2018/11/24 - 2018/11/24
369位(同エリア542件中)
RJ西日本さん
- RJ西日本さんTOP
- 旅行記34冊
- クチコミ4件
- Q&A回答0件
- 43,189アクセス
- フォロワー8人
台鉄に乗るのが好きなのですが、日本人にも人気の「平渓線」の時刻表を見ていると「深澳線」なる路線や「海科館」「八斗子」なる駅名が出てきます。なんとなく気になっていたところ、たまたま台北に行く用事ができ、かつ一日自由時間ができたので、ちょっと見どころらしきものを調べて行ってみることにしました。
まえ→https://4travel.jp/travelogue/11426508
深澳からバスで移動し、こじんまりした店で湯包(小籠包)の昼飯。その後丘を登って断崖絶壁や望幽谷、101高地からの絶景を満喫しリフレッシュ。
八斗子から深澳線に乗ったついでに時間があったので秘境駅と噂の平渓線三貂嶺駅で迫力ある鉄道風景を楽しみました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- エバー航空
-
深澳漁港から1区間約5分、海洋科技博物館まで来ました。iPassカードが使えました。乗るときだけタッチする方式のようで、降りるとき「タッチすんの?」ってジェスチャーしたらたぶん「いらん」って言われたと思います。
今回は別に海洋科技博物館に行くつもりは別にありません。正午をまわっているので、まずはメシです。博物館の真新しい建物をスルーして奥の街に入っていきます。 -
丘の上のごっついマンション。海が見えるのかな。
-
店の写真を撮るのを忘れましたが、入ったのは「☆成上海美味鮮湯包」(☆=王へんに月)。事前にどこかで見つけた八斗子の地図に載っていた店で、湯包というと小籠包のことだろう、ということで行ってみました。そしたら、メニューに写真だけでなく日本語もある親切(日本人観光客多いとはあんまり思えないですけどね)。しかも注文は紙に書くシステム。助かります。
小籠包といえばビール。しかしメニュー表には見当たらなかったので、イチかバチか勇気を出して、大学時代に第二外国語で習った単語を並べて「有口卑酒口馬?」(表示できないので文字をバラしてます)と聞くと「有」とのこと。どうやらこの中国語は通じるようだ、今後も使おう。 -
こちら「カニ味噌入り小籠包」8個入って150元≒550円。
-
スープもしっかり、おいしくいただきました。
-
ひとりなんでそんなにごちゃごちゃ注文せず、シンプルに湯包とスープとビールのみ、全部で260元≒960円。1000円ぐらいでビール飲んでちゃんとした小籠包食ってという贅沢を味わえるわけですから大満足。
-
スープは結構がっつり豚肉が入っていて満足。
-
さて、メシを食ったところで八斗子を歩いてみますか。なんだか古い広告。
-
どこに行けばいいのかわからず漁港の東側(半島の西側)を適当にさまよっていると森の中に入っていく路があったので、登ってみることにしました。
-
登った先はどうやらひらけているらしいぞ?何があるのかな。
-
おお、なかなかいい景色。
-
眼下はちょっとおもしろい岩の海岸。大坪海岸というそうです。
-
丘をもうちょっと登っていきます。さっきビール飲んだのが地味にきいてきた。
-
なんか物見台みたいなところの上でお姉さんが音楽に合わせて動画(MVかなんかか?)撮ってる。
-
写真では伝わりにくいのですが、このあたりの風景はかなりよかったです。
-
そして、海側は笑っちゃうぐらい直角の断崖絶壁。
-
見事です。
-
と向こうの方に目を向けていると、自分の立っているところもたいがい断崖絶壁でした。
ここはさっきの象鼻岩あたりとちがって観光地としてかなり整備されています。 -
少し進むと木のはえない谷にたどり着きます。
-
こんな感じで谷が整備されています。
-
ここが望幽谷というところでしょうか。
-
とにかくどこに行っても景色がいい。
-
どこまでが自然なのかよくわかりませんけど。
-
この階段を登った一番上が、65高地というそうです。ここまでは普通にクルマで来られるようです。
-
65高地より上は徒歩限定になります。ちょっと登ると80高地というところがありますが、ここは大して見るべきものもありませんでした。たまたまたくさんの犬を連れているひとがいたので面白かったですが。
-
しかし一番上、101高地からの景色は見事なものでした。思わず(まわりに誰もいなかったこともあり)拍手してしまいました。
手前の半島が数時間前に行った深澳。そのはるか向こう側には九フン。見事にすべてパノラマで見通せます。天気が悪いのがとにかく残念。 -
秋っぽい写真も撮っておきましょうか。
-
クルマで行ける65高地からさらに徒歩で登る必要があるからでしょうか、ここは土曜日にもかかわらずほとんど人がいませんでした。見事な風景を独占できる幸せを満喫しました。
-
写真中央右側には八斗子の駅がわずかに見えます。
-
