アドリア海からドナウの真珠　Vol.4 可愛いに溢れているロヴィニ

2018/05/27 - 2018/06/06

4travelって、ついつい見ちゃうんですよね。
その中で見つけたロヴィニ。
ん？んんん？？？
なになに、この街、可愛い！！
行きたい！！
何年か前、M美に「可愛い所見つけたよ。行こうよぉ」と言って見たけど、
「行くの大変そうだし、バスに何時間も乗るなんて無理」と、却下。
でも、昨年のバルト三国でバスデビューをして、ちょっと勇気がでたので、
つかさずロヴィニを提案。
もぉ、2人とも大満足です。
普段、全然歩かない私が3万5千歩も歩いたんだから、歩くのが楽しいとわかりますよね。

最近ハマっている中・東欧。
あんなに大好きでパリを絡めた旅行をしていたのに、テロの脅威からか、すっかり遠のいてしまった感があります。でも、やはり旅行はしたい。ヨーロッパを離れて、ナイアガラの滝やニューヨークなんかにも行って見たりもしたけれど、やっぱりヨーロッパが好き。昨年のポーランド・バルト三国に続き、中・東欧への旅行決行です。

『おくりものはナンニモナイ』、旦那にもらった絵本。
大好きな友達にプレゼントをしようと、うーんと考えたムーチ。
でも、アールはご飯を食べるお皿も、ベッドも、ガムだって持っている。
アールはなんでも持っている。
うーんと考えたムーチ。
ナンニモナイ。
そーだ、『ナンニモナイ』をあげよう。というお話。
旦那は何か策があって本をくれたのかは謎ですが、『ナンニモナイ』にちなんで旅行に出掛けてみます。

どこかに行きたい！！
でもどこに行く？
そんな時の強い味方、4travel。
沢山の方の旅行記を参考に、またまたM美とお出掛け。
M美は「ベネチアに行きたい」、私は「ロヴィニに行きたい」
素敵な旅行記のお陰で行きたい場所がたくさん。
あそこも、ここもと、今回も楽しい旅行が出来ました。

5月27日(日) 羽田(12:30) → ミュンヘン(17:20)
ミュンヘン(18:20) → ベネチア(19:20) (ベネチア泊)
5月28日(月) ヴェローナ……パドヴァ (ベネチア泊)　
5月29日(火) ベネチア (ベネチア泊)
5月30日(水) ベネチア → トリエステ → ピラン (ピラン泊)
5月31日(木) ピラン → ロヴィニ (ロヴィニ泊)
6月 1日(金) ロヴィニ → ザグレブ (ザグレブ泊)
6月 2日(土) ザグレブ → ブダペスト (ブダペスト泊)
6月 3日(日) ブダペスト (ブダペスト泊)
6月 4日(月) ブダペスト (ブダペスト泊)
6月 5日(火) ブダペスト(14:35) → フランクフルト(16:15)
フランクフルト(20:45) →
6月 6日(水) 羽田(14:55)

エリア ロヴィニ(クロアチア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

おはようございます。
月、見えますか？
朝5:20です。

朝でも月が見えるんですね。
こんな早起き、久々です。

早起きして散歩している人もいません。

年に1度の旅行は、詰め込み過ぎで慌ただしくなってしまいます。
ベネチアからアドリア海を周ってのブダペスト旅行。
ちょこっとスロベニアにも入国してみたい思いと、アドリア海に沈む夕日を見たくてピランを選択。
情報は、みなさんの旅行記。
こんな素敵な場所があるなんて、世界はなんて広いんでしょう。
1日だけでは、もったいないけど、また違う世界を覗きに行ってきます。

自転車って絵になるんですね。
そーいえば、私の持っていた自転車、可愛い仕様でしたよ。
16インチの折りたたみで、グリップには自転車の模様があり、ハンドルとサドルの間
のフレームにはフランスパンを入れる細長いバスケットが付いていました。
可愛いでしょ。

