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ヨーロッパでの乗りまくりの旅もいよいよ終焉。ブダペストから列車で、出発地点のミュンヘンに戻りました。モンテネグロやセルビアで乗った古い列車に比べると、オーストリアのレールジェットは車内も近代的できれいだし、スピードも速いです。同時に、乗っている客もギスギスした感じがして、ああ、あのほのぼのとした列車たちが懐かしい・・・と思わずため息が出てしまいそうでした。<br />ミュンヘンで一晩過ごして、次の日はとうとう帰路に着きます。飛行機での帰路は、往路と違い、ちょっとラッキーなことが続いた空の旅になりました。<br />よく乗ったなーという思いと、まだまだ乗り足りないという思いとが入り混じった、貴重な思い出ができた旅でした。

2018年秋の乗りまくり旅その⑥-最後の列車で出発地ミュンヘンまで、そして飛行機での帰路

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2018/11/04 - 2018/11/05

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52

いしいやすなり

いしいやすなりさん

ヨーロッパでの乗りまくりの旅もいよいよ終焉。ブダペストから列車で、出発地点のミュンヘンに戻りました。モンテネグロやセルビアで乗った古い列車に比べると、オーストリアのレールジェットは車内も近代的できれいだし、スピードも速いです。同時に、乗っている客もギスギスした感じがして、ああ、あのほのぼのとした列車たちが懐かしい・・・と思わずため息が出てしまいそうでした。
ミュンヘンで一晩過ごして、次の日はとうとう帰路に着きます。飛行機での帰路は、往路と違い、ちょっとラッキーなことが続いた空の旅になりました。
よく乗ったなーという思いと、まだまだ乗り足りないという思いとが入り混じった、貴重な思い出ができた旅でした。

同行者
一人旅
交通手段
鉄道 飛行機
旅行の手配内容
個別手配

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  • 一日滞在してもっと散策してみたかったなあという思いを抱きながら、短すぎた朝の散歩を終えて駅に向かいました。<br />

    一日滞在してもっと散策してみたかったなあという思いを抱きながら、短すぎた朝の散歩を終えて駅に向かいました。

  • 最後の列車は、9時40分発のミュンヘン行きレールジェット、オースオリアが運行するハイスピードの近代的な列車です。<br />ハンガリーのお金が余っていたので、本当は食堂車でお昼を食べたかったのですが、お金の節約に、街のスーパーで少し買い物し、駅の店でサンドイッチとクッキーを買って乗ることにしました。<br />買い物を済ませて列車のホームに着いたら、発車10分前でした。<br />

    最後の列車は、9時40分発のミュンヘン行きレールジェット、オースオリアが運行するハイスピードの近代的な列車です。
    ハンガリーのお金が余っていたので、本当は食堂車でお昼を食べたかったのですが、お金の節約に、街のスーパーで少し買い物し、駅の店でサンドイッチとクッキーを買って乗ることにしました。
    買い物を済ませて列車のホームに着いたら、発車10分前でした。

  • 列車の外観はこんな感じです。<br />ドイツのDBのウェブサイトで2か月前くらいにチケットを購入したのですが、その時に一番安い料金だったのはファーストクラスの席でした。だから、最後はちょっと贅沢なファーストクラスに座ります。

    列車の外観はこんな感じです。
    ドイツのDBのウェブサイトで2か月前くらいにチケットを購入したのですが、その時に一番安い料金だったのはファーストクラスの席でした。だから、最後はちょっと贅沢なファーストクラスに座ります。

  • 車内はこんな感じで、横3列です。<br />指定の座席に、アメリカ人の若い男の子がちゃっかり座っていたので、ここは僕の席だと言ってどいてもらいました。彼はオンラインで直前にチケットを購入したんだけど、座席指定はしなかったと言って、すぐ前の席に移動しました。後で車掌が検察に来たとき、何やらぶつぶつと揉めている様子。男の子は、お金はちゃんと払ったのだし、ただチケットを印刷していないというだけで降ろされるのは納得できないと言いさがっています。確かにオーストリアの鉄道は、オンラインでチケットを購入しても、自分で印刷してくるか、当日OBBの駅でチケットをもらうかしなければいけないと注意書きが書かれています。僕はドイツのDBのサイトで購入したのですが、Eチケットは発行できないということで、紙のチケットが郵送されてきました。OBBのサイトでも購入できたのですが、DBの方が安かったような気がします。ヨーロッパの鉄道って、そんな風に、どこのサイトでどんなチケットがいつからいくらで買えるのかというようなことが結構ややっこしいですね。<br />例のアメリカ人の男の子は、結局ファーストクラスでなく、普通車に移されたようでした。<br /><br />

    車内はこんな感じで、横3列です。
    指定の座席に、アメリカ人の若い男の子がちゃっかり座っていたので、ここは僕の席だと言ってどいてもらいました。彼はオンラインで直前にチケットを購入したんだけど、座席指定はしなかったと言って、すぐ前の席に移動しました。後で車掌が検察に来たとき、何やらぶつぶつと揉めている様子。男の子は、お金はちゃんと払ったのだし、ただチケットを印刷していないというだけで降ろされるのは納得できないと言いさがっています。確かにオーストリアの鉄道は、オンラインでチケットを購入しても、自分で印刷してくるか、当日OBBの駅でチケットをもらうかしなければいけないと注意書きが書かれています。僕はドイツのDBのサイトで購入したのですが、Eチケットは発行できないということで、紙のチケットが郵送されてきました。OBBのサイトでも購入できたのですが、DBの方が安かったような気がします。ヨーロッパの鉄道って、そんな風に、どこのサイトでどんなチケットがいつからいくらで買えるのかというようなことが結構ややっこしいですね。
    例のアメリカ人の男の子は、結局ファーストクラスでなく、普通車に移されたようでした。

