平成最後の正月はジョグジャで！

2018/12/30 - 2019/01/04

年末30日に成田空港から夕方旅立ちジャカルタへと向かいました。

深夜に到着
トランジットで翌朝ジャカルタから移動して「ボロブドゥール」で一泊。

年が明けてジョグジャカルタに移動して2泊。
ここでは、「プランバナン」とジョグジャ街歩き。

昼間、空路でジャカルタへ
そして夜ジャカルタを経ち羽田空港へと帰国の途につきました。

新年祝日と重なりジャカルタの人達がボロブドゥールに集まって来たような凄い人混みでした。
そのためか、欧米人が少なく感じました。

エリア ジョグジャカルタ(インドネシア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: エアアジア ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回は、成田空港からジャカルタに向かいます。
夕方の便なので家を昼過ぎに出て空港内に入りました。

この巨大な行先表示盤を見ると「ザ・成田！」テンション上がらないわけがありませんよね。

成田空港第1ターミナル 空港

今日は、人が多かったので優先レーンで保安検査を通過しました。

出国審査が自動化されパスボートスキャンで通過できるようになっていました。
スタンプを押してもらいたい人は、別カウンターで対応できるようです。

休日なので朝食も軽め、そして遅い昼食をラウンジで摂ります。
夕方時間帯は、混んでいました。

成田空港 国際線 ANAラウンジ (第4サテライト) 空港ラウンジ

NH835便、定刻成田17:55→23:55ジャカルタです。
発着が混んでいて若干の遅れでプッシュバッグ開始です。

機内食は和食で「天玉丼」をチョイス。
味は、こんなモノでしょうか・・・

オンデマンドは「万引き家族」を見て残り時間はミュージックに切り替えてウトウト・・

ノイズキャンセリングのヘッドフォンにしてから耳栓なくても機内は快適な旅になってます。

定刻通りスカルノハッタ国際空港に到着しました。新しくできたターミナル3です。通路が広々しています。

入国審査待ちで中国人がスマホで撮影してイミグレに注意されスマホを没収されていました。そんな人を見たのは初めて！

次にカウンターで質問に答えられない3人組の中国人男性もタジタシ。
そして自分の番が来たのでどんな質問が来るのかヒヤヒヤ・・・
すると滞在日数と帰りのeチケット確認でどこの国でも同じであっけなかった。(あの中国人はナンだったんだ)

ジャカルタ スカルノ ハッタ国際空港 (CGK) 空港

トランジットで一晩空港で過ごす旅程。
ターミナル1内のホテルへ移動です。

5時間ほどなので最初は、空港内ベンチで過ごそうと思ったのですがやっぱりシャワーを浴びてベッドで仮眠したいと予約しました。

ドプリマホテル エアポート ジャカルタ ターミナル 1A ホテル

夜が明け始めホテルでウトウトしていたら搭乗〆切一時間前でビックリ！！！！
急いでホテルをチェックアウト。

ターミナル2が今回利用するエアアジアなのでタクシーで移動です。
ターミナルに入って利用カウンターを確認するとなんと予約した時よりも10分も出発が早くなってるるるるる・・・・
またまた汗、汗、汗

バゲッジドロップアウトの列がなかなか進まずインドネシアのまったり感でイライラ。。。
カウンターにたどり着くとtime up

参りました↓↓

仕方なく便の変更
空席便で次のジョグジャ行きに変更して何とか09:55に搭乗できました。

エアアジアだったので変更額もRp350000だったので出費も押さえることができて良かったです。

日本の国内線になれてしまっているので油断しました。

初めて利用したエアアジアの機内は、山手線車内のように広告がびっしり。
機材はA320-200で足元も気になりませんでした。

ジャカルタ9:55→11:20ジョグジャカルタですが11:00スポットインでした。
ローカルAPなので沖止めです。晴れていて良かった。

アジスチプト国際空港 (JOG) 空港

初めての地はいつもドキドキ。

ここから「ジョンボール」まで行ってボロブドゥール行きに乗り換えます。

トランスジョグジャ初乗りです。ワンマンではなく言わば改札と車掌のいる路線バス。
しかし安くてRp 3500￥で27です。
ミニバスなので満員だとスーツケース等大変
私はバックパックですがそれでもナンギ。

トランスジョグジャが冷房完備で快適だったことに気がついたのは、ボロブドゥールまで移動するミニバスの凄まじさでした。

当然、クーラーは無し。シートはボロボロ。
サスが悪く揺れがひどい中、一時間ちょっと揺られて向かう事になりました。

Rp35000ですが地元の人はおそらく緑色の札だったので20000のようです。
東南アジアでは、良くある話です?