今日、早起きしたのはロヴィニに行く為です。
素敵な旅行記を書いている『るなさん』の旅行記を見て、『いつか絶対に行きたい！！』の願いが叶いました。
バスは、Flix Bus Portoroz-Piran(07:05) → Rovinj(08:55)
バスは、ここで待ちます。
トイレもありますが、利用しなかったので中の様子はわかりません。

んふっ、顔出しパネル。
朝は誰もいないので、恥ずかしくなく写真が撮れるかも。

たくさんのパラソルが広がっている光景、見たかったなぁ。

海で泳いで、パラソルの下でのんびりして、んー、良いですね。

バス停と海の間にスーパーがありましたが、まだ営業していません。

バスは混んでいました。
ピランのホテルで用意して頂いたランチBox、食べれそうにないです。

森なのか、林なのか、のどかーな車窓です。

バスは、ロヴィニに直行かと思ったら途中ポレチュにも止まりました。
だから、バスが混んでいたんですね。
ポレチュの教会のモザイク画も見たかったけど、グッと我慢です。

ロヴィニに到着しました。
ホテルが用意してくれたランチBox。
ワクワク。
バスの中で食べるタイミングを逃してしまったので、近くのベンチで頂く事にしました。

ハム＆チーズのサンドウィッチ。
大満足です。
梨はゴリゴリしていて、とても食べられたものではありませんでした。
そして、林檎。
この旅行で林檎が好きになりました。
日本の林檎と違って小振りで食べやすいんです。
皮ごとガブってね。

ロヴィニの旧市街、この景色が見たかったのです。

ヨットクルーザー、クルーザー、ヨット、色々いますね～。

大人の遊びにヨットなんて、優雅ですね。
ついつい停泊代、考えちゃいます。

暑いから上半身裸。。。
赤いTシャツ、赤いキャミソール、赤いポロシャツ、奇跡だ。

島々も点在しています。

今日は一日、ロヴィニを満喫します。
なんの計画もなし、地図なんてないし、行き当たりバッタリを楽し見ます。
M美、歩くの好きでよかったぁ。

聖エウフェミヤ教会の鐘楼が青空に映えます。
写真もいいけど、自分の目で見ると感動が数倍違います。

飾り気のない街灯も好きです。

「ロヴィニ旧市街に位置します、こちらの海岸通り。。。。」、なんてリポートしているのかしら。

「くぅー、休憩させて～」、なんて言ってる？
誰もがタトゥーを入れているんですね。

9:40
朝ごはん食べたし、お茶には早いよね。

冬は煙突使うのかなぁ。

ピンクのバン、いい味出してますね。

狭い道、入って行きます。

坂道、石畳じゃキックスケーター出番が少ないかな。

狭い道、石畳、自転車、素敵な女性、それだけなのに絵になります。

外壁がボロボロな感じも好き。

聖エウフェミヤ教会の鐘楼とファシスト戦没記念碑
ファシスト。。ファシズム、と言ったらイタリアのムッソリーニ、ドイツのヒトラーが浮かびます。ヨーロッパは激動の時代でしたね。
『紅の豚』の舞台と言われているのは同じクロアチアのドゥブロヴニク。
この映画を見て、ここで戦没記念碑を見ると考え深いです。

ファシスト戦没記念碑 モニュメント・記念碑

高校生かなぁ、写生の授業のようです。
みんな、大人っぽいです。

海に目をやると、島々が見えます。

「ねえねえ、見て見て！、魚がいるよ」とM美。
「黒い、地味～」

「こっちにもいるよぉ～、ねぇ、見てよぉ～」
「ハイハイ」
やっぱ、地味。
M美は景色よりも動くものが好き。
列車やバスでは、牛や羊、湖では白鳥や鴨。
海や川では魚。
いつまでも、見ていられるらしい。