  • ブダペストを出ると、ハンガリー内では、こんな風になだらかな丘陵地帯が車窓から眺められます。

    ブダペストを出ると、ハンガリー内では、こんな風になだらかな丘陵地帯が車窓から眺められます。

  • そうかと思うと、こんな平坦な農地があったりします。<br />前の日までののんびり列車とは違い、今度の列車は時速200キロくらいで爽快に走ります。

    そうかと思うと、こんな平坦な農地があったりします。
    前の日までののんびり列車とは違い、今度の列車は時速200キロくらいで爽快に走ります。

  • 列車はブダペストを出て3時間弱でウィーンに到着しました。ごっそりと降りて、ごっそりとビジネス客のような人たちが乗ってきます。素朴な感じの乗客ばかりで、座席指定など構わず空いている席に自由に座ってのんびりとしていた田舎の列車とは、雰囲気が大違いです。<br />今度は僕の席に変なおばさんがきて、そこは自分の席だと主張し始めました。僕はチケットを見せて、ここは確かに自分の席です。そちらの方が何か間違っていませんか?って丁寧に言っていたのですが、向こうは自分のチケットを僕に見せるわけでもなく、でもここは私の席なのよ!とだんだんとまくし立てるような声になって主張するので、こっちも困ってしまいました。そこへ車掌さんが現れて、おばさんのチケットを確認し、おばさんは向こうへ歩いていきました。号車番号と座席番号を混同してたんですよと、車掌さんはそっと説明してくれました。確かに、ヨーロッパの列車は、号車番号が2桁だったり3桁だったりします。座席番号も日本のように列番号とABCDの座席名の組み合わせではなく、単なる番号です。だから、「56号車52番」というようなこともあります。チケットは全部ドイツ語なので、それも引っ掛かりますよね。<br />それにしても、こんな列車にはギスギスした人が乗ってるなあ、と思い知らされました。

    列車はブダペストを出て3時間弱でウィーンに到着しました。ごっそりと降りて、ごっそりとビジネス客のような人たちが乗ってきます。素朴な感じの乗客ばかりで、座席指定など構わず空いている席に自由に座ってのんびりとしていた田舎の列車とは、雰囲気が大違いです。
    今度は僕の席に変なおばさんがきて、そこは自分の席だと主張し始めました。僕はチケットを見せて、ここは確かに自分の席です。そちらの方が何か間違っていませんか?って丁寧に言っていたのですが、向こうは自分のチケットを僕に見せるわけでもなく、でもここは私の席なのよ!とだんだんとまくし立てるような声になって主張するので、こっちも困ってしまいました。そこへ車掌さんが現れて、おばさんのチケットを確認し、おばさんは向こうへ歩いていきました。号車番号と座席番号を混同してたんですよと、車掌さんはそっと説明してくれました。確かに、ヨーロッパの列車は、号車番号が2桁だったり3桁だったりします。座席番号も日本のように列番号とABCDの座席名の組み合わせではなく、単なる番号です。だから、「56号車52番」というようなこともあります。チケットは全部ドイツ語なので、それも引っ掛かりますよね。
    それにしても、こんな列車にはギスギスした人が乗ってるなあ、と思い知らされました。

  • 何とか落ち着いたところで、お昼にします。ブダペストのスーパーで買った飲み物類とリンゴ、それに駅で買ったサンドイッチ。食堂車で食べたりしたら、20ドルくらいはかかってしまうし、ハンガリーのお金を持っててもこの先使えないから、お金の節約になりました。<br />なお、ファーストクラスでは、ドリンク1杯無料でもらえるのと、メニューから食事を注文すると座席まで運んできてもらえます。そういうサービスが味わえなかったのがやや残念でしたが、まあこれで、昨日までののんびり列車の雰囲気が少しでも味わえたので、よかったです。<br />通路を挟んで向こう側の席に乗ってきた若い女性は、おもむろにパックのお寿司を広げていました。

    何とか落ち着いたところで、お昼にします。ブダペストのスーパーで買った飲み物類とリンゴ、それに駅で買ったサンドイッチ。食堂車で食べたりしたら、20ドルくらいはかかってしまうし、ハンガリーのお金を持っててもこの先使えないから、お金の節約になりました。
    なお、ファーストクラスでは、ドリンク1杯無料でもらえるのと、メニューから食事を注文すると座席まで運んできてもらえます。そういうサービスが味わえなかったのがやや残念でしたが、まあこれで、昨日までののんびり列車の雰囲気が少しでも味わえたので、よかったです。
    通路を挟んで向こう側の席に乗ってきた若い女性は、おもむろにパックのお寿司を広げていました。

  • 派手な化粧室!

    派手な化粧室!

