2018/12/23 - 2018/12/24
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jilllucaさん
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2018年もレッサーパンダ紀行にお付き合い頂きありがとうございます。
今年を締める旅行記は関西近郊の4園をのほほんと回ってきたいと思います。
特に京都市動物園とみさき公園は今年一度も行けていなかったので落穂ひろい的な意味も含めた訪問となりました。
それではよいお年を。
2019年も引き続きレッサーパンダ紀行をよろしくお願い致します。
これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/travelogue/10652280
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本日は京都府内の2園・・・福知山市動物園と京都市動物園をハシゴします。
当初予定では特急「こうのとり1号」に乗車する予定だったのですが、思いの外早く起きてしまったこともあり節約も兼ねて丹波路快速で福知山駅に向かいました。 -
福知山駅の観光案内所で電動アシスト付き自転車を借り三段池公園内の福知山市動物園へ向かいます。
駅から駐輪所のある三段池公園内の市民体育館まで15分ほど、そして、体育館から動物園までは徒歩で5分ほどです。
福知山市動物園の入園料は大人210円です。 -
レッサーパンダ舎。
古い施設が多い園内では図抜けて立派で新しい施設です。 -
屋内の一部屋と屋外放飼場を開放でキャラ君としらたまちゃんのご夫婦が同居していました。
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キャラ君は2013年7月10日埼玉県こども動物自然公園(SCZ)生まれ、福知山市動物園が始まて飼育したレッサーパンダがこのキャラ君です。
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レッサーパンダの特徴の一つである立派な耳がないのがキャラ君の特徴。
キャラ君が生まれた年にSCZでは2組のペアからキャラ君も含め4匹の男の子が誕生し、片親が体調を崩したこともありその4匹は幼い頃から本当の兄弟の様に一緒に育ちました。
そして、なんせ男の子4匹ですから・・・激しい遊びも多くキャラ君の耳は兄弟達に齧られてしまったようです。 -
そして、奥さんのしらたまちゃんは2013年6月25日とくしま動物園生まれ。
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美パンダの郷・東北サファリパークの系譜を受け継ぐしらたまちゃん・・・見ての通りの美パンダさんです。
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そして、もう1室の屋内展示場にはキャラ君としらたまちゃんの息子の光(みつ)君。
光君は2016年6月22日生まれ、双子の弟に秀(ひで)君がおり、2匹合わせて福知山に縁のある明智光秀の”光””秀”だったのですが、残念ながら弟の秀君は今年の2月に急逝してしまいました。 -
とっても整った顔立ちのイケメン君に成長してくれました。
早いうちにお嫁さんを貰って秀君の分もたくさん子孫を残して欲しいと切に願います。 -
訪問時に比較的大人気味だった男子2匹に比べとっても面白かったのがしらたまちゃんの弾けっぷりでした。
木に登ったかと思うと・・・、 -
飛び降りて、地面で綺麗な前転を披露!!
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そして、アスレチックに登ると見せ掛けて・・・、
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後脚の爪を器用に引っ掛けてのぶら下がりっ!!
もう屋内外問わずそこら中を走り回り木、アスレチックで遊び、時にキャラ君にヒット&アウェイのアタックを繰り出す・・・とってもアグレッシブなしらたまちゃんでした。 -
そんな可愛らしいけど破天荒な奥さんをアスレチック上から見つめるキャラ君。
時々「なにすんじゃー!!」と反撃に出てはいましたが、奥さんからのアタックも楽しそうに受け流すキャラ君でした。 -
動物園の後は市民体育館へ・・・実のところ今日の福知山行の最大の目的はこの市民体育館でした。
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秀君!!
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2月15日に天国に旅立った秀君・・・光君と共に福知山で初めて生まれたレッサーパンダ、そして、その可愛らしい姿は多くのお客さんを魅了しました。
彼がはく製になり市民体育館のロビーにいることをファンの方のツイッターで知り、どうしても彼に会いたくなって今日は福知山に来たのです。 -
もちろん生きて欲しかった・・・でも、剥製でも再び会えて嬉しいのです。
ありがとう、秀君。
君の事は忘れないよ。 -
借りた自転車を返却し、特急「きのさき」で二条駅へ、二条駅からは京都市営地下鉄で東山駅を目指します。
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地下鉄東山駅から10分ほど歩いて京都市動物園へ。
入園料は大人600円です。 -
メタセコイアの木が目印のレッサーパンダ舎へ。
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現在、京都市動物園では3匹のレッサーパンダが暮らしています。
ウーロン君とジャスミンちゃんは共に中国生まれ、そして、コト(古都)ちゃんは周南市徳山動物園生まれです。 -
今日の展示は屋内&階段横の放飼場にジャスミンちゃん。
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バックヤードが気になるのかな?
