2018年11月 インド6日間 3日目 ジャイプール観光

2018/11/15 - 2018/11/20

インド旅も3日目

この日はジャイプール観光です。

風の宮殿、アンベール城、天文台など。
そして案の定、ガイドさんに連れて
行かれた宝石屋。

夜は阪急さんの旅程には
「レストランにてダンスショーを
ご覧いただきながらご夕食」とありますが
いかに？？

エリア ジャイプール(インド)

インド3日目

iPhone天気予報。
安定の「重度の汚染」

N95規格のマスクは安心だし、つけてると
楽だけど顎が痛くなるので
急遽成田空港のドラッグストアで
買ったPM2.5用のマスクにチェンジ。

さて、朝ごはんへ。

ホテル内にいると外の空気汚染を
忘れそうになります。

オムレツを作って頂きました。

美味しかったー。

朝ごはん達 その1

ジュース…
飲みたいけど、どうかなー。

お腹の強さに自信があれば
トライしますが、その点
私はポンコツなので控えます。

チャイもその場で作ってくれます。
お隣はオムレツ作ってくれるところです。

チャイのお兄さんは写真撮ってもネットに
載せてもいいよーとおっしゃって
くれましたが。
一応、加工しときます。

素焼きのコップに入れてくれるチャイ
美味しかったです！！

インドでは、人の使った食器は
不浄とされるらしく。
街中のチャイスタンドでは
こういう素焼きのコップで
出されて、使用後は地面に叩きつけて
割るらしいんですが。

今は素焼きのコップを使う所は
少なくなって使い捨てプラスチック製が
多いらしいです。

アンベール城に行く途中

写真スポットらしく、バスを下車

せっせと撮影。

8時にホテル出発

朝のジャイプールの街
活気があります。
ウロウロしてみたいなー。

ガイドさんからは
「インドは治安悪くなってる。
前はツアーのお客さんに、
朝とか散歩しても大丈夫と
言ってたけど。

最近は、朝散歩してホテルに
帰ってきてホテル目の前で
貴重品取られる被害とか出てるから
気をつけて！」と。

本来、私は旅行では街歩きが一番の
楽しみで目的なので今回みたいな
ツアーだと一切そういう時間が
無いのが辛いところ。

観光地着いてバス降りる以外は
全部、バスの車内から眺めるだけ。

何かしらを売る店。
店のおじさん、暇そうだなぁ。

風の宮殿に着きました。

バスを降りて、反対側に車道を
渡っていきます。

ガイドさんからは
「インドは日本みたく、横断歩道で
ちゃんとわたる文化はないから。
車道を横切る時は、走らないで。
ドライバーが歩行者の通るスピード
見間違えてしまうから。
決して走らないで、歩いて渡って！」
と、言われます。

が、なかなかそれ難しいw

至る所で活躍する、ラクダ。
お疲れ様ー。

アンベール城を下から。

度を越した空気汚染のせいで
砂漠っぽさが出て逆に写真は
いい感じになるという。

冬とは言え、まぁまぁの日差し。
暑い…。


このツアーでは
６日間でタージマハルを含めて
8ヶ所の世界遺産を回り
ました。
そのスケジュールの中に明らかに
現地ガイドさんがゴリゴリに癒着してる
宝石屋さんだの大理石屋さんだのに
連れて行かれることになるのです。

昨年、初めてツアーというものに
参加したんですが。
北欧のノルウェー、スウェーデン、
フィンランドを周るツアーで
日本人の添乗員がついて下さり
お土産屋さんなどには一切連れて
行かれませんでした。

インドで、1ミリも欲しくない
大理石屋だの宝石屋だのに
連れて行かれて時間無駄に
するなら世界遺産でなくていいので
普通にヒンドゥー寺院とか
イスラムのモスクとかに行きたかった。
というのが、正直な感想です。

