スリランカでアーユルヴェーダ3　シギリヤロックと野生のゾウ

2018/04/28 - 2018/05/06

　今年のゴールデンウィークは、スリランカでアーユルヴェーダ。それだけじっくりというプランも考えましたが、見所がいっぱいなスリランカ。観光しないでは帰れません。中でも一番楽しみにしていたのはシギリヤロック。二番目はエレファントサファリです。
　飛行機の時間や旅程から観光が後になりました。でもやはり逆パターンの方が良かったと思います。のんびりした休暇から一瞬で、マイペースではありつつも刺激を求めるいつもの旅に早変わり。
　

エリア シギリヤ(スリランカ)

　朝起きたらいつでも出発できるように、昨日のうちにシギリヤロックに近い宿に移動しておきました。暑くなる前に歩いて向かいます。朝食は帰って来るまでおあずけです。
　シギリヤタンクの脇にあるバス停の辺りは、良い写真スポットです。

7時の開場10分前ぐらいに到着。チケット売り場には、もう待っている人がちらほらいましたが、たまたま並んだ窓口が先に開いて一番乗りでした。まだ団体客は到着しておらず、静かです。

この岩にも絵が書いてあったそうです。言われてみれば、微かに赤い着色の跡が残っているような。噂のシギリヤレディ達に早く会いたい。

子犬の出迎えを受けました。

　シギリヤレディは撮影禁止なのでパンフから。140×40メートルの岩肌に、500体ほど描かれていたそうです。

　1600年以上前に描かれた絵。外気に触れているのによく残っていたものです。

　有名なライオンの足。足しかないところが想像力を刺激します。
　あの足場は大丈夫なんだろうか？連れは高所恐怖症です。　　

　一気に登ってきました。まずは木陰で一休みです。

　一番高い所まで登ります。

　さっきの子犬のお母さんかな。どうやってここまで登ってきたんだろう。階段とか、階段とか、登るのに1時間ぐらいかかったと思うのだけれど。

　山城の作りは共通したところがありますね。

　王様が座ったというベンチ。腰掛けてはいけません。

　先っぽで景色を独り占めしている人がいる！こんなこともできる朝のうちに行くことをお勧めします。午後になるとスズメバチが出て上まで登れなくなることもあると聞きました。そんなことになったらがっかりですし。

　あそこ一面にハスの花が咲いていたら綺麗だろうな。

　石垣ではなくレンガ造りです。

　こんな岩の上に宮殿があると、水の確保がたいへんだったことでしょう。

階段。暑い中よく登りました。

　向こうに見える丘はたぶんピドゥランガラ。この分だとあちらからもシギリヤロックは良～く見えるんだろうな。もう一泊できたら！

　　細い石柱が大きな岩を支えています。

　その先に行ってみると蝶が舞っていました。

　｢つわものどもが夢の跡」です。

　楽しみにしていたエレファントサファリ。ハバラナやシギリヤかの近くには象が集まってくる国立公園が3箇所ほどあり、その時期に象がたくさんいる所にお客を連れて行くというのは本当だったようです。どこに行くとの説明もなく、連れて行かれたのはたぶんミンネリア国立公園でしょう。
　貸切のジープに乗り換えて随分走ったのに、猿とタカしかいない。やっと遠くにはぐれ象を一頭見ることができました。

　いました。いました。ただいま食事中。黙々と食べています。サファリのお客さんがちゃんと象が見れるように餌付けしているみたいです。それでもいいか。さっきまで、もしかしたら一頭も見られないかもしれないとがっかりしかけていたから。

　｢象の群れよりジープの群れ」なんてコメントを見ましたが、これぐらいなら許しちゃいます。自分もそのうちの一人ですからね。

　食事タイムはおしまいのようです。どこに帰って行くのでしょう。

　帰り道、向こうから象がやってきた。どこを通ってもかまわないのに、なぜが車の轍の上を歩いてきます。結局こちらが道を外れて象が通り過ぎるのを待ちました。

　遠くの方にタカがいます。運転手さんが生き物を見つけるたびに教えてくれました。でこぼこ道なので、立ったまま景色を眺めている人は頭やらぶつけないよう注意。

　広い湖をほぼ一周したようです。