2006/09/24 - 2006/10/01
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ohsuiさん
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第1日:成田空港(第1ターミナル)- チューリッヒ国際空港 - ルツェルン (瀕死のライオン… カペル橋… シュプロイヤー橋… 旧市街)
第2日:ルツェルン - ベルン(バラ公園… クマ公園…時計塔… 大聖堂) - グリンデルワルト
第3日:グリンデルワルト - クライネシャイデック - ユングフラウヨッホ(アイスパレス… プラトー展望台…スフィンクス展望台… アレッチ氷河)- クライネシャイデック -(ハイキング)- メンリッヒェン - グリンデルワルト
第4日:グリンデルワルト - グリムゼル峠 - ローヌ氷河 - アンデルマット - ツェルマット
第5日:ツェルマット - ゴルナーグラート - ローテンボーデン -(ハイキング)- リッフェルベルグ - ツェルマット - クライネマッターホルン - フーリ -(ハイキング)- ツェルマット
第6日:ツェルマット - テーシュ - シャモニ - エギーユ・デュ・ミディ展望台 - シャモニ - ジュネーヴ
第7~8日:ジュネーヴ - ジュネーヴ国際空港 - チューリッヒ国際空港 - 成田空港
阪神航空(阪神電鉄航空営業部)主催のツアー「スイスハイライト8日間」は、8時15分に集合。多くのツアー客でごった返す中、添乗員から説明を受けたのち、チェックイン。出国ゲートの中に入って時間を潰して、スイスインターナショナルエアラインLX169便の搭乗案内を待つ。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 鉄道 観光バス 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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【第1日】
ほぼ定刻10:15に出発。エアバスA340機は、機体の半分がファースト&ビジネスクラスで占められているがエコノミー席は満席状態。オンデマンド方式のビデオプログラムは豊富だが、日本語で見られる映画は2本しかない。離陸してほどなく機内食が配膳され、その後も時々軽食・ドリンクサービスがやってきた。多少うとうとしたものの、ほとんど眠れないまま12時間のフライトを過す。 -
スイスと日本の時差は7時間。現地時間16時前にチューリッヒ国際空港に到着。ここでようやくツアー客全員が集合。24人のツアーだとわかった。ここから貸切バスで1時間ほど走り、今日の宿泊地ルツェルンへ。
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今日は天気が良いので、明日訪れる予定だった「瀕死のライオン記念碑」を最初に見学。
再びバスでホテルフローラに到着。駅や旧市街に近いホテルだが、建物の造りや内装がなんとも古い。ワイアレスLANがあるのが目に付くくらいで、部屋にスリッパはなく、セキュリティボックスもない。テレビのチャネルではNHKが入らないようだ。 -
ホテルを出て、添乗員の案内で、カペル橋~シュプロイヤー橋~旧市街の建物の壁画を散策する。
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ホテルを出て、添乗員の案内で、カペル橋~シュプロイヤー橋~旧市街の建物の壁画を散策する。カペル橋では何年か前に火事があり、橋の梁にかけられた三角形の絵画の多くが消失してしまったということだ。駅へ向かう橋のあたりで解散。
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ロイス川沿いにはオープンテラスのレストランが立ち並び、そのうちの一つホテル・シフで夕食をとる。
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2人で、フライドチキン、パスタ、ソーセージとビールを2杯程度だが、88スイスフラン。聞いていたとおり、スイスの物価、特に食費が高いのを実感する。
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その後、ルツェルン駅を見学。改札口がなくすぐプラットホームにたどり着く。カード使用可の自動券売機が目に付くが、有人の出札窓口が見当たらなかった。
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【第2日】
ロビーフロアのレストランで、朝食。バイキング形式だが品数は少ない。10時まで自由行動となっており、市街を散策。 -
イエスズ教会~フランシスコ教会を経て、ムーゼック城郭に沿って登り道を歩く。しばらくすると、城郭の塔に巡る散策コースにたどり着く。
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高台から市街や湖を眺められる。再び市街の方へ下って行き、5ツ星ホテルのシュヴァイツァーホフの前を通って、川をわたってホテルへもどる。
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貸切バスで、スイスの首都ベルンに向かう。途中すさまじい豪雨だったが、ベルンに近づくと小降りになった。バスはバラ公園に付けて、高台からベルンの古い町並みを眺める。一際高い大聖堂を中心にして、その周りに赤い屋根の建物が敷き詰められて並んでいる。
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世界遺産にも指定されている町並みである。少し下りたところのクマ公園のビアホールで休憩ののち、ベルン市街でチキンカレーの昼食。