揃った後ろあんよが可愛いです!! -
ウーロン君との間に2014年生まれのムータン君(現、鯖江市西山動物園)、2015年生まれのロッポ君(現、富山市ファミリーパーク)、プーアル君(現、長野市茶臼山動物園)の3匹の子供がいるジャスミンちゃん。
実は今年も6月21日に男の子を出産したのですが残念ながら生後38日で天国に旅立ってしまいました。 -
メタセコイアの放飼場にはコトちゃんが出ていました。
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コトちゃんにもウーロン君との間にムギ君(現、市川市動植物園)と言う子供がいます。
今日(と言うか僕が訪問した時間帯)はウーロン君は非展示でしたが、次の恋のシーズンのペアリングはどうなるんだろ?
ジャスミンちゃん、コトちゃんの体長が万全ならWペアリングを期待したいところではあります。
ウーロン君の4匹の息子は全員既に他園にお婿入りしていますので、そろそろ京都ズーの次世代を担う後継者が欲しいですね。 -
コトちゃんはメタセコイアの木の高い所でまったり。
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赤い羽根共同募金70周年を記念して初代赤い羽根大使に任命されたジャスミンちゃん。
初代特任園長で初代赤い羽根応援大使・・・この子はやはり人に選ばれる何か特別なものを持ってるんですよね。
10月1日の募金初日には1000円以上の寄付でジャスミンちゃんのクオカードがもらえたそうで・・・欲しかったなぁ。 -
今、京都ズーで最もホットな話題はやはりニシゴリラの赤ちゃん誕生ですよね!!
長男のゲンタロウ君の時はゲンキお母さんの母乳が出ず、ゲンタロウ君は生後間もなく脱水症状のため命の危機に陥りました。
何とか一命を取り留め人工哺育となったゲンタロウ君をゲンキお母さん、そして、モモタロウお父さんのもとに返す日本初の”バトンリレープロジェクト”の感動的な結末は今でも記憶に新しいです。
12月19日生まれの次男君はゲンキお母さんの母乳で育っているようで、このまま順調にいけば、お母さんと一緒に年明け早々からの公開となるようです。 -
美都おばあちゃんと4頭の子ゾウの同居の進展具合が気になるアジアゾウ舎ですが、現在は放飼場への体重計設置工事のため同居訓練は一時中止となっています。
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手前の放飼場が工事で使用できず、今日は変則的に奥の本来は雄ゾウ用放飼場に美都さんが出ていました。
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すっかり痩せてしまったナイルおじいちゃん。
見る人によっては痛々しい姿に感じるでしょうね・・・以前の動物園ならば非公開にされたかもしれない・・・でも、老いて痩せ細っても自分の意思で放飼場に出て来てくれる限り展示してあげるのが、動物園動物として長年人々を魅了してきた彼らへの敬意の表し方だと僕は思うのです。 -
ナイルおじいちゃんは24歳・・・いわゆる終活に入っています。
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動物園はただの娯楽施設ではなく、命の素晴らしさ、大切さを学ぶ場所。
そして、どんなに愛しい存在でもいつか永遠の別れがくることを学ぶ場所。 -
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ナイルおじいちゃんの残された時間が彼にとって安らかで幸せなものとなって欲しいです。
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京都府の2園を訪問した翌日は大阪府の2園を訪問です。
難波駅から南海特急「サザン」でみさき公園駅へ。 -
みさき公園駅から5分ほど歩いてみさき公園へ。
みさき公園の入園料は大人1350円、以前は南海電車の往復チケット付きに割引チケットがあったのですが現在は販売していませんでした。
また、大阪の金券屋さんではまれにみさき公園の株主優待券が破格の金額で売られていることもあるので、時間がある場合は事前に金券屋さんに寄るのもお勧めです。 -
レッサーパンダ舎へ。
屋外放飼場はかなり広く、実はここの放飼場は関西のレッサー放飼場で一番いいようにも思います。 -
屋外放飼場にはカリンちゃんとルカちゃんの母娘が出ていました。
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しっかりとしたレッサーパンダの紹介が掲示されており好感が持てますね。
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カリンちゃんは2012年7月28日周南市徳山動物園生まれ。
この写真すごく足が長く見えますね(笑)
実際スレンダーでプロポーションがとてもいいカリンちゃんではありますが・ -
そして、現在のところ一人娘のルカちゃんは2016年6月25日生まれ。
カリンちゃんが誕生した2016年、みさき公園ではレッサーパンダの誕生を特に広報しておらず、僕はルカちゃんの誕生を秋口まで知りませんでした・・・園を訪問した方のツイッターで仔パンダの写真を見つけた時の衝撃ったらなかったです(笑) -
そして、結露?でよく見えない屋内展示室にいたお父さんのアル君は2013年8月15日秋吉台自然動物公園サファリランド生まれです。
ちなみにみさき公園で暮らすアル君、カリンちゃん、ルカちゃんの所属は3匹とも周南市徳山動物園だそうです。 -
久しぶりに会ったルカちゃんはとってもやんちゃな娘さんに成長していました!!
