ヒマラヤ　ポカラ発アンナプルナベースキャンプ往復　４泊５日トレッキング一人旅

2018/12/18 - 2018/12/28

　アンナプルナとマチャプチャレの絶景を間近で堪能する４泊５日のトレッキングです。ガイドブックでは６日から９日コースとされてますが年々道路が延びており、ジープを利用することで従来より短期間でABC(アンナプルナベースキャンプ)を往復できます。
（往復と観光で旅程は10泊11日）

気候、装備：
　ABCの12月は10月の3000m級北アルプス（非積雪）と似ており、装備も同等＋暖かい寝袋で足ります。冬を想定した行動用の衣服は不要です。また乾季のため晴天率が高く、私の時は毎日快晴でした。登山道も整備されており、鎖場や三点支持が必要な難所はありません。

ガイドと荷物：
　トレッキングは正規ガイドを雇いました。荷物は自分で持ちます。装備は下着の着替え1セット＋寝袋と雨具など最小限にして、水を除き6kg以下に抑えました。なお私は日本の整備された登山道をほぼコースタイムで歩きます。
　　
ロッジとWiFi：
　トレッキング中は1～2時間置きにロッジがあり、食事と水が買えます。
　どの宿にもWiFiおよび充電用電源があります。無料～数百Rs。
　ガイドさんのスマホは全行程で電波が入っていました。

トレッキングの予算：
　自分の宿・食事などの経費、許可証とガイド代、現地交通費(タクシー・ジープ）などなど合計で約60000Rs. (1Rs = 1円)

その他：
　道中スマホが壊れました。予備の前スマホで事なきを得ました。
　現地でキャッシングできるATMを探すのに苦労します。
　ABCルートは12月以降雪崩リスクがあります。私の時はまだ降っていませんでしたが、最新状況の確認をお願いします。

エリア ポカラ(ネパール)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 2.0
• 交通: 2.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: 中国国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ブッダエアーでポカラ到着。冬の朝はポカラに霧が発生し遅延するのが通常とのこと。
カトマンズ空港・ポカラ空港ではフリーWiFiが使えるが接続しにくいため、出発前に現地で使えるsimを手配しました。

　ポカラの「空ゲストハウス」でガイドさんと待ち合わせ。
　日本人の奥さんと日本在住経験ありの旦那さんが経営してます。
　事前に電話して必要な２つの許可証の取得とガイドさんの手配をお願いしました。良心的な価格（現地相場）で請け負って頂けました。
　日本と異なり治安上の理由で一人でのトレッキングは危険です。ネパール政府も資格を持ったガイド付きトレッキングに違う色の許可証を安価に出すことで、ガイドの同行を勧めています。
　事前にお願いすることで、当日許可証を取る時間も節約できます。
　山の中では英語も通じにくく、現地に精通した正規のガイドを雇って正解でした。私のガイドは英語でしたが、日本語のガイドも頼めます。

空ゲストハウス ホテル

トレッキング開始地点のkimcheが近づいてきました
（正確にはKilyu手前で降りて川に向かって北東に下ります）

日暮れも近いので初日の宿(New Bridge)まで急ぎます

　宿はおよそこんな感じかトタン張りで、室温は外気温と同じになります。貸してくれる毛布は重い綿製で暖かくないです。アンナプルナBCでは明け方-20℃まで下がるので、暖かい寝袋が必須です。

移動中の家畜とのすれ違い

今回のルートで最大の村Chhomrong から、左はアンナプルナサウス
紅茶を飲みながらここに泊まることもできます

Chhomrong からマチャプチャレを望む

カレーは主食です。日本の基準で中辛～辛口くらい。

Bamboo(二日目の宿)到着

氷河に削られた谷沿いを歩きます

マチャプチャレBCに到着（泊）

夕日のマチャプチャレ

朝4:00出発前にトイレから戻ったら、ロッジの犬がベッドで丸くなってました。

夜明け前にアンナプルナBCに到着。マチャプチャレBCから2時間です。

アンナプルナBCにようこそ

朝日に染まるアンナプルナⅠ峰

朝日に染まるアンナプルナサウス

反対側のマチャプチャレ

薄いパンにハチミツを塗った朝食。その他オートミール、パンケーキ、カレーなど好きなものを頼めます。

帰路Dovanからのマチャプチャレ

Siwar からジープをシェアしてポカラまで帰ります(1台7000Rs.)