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昼食後、しのぶさんという現地ガイドの案内で、市街を散策。雨が降っているが、アーケードがの中を歩くことが多くあまり苦にならない。時計塔、大聖堂を散策。
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月曜日のため、大聖堂の中に入ることはできなかった。
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その間、しのぶさんがベルンやスイスの生活について色々と話をしてくれた。結婚までに2~3回違う相手と同棲することがあるが、そののち結婚しても離婚率が50%にのぼるらしい。
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ベルンを後にして、グリンデルワルトへ。途中の村は昨年未曾有の洪水に襲われたらしいが、だいぶ復旧している。今日の宿は、ホテルスピネ。相変わらずスリッパはなく、NHKも受信できないが、ロビーのラウンジは小さいながらも山小屋風でしゃれている。
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ホテルを出て小さな町並みを歩いていると、日本語観光案内所はおろか「モンベル」の支店まである。安曇村と姉妹提携していて日本人が多いのだろう。COOPでアルコール類を調達。
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夕食は、ホテルクロイツ&ポストのレストランでのフォンデュシノワーズ。薄い肉を串に巻きつけて、スープにくぐらせて食べる「スイス風しゃぶしゃぶ」である。
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【第3日】
朝から雨模様。 -
ホテルからグリンデルワルト駅まで歩いて、ここから指定された車両でクライネシャイデックへ。
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ユングフラウ鉄道に乗り換えて、ほどなくアイガーの山腹のトンネルに入る。途中2箇所で、5分間ほど停車するが、外はほとんど視界がきかない。
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ようやくヨーロッパで最標高地点の駅ユングフラウヨッホに到着。改札前のところに、日本の赤いポストがあるのが笑える。
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まずは、アイスパレスを一回りしてから、ガラス窓の外を見ると、かなり天気がよくなっている。
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屋外のテラスに出ると、そこは一面雪景色だが、空は日がさしていて、正面にユングフラウの山並みをはっきりと見ることができた。
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その後、シンドラー製のエレベータに乗って、スフィンクス展望台へ。外に出ると、正面にメンヒ、振り返るとユングフラウ、氷河の谷のかなたには、小さな虹がかかっていた。
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エレベータで下に降りて、アレッチ氷河の見える地点まで歩く。ここ2日ほどの降雪で、ただの雪原にしか見えない。
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レストハウスで、ホテルから持参したおにぎり弁当の昼食。その後、電車で、クライネシャイデックへ。
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ツアー客の多くは、グリンデルワルトまで戻り、ここで下車したのは、我々の他に新婚カップル1組と年配夫婦のみ。
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雨は降っていないが、すっきりしないハイキングコースをメンリッヒェンまでのんびり歩く。
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アップダウンがほとんどない平坦なコースで歩道も整備されているため、初心者でも迷う心配はない。
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ハイキングコースの終点近くでとうとう雨がつよくなってきたが、すぐメンリッヒェンのレストハウスで休憩。
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ここからロープウェイで、グリンデルワルト・グルントまで。ユングフラウ鉄道のチケットを窓口に提示すると、3フランで乗車することができた。長いロープウェイの途中駅で間違えて降りそうになったのが、ご愛嬌である。グルントからは、結構急な道を歩いてホテルまでたどり着く。
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この日の夕食はフリーなので、添乗員に教えてもらったピザ屋「Tom’s Hatte」へ。レストラン以外の店は既にしまっており、アルコール類の調達はできない。ホテルに併設されているバーに入るが、客はほとんど地元の人のようだった。
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【第4日】
朝起きて外を見ると、初めて窓の向うに大きな山の姿が現れた。昨日見ることのできなかったアイガーだ。少し遅めの朝食の後、バスで出発。今日は一日移動である。 -
インターラーケンからブリエンツ湖を左手に進み、峠越えに入る。さらに天気が良くなってきて、九十九折りの峠越えは快適なバスの旅になった。
