2018/12/22 - 2018/12/24
190位(同エリア2414件中)
Pomfiさん
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今年も夫婦で「べっぷクリスマスファンタジア」の花火を鑑賞するため、にっぽん丸で2泊3日のショートクルーズに行ってきました。例のごとく食事の写真が大半を占めますが。でも、同じ客船の同じコースでも年が違えば内容もちゃんと変わりますから、記録としてやっぱり写真はここにUPしておきます。
- 旅行の満足度
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- JR特急 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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今回の「別府クリスマス花火クルーズ」は12月22(土)~24日(月祝)という有休なしで行けるスケジュールだったせいか、昨年にも増して予約が困難でした。発売前から申し込んでいたにもかかわらず、1社目の旅行会社では第1希望の船室も第2希望の船室も全然取れなかったのです。そこで他社もいろいろ当たってみたところ、個別手配のクルーズの実績が少なそうな旅行会社でどうにか希望の船室が確保できました。
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今回の船室は1階のスタンダードステートです。この部屋は最もエコノミーなのですが、(1)全室がエンジンから遠い船の前部にあるため航行中の室内がとても静か、(2)1階は船室の数が少ないうえ、医務室以外の公共施設がないため人の往来が少なくて廊下も静か、(3)上位のスーペリアステートと面積は同じなのにベッドの幅は小さいため室内が広く使える、(4)全カテゴリーの中で窓の外に海がいちばん近くて航海気分が増す、という利点に最近気が付き、今では私たちのお気に入りの部屋になっています。
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今回の乗客数は430人以上(2段ベッドを使って3人1部屋にした人が30組以上!)という盛況ぶりでした。通常より2割くらい多い感じです。そのせいか、サービスのチョコレートも従来より2個多くなっていました。
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ドアにはフナッシーの目印を掛けておきましたが、1階(18室)は3階(80室)や4階(48室)よりもずっと室数が少ないので、こういう目印がなくても自分の船室を探すのはラクにできそうです。なお、他の部屋のドアもざっと見てきたところ、1階はリピーターらしき人のいる気配が他のフロアよりもかなり濃厚な感じでした。
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この日の乗船口は2階でしたが、スタンダードステートの乗客と船医さん以外は誰も通らないはずである1階の階段のところ(つまり乗客の9割が目にしない場所)には、けっこう立派なクリスマスの飾りがしてありました。
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3階のフロアから眺めた中央階段あたりはこんな感じです。
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3階中央の記念写真スポットの花は今年も胡蝶蘭でした。
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エレベーターの前のようすは例年どおりです。
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乗船のあと、まず向かったのはいつものリドテラス(7階)です。今回のハンバーガーは作り置きではなく出来立てのようで、昨年よりもおいしかったです。
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今年のクリスマスのにっぽん丸は、従来なら花を飾ってたところをクリスマスデコレーションに置き換えていて、6階のラウンジ「海」も上の写真のような感じにアレンジしてありました。
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船内のアートギャラリーでは、陶磁器系の作品が並んでいました。
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これらの作品は3万円前後のが多く、見た目のわりにはお手頃でした。
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船内のメインショップ「アンカー」の前にも花ではなくサンタクロースの像が。
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避難訓練(16時40分から)のあとは、4階のデッキで出航の乾杯です。9月のパン祭りクルーズのときはジュニアスイートだったので室内で乾杯でしたが、やっぱりこうしてみんなで乾杯のほうが、より船旅感は出てきます。
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17時、にっぽん丸は夕暮れの神戸港を出発しました。
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観覧車(上の写真の青い部分)には「Merry Christmas にっぽん丸」と「よい航海を」というメッセージのほか、新たに雪が降るところやサンタクロースの動きの表示も加わっていました。
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今年も暖かいクリスマスで、デッキから神戸の夜景は楽勝気分で眺められました。
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17時半からは2階の船内レストラン「瑞穂」でクリスマスディナーです。ここの入り口のデコレーションも、例年の花ではなくクリスマスのツリーとリースになっていました。