  • 流しには石鹸も温水も温風乾燥機もあって自動です。こんなところにも東欧の古い列車との差あ明らかですね。

    流しには石鹸も温水も温風乾燥機もあって自動です。こんなところにも東欧の古い列車との差あ明らかですね。

  • オーストリアはさすがにアルプスの国だけあって、車窓からも美しい景色がたくさん見られます。この日はちょっと曇っていたので、残念でしたが、それでもきれいでした。

    オーストリアはさすがにアルプスの国だけあって、車窓からも美しい景色がたくさん見られます。この日はちょっと曇っていたので、残念でしたが、それでもきれいでした。

  • 11月初めでも、まだ紅葉が残っていました。<br />きれいな景色に見とれて、カシャカシャと写真を取りまくっていたら、向こう側に座ってお寿司を食べていた例の若い女性が、音が耳障りだから写真撮るのやめてくれないかと文句を言ってきました。ちょっとムッとしながら、ピッピッという音は消せたものの、やっぱりカシャっというシャッター音を消すことはできません。<br />ムッとしたというのは、音が耳障りだなんてこっちに言いながら、本人はウィーンで乗ってきて、お寿司を食べ終わったとたんに隣に座っていた見知らぬ老人と会話を始め、それからミュンヘンに着くまで4時間くらい、のべつ幕無しにケタケタと高い、それこそ耳障りな声でしゃべりっぱなしだったのです。一つ後ろの車両は「クワイエットゾーン」と言って、静かにしていたい人のための車両で、携帯電話の会話とか、大きな声でのおしゃべりとかはできない場所もあります。それ以外の車両では、おしゃべりの声とか、端末をたたく音とか、カメラのシャッター音とか、ある程度はお互い様だと思うのですが、自分のうるさいおしゃべりを棚に上げて、耳障りだから写真を撮るななんてよく言えると思ってしまいました。こっちは、こんな列車にはもう一生二度と乗れないかもしれないっていうのに。。。<br />田舎の列車で、僕がカメラを首にぶら下げて色々写真を撮っているのに気づいた車掌さんが、わざわざ座席まできて、ここから10キロの区間は、ボスニア・ヘルツェゴヴィナだよって言いに来てくれたようなのとは偉い違いだな、田舎と都会の違いのようなものを思い知らされた瞬間でした。<br />(余談ですが、その若い女性はスロバキア人か何かで、仕事でミュンヘンに行くところだったようなのですが、隣にいた老人はドイツ人で、英語で会話をしていました。見知らぬ人同士だったのに、ミュンヘンに着く頃にはすっかり打ち解けてしまっていて、老人は女性に、今晩何か予定はあるのか、夕食でも一緒にどうかなどと誘っていたのには、びっくりしてしまいました。)

    11月初めでも、まだ紅葉が残っていました。
    きれいな景色に見とれて、カシャカシャと写真を取りまくっていたら、向こう側に座ってお寿司を食べていた例の若い女性が、音が耳障りだから写真撮るのやめてくれないかと文句を言ってきました。ちょっとムッとしながら、ピッピッという音は消せたものの、やっぱりカシャっというシャッター音を消すことはできません。
    ムッとしたというのは、音が耳障りだなんてこっちに言いながら、本人はウィーンで乗ってきて、お寿司を食べ終わったとたんに隣に座っていた見知らぬ老人と会話を始め、それからミュンヘンに着くまで4時間くらい、のべつ幕無しにケタケタと高い、それこそ耳障りな声でしゃべりっぱなしだったのです。一つ後ろの車両は「クワイエットゾーン」と言って、静かにしていたい人のための車両で、携帯電話の会話とか、大きな声でのおしゃべりとかはできない場所もあります。それ以外の車両では、おしゃべりの声とか、端末をたたく音とか、カメラのシャッター音とか、ある程度はお互い様だと思うのですが、自分のうるさいおしゃべりを棚に上げて、耳障りだから写真を撮るななんてよく言えると思ってしまいました。こっちは、こんな列車にはもう一生二度と乗れないかもしれないっていうのに。。。
    田舎の列車で、僕がカメラを首にぶら下げて色々写真を撮っているのに気づいた車掌さんが、わざわざ座席まできて、ここから10キロの区間は、ボスニア・ヘルツェゴヴィナだよって言いに来てくれたようなのとは偉い違いだな、田舎と都会の違いのようなものを思い知らされた瞬間でした。
    (余談ですが、その若い女性はスロバキア人か何かで、仕事でミュンヘンに行くところだったようなのですが、隣にいた老人はドイツ人で、英語で会話をしていました。見知らぬ人同士だったのに、ミュンヘンに着く頃にはすっかり打ち解けてしまっていて、老人は女性に、今晩何か予定はあるのか、夕食でも一緒にどうかなどと誘っていたのには、びっくりしてしまいました。)

  • さて、列車は夕方4時過ぎに無事にミュンヘンに着きました。もう暗いので、やっぱり散策などはできません。

    さて、列車は夕方4時過ぎに無事にミュンヘンに着きました。もう暗いので、やっぱり散策などはできません。

  • この日ホテルのレストランで食べた夕食は、豚肉料理でした。そういえば、飛行機でミュンヘンに着いた最初の夜、駅前の店で食べた夕食も豚肉料理だったなあ、とたった1週間前のことがずいぶん前のことのように思い出されました。それだけいっぱい旅をしたっていうことですね。ドイツの豚肉料理はおいしいですね。

    この日ホテルのレストランで食べた夕食は、豚肉料理でした。そういえば、飛行機でミュンヘンに着いた最初の夜、駅前の店で食べた夕食も豚肉料理だったなあ、とたった1週間前のことがずいぶん前のことのように思い出されました。それだけいっぱい旅をしたっていうことですね。ドイツの豚肉料理はおいしいですね。

  • さて、いよいよ飛行機で帰る日が来ました。飛行機はお昼ごろなので、朝早くおきてまた短い散歩に出かけました。ホテルからちょっと歩いたところに、こんなロータリーの広場があります。

    さて、いよいよ飛行機で帰る日が来ました。飛行機はお昼ごろなので、朝早くおきてまた短い散歩に出かけました。ホテルからちょっと歩いたところに、こんなロータリーの広場があります。

  • さらにもう少し行くと、川が流れています。橋を渡った向こう側は公園になっているようなので、行ってみます。

    さらにもう少し行くと、川が流れています。橋を渡った向こう側は公園になっているようなので、行ってみます。

  • こんな風に自転車道があって、自転車を走らせる人がたくさんいます。自転車で通勤しているのか、運動のために自転車に乗っているのか、どっちのパターンもいるようでしたが、かなりすごいスピードで走っている人もいました。

    こんな風に自転車道があって、自転車を走らせる人がたくさんいます。自転車で通勤しているのか、運動のために自転車に乗っているのか、どっちのパターンもいるようでしたが、かなりすごいスピードで走っている人もいました。

  • 自転車道とは別に、川に沿って散策路もあります。紅葉した木々に朝日が当たってまぶしいです。

    自転車道とは別に、川に沿って散策路もあります。紅葉した木々に朝日が当たってまぶしいです。

  • ジョギングする人の姿も結構見かけました。

    ジョギングする人の姿も結構見かけました。

  • 公園で犬を遊ばせる人もいます。この2人は、やっぱり見知らぬ2人で、たまたまお互いの犬が一緒に遊び始めたので、その様子を見守っているらしい様子でした。微笑ましい光景ですね。

    公園で犬を遊ばせる人もいます。この2人は、やっぱり見知らぬ2人で、たまたまお互いの犬が一緒に遊び始めたので、その様子を見守っているらしい様子でした。微笑ましい光景ですね。

