「特急ひだ」利用の格安日帰りフリープランで秋の飛騨高山へ

2018/11/24 - 2018/11/24

高山へ日帰りで行ってきました。

きっかけはたまたま目に留まったクラブツーリズムの広告『気軽に日帰りフリープラン♪食べ歩きも満喫！ＧＯＧＯ秋の飛騨高山』でした。

バスツアーと思いきや、往復、特急「ひだ」利用で5,550円とお得感あり、しかも３連休の真ん中という好条件でした。

ツアーということでしたが、実態は名古屋駅で往復のキップと食べ歩きクーポンを受け取るだけなので、個人旅行となんら変わないものでした。

【日程】
11/24（土）
ひだ１号　　名古屋07:45→高山10:15
ひだ８２号　高山17:37→名古屋20:02

エリア 飛騨高山・古川(岐阜)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JR特急
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

朝早いです。
でも名古屋駅ホーム端の「住よし」はオープンしてます。
きしめんが朝ごはん。

高山へ過去２回訪問しましたがいずれも車でした。
初の特急ひだ乗車となりました。
通常料金は片道6,030円なので、このツアーのお得感は高い。

座席はＣＤがお勧め。
このサイドのほうが景色が良いです。
道中、車内アナウンスで見所の案内あり。
停車駅は岐阜、美濃太田、下呂ですが単線エリアでの通過待ちがいくつかありました。

名古屋から２.5時間で高山駅着、新しくて綺麗な駅舎です。

高山駅 駅

このツアーには「食べ歩き」の名の通り、牛肉コロッケとみたらし団子のクーポンまで付いてます。

早速、街歩き開始。
まず気になったのはこの居酒屋。

気軽な大衆居酒屋あじ平 グルメ・レストラン

写真の有名人、何年前の？と突っ込みたくなります。
完全に色あせた写真パネル、いい味出てます。
残念ながら朝なので開いてません。

まずは駅から近い飛騨国分寺へ。
三重の塔。

飛騨国分寺 寺・神社・教会

ベストタイミングではないとはいえ、樹齢1,200年のいちょうの巨木。
迫力があります。

飛騨国分寺の大イチョウ 自然・景勝地

こじんまりしたお寺ですが見所が凝縮されておりいいお寺です。

高山、異常にラーメン屋が多いですね。
人気店、開店前から大行列。

麺屋しらかわ グルメ・レストラン

ここも。

鍛冶橋そば グルメ・レストラン

川沿いの宮川朝市へ。
名前の通り午前中のみの市場です。

飛騨高山宮川朝市 市場・商店街

色々なお店が並んでますが、おばあちゃんがやってるお店へ。
ここで漬物を購入。
近辺のお土産店より格安ですね。

浦島台組保存地区。

静かな歴史地区へ。
吉島家住宅、要入場料。

吉島家住宅 名所・史跡

ここは紀文「喫茶店？」です。
この通り、人通りは非常に少ない。

この辺りは観光客を呼び込む気はなく、普通の住宅です。
商売気なくこのほうが好きです。

このように札は「伝統的建造物」として指定を明記。
ここは９５号ですが、いくつあるかはわからなかった。

韓国人が激怒しそうな旭日旗を発見。
何だろうと思い近付くと、「史料館」となってます。
戦争に関する施設。

入ってみます。

これ、なんとゼロ戦のシート。
フィリピンから持ち帰ったようです。
展示品のレア度の高さに驚く。

施設のオーナーの方がおり、
「写真取ってもいいですか？」
と聞くと「いいよ。珍しいものばかりだよ」と。

特攻隊の寄せ書き国旗。

高山へ投下された降参を促す米軍のビラ。
幸い高山が爆撃されなかったようですが、施設オーナーはご親族をフィピリンで亡くされたようで遺骨探索活動しております。
その延長なのか、自衛隊も含め様々な戦争遺品コレクションを大切に保管・展示しております。

恐らく私財で運営している「史料館」です。

大変、貴重な品々を堪能させて頂きました。
入場料は「志納」。
お金を落とすと、オーナーが「ありがとうございました。」と大声で言ってくれました。
是非、後世まで残して頂きたいなと感じました。