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「瑞穂」の入り口に並んでいたワイン。今回はディナーでワインが1杯、無料サービスとのことです。私はお酒を飲まないのでジュースにしていただきましたが。
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首なしの七面鳥(造り物ですが)を従えた、陽気な雪だるまのお出迎え。雪だるまの代わりに十字架を立てたら、七面鳥の墓場みたいになるところでした。
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今夜のドレスコードはセミフォーマルだったので、妻は黒系のドレス、私は黒のスーツに蝶ネクタイで席に着きました。
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年末はやっぱり騒がしい忘年会よりも、華やぎのある食事のテーブルのほうが断然いいです。
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オードブル: ホタテの燻製 カリフラワークリーム、サーモンのピカタ いくら添え、柚子風味のフロマージュブラン
にっぽん丸の前菜はいつも彩りがきれいです。また、今回のオードブルの中では、特にサーモンのピカタが美味でした。 -
前菜の一角に散りばめられた金箔は、星の形をしていました。
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セコンド: フォアグラとターキーで仕上げたムースと海老のフランの重ね蒸し
スープの代わりに出た、茶碗蒸しみないな一品。これはちょっと味がしつこめで、にっぽん丸にしては珍しく失策という感じが。無理してフォアグラを入れたのが勇み足? -
パンはいつもと色が違いました。緑のほうがよりおいしかったと思います。
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魚料理: オマール海老を包んだヒラメのヴァプール(ヴァプールって何なのか知りませんが)、ほうれん草とトマトの二色ソース
パイナップルみたいな装いのくわいが面白い・・・。 -
お口直し: 加賀棒茶を使ったグラニテ
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肉料理: マリネした国産牛フィレ肉のポワレ、焼きカチョカロチーズを添えて、マスタード風味ソース
ステーキの味はこれまでの13回のにっぽん丸の中で4番目のおいしさでした。特にソースが好みの味です。 -
サラダ: 豆乳のブランマンジェとミックスリーフ、深浦人参のビネグレットで
鮮やかなグリーンがクリスマスらしいです。 -
デザート: ムース・オ・ショコラ・オ・ノア(要するにクルミ入りチョコのムース)、サンタクロース型アイスクリーム、苺のツリー
サンタさんのアイスが乗っている台のビスケットまでしっかりおいしくできていました。 -
ホットドリンクはコーヒー、エスプレッソ、または紅茶
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「瑞穂」のガラスの壁の反対側に飾ってあったクリスマスケーキ。観賞用ですが。
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フロントのデスクにはサンタクロースと雪だるまのぬいぐるみが。
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ディナーのあとはドルフィンホールでカクテルパーティーがあり、続いてMINEHAHAさんのコンサート(撮影は禁止)がありました。
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コンサートが終わると、7階のリドテラスでショコリキサーを。このあとには夜食が控えているので、妻と2人で1つにしておきましたけど。
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夜のひとときは6階のラウンジ「海」でにっぽん丸のハウスバンドのお2人によるピアノと歌を鑑賞しました。
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22時30分からは2階のレストラン「瑞穂」で夜食がスタート。なお、上の写真は「瑞穂」の入り口ではなく裏手にあったクリスマスリースとツリーです。より多くの人がスンナリ記念写真を撮れるようにと、複数の箇所に作ったようです。
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カボチャと小豆を煮た「いとこ煮」。年末らしいですね。おいしかったです。
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おにぎりは梅干し、おかか、塩鯖から選べました。これも美味でした。
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薄皮まんじゅうもおいしかったです。また、新鮮かつ切り立てのみかんは、切り口が瑞々しくきれいに光っていました。
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メロン、ぶどう、りんごもいただきました。
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夜食のあとはドルフィンホールでディスコタイムがあり、そのあと社交ダンスの時間もありました。今回のクルーズはファミリー中心だったようで、社交ダンスに参加している人は4組しかいませんでしたけど。
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今年のクリスマスクルーズは昨年に続く暖かさで、北国生まれの私にとっては夜のデッキの風も楽勝でした。
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寝る前に室内のテレビでにっぽん丸の現在地を見たら、丸亀市にある「広島」という島の横を通過中でした。こんな名前の島が広島県の近くにあるとは知りませんでした。
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12月23日の朝、妻は7時前に起きて日の出をパチリ!