  • ホテルに戻っていただいた朝食。ドイツのパンはおいしいです。このでっかいパン、丸いブーレ型のパンがまな板に乗っていて、横にナイフが用意してあって、自分でスライスするようになっているので、必然的に大きいスライスになってしまいます。色々な種類があったので、もっと食べてみたかったけど、これが限界です。ベーコンやソーセージなども、さすがにドイツではおいしいので、それもいただくと、かなりの量・・・。でも今日の長旅に備えてしっかりと朝食をいただいておこうと、全部食べてしまいました。

    ホテルに戻っていただいた朝食。ドイツのパンはおいしいです。このでっかいパン、丸いブーレ型のパンがまな板に乗っていて、横にナイフが用意してあって、自分でスライスするようになっているので、必然的に大きいスライスになってしまいます。色々な種類があったので、もっと食べてみたかったけど、これが限界です。ベーコンやソーセージなども、さすがにドイツではおいしいので、それもいただくと、かなりの量・・・。でも今日の長旅に備えてしっかりと朝食をいただいておこうと、全部食べてしまいました。

  • 荷物をまとめて、部屋にさようならを言い、忘れ物がないか確認しているところですね。

    荷物をまとめて、部屋にさようならを言い、忘れ物がないか確認しているところですね。

  • 潔癖症の僕は、寝た後のベッドもきれいに整えて出ていくようにしています。

    潔癖症の僕は、寝た後のベッドもきれいに整えて出ていくようにしています。

  • ホテルから電車の駅まで、途中こんな市場の広場を通りました。まだ朝なので、人の出はこれからといった感じでしょうか。あちこち見て回りたい気持ちを抑えて、歩いていきました。

    ホテルから電車の駅まで、途中こんな市場の広場を通りました。まだ朝なので、人の出はこれからといった感じでしょうか。あちこち見て回りたい気持ちを抑えて、歩いていきました。

  • これは、ミュンヘンのオクトーバーフェストの何とかっていうものらしいですけど・・・・。勉強不足ですみません。

    これは、ミュンヘンのオクトーバーフェストの何とかっていうものらしいですけど・・・・。勉強不足ですみません。

  • 角を曲がったところが空港に行く電車の駅だと思って進むと、アッ! なんともすごい建物があるではないですか。。。<br />これはきっと何か有名なものに違いない。。。でも空港に向かわなくてはいけない時間だし、まだ開いてないようだし・・・。<br />とりあえず、駅に降りていく前に、広場に立ち止まって、カシャカシャと。。あ~あ、ミュンヘンも1日滞在して散策する価値は十分ありそうですね。またの機会にということで・・・。<br />あのSとかUとか書いてあるのが駅の目印で、地下鉄の駅のように降りていく階段があるんです。

    角を曲がったところが空港に行く電車の駅だと思って進むと、アッ! なんともすごい建物があるではないですか。。。
    これはきっと何か有名なものに違いない。。。でも空港に向かわなくてはいけない時間だし、まだ開いてないようだし・・・。
    とりあえず、駅に降りていく前に、広場に立ち止まって、カシャカシャと。。あ~あ、ミュンヘンも1日滞在して散策する価値は十分ありそうですね。またの機会にということで・・・。
    あのSとかUとか書いてあるのが駅の目印で、地下鉄の駅のように降りていく階段があるんです。

  • S8というのが空港行きの電車で、13分後に来るという表示が出ています。

    S8というのが空港行きの電車で、13分後に来るという表示が出ています。

  • 電車が来ました。Sバーンというのは、郊外と市内を結ぶ電車です。市内中心部は地下ですが、少し行くと地上に上がります。

    電車が来ました。Sバーンというのは、郊外と市内を結ぶ電車です。市内中心部は地下ですが、少し行くと地上に上がります。

  • 空港駅に着くと、エスカレーターを上がってターミナルに出ます。

    空港駅に着くと、エスカレーターを上がってターミナルに出ます。

  • さて、カウンターの前にセルフチェックインの機械があったので、それで搭乗券を出そうとしたら、ミュンヘンからマドリッドまでの区間を、&#8364;60でビジネスにアップグレードできるという表示が出てきて、うーん、ちょうど昼食時間帯に当たるし、優雅に機内食を楽しめるなら・・・と釣られてしまいました。<br />ところが、支払いの段階で、カードを挿入すると、何度やっても支払い完了できませんでしたという表示が出てしまいます。別のカードを差し込んだり、隣の機械でやり直してみたりしましたけど、やっぱりだめ。<br />仕方なくチェックインカウンターに並んだのでした。<br />パスポートを提示して、事情を説明しようとすると、あんまり親身になって聞いてくれず、サッサと搭乗券を印刷して渡そうとします。<br />だって&#8364;60でアップグレードできるって出たのに・・・。<br />「このフライトは満席だからアップグレードなんてできませんよ」って冷たく言われたので、仕方なくあきらめて、出された搭乗券を受け取りました。<br />そうしたら、搭乗券には座席番号が2Cと書いてあり、一番下には「Priority」と書いてある!<br />なーんだ、ちゃんとアップグレードできてるじゃないか、と安心して進みました。<br />(後日談ですが、クレジットカードの明細を見ても、この&#8364;60がチャージされた形跡が見えません。ということは、カードの支払いが通らないまま、アップグレードだけが処理されてしまったってことかな?ラッキーだったって思うことにします。)