高山昭和館。
だいたい中がどうなっているか想像できるのでスルー。

高山昭和館 美術館・博物館

いいですねえ。
ここまでやると入りずらい散髪屋と旅館？

三町伝統的建造物群保存地区。
この辺りに観光客が集中しており、歩きづらく混雑してます。

藤井美術民芸館前の「飛騨小町」。
ここでクーポンと牛肉コロッケを交換。
美味しかったです。

飛騨小町 グルメ・レストラン

もう１つのみたらし団子はここで。
名古屋と比較するとあっさりの団子でした。

みずま グルメ・レストラン

高山市政記念館（旧高山町役場）へ。
残念ながら工事中で外観を見ることは出来ず。

２階に高山市の歴史が分かる展示物があります。

高山市政記念館 美術館・博物館

松井タンス店。
ここも「伝統的建造物」の札あり。

歴史保存地区の街歩きは一旦終了。

松井タンス店 専門店

高山駅に戻ります。
隣接する濃飛バスセンターへ。

路線バス (濃飛バス) 乗り物

自販機で「飛騨の里セット券」を購入。
バス往復券と入場券がセット。

「飛騨の里」。
五箇山や白川郷と違って世界遺産にはなってません。
ダムで沈む村等から家屋を移設して成る施設で民俗博物館との位置づけです。

博物館なので中が開放され見学出来ます。
全部回ると１時間コースとなってますが、全て中に入ったりすると２時間コースでした。
各施設、テーマを持っているのが特徴。

全部で３０までの番号が振られてますが、１３と２５がなくなってます。

飛騨の里 美術館・博物館

絶景、北アプルスがよく見えます。

①旧新井家
機織り実演があります。

④旧若山家（国指定重要文化財）

上に登ることが出来ます。

⑨旧西岡家。
一番目立つ場所にある合掌造りですが、国指定重要文化財にはなってません。

わらじの実演あり

ここも上に登れます。
蚕の飼育用具が展示されてます。

12、旧田口家。
国指定重要文化財

庄屋の家屋だったとのことで寄合が出来る大広間があります。

21、旧吉真家。
国指定重要文化財。
この外観、すごくいいですね。

19、匠神社

しっかりと全施設を回りました。
13：10に到着後見学、帰りのバスは15：49でした。
幸い天気が良く、充実した文化財巡りでした。

また高山駅に戻り、歩き疲れた体を癒すため銭湯へ。
ゆうとぴあ 稲荷湯 Spa House 、ここは地元の人向けです。
入場料420円、シャンプー類の備え置きなし。
手ぶらで行くと570円でレンタルタオル/バスタオル、シャンプー、石鹸が付きます。

３つの温度の違う風呂があり、割ときれいな銭湯でした。

お風呂ですっきりしたら外は暗くなり、帰りの時間です。
結局、食事する時間なく、弁当とアルコール類をコンビニで買って車中で済ますことになりました。

20時過ぎに名古屋着で高山日帰り旅は終了。

【総括】
高山だけなら日帰りで十分。
一部のラーメン店と高山牛握りのお店、大行列。
並ぶ価値あるかは不明。

歴史地区、少し通りをはずれても趣あり、むしろその方が人が少なくて良い。

今後、クラブツーリズムは要チェックだな。

この旅行記へのコメント （2）

• satomiさん 2018/12/16 23:18:52

  初めまして^ ^

  お正月に一泊で飛騨高山に行くので、どこを回ろうかと検索していて、こちらに辿り着きました^ ^
  
  行きたいところだらけでワクワクしてますが、お正月なので閉まってるところも多いかなぁと少し心配しています。
  
  戦争の資料館も是非行ってみたいと思ってるんですけどね。。。
  
  Pixyさんのブログ参考にさせていただきますね(^^♪
  
  
  
  

  Pixyさん からの返信 2018/12/19 08:10:20

  RE: 初めまして^ ^

  コメントありがとうございます。
  ご参考になれば幸いです。
  私は出来なかったですが、グルメも楽しんで下さい。