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そのあと妻は6階の「ホライズンラウンジ」でモーニングコーヒーとクロワッサンを。
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8時半ごろからは2人揃って「瑞穂」で朝食に。まずは和朝食のセットをいただきました。セットの内容は、ホッケの開き、出し巻き玉子、煮豆、揚げはんぱんの含め煮、ほうれん草と茸のお浸し、スイートポテトと切干大根の炊き合わせ、ちりめんじゃこ入りのお粥、薄揚げと大根の味噌汁です。
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そのあとビュッフェでビーフストロガノフ(塩辛みたいに見えますが)とコンビーフハッシュドエッグ(カニカマの玉子焼きに見えますが)を。
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ポテトサラダも少々。
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カレーも一口。写真だと多そうに見えますが、このごはんは大匙1杯程度です。そして、これで私の朝食は打ち止めです。
なお、ビュッフェにはこのほか、野菜のポタージュスープ、鶏肉入り野菜炒め、グリルドソーゼージ、ハム、シーズンサラダ、チーズ、オートミール、オンデマンドのオムレツとスクランブルエッグ、シリアルがありました。 -
妻はまだまだ食べる気満々で、パンを3つも取ってきました。
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フレッシュなフルーツも山盛りです。これは私も食べました。
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朝食を食べ終わったころ、にっぽん丸は別府港に近づいてきました。
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天気はよく、気温は13度と、クリスマスにしてはかなり高めです。
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9時半からは、向こう岸のサンフラワーでも眺めながら、7階のリドテラスでにっぽん丸名物の「フランスあんぱん」をいただきました。昨年はこれを十数個も一人占めする強欲なおばあさんがいましたが、今年は行儀のいいお客さんばかりなので、ちゃんと食べられました。
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10時ちょっと前、にっぽん丸は別府港に着岸。
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港にはこのクリスマスも、ゆるきゃらの「べっぴょん」が出勤していました。
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別府港の近くでは、白猫も闊歩していました。枯れ草の藪に潜んでいる黒猫は何を企んでいたんでしょう?
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12時ちょっとすぎ、昼食のために2階の「瑞穂」へ。別府に着いてもすぐ観光に出ないのは、このランチがあるからです。もっとも、この3時間前に朝食をたらふく食べているので、そんなにたくさんはもう食べられませんけど。
なお、今日はランチに来る人が例年より明らかに多くなっていましたが、船内レストランの「瑞穂」は乗客定員のわりに席が多いので、長時間待たされることはまずありません。6階の「春日」(夕食以外はステートルームのお客も出入りOK)は、時間によってそこそこ並んだりもしますけど、 -
日田焼きそば。おいしかったけど、これはあとのほうで食べるべきでした。油でお腹がいっぱいになるのが早まったので。
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鶏天(大分名産)、煮込みハンバーグ
おいしかったけど、これも食べるならあとのほうが賢明です。 -
ミックスサンドウィッチ、スモークサーモン
おいしい。これを最初に食べるべきでした。 -
グリーンカレー。ちょっと味が濃い目に感じましたが。
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別府温泉水の野菜蒸し。さりげなくご当地色を出しています。
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スパゲッティサラダ
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団子汁・これも大分のご当地食だそうです。
このほか、海老とアボカドのチリソース炒め、フライドポテト、ハムとペンネのグラタンもありましたけど、さすがにお腹がいっぱいでそこまでは手が出ませんでした。 -
カットフルーツ。これは別腹。昨日の夜や今朝とはまた違うフルーツが並んでいました。
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デザートの盛り合わせ。これも別腹です。