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グリムゼル峠で休憩のあと、ほどなくローヌ氷河に到着。
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壮大な氷河を眺めながら、氷をくりぬいたトンネルを往復して再び展望台へもどる。
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遠くマッターホルンまではっきりと望めた。
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遠くマッターホルンまではっきりと望めた。
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展望台をあとにして、フルカ峠を越え、アンデルマットまで少しづつ下っていく。
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アンデルマットのレストランで昼食。
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バスで駅まで行き、そこで、ツェルマット行きの氷河特急を待つ。
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赤い色の車体が、急な斜面をゆっくりと上り下りしているのが見える。
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14:47発の氷河特急1等車は、最新のパノラマ車両だった。
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比較的まったりとした光景が続いたあと、ブリークの町を過ぎてから上りになる。
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途中、断崖絶壁を眺めながら、最後にマッターホルンの姿が見えるとほどなくツェルマットに到着
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荷物は別途ホテルに運んでもらい、我々ツアーは駅から自由行動となる。
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渡された地図を頼りにマッターホルンを探すと、中腹を雲に覆われた姿を見ることができた。。
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一旦駅まで戻って、ホテルまで歩いてチェックイン。ホテルナショナルは、三角屋根の山小屋風ホテルで、部屋のベランダから正面にマッターホルンを望む位置に立っている。
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ルツェルン、グリンデルワルトと段々部屋のグレードアップしているようだ。スリッパは用意されていなかったは相変わらず。部屋の中からも、鍵を掛けるスタイルというのはユニークだった。
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夕食は、ホテル内のレストランにて
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【第5日】
夜が明けると、目の前に、雲ひとつないマッターホルン。 -
8時すぎ登山電車で、ゴルナーグラート展望台へ。快晴で、正三角形のマッターホルンを始めとして、四方の山々がくっきり見える。
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まだ早い時間なので、観光客が少ないのも良い。
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電車で一駅下ったローテンボーデンから、ツアー客全員でハイキング。
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道は所々ぬかるんでいて、決して歩きやすいコースではなかったが、途中2箇所の池には「逆さマッターホルン」が写っていた。
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リッフェルベルグからツェルマットまで戻り、電気自動車のタクシーでロープウェイの駅へ。
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途中、2箇所でゴンドラを乗り換えて、クラインマッターホルン展望台に到着。
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標高3883mで、ヨーロッパで最も高い展望台とのこと。高山病に注意して深呼吸を欠かさないようにする。
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南の方向は一面雲で覆われているが、その雲の上に多くの山々が現れている。そばにスキー場があって、スキーやスノボを楽しんでいる客も多い。
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ゴンドラで1つ下ったトロッケナー・シュテックで、昼食。外のテラスで過したが、日差しと照り返しで暑いくらいだ。マッターホルンの形がとても美しそうなところだが、中腹に雲がかかっていて、全容が見えない。
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さらに、ゴンドラで1つ下ったフーリで、ハイキングを再開。