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クリスマス仕様?でレイの様に配された竹の葉を食べるカリンお母さんの視線の先で転がり回るルカちゃん・・・、
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次の瞬間には写真右側にテレポーテーション!!
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そして、何故かお次は中央へ!!
ルカちゃんのトリッキーなUFO的動きにカリンお母さん身動き出来ず(苦笑) -
本当は竹の葉を食べたい母ちゃんを無理やり遊びに誘い出し・・・バトル!!
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そして、母娘2匹で追い駆けっこ!!
まだまだ若いママとやんちゃな娘の攻防は見ていて飽きませんでした。 -
こんなイベントもできたんですね!!
有料なのはご愛敬ですがやんちゃなルカちゃんにリンゴあげてみたいですね。 -
実は今日はズーラシアからやってきたスマトラトラのパンプ君のお披露目会が11時からあり、それに合わせてみさき公園を訪問した側面もあるのです。
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11時にスマトラトラ放飼場に行くと多くのファンの方が来られていました。
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ちょっと緊張気味かな?
キーパーさんによるとボール(と言うかブイ)遊びが好きなようで、いろいろと試行錯誤しながらパンプ君のエンリッチメントを考えておられるようでした。 -
時ならぬ多くの観客にお隣の放飼場のシンヤ君も少し緊張気味(苦笑)
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レッサーパンダ舎に戻ると母娘は仲良く東屋でお昼寝していました。
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7月8日生まれの仙夏(セナ)ちゃんと音羽お母さん。
みさき公園駅から上りの特急「サザン」に乗り新今宮駅へ、次の園が2018年のレッサー&動物園納めとなります。 -
新今宮駅から10分ほど歩き天王寺動物園の新世界側ゲートへ。
入園料は大人500円、大阪ピタパ提示で50円引きになります。 -
レッサーパンダ舎へ。
そろそろメル君と咲弥ちゃんの同居を期待していたのですが・・・この2匹はメル君とシュウナちゃんですね。 -
てことは屋内のこの子は咲弥ちゃんか・・・。
メル君と咲弥ちゃんの同居が始まらないのは何か理由があるのですかね?
期待のペアだけにその辺りは情報発信して欲しいところですね・・・僕が情報見落としてるのかもしれませんが・・・。 -
屋内舎に貼られていた掲示にも、メル君&シュウナちゃんペアと咲弥ちゃんの交替展示である旨が明記されてますね。
う~ん、どうにも腑に落ちない・・・。
5歳のメル君のお相手として3歳の咲弥ちゃんではなく12歳のシュウナちゃんが選ばれる理由・・・普通に考えると”咲弥ちゃんが超ビビりでなかなか同居にこぎつけない”ってのが妥当な考え方だとは思うのですが、今や疑心暗鬼(ちょっとニュアンス違うか・・・)になっちゃってるのでそれだけでない何かがあるような気にもなってきます。 -
それはさておき、長年、天王寺のアイドルを張ってきたシュウナちゃんだけあってガラス前でこんな可愛らしいポーズをするのも朝飯前です。
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なんか右後ろあんよと尻尾の感じが超絶可愛い!!
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そんなシュウナちゃんにメル君も興味津々です。
気が強いことで知られるシュウナちゃんに対し、タイチ君(現、長野市茶臼山動物園)、テンテン君(既にお星さま)と言ったこれまでのお婿さんと比べてもメル君はいい関係が築けてますね・・・7歳も年下なのに大したものです。 -
12月3日にゴーゴ君がアドベンから帰還したホッキョクグマ舎に行ってみました。
ゴーゴ君はまだ検疫中なのでもちろん放飼場にはイッちゃんの姿。 -
相変わらずのパフォーマンスでお客さんの笑いを誘っていました。
イッちゃんがロシアからやってきてもう3年以上も経つんですね・・・ゴーゴ君とのペアリングが叶えばついにスポンサーでありこの2頭を天王寺動物園に寄贈した(株)蓬莱さん念願の”551”ペアの誕生となります。 -
器用な体勢でブイに入れられたペレットを取り出すマレーグマ・・・多分マーズ君。
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レッサー舎は相変わらずな感じ。
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咲弥ちゃんは一瞬起きた時になんとかお顔の写真をケータイで撮ることができました。
咲弥ちゃん、メル君との同居は出来そうもないの?
ファンのみんなが心配して、気にしているよ。
2018年もレサ―パンダ紀行にお付き合い頂きありがとうございました。
2019年も引き続きよろしくお願い致します。
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