    さて、カウンターの前にセルフチェックインの機械があったので、それで搭乗券を出そうとしたら、ミュンヘンからマドリッドまでの区間を、€60でビジネスにアップグレードできるという表示が出てきて、うーん、ちょうど昼食時間帯に当たるし、優雅に機内食を楽しめるなら・・・と釣られてしまいました。
    ところが、支払いの段階で、カードを挿入すると、何度やっても支払い完了できませんでしたという表示が出てしまいます。別のカードを差し込んだり、隣の機械でやり直してみたりしましたけど、やっぱりだめ。
    仕方なくチェックインカウンターに並んだのでした。
    パスポートを提示して、事情を説明しようとすると、あんまり親身になって聞いてくれず、サッサと搭乗券を印刷して渡そうとします。
    だって€60でアップグレードできるって出たのに・・・。
    「このフライトは満席だからアップグレードなんてできませんよ」って冷たく言われたので、仕方なくあきらめて、出された搭乗券を受け取りました。
    そうしたら、搭乗券には座席番号が2Cと書いてあり、一番下には「Priority」と書いてある!
    なーんだ、ちゃんとアップグレードできてるじゃないか、と安心して進みました。
    (後日談ですが、クレジットカードの明細を見ても、この€60がチャージされた形跡が見えません。ということは、カードの支払いが通らないまま、アップグレードだけが処理されてしまったってことかな?ラッキーだったって思うことにします。)

  • そんなわけで、この便はビジネスクラス。ちょっと嬉しい気分で搭乗口へ。飛行機が見えてきました。

    そんなわけで、この便はビジネスクラス。ちょっと嬉しい気分で搭乗口へ。飛行機が見えてきました。

  • 帰りはイベリア航空でマドリッド経由でニューヨークまで行きます。初めて乗る航空会社なので、それもワクワクする要因でした。

    帰りはイベリア航空でマドリッド経由でニューヨークまで行きます。初めて乗る航空会社なので、それもワクワクする要因でした。

  • 後ろのエコノミークラスは本当に満席状態の様子で、僕は優先搭乗できて早々と席に落ち着けたからよかったですが、ドカドカと乗り込んでくる人たちが、荷物の収納などで手間取ってなかなか進まない様子で、CAさんも乗客もイライラしている様子でした。<br /><br />ビジネスクラスといっても、座席そのものはエコノミーと同じで、3席並んだ真ん中が空席になっていてスペースが確保されているのと、シートピッチが若干広くなっている程度なのです。<br /><br />何とか無事に離陸すると、さっそくこんなメニューが配られました。メインも2種類から選べるようです。<br />

    後ろのエコノミークラスは本当に満席状態の様子で、僕は優先搭乗できて早々と席に落ち着けたからよかったですが、ドカドカと乗り込んでくる人たちが、荷物の収納などで手間取ってなかなか進まない様子で、CAさんも乗客もイライラしている様子でした。

    ビジネスクラスといっても、座席そのものはエコノミーと同じで、3席並んだ真ん中が空席になっていてスペースが確保されているのと、シートピッチが若干広くなっている程度なのです。

    何とか無事に離陸すると、さっそくこんなメニューが配られました。メインも2種類から選べるようです。

  • 飲み物は何にするかと聞かれたので、客に怒鳴られたリする場面もあってかなりストレスをためている様子のCAさんに、せめてものねぎらいになればと思って、恥ずかしいのを我慢して、下手なスペイン語で、赤ワインくださいと言ってみました。そうしたら、疲れた顔つきをしていたCAさん、ニコッと笑顔を見せて、リオハにするか、リベラ・デル・ドゥエロにするかと聞くので、こっちも笑顔でリベラにします!と元気に答えました。<br />CAさんから笑顔を求めたければ、笑顔のないCAさんを無愛想だと不満を持って、後で口コミなどにひどいことを書くよりも、CAさんから笑顔を引き出すようなことをすればいいんだなと、改めて思いました。<br />ということで、お昼でしたけど、最後なので、ワインをいただきます。さすがビジネス、クリアンザです。飲みごたえのあるしっかりしたワインでした。

    飲み物は何にするかと聞かれたので、客に怒鳴られたリする場面もあってかなりストレスをためている様子のCAさんに、せめてものねぎらいになればと思って、恥ずかしいのを我慢して、下手なスペイン語で、赤ワインくださいと言ってみました。そうしたら、疲れた顔つきをしていたCAさん、ニコッと笑顔を見せて、リオハにするか、リベラ・デル・ドゥエロにするかと聞くので、こっちも笑顔でリベラにします!と元気に答えました。
    CAさんから笑顔を求めたければ、笑顔のないCAさんを無愛想だと不満を持って、後で口コミなどにひどいことを書くよりも、CAさんから笑顔を引き出すようなことをすればいいんだなと、改めて思いました。
    ということで、お昼でしたけど、最後なので、ワインをいただきます。さすがビジネス、クリアンザです。飲みごたえのあるしっかりしたワインでした。

  • そして食事。メインはチーズとナッツが詰まったラビオリで、タイムの香りがする、茄子の入ったトマトソース添え。<br />サラダは、白いアスパラガスとかズッキーニとかが入って、バルサミコドレッシングがついていました。<br />デザートにマンチェゴチーズとかプレーンヨーグルトなんていうのはちょっと面白いと思いましたけど、ヨーグルトはうっすらと甘みがありました。まあ、激甘のブラウニーなどを出すアメリカのエアラインよりよっぽどいいですね。<br />

    そして食事。メインはチーズとナッツが詰まったラビオリで、タイムの香りがする、茄子の入ったトマトソース添え。
    サラダは、白いアスパラガスとかズッキーニとかが入って、バルサミコドレッシングがついていました。
    デザートにマンチェゴチーズとかプレーンヨーグルトなんていうのはちょっと面白いと思いましたけど、ヨーグルトはうっすらと甘みがありました。まあ、激甘のブラウニーなどを出すアメリカのエアラインよりよっぽどいいですね。

  • さて、飛行機はマドリッドに10分くらい遅れて到着しました。飛行機を降りてターミナルビルに出た時点で3時20分。次のニューヨーク行きの便は4時10分発。しかもサテライトのSターミナルまで電車で移動しなければならず、表示ではSターミナルまで所要25分と出ています。しかも、ゲートはそのSターミナルの最先端なので、時間の余裕は全くなし。かなり焦らされました。

    さて、飛行機はマドリッドに10分くらい遅れて到着しました。飛行機を降りてターミナルビルに出た時点で3時20分。次のニューヨーク行きの便は4時10分発。しかもサテライトのSターミナルまで電車で移動しなければならず、表示ではSターミナルまで所要25分と出ています。しかも、ゲートはそのSターミナルの最先端なので、時間の余裕は全くなし。かなり焦らされました。