アンベール城の何かしら。

ちなみに城のふもとからは
ジープ移動。

象に乗っていく方法もあるそうです。

活躍する象達。

お疲れ様ー。

なんとなく、惹かれて撮った窓の
内側からの写真

アンベール城内の何かしらの絵

我々のツアーはジープで上がってきましたが
象さんだと道が違うようです。

日差しは冬でも強いので、夏は
暑いでしょうね…。

でも、設計が上手くて日光が入らず
風通しがいいようになってるそうです。

たしかに、風通しは良かったです。

アンベール城からの景色 その1

細かい手仕事、これは綺麗で
魅入る。

ガネーシャ門

ここで、ガイドさんも疲れたのか？
20分ほど自由時間。

ここぞとばかりに、ウロウロしました。
あぁ、自由に動けるって素晴らしい…。

今回のガイドさんは、まぁ悪い人では
ないんですが。
何というか、全部自分の思い通りに
物事が進まないと怒る人で。
そして、私が最年少で女子という事も
あって、何かと話のオチに使われるという。
セクハラとか品のない冗談に
使われるわけではないし、
笑いも起きてツアーグループの
雰囲気もほぐれてそれはそれで
良かったんですが。

毎回毎回、それだと面倒くさくなってきて
徐々に私は最後尾にいてガイドさんに
絡まれないように距離を置いてました。

水道施設が整っていないこの国で、
しかも砂漠地帯でこの緑をキープ
するのは大変だろうなぁ。

少ない自由時間に城内をウロウロしてたら、
お掃除のスタッフと思われる若い男性が
「1番上からの景色は綺麗だよ」と
案内してくれました。

実際、景色はキレイで案内してくれたのが
嬉しかったのと、インドに来て以来
チップを要求される場面が多かったのと
ガイドさんから「インドではチップ払え、
みんな安い給料で働いてるんだから」と
やたらと聞かされていたので
つい、「ナマステ」の言葉と共に10ルピーを
差し出したら。
彼は困惑した顔で、「そんなつもりじゃ
なかったけど、まぁありがとう。」と
申し訳なさそうに受け取りました。

純粋に、優しくしてくれる人もいるのに
何だか失礼な事をしてしまったかな？と
思った場面でした。

アンベール城の見学も終わり。

ジープ乗り場に向かいます。

駐車場で見かけた車に貼ってあるシール
何度か見かけました。
何かしらの神様のシールでしょうか。

水の宮殿
マハラジャの夏の離宮らしいです。

インドでは観光地ではどこでも
我々が乗っているようなツーリストバスが
止まると、物売り、物乞いが集まってきます。

ここも写真撮るだけの数分、下車しましたが
物乞い、物売りの嵐。

前日のバス移動時に、ガイドさんが
「ラジャスターン州は
宝石が素晴らしい！」と、力説していた時に
予感した通り。
宝石屋に連れて行かれました。
店内は写真撮影禁止だったので、
外にあった象を。

阪急の旅程には「民芸品店にてショッピング」と
ありますが。
1Fが宝石屋。2Fが民芸品と言えば民芸品を
売ってる微妙な店。

この後どこの大理石屋だの、インド綿店だの
どこに行っても謎の日本語を話すスタッフが
あらわれて。
紅茶だの、コーラだのスプライトだの
勧められてソファーに座らされて
ものすごいセールスされます。

私はどこに行っても欲しいものが無く、
無料のドリンクなんてもらったら
マンツーマンでガッツリセールストーク
されるのが目に見えていたので一切
頂きませんでした。

どこの国のツーリストバスも、もれなく
こういう類の店に連れて来られる
システムらしくて。
次々にお客さんが来ていました。

ガイドさん曰く、「最近は日本人は景気悪いし
お金持ってないから、買い物全然しない。
ヨーロピアンはよく買い物する。」と
言ってました。
この「日本人はお金無い、日本人のツアーは
お金かかってないから使うツアーバスも
いいバスじゃない。ガイドもいいホテルに
泊まれない。」発言がやたらと多くて
気分を害されてる方も多かったです。

おそらく売ってるものは、良い物だろうけど
私の購買意欲を1ミリも動かさなかった
宝石屋さん兼民芸品屋を
後にし、次はランチだそうです。
毎日、カレーだと飽きるからですかね？
この日はイタリアンらしいです。

そのイタリアンレストランに徒歩で向かう
途中、有名らしい映画館の前を通りました。
ガイドさん曰く
「世界で1番有名な映画館」だそうです。
何基準で「世界一有名」なのかは
わかりませんが、とりあえず
反応しないと面倒くさいので
感心した反応はしておきました。