トレッキングの行程：
登山地図はポカラ市街またはカトマンズ空港で容易に入手できます。地図上の直線距離で片道30Kmのトレックです（著作権を考慮して解像度を抑えています）

トレッキング後：
ガイドさんのアレンジで、帰りのジープはサランコットというポカラ近郊のビューポイントの宿で下ろしてもらいました。翌朝夜明けの景色は素晴らしいです。

この旅行記へのコメント （5）

• くっさんさん 2019/01/03 06:14:00

  ご苦労様でした

  Maneoさんへ
  〇私(くっさんさん)も、ベテランの友人に誘われ現地ガイド付きでアンナプルナBCまで2018年10/26～11/1(6泊7日)に行ってきました。アンナプルナ山系の絶景を堪能してきましたが、Maneoさんの旅行記を拝読し、再度、当時の感動がよみがえってきましたのでコメントさせて頂きました。好天に恵まれ絶景を堪能されたことでしょう。
  〇アンナプルナ街道のトレッキングは私共とほぼ同じですが、4泊5日で行かれたのですか。ご苦労様でした。
  〇私共は、カトマンズからポカラへは1日かけて悪路をバス移動、それはそれなりに良かったですが・・・やっぱり飛行機でしょうね。
  〇山旅行の投稿楽しみにしています。(くっさんさんより)
  
  

  maneoさん からの返信 2019/01/03 08:09:31

  Re: ご苦労様でした

  　くっさんさん、コメントありがとうございます。同じ行程の旅行記拝見しました。一眼だとスマホと異なり明らかに綺麗ですね。改めて私も感動がよみがえりました。
  　12月は非常に空いていて、全日程ベッド3つの部屋を個室として使えました。10-11月はすごいとガイドさんからに聞いてましたが、ほんとに混雑してますね。その代わり花とかより綺麗だったようでなによりです。
  　私の方が日程は短いですが、一日の移動距離は大差ないかと思います。一日ABCでリラックスできたなんて最高ですね！また古希にしてその体力は尊敬します。（私はまだ50前ですが、2日目以降は筋肉痛通り越してました）
  　カトマンズ->ポカラの陸路はデコボコ8時間と聞いていました。お疲れ様です。空路は遅延で待ち時間が長いですが、アンナプルナ、マチャプチャレの遊覧飛行みたいでよかったですよ。
  　これからも山旅行楽しみたいですね。
  

  くっさんさん からの返信 2019/01/03 19:13:25

  ご苦労様でした

  Maneoさんへ
  〇アンナプルナは、私にとりまして初めての体験であの高峰の絶景は感動の連続でした。ガイドがMBCとABC泊で写真が撮れるように日程を配慮してくれました。そのため、シニアには少しキツイ道中となりましたが、あの急坂をなんとか乗り切れました。今年は、10月頃、友人よりアンナプルナAroundトレッキングの誘いを受けております。かなりシニアには厳しいコースようですが挑戦してみたいと思っています。その時はポーターを雇いたいと思います。
  〇旅行記を拝見しますと、世界を股にかけて旅行されているようで羨ましく思います。どうぞ、これからもお元気で良い旅を続けてくださいませ。投稿を楽しみにしております。
  〇ドロミテを含めチェックを入れて頂き恐縮しています。ありがとうございました。
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　くっさんさん　より

  maneoさん からの返信 2019/01/05 07:33:32

  Re: ご苦労様でした

  アンアプルナ外周も素晴らしいらしいですね。エベレスト街道も捨てがたいし、カナダもいいですよ。行かれるときに綺麗な景色をたくさん見てください。2012年に私とカナダを歩いた両親も、現在は近所の坂を登るのも足が痛くなりました。ご健勝をお祈りします。
  

  くっさんさん からの返信 2019/01/06 08:39:59

  ご連絡

  Maneoさんへ
  〇ご返信ありがとうございます。
  〇小生、あとわずかな残り期間でしょうが、足腰が効く間は友人の誘いを受けヒマラヤトレッキングに挑戦してみたいと思っています。
  〇ところで、世界各地を旅行されておられますね。羨ましい限りです。投稿を楽しみに待っています。
  〇審査の対象にもならないでしょうが、昨夜、思い出のドロミテ写真5枚、アンナプルナ写真その(1)5枚、その(2)5枚をコンテストに出してみました。赤面の思いはありますが、ボケ防止にはコンテスト投稿という目標も良いのかなあと思っています。どうぞご自愛ください。
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　くっさんさんより