  • 案の定、ゲートに着くともう誰もいなくて、ほんの一握りの乗り継ぎ客を待っているところでした。でも無事に乗り込めたので、ホッとしました。<br />今度の飛行機は、イベリア航空の新しいA350-900で、これは今年の夏にデリバリされたばかりの、まだ半年もたっていない新品のピカピカ機材です。<br />事前選択しておいた座席は53A、後ろの方の左側窓側席でした。自分の席に着いてホッとしていると、CAさんがきて、「おひとりですか?よろしければ座席を移動していただけないでしょうか。向こう側の48Kで、同じ窓側席ですから。」と言われました。誰か、離れ離れになった人が一緒に座れる場所を探しているのだろうと察して、気持ちよく移動しました。なので、座ったのは機体右側。比較的すいていたので、ここも3席独占の快適なスペースが確保できました。

    案の定、ゲートに着くともう誰もいなくて、ほんの一握りの乗り継ぎ客を待っているところでした。でも無事に乗り込めたので、ホッとしました。
    今度の飛行機は、イベリア航空の新しいA350-900で、これは今年の夏にデリバリされたばかりの、まだ半年もたっていない新品のピカピカ機材です。
    事前選択しておいた座席は53A、後ろの方の左側窓側席でした。自分の席に着いてホッとしていると、CAさんがきて、「おひとりですか?よろしければ座席を移動していただけないでしょうか。向こう側の48Kで、同じ窓側席ですから。」と言われました。誰か、離れ離れになった人が一緒に座れる場所を探しているのだろうと察して、気持ちよく移動しました。なので、座ったのは機体右側。比較的すいていたので、ここも3席独占の快適なスペースが確保できました。

  • 飛行機は無事に離陸し、機内サービスが始まりました。<br />イベリア航空は、マドリッド発の長距離便に限って、有料のアラカルトメニューをウェブで事前オーダーできます。普通の食事よりも少しグレードアップされていて、グルメメニューとか、イタリアンとかアジア料理とか、ハンバーガーとか、ヘルシーチョイスといった選択肢もあります。最後だし、せいぜい機内食を楽しもうと思って、29ドル払って事前オーダーしてあったのですが、アッ、座席を移動したのをちゃんと覚えていてくれてるかな・・・と思っていると、特別食のトレーを忙しそうにあちこちの席に運んでいるCAさんたちの姿が見え、自分のところには何も運ばれないまま、通常食のカートが来てしまいました。<br />「飲みものは?」<br />「赤ワインを」<br />「チキンかパスタ・・・・?」<br />「あのう、・・・アラカルトメニューをオーダーしてあるんですけど・・」<br />カートを転がしていた2人のCAさんのうち一人が、それを聞いて、ちょっと待ってくださいねと言って下がっていきました。もう一人のCAさんが、とりあえず飲み物だけということで、赤ワインを2本くれました。

    飛行機は無事に離陸し、機内サービスが始まりました。
    イベリア航空は、マドリッド発の長距離便に限って、有料のアラカルトメニューをウェブで事前オーダーできます。普通の食事よりも少しグレードアップされていて、グルメメニューとか、イタリアンとかアジア料理とか、ハンバーガーとか、ヘルシーチョイスといった選択肢もあります。最後だし、せいぜい機内食を楽しもうと思って、29ドル払って事前オーダーしてあったのですが、アッ、座席を移動したのをちゃんと覚えていてくれてるかな・・・と思っていると、特別食のトレーを忙しそうにあちこちの席に運んでいるCAさんたちの姿が見え、自分のところには何も運ばれないまま、通常食のカートが来てしまいました。
    「飲みものは?」
    「赤ワインを」
    「チキンかパスタ・・・・?」
    「あのう、・・・アラカルトメニューをオーダーしてあるんですけど・・」
    カートを転がしていた2人のCAさんのうち一人が、それを聞いて、ちょっと待ってくださいねと言って下がっていきました。もう一人のCAさんが、とりあえず飲み物だけということで、赤ワインを2本くれました。

  • 下がって行ったCAさんが戻ってきて、オーダーした食事を、「特別食をご注文なさいましたか」と言って元に席に持って行ったら、そこに座っていた女性が「いいえ」と言わずに、黙って受け取ってしまった。こちらのミスでした。申し訳ございません。ビジネスクラスのお食事をご用意します、と言われました。<br />そして、飲んでいた赤ワインを見て、ワインもビジネスクラスのものをお持ちしましょうかというので、せっかくだからお言葉に甘えていただくことにしました。<br />そんなやり取りをしている間に、周りの人たちはどんどん食べて、もう食べ終わってしまっている人もいます。まあ、長いフライトだし、気にしないことにして、ビジネスの食事をいただけるならと納得して、おとなしく待っていました。<br />それよりも、元々座っていた人が席を譲って移動してくれたおかげで、自分たちが一緒に座れるようになったっていうのに、その席に持ってこられた特別食は、元々そこに座っていていた人の分だろうってわかりそうなものじゃないですか。注文してもいないくせに、他人の分の特別食を何も言わずに受け取って食べてしまうなんて、恩を仇で返すような不正直な人もいるもんだなあと、ちょっと腹が立ちました。<br />そのせいで、CAさんも面倒な仕事が増えてしまったわけだし。

    下がって行ったCAさんが戻ってきて、オーダーした食事を、「特別食をご注文なさいましたか」と言って元に席に持って行ったら、そこに座っていた女性が「いいえ」と言わずに、黙って受け取ってしまった。こちらのミスでした。申し訳ございません。ビジネスクラスのお食事をご用意します、と言われました。
    そして、飲んでいた赤ワインを見て、ワインもビジネスクラスのものをお持ちしましょうかというので、せっかくだからお言葉に甘えていただくことにしました。
    そんなやり取りをしている間に、周りの人たちはどんどん食べて、もう食べ終わってしまっている人もいます。まあ、長いフライトだし、気にしないことにして、ビジネスの食事をいただけるならと納得して、おとなしく待っていました。
    それよりも、元々座っていた人が席を譲って移動してくれたおかげで、自分たちが一緒に座れるようになったっていうのに、その席に持ってこられた特別食は、元々そこに座っていていた人の分だろうってわかりそうなものじゃないですか。注文してもいないくせに、他人の分の特別食を何も言わずに受け取って食べてしまうなんて、恩を仇で返すような不正直な人もいるもんだなあと、ちょっと腹が立ちました。
    そのせいで、CAさんも面倒な仕事が増えてしまったわけだし。