海ギリギリの建物。
波が押し寄せて来ないか、心配しちゃいます。

白トリュフ、黒トリュフ、名産品です。

ハチミツ、種類豊富です。
残念な事に私はハチミツが苦手。

まだ、10時過ぎだからか、市場は人が少ないですね。

こちらで、白トリュフと、黒トリュフ入りのオリーブオイルを購入しました。
どちらも小さいサイズです。
こちらのお兄さん、沢山の味見をさせてくれました。
大きいばかり勧めてきたけど、瓶ものは重くなっちゃうからね、ごめんなさい。
写真撮って～のご要望にお答えして、1枚パチリ。

サクランボが美味しそう。
ブルーベリーも美味しそう。
口いっぱい頬張りたい。

乙女だわぁ～。

赤レンガの時計塔です。
ベネチアでよく見かけたライオンが時計の下に見えます。
残念ながら、時間は合っていません。

クロック タワー モニュメント・記念碑

噴水の男の子の持っている魚から水がチョロチョロと出ているの。
本当にチョロチョロなんです。

チトー広場の噴水 散歩・街歩き

こちらのお魚さんからは水が出ていませんね。
残念。

沢山のヨット。
アドリア海に沈む夕日を見に行けるなんて幸せです。

ビールもいいけど、たまにはね。

ホテルに一旦戻ってチェックインをします。
朝9:00前に到着したので、スーツケースだけ預かって頂いていました。
ここは、4Fだったかな。チェックイン時はスーツケースがエレベーターに入ったままでしたので、頑張って階段で登ります。チェックアウトまで気づかなかったのですが、エレベーターは3Fまででした。

ヴィラ トゥットロット ホテル

カントリー調ですね。
M美はもちろん、クローゼット側。
キチンと洋服を掛ける、良い子です。
私は、椅子にポイです。

アメニティーは、石鹸だけ貰います。
旅行の度に石鹸だけ頂いて、家で使うんですが、まだまだなくなりません。
洗面所だけで使っているからかな。

シャワーのみですが、薄いカーテンが心許ないです。

窓からの眺め～。

赤系だけ強調。
ちょっとカメラで遊んで見ました。

可愛い船がいます。

トンネルにヴェスパ。
ロープを張って、服がかけています。

トンネルの上には花があります。
何の花かな。

また、赤系の強調をしたのかな？
記憶にない。。。

可愛い。
我が家にも付けたい。

トンネルの向こうは。。。

こんな石門が好き。

トンネルの向こうは海。
そりゃあ、海眺めていたいよね。

手を取り合って降りていく姿が、優しい気持ちにさせてくれます。
M美、私の手を取ってね。

旅の思い出に、いかがですか。

海のすぐ側のロケーション。
それだけでもお腹いっぱい。

赤いほっぺの天使ちゃん。
んふっ、幸せになります。

たまに見かけたコレ。
何なん？

あれ～、顔が落ちちゃっていますよ。
でも、裏にも顔があったんですね。
で、コレ何？

サマードレスでお買い物。
楽しそう。

波もないから、泳ぎやすそう。

ラベンダーグッズ。
ラベンダーには、リラックスや安眠効果があるとか。

ニモ号が水上をスイスイと泳いでいるようです。

灯台とトーチカ
灯台って、大きいイメージがありますが、小さく見えます。
丘の上にあるから、そんなに大きくなくてもいいのかな。

聖エウフェミヤ教会
エウフェミヤは、15歳で殉職した少女。
コンスタンティーノープルで殉職した少女の棺がロヴィ二に打ち上げられたとか。
教会内部には、少女の棺や棺を運ぶ人々、処刑された後にライオンの前に投げ出されたが噛み付くことがなかったライオンと少女の絵、などあるそうです。

