転席で閉めている。

もしかしたら車掌はいなかったかも(不確か)・・

この様な駅には駅員が居ないような気がする。

駅と言うより停留所感覚。

今は無料だが実際の料金の徴収をどうするのかは今度乗るまでの疑問です。

大きな駅にはイージーカードのチャージ機があったけど・・

今はひたすら長閑に走っています。

以上あまり参考にならない、いい加減な乗車記で申し訳有りませんでした。

ボォ～ッとしてただまわりの景色をながめていたものですから・・

皆様も機会がありましたら近未来？の風景を眺めに一度来てみませんか？
その時は多分有料だと思いますが・・

これにてライトレールのご紹介、お・し・ま・い・です。
有難うございました。