  • ということで、まずこんな前菜が運ばれてきました。メニューがないので、はっきりわかりませんが、左上から、チーズと何やら甘いもの、冷たいカボチャのスープ、左下は何やらブツブツと黒いものが入ったサラダとバルサミコドレッシング、メインの前菜は生の白身魚とオレンジ、エンダイブだか何かが添えてあります。<br />まあ、これだけでも十分でしょうかね。周りの目を気にしながらも、キョロキョロとしないように、まっすぐ下を向いて、黙々と食事をいただきました。

    ということで、まずこんな前菜が運ばれてきました。メニューがないので、はっきりわかりませんが、左上から、チーズと何やら甘いもの、冷たいカボチャのスープ、左下は何やらブツブツと黒いものが入ったサラダとバルサミコドレッシング、メインの前菜は生の白身魚とオレンジ、エンダイブだか何かが添えてあります。
    まあ、これだけでも十分でしょうかね。周りの目を気にしながらも、キョロキョロとしないように、まっすぐ下を向いて、黙々と食事をいただきました。

  • 前菜を食べ終わったころ、さっきのCAさんがやってきて、温かいメインディッシュをすぐお持ちしますから、と言って前菜を下げていきました。こんなに後ろの方に座っているのに、ずっと前のビジネスクラスから、食事を運んできてくださって、申し訳ない気分です。<br />しばらくすると、メインディッシュを持ってきてくださいました。牛の頬肉の煮込みのようなものと、マッシュポテトとかニンジンとかが添えてあります。お肉はとろけそうに柔らかくておいしかったです。これも、周りの目を気にしながら、よそ見をせずに黙々と下を向いていただきました。<br /><br />CAさんには、丁寧に対応していただいてすみませんとお礼を言い、元の席の人が正直に断ってくれてれば、こんな面倒をかけずに済んだのに、申し訳ないですねえと言葉をかけてあげました。

    前菜を食べ終わったころ、さっきのCAさんがやってきて、温かいメインディッシュをすぐお持ちしますから、と言って前菜を下げていきました。こんなに後ろの方に座っているのに、ずっと前のビジネスクラスから、食事を運んできてくださって、申し訳ない気分です。
    しばらくすると、メインディッシュを持ってきてくださいました。牛の頬肉の煮込みのようなものと、マッシュポテトとかニンジンとかが添えてあります。お肉はとろけそうに柔らかくておいしかったです。これも、周りの目を気にしながら、よそ見をせずに黙々と下を向いていただきました。

    CAさんには、丁寧に対応していただいてすみませんとお礼を言い、元の席の人が正直に断ってくれてれば、こんな面倒をかけずに済んだのに、申し訳ないですねえと言葉をかけてあげました。

  • メインを下げて行ったかと思ったら、デザートもちゃんと運んできてくださいました。クリームの乗ったキャロットケーキでした。

    メインを下げて行ったかと思ったら、デザートもちゃんと運んできてくださいました。クリームの乗ったキャロットケーキでした。

  • さらに、食後のコーヒーまで。本当に最後までビジネスクラスの食事を一通り丁寧に運んでくださって、申し訳なかったなあと思います。食事サービスが始まったときに、素早くCAさんを呼んで、アラカルトメニューを注文してあるんですけど、席を移動したって一言言えばよかったのにって思いましたけど、まあ、移動したのも向こうから頼まれたわけだし、こっちは何も悪いことしたわけじゃないので、そんなに恐縮することはないですよね。<br />おかげで、今度もまたビジネスクラスの食事が楽しめたので、ラッキーだったってことですね。

    さらに、食後のコーヒーまで。本当に最後までビジネスクラスの食事を一通り丁寧に運んでくださって、申し訳なかったなあと思います。食事サービスが始まったときに、素早くCAさんを呼んで、アラカルトメニューを注文してあるんですけど、席を移動したって一言言えばよかったのにって思いましたけど、まあ、移動したのも向こうから頼まれたわけだし、こっちは何も悪いことしたわけじゃないので、そんなに恐縮することはないですよね。
    おかげで、今度もまたビジネスクラスの食事が楽しめたので、ラッキーだったってことですね。

  • 新品機材のトイレ。やっぱりきれいです。

    新品機材のトイレ。やっぱりきれいです。

  • 後方のギャレー。なんだかこれもちょっと前の機材とはガラッと感じが違いますね。

    後方のギャレー。なんだかこれもちょっと前の機材とはガラッと感じが違いますね。

  • 座席そのものは、こんなふうにシートピッチも狭く、前の座席にリクライニングされてると、個人モニターがかなり顔に近づいてしまい、この状態で8時間は耐えられません。シート背面の下半分がかなり削られていて、それで膝元のスペースをかろうじて確保していますが、上半分はモニターとか雑誌類の収納でかなり厚みがあるので、前の席にリクライニングされるとつらいです。この窓側の人と、通路側の人は、食事時間を含めて、最初から最後までずっとリクライニングしたままでしたので、僕は中央席に座っていました。3席独占だったからよかったですけど、これで席が全部埋まっていたら、かなりつらかったと思います。

    座席そのものは、こんなふうにシートピッチも狭く、前の座席にリクライニングされてると、個人モニターがかなり顔に近づいてしまい、この状態で8時間は耐えられません。シート背面の下半分がかなり削られていて、それで膝元のスペースをかろうじて確保していますが、上半分はモニターとか雑誌類の収納でかなり厚みがあるので、前の席にリクライニングされるとつらいです。この窓側の人と、通路側の人は、食事時間を含めて、最初から最後までずっとリクライニングしたままでしたので、僕は中央席に座っていました。3席独占だったからよかったですけど、これで席が全部埋まっていたら、かなりつらかったと思います。