以前、某東南アジア在住時、その国は
多民族でインド系の人も多かったのです。
その時の経験が今、活きている。
面倒くさいタイプのインド人の対処法。

何かしらのレストランが沢山
入ってるビル。

おそらく、連日沢山のツーリストバスが
ここに止まり沢山の外国人旅行者が
通るのでしょう。
バスを降りた途端、物乞いの子供達が
沢山来ました。

リュックの横ポケットに入れていた
ウエットティッシュをお菓子だと
思ったらしく、それをくれと
要求され。
「ごめん、これティッシュ。お菓子じゃない」
と説明すると、サーっといなくなって
しまいました。

お菓子、何か持っていたらよかったな…と
後悔。
物乞いがいる国に来ると毎回、色々
考えさせられます。

以前、スロベニアのリュブリャナの
雰囲気のいい店のテラスで
ワインか何か飲んだいたところ。
さほど身なりは悪くない、一見
普通のスロベニア人の若い男性に
「お金をくれ。」と要求されました。

いかにも、物乞いっぽい風貌ではなく
普通の若い男性にお金を要求された事に
びっくりして、ついUS5ドル札を
渡した事があります。
とっさに「ユーロは今後もこの旅で
使うし。とりあえずしばらくは
使わないドルにしよう。」と思い、
その男性には「ごめん、現金はこれしか
持ってない。他にはない。」と
説明しました。

その店は女性店主が一人しかいなくて
ちょうど、その時は店主は厨房に
いました。

店主がワインの味を聞きに、私の席に
来てくれた時に一部始終を話すと
「物乞いね。この街は治安は悪くないけど。
厨房にいて、物乞いを追い払えなくて
ごめんなさいね。
でも、あなたのその対応は正解。
邪険にしてもホテルへの帰り道が
怖いし。キャッシュがもうないと
説明したならもう来ないと思うけど、
帰り道は近くても念のためタクシーを
使いなさい。呼んであげるから。」と
言われた事があります。

イタリアンレストラン店内。
清潔です。

トマトが生なので、悩む…

パスタ。

インドで食べるイタリアンて？？と
疑心暗鬼でしたが
美味しかったです。

デザートのチーズケーキ

これもおいしかったです。

お次は
「ローカルバザール体験」(20分)とやらです。

まぁまぁ、スリとか多いらしく。
先頭にガイドさん、ツアーバスに
ずっと同行してくれている助手みたいな
若い男性がいらっしゃるのですが、その彼が
最後尾についてくれて一通り見て回ります。

