珊瑚の海は絶対肌にいいんだってばパングラオの旅①

2018/11/02 - 2018/11/04

夫婦揃って肌にトラブルを持っているのですが、スノーケリング（素潜り含む）をするようになって、肌のトラブルがかなり改善しているのに気がつきました。
そこで珊瑚パワー？を補充するために、三連休で行ける珊瑚の海を求めてパングラオ島に行ってきました。

エリア パングラオ島(フィリピン)

「あれ？なんか脛の肌の感じがきめ細かくなってない？」
はじまりはこの一言でした。
そういえば、いつのまにか乾癬の出てきていた手首や肘も綺麗になってるような……薬塗ってもなかなか治らなかったのに、最近全く気にならない？
思い当たる節があるとしたらインドネシアのコモドとブナケンでスノーケリングをしてきたことくらい。
珊瑚礁が皮膚にいいなんて聞いたことがないぞ……と思いつつ調べてみると、海水浴が乾癬に効くというのは医師も認めている事実だったのです。
ですが、同時にそのことが医師から周知されにくい理由もわかってきました。なぜならそれが書いてある文章には、必ずエクスキューズとして、とはいえ肌を衆目に晒す海水浴は乾癬患者にとっての心理的な負担感も大きいということも書いてありましたから。なるほどと理屈に納得しながらも、大きな疑念が湧いてきました。

スノーケリングする時って、肌は全く晒さないってことを、お医者さんは知ってるのかしら？

というのも、スノーケリングのときは、顔は日焼け止めに頼りますが、上半身はラッシュガード、下半身は水着の下にタイツを履いて、マリンシューズを履いて、フィンをつけて、状況によってはグローブもつけますから、肌を晒すようなことは全くないのです。

スノーケリングでは、だいたいダイバーの方が50分くらい水中にいるので、船で行くと同じくらいの時間を珊瑚礁の海に浸って過ごします。ビーチからエントリーしている時も、1時間くらいは海にいます。その間ずっと皮膚は海の水を吸っているわけで、陽に当てなくとも海水をしみさせることができます。海水は弱アルカリでいわば湯治のようなものです。結果的にぬる湯よりもさらに長時間、弱アルカリの海に肌を浸すことができます。
その陽に当たらず長く海水に浸かることが肌にいい影響をもたらしているに違いないと考えています。まして綺麗な珊瑚礁ならその辺の海より良いに違いないですよね。

嫁の希望としては①ホテルの部屋の目の前からすぐエントリーできて珊瑚がある所の方がいいというのと、②現地スーパーでお買い物したいという２つ。

それら希望を最大限実現しつつ、11月のシーズナリティを考慮して、三連休で弾丸で珊瑚の海で泳げる場所で……ということでボホール、パングラオ島～バリカサグ島に珊瑚パワーを補給しに行くことになりました。

思い起こせば、スノーケリングの練習に昨年訪れたセブ島以来の夫婦二度目のフィリピン。（嫁は3度目）今回はマニラ経由での移動です。
旦那の会社が終わってから、着替えて一路羽田空港。朝の2時発のフィリピン航空は、中途半端な時間の機内食以外はテレビも無いので特に誘惑もなく、朝の6時に着くまではひたすら一所懸命に寝るのみ！
あっという間にターミナル2に到着しました。
フィリピン航空は、一枚発券なのに荷物を一度受け取って、そのままドメスティックに載せ替えないといけないという謎のシステムです。
ちょっと戸惑いますが、無事にスムーズにクリアです。

インターナショナルから出た所のインフォメーションに聞いて、出て左に向かって上がるとドメスティックです。
何故かどこの国に行ってもインフォメーションの人は嫁の方に向かって話しかけます。嫁はわかったような顔をしてても英語さっぱりなので、旦那が横から話しかけて、嫁に答えが返ってくるという不可思議な受け答えにいつもなるんですが……本当になんでなんでしょう？
ここだけの話、旦那はそんなに僕の顔が怖いのかと、傷ついています。

ドメスティックとの境にあるジョリビーです。ちょっとした広場になっているのですが、この手前に現地SIM屋とATMがあります。
ジョリビーを過ぎるとセキュリティチェックでガードマンが立っていて、ボーディングパスを確認します。実は一度ATMに気づかずにセキュリティ通ってしまって、ドメスティックにATMあるかどうかわからなかったのでここまで戻ってきてキャッシュウイズドローしたので、短い間で2回セキュリティを通ることになったりして。
バツが悪いので大げさにおー、ロングタイムノーシーン！とジョークを言ったら、ガードマンのおっちゃん、自分らは日本人見かけたらシャチョー！とか言って笑わそうとはするくせに、日本人が自分を笑かそうとすると、よほど珍しかったのでしょうか？やたらと大受けしてました。