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最後はコーヒーで締めました。
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ランチのあとは、シャトルバス(今回は1時間に1本のペースで運行)で別府駅へ。
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油屋熊八さんの像はラグビーのワールドカップバージョンになっていました。
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駅前には新たに「手湯」というのもできていました。お湯の温度はわりと高めです。
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今日は日曜日で「友永パン店」(あんぱんがおいしい)がお休みだったうえ、別府駅市場もシャッターの閉まっている店がけっこうあったので、買い物は「ときわ」のデパ地下で行いました。
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ここでまず買ったのは、おせち料理の材料(大き目の袋の椎茸だけは街じゃなくにっぽん丸の前の特設コーナーで購入)です。別府にはお買い得な食材がたくさんあるので。
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ご当地モノが好きな友人たちへのおみやげも調達。「なんだこりゃ?」というモノも入っていますが、そういうモノが好きな友人がいますので・・・。
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妻の実家のお正月の手土産も。それと、写真には写ってませんが、UCCの「職人のなんたら」という300g入りのコーヒー(緑の袋に入ったもの)が323円(京都では462円)とかなりお安く出ていたので、別府には関係ないけどついでにこれもいくつか買ってきました。それにしても、大したものは買ってませんね・・・。
このあとにっぽん丸に戻ると、17時くらいから夕食に。花火があるので通常より1時間くらい早い食事です。お昼ごはんからそんなに経ってないので、あまりお腹は減っていませんが・・・。 -
先付け: 落とし鱧の梅肉かけ
お腹が減ってないわりにはスンナリ入りました。 -
お造り: 本鮪、香川産のヒラマサ
ちゃんと新鮮。これもスンナリ食べました。 -
蒸し物: 蟹身の竜飛頭、菊花餡かけ
大きなたこ焼きの餡かけみたいで、不思議な一品でした。 -
煮物: 大分牛の冶部煮
この日の夕食の中では、この牛肉が特においしかったです。 -
揚げ物: たけのこ、タラの芽、風呂吹き大根の精進揚げ
お腹はいっぱいだったはずなのに、天ぷらも残さず食べられました。 -
ごはん: 鮭の親子丼
このごはんも大変によかったです。昨夜のディナーでもそうですが、今回のにっぽん丸では鮭の味が抜群でした。 -
香の物: 野沢菜漬け、新生姜漬け
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お椀: 平茸、三つ葉、柚子の玄米茶仕立て
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デザート: ゴールデンパイナップル、モンブランシュークリーム、苺
結局、食べているうちに食欲が出てくるといういつものパターンで、今回も完食となりました。 -
夕食後のひとときはラウンジ「海」で開催のホースゲーム(サイコロの目の番号の馬が進む模擬競馬、子供もウェルカム)に参加。が、今回も全敗でした。いつかは当たるだろうと以前のクルーズからずっと2と5に賭け続けてきたのですが、どうもにっぽん丸のサイコロは1と6がすごく出易いようです。次回からは賭ける番号を変えましょう。
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20時ちょっと前、花火を見るためデッキへ。船上には十分なスペースがあるので、急ぐ必要はまったくありません。
余談ながら、客船から眺める花火というのは、一度経験したらすぐそのよさを実感する人が多いと思います。なんといっても、とにかくラクですから。場所取りに頑張る必要はないし、船上からだと視界に障害物はないし、往き帰りの人込みや往復の渋滞を気にする必要もありません。 -
20時から音楽に合わせて花火がスタートしました。デジュカメを手持ちにして撮った写真なので、映りはそれなりですが。
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今年の花火は特にブルーがきれいでした。
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今回はにっぽん丸の停泊位置がこれまででいちばん花火に近い場所でした。そのため、実際に見た花火の迫力も、過去最大です。
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20時30分ごろ。派手な花火の発射が、なんだか例年より早いような気が・・・。
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この打ち上げ方はフィナーレモード?
