2003/01/01 - 2003/01/01
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JIC旅行センターさん
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新年明けましておめでとうございます。
私は、お正月シーズンに毎年楽しみにしていることがあります。お正月・ラジュジェストボ(クリスマス)用のメッセージカードを集めることです。みなさんご存知の通り、ロシアのプラーズニック(祝日)には花とメッセージカードが欠かせません。このメッセージカードには、ロシアの伝統的なものと、サブレメンヌイ(現代的)なロシアの現実とが入り混じっていて、とてもおもしろいのです。今回はロシアのお正月とラジュジェストボにちなんだ話題として、ジェッド・マローズ(ロシアのサンタクロース)をモチーフにしたカードについて、少しご紹介します。
たとえば、ロシアのジェッド・マローズは、普通、白色か水色の丈の長いコートを着てトナカイのそりではなく、トロイカに乗って現れたとしても、ロシアのジェッド・マローズも赤い短めのコートを着て赤いズボンをはいていたりします。ちなみに今年は羊に乗ったジェッド・マローズのカードもありました。
それから、ロシアの風習にそって、「ようこそいらっしゃいませ」という気持ちを込めた丸く焼いたパンを持って、森の中で動物たちが、赤い服を着て外国からやってきたサンタクロースを出迎えるというカードもありました。今でもこの伝統は広く受け継がれていて、空港のタラップを降りる外国の大統領などに、このようなパンが差し出されるのをテレビでよく見かけたりします。きっと、小泉首相も来露の際はロシアのこのパンをご馳走になるはずですよ。
他にも、こんなのもありました。「こんにちは、サンタクロースのおじいさん。僕らにプレゼントを持ってきてくれた?」「それが実は、、、」: どうやら、赤い服を着た外国人のサンタクロースは、ロシア入国時に税関で捕まってしまって、パスポートと申告書のチェック。役人の引き出しに「洋酒のビン」が顔をのぞかせていますが、そのビンの効果も無く、子供たちのプレゼントは没収されてしまったようです・・・。
最後にもう一つ。ピンポーン!(もちろん、ドアには鍵もチェーンもかかったまま用心深く)クトー・ターム?(JIC留学生にはお馴染みの言い回し「どちら様?」)すると、トナカイのそりに乗ったジェッド・マローズが勢いよく玄関から入ってくる: サンクトペテルブルグ市では、ほとんど全てが高層アパートで集中暖房ですから、サンタクロースが入ってくる煙突が無い上に、用心のため何重にもドアがついています。それに、そのドアにまたいくつも鍵がついていますから、ジェッド・マローズも大変です。ちなみに私のアパートのドアは4枚で、鍵は全部で7つです!
もとJIC留学生の皆さん、желаю вам успехов!!!(成功をお祈りしています)
留学を計画している皆さん、жду новые встречи в новом году в Питере!!!(ペテルブルグでお会いできるのを楽しみにしています)
С Новым Годом !!!(あけましておめでとう)
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