何も無いという評判のターミナル2のドメスティックですが、中にはカフェフランスや小さいお土産屋なども入っています。

フィリピンのお粥Lugawを売ってる屋台なんかもあるので、結構ウロウロできます。
充電器のあるテーブルもあるのですが、よーく探してみると、隅っこの方にATMもあるようです。
一度戻らなくてもなんとかなったんじゃないかと……うーん

マッサージもやってます。価格表だけ撮っておきました。帰りに使うかもと思ったんですが、ドメスティックで使うことは無いことに気がついたのは後になってからだったりします。
インターナショナルの方は結構予約で一杯でした。

フィリピン航空の謎……
ものすごい勢いでエアコンからミストが吹き出してます。
インターナショナルだけかと思ったらドメスティックも一緒でした。写真で伝わるかわかりませんが、なんかすごいです。
謎です。

1時間ほどのフライトで着きました。タグビララン空港。
いい天気です。

こじんまりとした空港ですが、島の空港と思えば十分立派です。
タグビラランの街にあるので、小さいながらも活気があり、表の駐車場は車で一杯でした。
今回予約している宿が送迎インクルードということでしたので、名前の札を持ってスタッフがいると予め聞いていたのですが、なかなか見つかりません。
駐車場の入り口付近でようやく発見してホッと一息です。

ドゥマルアンビーチのエントランスで車を降ろされ、あとはビーチを歩いて宿に向かいます。スタッフさんが荷物を持ってくれますが、ホテルまで車ではたどり着けません。
今回のお宿はvilla umi panglao resortという小さなホテルです。なんでも千葉の方がオーナーだそうで、海が名前に入っているんですが、そのせいで固有名詞が無さすぎて検索で出てこない困った宿です。
パブリックビーチの入り口を通り過ぎて、えっちらおっちら5分ほど、ボホールビーチクラブの反対側になります。
現地ダイブショップがパングラオ島のダイブスポットを紹介しているところがあるんですが、ドゥマルアンビーチのすぐ沖にもスポットがマークされています。その位置から真っ直ぐに陸を目指すとこのvilla umi panglao resort付近になります。
パブリックビーチの反対側にボホールビーチクラブとサウスパームスリゾートがあるので、当初そちらも検討したのですが、少しダイブスポットとされている箇所から距離があるので、より近いこちらにしました。
パングラオ島は、すぐ近くにバリカサグ島があるのでスノーケリングに関して情報が少なく、ビーチがあまり発達していると濁りも出やすいですし、エントリーも距離があるのでスノーケリング向きではないことが想定できます。迷ったのですが、2日目にバリカサグ島に行く予定を入れておいて、ホテルの前と両天秤かけておけば、どちらかはアタリがあるんじゃないかなと考えて、こちらのホテルにしましたが、結果的には良かったです。

ヴィラウミのお部屋です。
この部屋はリゾートにはちょっと狭いんですけど、2人の利用なら十分です。二階にはもっと広い部屋もあるみたいです。
お部屋の雰囲気が良かったので、テンションちょっとあがります。チェックインタイムは午後２時ですが、空港から20分程で着いてしまうので、11時過ぎに宿についてしまいます。
予めその話はしてあって、最悪荷物預かりで、状況次第でアーリーチェックインをお願いしていたのですが、運良くアーリーチェックインできました。
ここでアーリーチェックインできると、羽田夜便をうまく使えば日本を出発して昼前には海に入れてしまうわけで、2泊3日で海に入れる機会をほぼ丸2日取れます。
フィリピンの海って近いなあと思いますね～。ホント。

目の前のビーチは真っ白！
ものすごい遠浅で、素敵なビーチです。
砂のキメが細かく、白い泥みたいな漆喰みたいな砂です。ここのビーチ、現実感が無いくらい綺麗です。

とりあえず目の前の海がどんなもんか試しにフィン抱えてエントリーしましたが、生憎風が強く、水は濁って視界ゼロ。波はばっちゃんばっちゃんで、残念ながら沖に向かって泳げるようなコンディションではありませんでした。

このままでは死んでしまう（笑）と早々に諦めて、そのままビーチを散策に切り替えました。

浅瀬で砂浜で泥パックもどきでヌジヌジしてみます。
パブリックビーチ側は地元のお客さんが来てます。フィリピンの女の子たち、ラッシュガード短パンみたいな水着が多いですね。欧米系はビキニ好きですけど、あの手の格好は欧米系だけじゃないのか疑惑です。

ギボシムシの痕跡がいたるところに。
これは結構可愛く出来ていましたので、ついパシャり。朝まで海底だったからこそでしょうか。そこたらじゅうに自然のオブジェが出来てます。

一通り見て回ったので、日が暮れる前にアロナビーチに向けて出発します。
明日のバリカサグ行きの打ち合わせで約束しているので、ダイバーズショップに顔を出して、ついでに夕飯です。