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やっぱりそうでした。今年のフィナーレは例年より10分早いようです。
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最後に華々しく明るい光がパッと広がって、この夜の花火は無事に終了。とてもいい眺めでした。
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花火が終わって1時間半後の22時、2階の「瑞穂」では夜食タイムがスタート。この日は夕食が早めだったので、夜食もちょっと早めです。
で、まずは牛肉入りの別府冷麺を。 -
ごはん類は大分の郷土料理という、鰤のあつめしでした。醤油漬けのぶりの左側のお椀に入っているのは味噌汁ではなくお茶漬けみたいなごはんです。こういうご当地ものの夜食は嬉しいです。
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フルーツは今晩も切り立て。
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食後の甘味はわりと定番の古代餅。今回は作ってからちょっと時間が経っているようでしたが。
以上、今回の夜食もおいしくいただきました。 -
3日目はちょっと寝坊。起きたらもう日がだいぶ高くなっていました。
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今日も朝食は2階の「瑞穂」です。
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朝の和食セットは全体の写真を撮り忘れたので、1個づつUPします。
まずは赤魚の開き。 -
温度玉子の野菜餡かけ
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揚げ茄子の牛味噌掛け
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玉ねぎ天の含め煮など
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竹輪ともやしの含め煮
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豆腐汁とお粥
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和食のセットを食べ終わったら、次はカレーを。「伝統のカレー」といいつつも、毎回微妙に味は違いますが。
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妻は例のごとくパンもいろいろと取ってきました。
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サラダも忘れません。
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カットフルーツにはマンゴーも新たに登場。それにしても、にっぽん丸のフルーツは本当にいつでも大変に新鮮かつ美味です。他の客船(旅行記にはまだ1件も書いてませんが、にっぽん丸以外の船にも何度か乗ったことはあります。)でここまでのフルーツを食べたことはありません。このクオリティーをずっと維持しているにっぽん丸はすごいと、いつも感心しています。
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瀬戸大橋は朝食の最中に通過。
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今日はいつもよりだいぶ早い朝9時15分から、ビンゴゲームの前座の南京玉簾がスタートです。今回は向かって左側の人がボケ役ですね・・・と思っていたら、途中から右側の人もボケを開始していました。オトボケぶりはますますパワーアップです。
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ビンゴゲームのほうは、430人も乗っているわりには空き席がけっこうありました。当たらないと思ってあきらめた人が多かったのでしょうか?
ちなみに、外国のクルーズ船だとビンゴゲームは有料参加のようですが、日本船はにっぽん丸だけでなく、飛鳥IIもぱしふぃっくびいなすも無料です。
それと、にっぽん丸にビンゴゲームで商品が当たる確率は15%くらいのようで、これはたぶんどのクルーズ船よりも高いと思います。 -
今回のクルーズではゲームもビンゴもハズレで、珍しく賞品の獲得はゼロかと思われました。が!実際にはそうでもなく・・・。
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これは後日談なのですが、クルーズから帰った翌々日(12月26日)に商船三井客船から2つの宅配便が届き、中を開けてみたら布製の小さなバッグが出てきました。添付の案内状によると、9月のパンクルーズ(横浜-神戸)のときのクイズ投票で妻と私が2人とも当選したんだそうです。というわけで、最後の最後のどんでん返しにより、今回もまたなんらかの景品がいただけました。
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クリスマスイヴなのに洋上は寒くなく・・・。高松沖の島の眺めがよかったです。
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私はふだんでも別にストレスなしで過ごしているのですが、洋上ではもっともっとくつろぎが感じれられます。
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にっぽん丸は神戸-別府(約415km)を往路17時間、復路18時間で結んでいますから、平均速度は12~13ノット(時速24kmくらい)です。これはかつての青函連絡船(修学旅行で乗りました)と同じですね。クルーズ船の航行ペースに親しみを感じるのは、初めて乗った船と同じテンポで航行してるからなんでしょうか。
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写真だけ見たら、まるで夏の日のような感じもしますが、真冬です。