私はガイドさんに絡まれたくないので
常に最後尾にいたので、ちょいちょい
助手さんと話しましたが、彼は
真面目で良さそうな人でした。

写真は揚げ物のスナック的なものを
売ってる露店。

ツアーで連れて行かれる、大理石屋とか
絨毯屋よりこういう店のが
断然見たい。

氷屋さん

ただただ「ローカルバザール体験」のため
サーっと通るだけで、全く店を見る
時間などなし。

通りがかりに写真とるのみ。

「ローカルバザール体験」とやらから
そのまま徒歩でシティパレスへ。
現在もマハラジャ一家が住む場所らしいです。

中庭的な何かしら。

夜は、ここで結婚式があるとかで
準備がすすめられてました。

ディワニ・カース
貴賓を迎える場所らしいです。

写真では伝わらないですが、まぁまぁの
強い日差しと暑い中
ジャンダル・マンタル
世界遺産の天文観測所

インドは天文観測、有名らしいですね。

そして、インドの星占いがすごいと
熱弁を奮うガイドさん。
「インドの星占いでわからない事はない。
解決出来ない事はない。うんぬんかんぬん」
延々と続く。

正直、全く興味なくてガイドさんに
絡まれないよう後ろに陣取り聞いてるフリ。

こういう時、ツアーていいですね。
マンツーマンでガイドさんがついて
くれてたら、これはキツイ。

ジャイ・プラカーシュ・ヤントラ

半球状の計測儀

暑くて、やや朦朧とする中。
お次は
「インド綿店でのショッピング」に
連れて行かれます。

これがインド。これがツアーなんでしょうか。
ガイドさんとお店の癒着度が
可視化する程ゴリゴリにわかる。

一通り、綿の染め方？を説明されて。
次はツアー客が個室に連れて行かれ、
ソファに座らされ、お決まりの
紅茶だのコーラだのドリンクを
勧められ。

何十万もする絨毯のセールストークが
繰り広げられる…。
気がつくと、個室のドア閉められてる
わ…。
「欲しいサイズと色合いを言って。
出すから」と次々に広げられていく
絨毯。
端から「あなたはどういうのが欲しいの？
言って！出すから」と順番に
聞かれるという…。
「いらない」って言ってますやん。

海外旅行来て、絨毯とか重いしかさばるし。

もう、私はこの雰囲気耐えられなくて
最初の5分位でこの部屋を飛び出しましたよね。

どうやら、同じツアーの方のお一人が
絨毯をお買い上げになったご様子。

さっきからネガティブな事書いてますが、
モノはいいと思います。
写真には写っていませんが、職人さんが
手作業を一つ一つされてるのを
拝見すると感動しましたし。

日本で買うより安いのもわかります。
好きな方、価値がわかる方は
いい買い物が出来るのではないでしょうか。

そこから、パシュミナやサリー、
ベッドカバーなどがある売り場へ。

ここでは、皆さんけっこうお買い物を
されてました。
さすが日本の富裕層。

この日の夕食はホテルではなく
レストランでダンスショーを見ながらの
食事予定。

時間が余ったのか？一旦ホテルに戻り
2時間程休憩時間。
ありがたい、自由時間だー！！！

18時過ぎ。少し日が暮れてきましたが
ホテル周辺を見て回る事にしました。

ここのラマダホテル周辺はスーパー
みたいな店はありませんが、
洋服屋さんや飲食店、電化製品店など
沢山お店がありました。

ちょうど銀行のATMがあり、ドアの前に
ライフル持ったセキュリティーの人も
いたのでキャッシングしようかと
入ってみました。
(同じツアーの方から我々のガイドさんに
両替してもらうとレートが悪すぎる、と
聞いていたので)

２つあるATMは１つはOUT OF SERVICEの
表示。
１つは若い男性が使用中。
時間かかるなーと思いつつ待っていると
彼は首をかしげながら出てきて
「ここのATM使えない。」と教えて
くれました。

「この近くに他にATMはありますか？」と
聞いてみると。

「もう2ブロック真っ直ぐ行って、左折
したところにATMがあるけど
あの辺りは暗いし、危ないから行くのは
やめた方がいいと思うよ。」と
教えてくれたのでやめました。

とっととホテルに帰りました。

夕食時間となり、バスでホテルから
20分程離れた別のホテルのレストランで
食事。

この時間はまだガラガラでしたが、
この後、けっこう混んできました。
インド人家族や、ロシアからと思われる
観光客など。
30分違いで、我々とは別の日本人ツアー客の
方々もいらしていました。

「ダンスショー」と言ってもダンサーさんは
緑の衣装の女性1人

赤い衣装の女性は、助手的な役割。
演奏の男性2人。

雰囲気的に言うと、中川家の旅芸人一座
みたいな。

ダンサーさんがチップちょうだい的な
感じでテーブルを回ってきます。

日本人しかチップは渡していませんでした。

チップが集まると座長、
中川礼二おじさんが電卓で
計算してましたw

せめて裏でやってくれw
せめて、パフォーマンス中は
ダンスだの演奏だのに集中しては
くれまいかw

最初に出てきたスープ

ダシ的なものが一切ない、何かが
決定的に足りない味。

いわゆる北インドで言うターリー
南インドでいうミールスというやつですかね。

こちらはおいしかったです。

ご飯の隣、ダールという豆のスープが
特に私の好みでした。

右の白い団子みたいなのは、
スポンジみたいなカッテージチーズの
お団子状のものに砂糖のシロップを
かけたラスグッラーというデザートです。

食後は、ホテルに戻りシャワーを浴びて
就寝。
同じホテルに2泊出来るのは、やはり
身体が楽ですね。

長い3日目、終わります。