バスを降りたとたん、バイクにタクシーやら馬車達の激しい呼び込みの洗礼が待っていました。

日帰りなら交渉するが今回は、一泊なのでこれらを振り切りホテルまでの間、途中でよさげなレストランに入りナシゴレンでお腹を満たしました。

ボロブドゥール バスターミナル バス系

そして一泊ですがこじんまりしたビラタイプのホテルに宿泊しました。
ボロブドゥールの正面ゲートまで10分ぐらいの立地です。

マノハラホテルが良かったのですが満室で取れませんでしたがこのホテルでも満足でした。

翌日、いよいよ世界遺産のボロブドゥールへと向かいました。
最初チケットセンターを間違えて地元の人達の列に並んでしまいました。
すると「向かい側のインターナショナルチケットセンターです。」と言われてそちらへと向かうと冷房完備の建物でドリンクサービス付きでした。

ここでプランバナンとのコンビチケットがあったのでそちらを購入。
そしてコーヒー、紅茶または水という選択で水のペットボトルをもらいました。
コーヒー、紅茶だとカップにそそいでくれるのでその場で飲み干さなくてはならず水で正解でした。

ボロブドゥール寺院遺跡群 史跡・遺跡

ナンちゃってサンリオちゃんのお出迎え
スマホをかまえると何故か違う方を向いてしまいます(笑)

せっかくですから回廊を回りながら上って行きます。
回っていると何度か「一緒に写メいいですか？」と声をかけられます。
何故だったかいまだに？

しかし元旦なので凄い人混みです。
人混みの中を上っていきます。
石段が急なので下りは、慎重に降りなくてはなりません。

ボロブドゥールの中は、綺麗に整備された公園になっています。
像が飼育されていました。

新年の祝日なのでジャカルタ中の人達が集まってきた感じでした。

次に向かったのが「パオン寺院」です。
歩いて20分ぐらいでしょうか？

小さいので入館フリーかと思って入るとRp3500とられてしまいました。

実は、パオン寺院はついでで向かいにあるコーヒー店でお土産に頼まれたジャコウ猫が豆を熟成させる「ルアック」コーヒーを買いに来ました。

パオン ルアク コーヒー 専門店

「パオン ルアックコーヒー」店です。
100g、Rp400000ですが間違いなく100％ジャコウ猫(猫でなくていたちだと説明してくれました)
偽物を掴まされることなく間違いなしです。

店内では、デミカップで試飲しながら説明を聞きました。たったのRp25000で飲めるのでビーンズを買わなくても飲む価値はありそうです。

ホテルに戻りシャワーを浴びてすっきりしたところでチェックアウトです。

でもまたすぐに汗をかいてしまいます。

こうして一泊の滞在でしたがボロブドゥールを後にしジョグジャ市街へと向かいます。
またおんぼろバスで一時間半ガタガタと揺られます。

到着したのが昨夜のホテルとは違い4つ星ホテルで二泊します。オンシーズンなので若干高めですが快適でした。

普段なら検索すると日本のビジネスホテルより安かったです。

ハーパー マリオボロ ジョグジャカルタ バイ ASTON ホテル

ジョグジャの繁華街「マリオボロ」に出て見ました。
すると遮断機が閉まりなかなか開かずに待つこと15分列車が通過しました。

次回はジョグジャまでエアーでなく列車移動もいいかも知れません。

マリオボロ通り 市場

このマリオボロも何しろすごい人人人です。
何を求めて集まって来るのでしょうか？

新年の祭日は、静かな日本の風景とは逆のようです。

チョッと裏路地に入った食堂で夕食を摂りホテルへと戻りジョグジャの一日目が終了。

旅の四日目です。
ジョグジャにある「プランバナン寺院」を巡って来ます。

最初は慣れなかったトランスジョグジャの乗り方、マナーにも慣れてお客さんがいないときを見計らい車内を撮影しました。

このミニバスに車掌や改札があるのですから働き手が溢れている国には間違いないですね。
日本とは逆でまだまだ成長遂げる国だと感じます。

びっくりしたのは、途中でGS に立ち寄り給油をしてしまうのですから・・・
お国柄。日本では考えられません。

こうして1A ルートのトランスジョグジャの終点が「プランバナン寺院群」です。

バスターミナルから歩いて15分ほどでゲートに到着しました。
ヒンズー教でありながらサンタクロースがお出迎えです。

日本では、クリスマスが終わるとすぐに正月飾りとなりますがインドネシアでは、正月飾りがないのでしょうか？クリスマスがまだ飾られています。

プランバナン寺院遺跡群 史跡・遺跡

昨日、ボロブドゥールでチケットを購入した時、連日限定ですがこのプランバナンとのコンボ券だとRp 5600000でRp2400000お得でした。
こうなれば地元民と大差ない入館料になります。