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だらだらとした車道の上りが続き、二手に分かれたところを下ると、橋を渡って対岸に出る。ここからは、のんびりとした光景のハイキング。
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ツムット村を過ぎると、周りに人影もなくなる。
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ところどころ、木製の柵で道が塞がれていた。放し飼いされた羊の逃亡防止用と思われる。
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フーリから約1時間あまりで、ようやくツェルマットの町並みが現れる。ロープウェイの駅からさらに歩いて、鉄道駅まで。しばし土産物屋めぐりをする
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一旦ホテルに戻ってから、夕食のため再び外出。日本語メニューのある店を中心に探して、チーズフォンデュを注文。最後の方はさすがに飽きてきた。
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【第6日】
今朝も、雲のないマッターホルン。
ツェルマットは、許可車以外はガソリン車の乗り入れが禁止されており、ひとつ先のテーシュまでシャトル電車に乗る。周りは西洋人のツアー客で混んでいた。 -
バスに乗り換え、一路シャモニーへ。途中のドライブインでトイレ休憩をすると、フランス語圏に変わったようだ。しばらくして、フランス国境を越えるが、日本のツアーバスということで、パスポートのチェックもなく実に簡単なフランス入り。
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シャモニーに到着してすぐ昼食。今日は、ロープウェイもすいているらしく、ほとんど待つこともなく、エギーユ・デュ・ミディ展望台へ。
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モンブランの頂上は雲に隠れていてみえないが、グランドジョラスを始め、四方の山が見渡せる。はるかかなたに、マッターホルンやモンテローザの姿もあった。
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風景を堪能して、ロープウェイを下りる。世界有数の観光地だが、英語の表示をほとんど見かけなかったのは、やはり「フランス」らしい。今日は大変な陽気で、シャモニーでは厚いくらいだった。
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自由行動の時間が終わって、バスでジュネーヴへ。中心部は車は多く、久々の大都会に来た気がする。これまでのスイスの町と大きく異なり、さまざまな人種が歩いていて、国際都市の雰囲気を感じる。
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ホテルワーウィックにチェックインしたあと、添乗員の案内で、簡単な市内散策。レマン湖の畔にでると、想像以上に迫力のある大噴水が見えた。
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ブランド店の立ち並ぶ通りを歩いて、COOPの前で解散。その後、旧市街地をぶらぶらしてから、COOPに戻って土産物を購入。夕食は、ホテル地階の中華料理店で。もともと物価の高いスイスの中でも、ジュネーヴの食費はさらに2~3割増しらしく、それを実感する
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【第7~8日】
今朝は、久々の雨模様。 -
朝食のあと、ホテルの前にあるジュネーヴ・コルナヴァン駅を見学に行く。ここは、フランス行きのTGVも出発する駅だが、プラットホームに出ても停車している車両がない。ターミナルでないことに初めて気がつく。
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8時にホテルを出て、途中、国連関連施設を廻って空港まで行く。チューリッヒ行きの出発まで時間があり、免税店をぶらぶらする。タバコは1カートンで36~7フランもしており、あまりの値段の高さに驚く。
チューリッヒでの乗継は1時間だったが、東京行き13時発LX168便のスケジュールは20分ほど遅れていた。帰りの便も、行きと同様満席。ほとんど眠れないまま、日曜の朝8時前に成田到着。
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この旅行記へのコメント (3)
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- senda3さん 2018/11/22 13:57:44
- いい旅ですねえ
- 天候にも恵まれ、いい旅でしたねえ。
特にツエルマットの旅程が素晴らしいです。
参考までに、このツアーの代金はいかほどでしたでしょうか。
差支えなければ、教えていただけませんか。
よろしくお願いします。(#^.^#)
- ohsuiさん からの返信 2018/11/22 16:28:49
- Re: いい旅ですねえ
- コメントありがとうございます。
もう12年前の旅なので、料金ははっきり覚えてないのですが、30万円台だったと思います。
今回の記事を書くために、久々にこの時の写真を見ると、こんなとこに行ってたなぁと懐かしい思いで一杯になりました。
天候に恵まれてたのが、とにかくラッキーでした\(^o^)/
- senda3さん からの返信 2018/11/22 17:27:20
- Re: いい旅ですねえ
- ありがとうございまいました。(*.*)
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