パブリックビーチのエントランスのおばちゃんが仕切ってるので、そこでトゥクトゥク拾ってアロナビーチへ。
人通りが多くて賑やかなビーチでした。
メインの道路からビーチに向かう道は左右にレストランがたくさん。中国系のシーフードレストランのような漢字で看板が書いてあるお店や、バーベキューの飲み屋みたいなお店があります。
それを過ぎるとビーチサイドに沿って進みます。ツアー屋さんの看板などが増えてきて、ビーチサイドのカフェやレストランもお洒落なものになっていきます。
約束したダイブショップさんはだいぶ奥まったところにあるので、アロナビーチをフラフラしながら探して到着。
何しろ弾丸ですから、ある程度先に問い合わせできるものはしておいて、少々高い安いではなくて目的に合った手配をしておきたいと思い、メールで問い合わせたところです。選択肢が広いのでもっぱら英語サイトから問い合わせするのですが、今回はダイバー同乗でのボートスノーケリングを予定していました。たまたま日本人スタッフさんがいて返事が日本語で来てチャーターの提案があったことで、チャーターもいいかな？と思い、その相談です。
取り敢えず店に入ろうとしたら向こうから呼びかけていただいて、ショップのお店でハロハロ食べながらお話します。
ハロハロおいしいです。
話の方はチャーターで決定。明日朝８時に集合って事で、言われた金額も手配もあるでしょうから前払いで払ってしまい、今日の予定は終了！
あとはご飯を食べて帰るだけです。

行き道にチェックしていたら、丸鶏のロティサリーチキン回してるお店が何軒かありました。この回ってる鶏が好きで、結構どこの国にいっても食べてます。最近は日本でも売るようになってきているのでありがたい話ですが、妙に高いご馳走設定なので、もっと安くなってほしいですね。
ただ目論んでいたお店は、帰りに寄ろうとしたら、なんか飲み屋みたいで雰囲気が忙しそう？
結局迷った挙句、角のお客さんのいないお店に入店。入り口にやる気のないフィリピン人の旦那が客引きするでもなくダベリ中のゆるい雰囲気のお店で、客がいないのも納得の掘っ建て小屋ですが、2人で一羽、ライスとコーラでいただきました。ちょっとパサついてましたが、期待通りの味で美味しかったです。

またトゥクトゥク拾って、ドゥマルアンビーチまで戻ってきました。
だいたいアロナビーチからは6キロで、トゥクトゥクでもあっという間です。
サクサクサクっと砂浜を宿に向かうと、隣のちょっと大きなホテルの前に、誰が作ったのか、砂のピラミッドとボホールの文字が。
ちょうど夕暮れでいい雰囲気になっていました。
風が強くてあまり泳げていませんが、明日のバリカサグ島に期待です！

この旅行記へのコメント （2）

• トゥーバーズさん 2019/07/04 09:17:33

  おはようございます！

  はじめまして、masamimさま。
  こちらこそロクに挨拶もせずにいたのにフォローもしていただいて、ありがとうございます！よろしくお願いします！
  
  拙い旅行記楽しんでいただいて嬉しいです。masamimさまのセブ島旅行記も何回か見させていただいて、ダイビングいいなあ～と思っていました。ヒルトゥガン島は私も行ったことがあって、とても綺麗な海でした。
  
  色々事件もありつつ、この間2人でOWを取ったので、スノーケラーでビギナーにもなりました！
  珊瑚パワーは、今は酷い状態になっていますので、そろそろ海に行かないと……と思ってるところです。これまでの感じでは、行くと良くなるのは確かなんですよ。実証を重ねてみます！
  また旅行記にまとめますので、ぜひぜひまた楽しんでいただければ幸いです。
  

• masamimさん 2019/07/04 02:52:01

  珊瑚パワーありますよね！

  トゥーバーズさんこんばんは！ masamimです。
  
  勝手にフォローさせてもらって申し訳ありませんでした。
  私のサイトへの訪問履歴にトゥーバーズさんのお名前があって、
  ページを拝見したら何と素晴らしいページ。
  驚きましたよ！
  
  セブやボホールの旅行記、とても楽しかったです。
  深夜なのに、続けて読んでしまいました＾＾
  
  まったく知りませんでしたが、villa umi panglao resortもいいホテルでしたね。
  他の人の旅行記を読ませてもらうと勉強になります。
  
  ご夫婦でスノーケリング楽しんでるっていいですね。
  うらやましいです！
  
  しかし、サンゴの海は肌にいいですかね？
  
  >肌のトラブルがかなり改善しているのに気がつきました。
  海水は確かに肌にいいでしょうね・・
  珊瑚パワーもあるある＾＾
  
  また寄らせていただきますね。
  
  私の方もフォローしてくださってありがとうございます。
  長くお付き合いくださるようよろしくお願いします