昨日行ったボロブドゥールよりもこっちのプランバナンのほうが見ごたえがあり静寂性を感じます。

インドネシアは日本と同じで地震、津波と災害が多発している国だと実感します。
先塔のモニュメントが2006年5月の地震の際、落下したそうです。

北のほうに向かっていくと「ラムバン寺院」にある奇麗に残っているレリーフも見受けられます。

Candi Lumbung 史跡・遺跡

セウ寺院
守護神の「ゴド」が左右に置いてあります。

セウ寺院 寺院・教会

プランパン寺院群を後にしてしばらく田園風景の中を歩きます。

畑の中にある「プラオサン寺院」に到着しました。
ここまで歩きながら散策してちょうど12:00となりました。

気温も上昇してきて帰りはさすがに歩くのがつらくバイクタクシーの呼び込みにちょうど合ったのでバスターミナルまで乗ることにしました。

プラオサン寺院 寺院・教会

プランバナンターミナルから「トランスジョグジャ」で市街地へと戻ります。
バスの中でちょうどよくスコール。
下車したときはあがっていました。

一般庶民の住宅街を抜けてみます。

マリオボロに出て良さそうなランチができる店を探し始めました。
欧米人の集まるホテルのある路地へと入ってみました。

するとレストランの看板が「ビンタンビール」で思わず入店です。
ジャワ島はイスラム教徒が多いのでなかなかアルコールを飲める場所がなくどこのコンビニでも販売していません。

インドネシアについて初のアルコールです。うまかった。
ビールは普通の値段だと思いますが料理が安くて美味しかった。

バティック レスト カフェ

レストランを出てビールを探そうとうろつき見つけたのが「マリオボロ・モール」内地下1階にあるスーパーです。

ばらまき土産を買うので入ってみるとなんとビールを売っていました。
しかし、レジカウンターの後ろに陳列されています。
店員さんに注文して買う仕組みです。
やはりアルコールを人前で買う行為は難しい国のようですね。

参考までに
写真から正面入り口左奥がレジカウンターです。
そのうちの壁際のレジ後ろのケースに置いてあります。

マリオボロ モール ショッピングセンター

こうしてジョグジャカルタの旅も最終日となりました。
チェックアウトしたのが09:00
往きのジャカルタで搭乗に間に合わず痛い目にあったので今回は、基本に戻り2時間前行動開始です。

当然渋滞予想も考慮にいれての行動開始。

すると渋滞もなくすんなり空港に到着してしまい搭乗時間3時間前でした。
やることもなくタブレットをいじりまくりしかありません。

アジスチプト国際空港 (JOG) 空港

ホテルでダラダラしながら時間の心配をするよりは空港で待っていたほうが気が楽なのは当然です。

そして2時間前、搭乗手続き開始となりました。
しかしそこでターミナルの違いに気づきます！！
ローカル空港と思っていたのが失敗。

ターミナルは２棟あってエアアジアは、ターミナルBとのこと。
時間はたっぷりあるのですがやはり焦りました。

雨の中、沖止めで搭乗しました。
到着機材が遅れたため、12:55が13:10のプッシュバックです。

アジスチプト国際空港 (JOG) 空港

出発は遅延しましたが到着は5分早く14:05スポットインです。

ターミナル2に到着です。
以前は国際線ターミナルと併用だったようですがターミナル3の完成で今は、国内線専用のターミナルになっています。

トランジットの時間まであるのでジャカルタ市内へ行くかどうかベンチに座って検討。

ジャカルタ スカルノ ハッタ国際空港 (CGK) 空港

ジャカルタ市内の交通渋滞を考えた結果、空港内に留まることに決定！

ターミナル2から3へと移動するのにスカイトレインに乗車。
無人運転のはずが何故か？運転席に座っている人がいました。
緊急事態を考量した対応のようです。

ターミナル3の駅にある消火器を使ったアートです。
他にも何種類か見かけました。

スタバで持ち込み荷物の整理をしながら時間を待ちます。
搭乗3時間前だったのですがANAカウンターに行くとオープンしたばかりのタイミング。

早速手荷物を預けてチェックインして出国手続き。

ラウンジは「ガルーダインドネシア航空」を利用します。
以前JALのみが提携していたのですが昨秋、ANAも提携したそうです。

ジャカルタ スカルノ ハッタ国際空港 (CGK) 空港

ラウンジでは、シャワーを浴びてさっぱりした後、ビンタンビールをがぶ飲み。

搭乗開始時刻になりゲートへと向かいます。
第3ターミナルは、広々として奇麗なターミナルでした。

ジャカルタ スカルノ ハッタ国際空港 (CGK) 空港

NH856便
ジャカルタ21:45→06:50羽田に翌朝到着です。
搭乗してしばらくするといつの間にか寝てしまいました。
目が覚めたのが着陸2時間半前で石垣島辺りを飛行中でした。