天気が良いと空の色が海に写って、青々としています。

さて、教会から降って行きますか。
平地で暮らしている私は、坂も階段も非日常です。

猫さん、顔を洗っているんですか。
耳の後ろまで洗っていないから、明日も天気ですね。

雨が降ったら、滑りそう。

壁にかけているアクセサリー、欲しくなっちゃいます。

んふっ、可愛い。

この先には何があるんだろう。

こんな子達がいました。

His Master’s Voice、っぽいでしょ。
自転車からご主人の声が聞こえてきたら凄いよね。

また別のワンコ。
ワンコ達もいい子。

すっかりお馴染みのブティックですね。

ブティック入り口の目印は、こちらの自転車。

ドレスの奥に可愛い少年が～。
ビックリしちゃったかな。

こちらは、ホテルです。

階段下にはギャラリーがあるようです。
行ってみればよかったと後悔。

また、市場に戻ってきました。

市場で手を洗っているオジさん、気持ち良さそうですね。

ニャンコさん、何見ているの？

イカ、食べたいよぉ～。

ねぇねぇ、イカ食べたいよぉ～。

貝も食べたいよぉ～、とビールのお供に頂きました。

日中港を歩いていたら、沢山のドルフィンツアーを見かけました。
「折角だから、サンセットも組み込まれたのに行きたいねー」、
「じゃあ時間まで飲もう」、と呑気に飲んで、お目当のツアーデスクに行ったら、日中に予約していないとダメと言われてしまいました。
やってしまった。。。
時刻は18:15、もぉ無理と諦め掛けていたら、ニモ号はOK。
よかったぉ～、予約した方が安心ですね。

船の底は透明ガラスが入っていて、海底が覗けます。
港の海底です。

んー、何もいませんね。
船は、それなりのスピードですので、走り出したら何も見えません。
明るい時間なら、見えるのかな。

クルーズ、スタートです。
教会の鐘楼が一際目立っています。

レストランでゆったりと夕日を見るのも良いですね。

タオルもいい被写体です。

西日が差し出してきています。

まだまだ、泳ぐぞぉー。

沖からのロヴィニの旧市街は格別です。

少年のシルエットっていい被写体です。

んー、雲が多いね。

船長さん、イルカ見つけてね。

イタ～っ、イルカです。
遠いなぁー。

あー、行っちゃうよぉ～。

イルカが見える度に船の中では、あっちに行き、こっちに行きの撮影大会。
イルカまで遠かったけど、楽しめました。

雲がかかっているので、綺麗な夕日は見れないかな。

イルカさん、ありがとう～、バイバ～イ。

アドリア海に沈む夕日。
太陽が海に涼む時に音がしたら、凄いよね。

飛行機雲って好き。

イルカウォッチングも終わり、戻ってきました。

何度見ても、美しいですね。
LEICAレンズでの撮影。
ISOが低かったので、明るく撮れました。

こちらはNIKONで撮影。
ISO450
同じ時間帯でも、カメラやISOで随分と違ってきます。
お勧めは、やはり自分の目で見るのが一番です。

ライトが点き始めています。

さぁ、ご飯何食べましょうか。

鳥達もお家に帰るのかな。

街灯が灯されて、港がまた別の景色を見せてくれるんですね。

アドリア海の小さな港町、ロヴィニは想像以上に素敵な場所でした。
ロヴィニに憧れて、何年だったんだろう。
こんなに早く訪れる事ができて、M美には勿論、4トラベラーのみなさんの旅行記に
感謝です。ありがとうございます。
明日はザグレブ、それからブダペストを周ります。

アドリア海をクルーザーで巡ったら素敵ですよね。

この旅行記へのコメント （1）

• pedaruさん 2019/07/04 22:05:22

  ロヴィニ

  いずみっふぃさん　こんばんは
  
  初めまして
  
  石の家、石畳、自転車、ヨーロッパはいいですよねー、
  
  この旅行記、気に入りました。写真が上手です、文章がおしゃれです。
  きっと人気のトラベラーになることでしょう♪
  
  pedaru