コロンボでは、ホテルから半径4km以内で過ごしました。コロンボまでの道は、夕方には大渋滞。クラクションの音は鳴り止まず、車はなかなか先へ進まない。帰りはまたあれかと思うと、次の日出かける気力も失せてしまいました。<br />　その後、デリー経由でインドをちらりと覗いてから帰国。この旅はインドへのプロローグとなるのでしょうか。

スリランカでアーユルヴェーダ4　旅の終わり・コロンボからデリー

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2018/04/28 - 2018/05/06

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コロンボ(スリランカ)

　コロンボへ向かう前に、スリランカの有名な建築家バワが設計したホテル、ヘリタンスカンダラマを見学。機内の冊子で特集していたバワホテルに泊まりたいと思ったのも、スリランカに行きたいと思ったきっかけの一つでした。
　プールと湖の向こうにシギリヤロックが微かに見えます。
　
　
　バワがお気に入りだったという場所からの景色。遠くにシギリヤロックが…あれ、先ほどのプールからの眺めとかぶるなぁ。
　コロンボまでは、長距離バスで。バスは扉を開けたまま走っていて、車掌さんがそこから身を乗り出して行き先を連呼しています。
　乗り換えが必要なバスに乗っていたのですが、渋滞の中、車掌さんが後方のコロンボ行きバスの車掌さんに話をつけてくれ、言われるがまま、停車した時に車道を走って乗り換えました。おかげで待ち時間ゼロ。感謝です。
　ペター地区には、植民地時代のタウンホールが残っていて、あまり観光客は来ないのか、わざわざ部屋の鍵を開けて受付の人が案内してくれました。　
　帰る前に、保存のために必要だからとお金を要求されました。最初に入場料だと言ってくれれば、気持ちよく払えるのに。
　途上国では、日本から寄贈された車がそのまま走っているのをよく見かけますが、ここには消防車が。京都の乙訓から来たんだ！と、京都出身の夫は喜んでいました。こんな所でとってもローカルな話題。
　窓からの眺め。昔は町の中心だったと思われる小さなロータリー。よく見たらラウンドアバウト。
　オールドタウンにあるシンプルな時計塔。今は肩身が狭そうです。
　フォート地区の官庁・金融街にある時計塔。こちらは立派な街のシンボル。四方を車が走っていて、足元には近寄れません。
　帰りはホテルまで歩きました。思ったよりも遠かった。涼んでから再スタートしたのに、熱風と日差しにすぐにバテそうになりました。海岸通りの公園は、早朝や夕方であれば良い散歩コースだと思います。
　海辺のゴールフェイスホテルは、天井の高い海の見える朝食会場が特に素敵なコロニアルホテルでした。
　
　海沿いの公園には屋台も出るようです。派手な色のキャラクターが子どもたちには人気なのかな。
　シナモングランドコロンボホテルの奥庭に郷土料理のレストランがあります。生ぬるい熱帯の空気も今夜までと思うと名残惜しい。まだ食べていなかったスリランカ料理にもトライできました。スリランカ最後の夜にはぴったりです。
　シンボルのバンヤンツリーは、ホテルができる前からここにあったそうです。昼間タウンホールで見かけた昔の地図では、この辺り一体、ガジュマルの森でした。この木は中でも際だって大きな木だったことでしょう。
　デリーの空港にある、日本人がビザを取るためだけにある空間。ずらり並んだカウンターに人影なし。　
　すぐに係の人が出てきて真面目に対応してくれているのに、なぜ1時間も時間がかかるんだろう？他に人が来たら、その人は1時間待ってから更に1時間待たなければならないの？それともどこからか人が出てきて、またまた1時間待ち状態になるんだろうか？
　これが噂のインド時間？アライバルビザの取得を試してみましたが、トランジットの時間も限られているのだから、ビザは事前に取っておくべきでした。
　空港から街中まで行けるデリーの地下鉄。きれいで快適。オールドデリーまで1本で行けると便利なのに。
　コンノートプレイスの近くにある階段井戸、Ugrasen ki baori。
　エアポートメトロの終点駅前にいたオートリキシャのおじさんたら、任せろ！と言ったくせにどこにあるのか知らなかったみたい。どんどん目的地から離れて行ってしまうので、GPSを使って自分でナビしてたどり着きました。便利になったものです。
　街中にぽっかり残された異空間。井戸としてはもう長いこと使われていないとのことですが、涼むのにちょうど良いのか、若い人たちがいっぱいたむろっていました。｢井戸端｣の役割は健在のようです。
　下まで降りて行って覗いたら、コウモリがいっぱい。
フマユーン廟。タージマハールにも影響を与えた建物と聞いてやって来ました。
　大量の赤砂岩が使われているのが特徴で、こんなに大がかりに使われたのは、この建築物が初めてなんだそうです。
緑いっぱいの庭園では、近所の人たちがピクニックに来てくつろいでいます。
駐車場から歩く途中にあるイーサー・ハーン廟。廟を囲う壁の上をまず一周。
　最後にガンジースミリティ博物館にあるガンジーが暗殺された場所にお参りしました。　
　インド門を横目に見て、インドにさよなら。また手続きにものすごく時間がかかるかも知れないし、そろそろ空港に戻らないと。
　と、その前にオートリキシャのおじさんとお代でひともめ。約束した場所に自分では行けなかったくせに、金額アップを図るとは！