  • 到着前のスナック。ハムとチーズのサンドイッチと、マフィン、ヨーグルト、キットカットも入っていました。往路のブリティッシュ・エアウェイズに比べるとずっといいです。<br />ということで、飛行機は無事にニューヨークに着きました。<br />

    到着前のスナック。ハムとチーズのサンドイッチと、マフィン、ヨーグルト、キットカットも入っていました。往路のブリティッシュ・エアウェイズに比べるとずっといいです。
    ということで、飛行機は無事にニューヨークに着きました。

  • 往路はニューヨークまでアムトラックで8時間かけて行ったのですが、帰りはやっぱり飛行機。久しぶりに乗るデルタ航空です。片道チケットを別に買ったので、前のイベリアが遅れでもしたらアウトだったのですが、幸いほぼ定刻で到着し、イミグレも比較的すいていてすんなり通れたので、問題なく乗り継げました。

    往路はニューヨークまでアムトラックで8時間かけて行ったのですが、帰りはやっぱり飛行機。久しぶりに乗るデルタ航空です。片道チケットを別に買ったので、前のイベリアが遅れでもしたらアウトだったのですが、幸いほぼ定刻で到着し、イミグレも比較的すいていてすんなり通れたので、問題なく乗り継げました。

  • 一番安いチケットだったので、座席の割り当ても、乗り込むときにゲートでもらうということで、乗り込むのは一番最後です。<br />小さい飛行機ですが、そんなに混んでいない様子。

    一番安いチケットだったので、座席の割り当ても、乗り込むときにゲートでもらうということで、乗り込むのは一番最後です。
    小さい飛行機ですが、そんなに混んでいない様子。

  • 乗り込むときに指定された席はこんな感じ。窓側には黒人の男の子が座っていました。隣の人の足が写真に写っている通りです。

    乗り込むときに指定された席はこんな感じ。窓側には黒人の男の子が座っていました。隣の人の足が写真に写っている通りです。

  • ところが!、ドアクローズになる頃、ふと後ろを振り向くと、後ろの列は非常出口になっていて、誰も座っていません。隣の人も自分が移動した方が窮屈じゃなくていいからと思って、後ろに移動しました。ということで、この差!非常口の席ってやっぱり足元広いですねえ。この席を事前に確保したら、きっと何十ドルもかかっただろうなと思うと、ここでもラッキーな思いをしました。

    ところが!、ドアクローズになる頃、ふと後ろを振り向くと、後ろの列は非常出口になっていて、誰も座っていません。隣の人も自分が移動した方が窮屈じゃなくていいからと思って、後ろに移動しました。ということで、この差!非常口の席ってやっぱり足元広いですねえ。この席を事前に確保したら、きっと何十ドルもかかっただろうなと思うと、ここでもラッキーな思いをしました。

  • 飛行時間は正味たったの39分ですが、離陸すると飲み物のサービスがあります。ジェットブルーと違い、温かいコーヒーもあるということだったので、迷わずそれをいただき、お菓子も2種類あるけどどっちがいい?といいながら、手に持って見せるので、見ると、自分がデルタの長距離便を何度も利用した90年代に少なくとも定番で出していたビスコフのクッキーが今でも健在ではないですか!懐かしく思って、迷わずそれをいただき、「これ、大好きなんです!」って嬉しそうに言うと、黒人のCAさんはニコッとして、すかさずもう一つポンッとくれました。<br />やっぱりCAさんにフレンドリーに接すると、それだけの見返りがあるもんですねえ。こうして、ラッキーなことがいっぱいあった帰りの旅も無事に終わりました。<br /><br />

    飛行時間は正味たったの39分ですが、離陸すると飲み物のサービスがあります。ジェットブルーと違い、温かいコーヒーもあるということだったので、迷わずそれをいただき、お菓子も2種類あるけどどっちがいい?といいながら、手に持って見せるので、見ると、自分がデルタの長距離便を何度も利用した90年代に少なくとも定番で出していたビスコフのクッキーが今でも健在ではないですか!懐かしく思って、迷わずそれをいただき、「これ、大好きなんです!」って嬉しそうに言うと、黒人のCAさんはニコッとして、すかさずもう一つポンッとくれました。
    やっぱりCAさんにフレンドリーに接すると、それだけの見返りがあるもんですねえ。こうして、ラッキーなことがいっぱいあった帰りの旅も無事に終わりました。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • mount8316mさん 2019/01/03 17:32:06
    東欧鉄道旅いいですね!
    年末にドイツ・スイスと鉄道旅をしてからヨーロッパ鉄道旅に興味を持ちいろいろ旅行記を見ていたところ、こちらの記事を見つけて読ませていただきました。私の鉄道旅の経験もとてもよかったので、いつか東欧の鉄道旅行に行きたいなと考え始めていたところで記事や写真を拝見してさらに興味が増しました。食事やその土地ならではの出来事が書いてあってとても楽しかったです。

    いしいやすなり

    いしいやすなりさん からの返信 2019/01/03 21:48:57
    Re: 東欧鉄道旅いいですね!
    コメントありがとうございます。ドイツやスイスは鉄道網が発達してて、列車も近代的だし、アルプス周辺は特に景色も素晴らしいし、いいですよね。東欧はまた違った情緒があると思いましたけど、鉄道のウェブサイトの機能面とか(列車の切符をどこでいつ買えるのかとか)情報入手とかにやや難点があるので、細かくキチキチと事前に計画、準備を万全にしておきたい自分にとっては、やや不安もありましたけど、現地に行ってみればなんとかなり、心配することなかったと思うこともありました。東欧は、いつかやってみたいと温めている計画があるんです。ドイツのハンブルグから、チェコ、スロバキア、ハンガリー、ルーマニア、ブルガリアなどを通って、ギリシャのアテネまで下るコースなんです。列車の時刻など全部調べてあるんですけど、いつ実現することやら・・・。

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