景色を満喫して気分をリフレッシュした後、東側にさらに下っていきます。
-
一番下まで下ってくると、そこは環保復育公園というところ。
とにかく天気がひどいですが、ちょっとおしゃれな謎箒。 -
ちょっとしたおしゃれスポットのようです。
-
彼氏さん、うまくジャンプしたタイミングで写真撮れたかな。
-
そろそろ八斗子駅から深澳線列車に乗りに行きますかね。
-
うわあ、クモや
-
あまちゃん(違うか)
-
ちょっとした漁港。
-
深澳線の終点八斗子駅が見えてきました。ここはいったん廃線になったあと復活したという珍しい路線です。
深澳線というだけあって午前中に行った深澳までつながっていたんですかね。 -
海沿いの駅ということで、台湾で最も美しい駅とかなんとか。
八斗子駅 駅
-
山側は切り立っています。
-
天気が良くないのが残念。
-
といいつつ、列車と海とを並べた写真がイマイチなので、南部の旧駅「多良車站」(こちらも自称最も美しい駅)の勝ちかな。
八斗子駅 駅
-
車窓はまあまあですが、それでも南廻線には勝てません。
八斗子駅 駅
-
さて、時間があまったので、「秘境駅」として知られる平渓線・宜蘭線三貂嶺駅に行くことにしました。八斗子発の列車は平渓線に入ってその終点まで行くので、乗ったままで行けます。
-
近くにハイキングコースなんかもあって人もそれなりにいて、かつそれなりに區間車が止まるのでそんなに秘境駅という感じはありませんが、たしかにいい感じにさびれてはいます。
三貂嶺駅 駅
-
料金表ちょっとかっこいい。
三貂嶺駅 駅
-
いつのものかわかりませんが、たぶん、旧線時代。
三貂嶺駅 駅
-
駅舎から外に出てみると、壁だけになった廃墟が。もともとなんだったんでしょうか。
-
と、線路沿いの道を歩いていると復興号がやってきました。あわててシャッターを切ります。
-
おっと反対側からも。
ここは宜蘭・花蓮方面と台北方面を結ぶ宜蘭線と平渓線の分岐地点で、結構な頻度で列車が来ます。そして、かなり線路に近いところで列車を見ることができます。 -
川の対岸には旧トンネルが。
-
新旧トンネルの位置関係。
-
この先は鉄道専用の橋。がっつり封鎖されていないのですが、看板があって、侵入者は1万元から5万元の罰金だそう。
この狭い地下道を通って向こう側に行きます。 -
向こう側はいい感じのカーブとトンネルがあって、望遠レンズさえあればそれっぽい鉄道写真が撮れます。
といいつつ、今回は望遠レンズがないので、トリミング。 -
安全なところから結構な迫力を味わえます。
-
駅に戻ってきました。
たしかにまわりにあんまり家とかのない田舎駅ですが、無人駅どころか駅員さんが2人もいます。三貂嶺駅 駅
-
というのも、駅舎の反対側のホーム(台北方面)に行くために手動の踏切を通る必要があるからです。
-
踏切をわたって、反対側からみた駅舎。うむ、ボロい(褒め言葉)。雨がふったので多少もやっているところも雰囲気があります。
三貂嶺駅 駅
-
そしてそのボロい駅に最新鋭のプユマ号が通っていくアンバランスが面白い。コラージュ写真みたいになりました。
三貂嶺駅 駅
-
ここから日本人だらけの平渓線區間車に乗って瑞芳で乗り換え、台北方面に向かいます。
ホームがとても狭い。 -
あとは余談です。台北の南港駅でMRTに乗り換え、市政府駅で降り、三越でみやげなんかを買ったりします。
ちょうどクリスマスのイルミネーション盛りでした。 -
なぜ市政府駅で降りたかというと、そこの「市府転運站」というところに高雄の交通系ICカード「iPass」のサービスセンターがあって、そこでiPassのいわゆる萌キャラというのか、「魔法少女iPass」のiPassカードが売っているらしいので土産にしようと寄ってみたわけです。
ありました(100元)。それ以外にもウォーリーだのスヌーピーだの普通のキャラ物もたくさんありましたよ。 -
ホテルに戻り、近くの夜市で購入したつまみと台湾ビールで夕食。
テレビでは統一選挙のニュースをやっていました。 -
翌日、ほかが空いていなかったので早朝8時半のエバー航空で帰ります。
桃園空港のキティちゃん自動チェックイン機ゾーン。 -
サンリオエバー航空。
-
機内食まで多少時間があるし朝食も食べていないので、カフェで売っていたパンとビール。
-
エバー航空の非常時のための案内はやたら踊っていていまいち意味がわからなくて面白いです。
-
帰りの機内食はあたりでした。えびまき、ビーフンに魯肉飯の具みたいなやつ、ゆで卵等々、台湾のおいしい庶民料理を最後の最後に味わえました。
1日だけの自由時間でしたが、今回行った深澳・八斗子は結構満足しました。台北のベタなところに飽きた人にオススメ。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
基隆(台湾) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
68