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このゆったりした時の流れが満喫できるのは、やっぱり船旅ならではでしょう。実のところ妻も私も、別にどこにも観光せずずっと船に乗ってるだけで、十分に楽しい気分になることができます。
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そういえば、にっぽん丸の客室の中で窓が丸いのは、1階のスタンダードステートだけです。この窓、いいですね。
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11時15分~12時にはドルフィンホールでMINEAHAさんによるボイストレーニング教室がありました。で、ここでMINEHAHAさんは「歌を歌う前に、まずは歌詞をよく味わって読みましょう。そしてその歌を作った人の思いをなんたらこーたらして、天とつながってどーたらこーたらしましょう。」とおっしゃっていました。
これって、例えばモーツァルトのK558の「プラーターへ行こう」(作曲だけでなく、作詞もモーツァルトらしい)を歌うときでも、そうしたほうがいいんでしょうか?その歌詞は、「プラーターに行ったら熊は死んでて、そこにあったのはハエとウンコの山ばかり」というものなのですが・・・。また、同じくモーツァルトのカンタータのK321はもっとゲロ歌で、K233なんかは目も当てられない歌詞ですが。 -
今日のランチは6階の「春日」で食べることに。クリスマスなので、その入り口には花ではなくケーキが飾ってありました。なぜかメリークリスマスの言葉はフランス語です。
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コンソメスープはいつもどおりおいしかったです。
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これは「東京オリンピック応援キーマカレー」。なんだかお子様ランチみたいな雰囲気が漂っているところはご愛嬌です。
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この日のキーマカレーはごはんがいろんな色に染めてあったのですが、そのうちのひとつはアイスキャンディーのガリガリ君に似ていました。とても楽しいランチですね。もちろん、味のほうはちゃんとおいしかったですよ。
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野菜もいつもどおり新鮮でした。
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食後のフツーツはメロン、柿、ぶどうでした。
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お昼ごはんを食べているうちに、目の前には明石海峡大橋が見えてきました。
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6階のラウンジ「海」の窓に差す日は春のようです。
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明石海峡大橋を通過。小豆島行きのフェリーも含めるとかれこれ20回以上はくぐっている橋なので、手抜きして船室からパチリですが。
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神戸港到着まであと1時間程度になりましたが、ドルフィンホールではまだ「ドローン操縦教室」が行われていました。本物ではなくおもちゃのドローンですが、なんだか楽しそうです。
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7階のリドテラスではにっぽん丸のハウスバンドのお2人が陽気にクリスマスソングを。お客さんもけっこうまだ座っています。
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せっかくなので、私たちも歌を聴きながらアイスクリームをいただくことに。
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その5分後、さらにショコリキサーもいただきました。
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この旗はいちばん上のが「U」、2番目のは「W」で、2つ合わせると「ご安航を祈る」という意味になるのだそうです。なんで「U」と「W」でそんな意味になるのかは不明ですが。
ちなみに、今回のにっぽん丸は無事に「安航」ができましたが、この翌週の12月30日にはグアムで桟橋に船体をぶつけて、右舷後方に2mくらいの穴があいたそうです。幸いにもケガをした人は皆無とのことでしたが、後始末や修理のため船はグァムに居残りで、1月のクルーズは軒並み中止になりました。ヤレヤレ・・・。 -
神戸港がどんどん近づいてきました。
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15時ちょっと前、にっぽん丸は神戸港に着岸。
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今回はいちばん下の階のスタンダードステートなので、下船はいちばん最後です。着岸してから約30分後でした。まあ、そのおかげで私たちはリドテラスのアイスやショコリキサーをゆっくりいただけたわけでもありますけど。
なお、次の船旅の予定ですが、2019年度上期のにっぽん丸に関西発着のコースはなかったし、四日市発着の「熊野大花火クルーズ」は毎年発売と同時に完売かつキャンセル待ち多数で、今回も予約は取れませんでした。
というわけで、次のクルーズには久しぶりの飛鳥IIを予約しました。ただしその航海はだいぶ先で、近いうちに乗る船といえばまた小豆島航路のフェリーになりますけど。
それと、にっぽん丸の「熊野大花火クルーズ」は今後も予約が取れる可能性が全然なさそうなので、奇跡的に乗れた2015年の旅行記を後日書こうかと思っています。
また飛鳥IIについても、2013年に「日南花火クルーズ」に行ったときの旅行記をいずれか書こうと思っています。
<追記> 今回の船旅における体重の増加は0.8kgで、昨年よりは0.1kgの改善でした。また、元の体重に戻るのに要した日数は6日で、これは昨年の半分以下でした。
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