しばらくして朝食が配られてお腹がすいていたのでしょうか？
速攻で平らげてしまいました。

そして定刻通り羽田にスポットイン。
東京の三が日は、天気が良かったようです。

ボーディングブリッジから真っ白な富士山が鮮やかに見えます。

こうして平成最後の正月明けをジョグジャカルタで過ごしてきました。

今年も皆さま良い年でありますように・・・。
そしていい旅ができますように祈念いたします。

羽田空港 第3旅客ターミナル 空港

この旅行記へのコメント （6）

• arfaさん 2023/05/17 00:32:54

  コンボチケット

  こんばんはarfaと申します。
  ボロブドゥール、ブランバナンは２度行ってますがこんなチケットは知りませんでした。あらまぁという感じです。
  ヨグジャ・ソロは気持ちがゆっくりする癒しエリアですね。

  やすちんさん からの返信 2023/05/17 18:16:39

  Re: コンボチケット

  alfa さん
  こんにちは
  コロナ前の情報ですが今でもあるのでしょうか？
  この時は、モーターバイク後シートでの移動で身軽にするのと突然のスコールがあるのでチケットは、透明プラケースに入れて行動した覚えがあります。
  入場の際も楽でした。
  

  arfaさん からの返信 2023/05/17 20:23:07

  Re: コンボチケット

  今見たら2019年に45ドルに5ドル値上げしたみたいですね。バラで買うと50ドルなので5ドルお得ですね。昔はバラバラだったと思いますがプランバナンが地震で崩れて来場者が激減したため発売したのかもしれませんね。
  
  私は最初はボロブドゥールにレンタバイクで行き、プランバナンは自転車で周辺の小寺院も周りました。
  2度目は友人達と行ったのでクルマをチャーターしてディエン高原まで行き歩いたのが印象に残ってます。
  
  なんかボロブドゥールですがトンデモ入場料の可能性もありますね。
  ボロブドゥール、入場値上げ見送り　インドネシア政府：日本経済新聞
  https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM14AFV0U2A610C2000000/

• 旅行三昧さん 2019/03/17 19:41:52

  セピア色のボロブドゥール

  やすちんさん
  
  こんばんは。旅行三昧です。
  
  いやぁ、ボロブドゥール、感動です。
  
  旅行三昧は、かれこれ25年前に行ったんです。新婚旅行で。初海外でした！
  当時、ほとんど日本人はいませんでした。
  https://4travel.jp/travelogue/10043353
  
  プランバナンのことを当時知っていれば、間違いなく行ったのでしょうが、是非とも行きたいねと、家内と話しています。
  
  とても良い旅行記が拝見できて嬉しいです。
  
  
  旅旅旅-- 旅行三昧 --旅旅旅
  

• TOKOMASさん 2019/02/22 21:38:38

  プラナンバン寺院

  TOKOMASと申します。
  2月24日のTBSで夕方の世界遺産の放送でプラナンバン寺院が紹介されます。

• fuzzさん 2019/02/07 09:28:21

  乗り継ぎ間に合わなかったんですか！

  やすちんさん、おはようございます。
  
  インドネシア旅、私も母と数年前に行きました。
  もう、ずーっと昔の事の様に忘れかけていました。
  ところで乗り継ぎに間に合わなかったんですか。
  大変でしたね。
  私などは言葉もろくすっぽ言えないくせに、いざという時の用意もしていなくて。
  だからツアーを選ぶ事が多いのですが。
  お金をプラスして次の便に・・・ホッとしました。
  余程お疲れだったんでしょうね。
  寝過して搭乗締め切りの1時間前に目が覚めるなんて。
  私はインドネシアで物売りに囲まれる事ばかりが思い出になっています。
  寺院などの観光地からホテルを一歩出るとすぐ囲まれて。
  多くの方がバリでまったりと優雅な滞在をしているのに～
  私も次にインドネシアを訪れる際は、ゆったりと過ごしてみたいなあと思います。
  
  fuzz