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四国を自転車で遍路して、無事に八十八カ所を回って結願することが出来た。最後の仕上げは高野山奥の院。もちろん、締めも自転車で行かねばならぬ。雨男の名に恥じない(?)山下りとなった。

満願の高野山は、豪雨と雷鳴

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2018/11/08 - 2018/11/09

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ohtam

ohtamさん

四国を自転車で遍路して、無事に八十八カ所を回って結願することが出来た。最後の仕上げは高野山奥の院。もちろん、締めも自転車で行かねばならぬ。雨男の名に恥じない(?)山下りとなった。

旅行の満足度
4.5
観光
5.0
ホテル
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
新幹線 私鉄 バイク
旅行の手配内容
個別手配

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  • いつものごとく、新幹線は最後尾の席を予約して、自転車を後ろに収める

    いつものごとく、新幹線は最後尾の席を予約して、自転車を後ろに収める

    新大阪駅

  • 新幹線から新大阪駅で地下鉄御堂筋線に乗り換え、なんば駅で南海電車に乗り換える。この乗り換えが大変。ラッシュ時間は避けたので、自転車を車内に留めるのは出来たが、乗り換えで歩く距離が半端ない。右手に自転車15kg、左手に荷物10kgを抱えて、それぞれの駅で15分くらいずつ歩いた。エレベーターがあっても遠く、エスカレーターに乗ったり、思い切り階段を上ったり、大変でした。<br /><br />南海電車は急行を利用。車内の掲示に、なぜか「トイレ新聞」が…

    新幹線から新大阪駅で地下鉄御堂筋線に乗り換え、なんば駅で南海電車に乗り換える。この乗り換えが大変。ラッシュ時間は避けたので、自転車を車内に留めるのは出来たが、乗り換えで歩く距離が半端ない。右手に自転車15kg、左手に荷物10kgを抱えて、それぞれの駅で15分くらいずつ歩いた。エレベーターがあっても遠く、エスカレーターに乗ったり、思い切り階段を上ったり、大変でした。

    南海電車は急行を利用。車内の掲示に、なぜか「トイレ新聞」が…

  • 南海電鉄の橋本駅と、JRの橋本駅は同じ駅舎

    南海電鉄の橋本駅と、JRの橋本駅は同じ駅舎

    橋本駅 (和歌山県)

  • これから、あの山に登っていく。今日は、晴れているので、水分補給に注意

    これから、あの山に登っていく。今日は、晴れているので、水分補給に注意

  • どちらから読んでも「橋本橋」<br /><br />最初に、和歌山フルーツラインを選択したのが大間違い。無駄に登っては下り、トレーニングにはなったが疲れただけ。標高200m超えまで登ったのに、快適に下って標高が100m近くまで下りてしまう。いきなり最初の登り勾配がきつかった。後で、ルートラボで確認したら15%近い激坂。<br /><br />自動車用の新しい道は、距離も短く、道路もきれいだが、アップダウンが激しく自転車向きでない。

    どちらから読んでも「橋本橋」

    最初に、和歌山フルーツラインを選択したのが大間違い。無駄に登っては下り、トレーニングにはなったが疲れただけ。標高200m超えまで登ったのに、快適に下って標高が100m近くまで下りてしまう。いきなり最初の登り勾配がきつかった。後で、ルートラボで確認したら15%近い激坂。

    自動車用の新しい道は、距離も短く、道路もきれいだが、アップダウンが激しく自転車向きでない。

  • 標高280mの標識。ときどきあるが、間隔が一定しない

    標高280mの標識。ときどきあるが、間隔が一定しない

  • 小休止。落ち葉が多い。下りの濡れ落ち葉は、自転車の大敵。

    小休止。落ち葉が多い。下りの濡れ落ち葉は、自転車の大敵。

  • スカイツリーに対抗してどうするの?と言いたい、標高634mの標識

    スカイツリーに対抗してどうするの?と言いたい、標高634mの標識

  • 山の紅葉が美しい、とまではいかないが、それなりに綺麗だ。目の高さに山々の峰が見える

    山の紅葉が美しい、とまではいかないが、それなりに綺麗だ。目の高さに山々の峰が見える

  • 標高が767mになった。確か、750mくらいまで登るはずだったから、もう登りは終わりだと思ったが、標高と、標高差を勘違いしていた。出発の橋本駅の標高が100m近くあったので、850mまで登らないといけなかったのだ

    標高が767mになった。確か、750mくらいまで登るはずだったから、もう登りは終わりだと思ったが、標高と、標高差を勘違いしていた。出発の橋本駅の標高が100m近くあったので、850mまで登らないといけなかったのだ

  • ようこそ、とあるから、着いた!と思ったが、ここからがまだまだだった。

    ようこそ、とあるから、着いた!と思ったが、ここからがまだまだだった。

  • ついに、標高861m。ここから下りに転じて、高野山の市街地に入る。宿に到着する頃にはライト点灯。

    ついに、標高861m。ここから下りに転じて、高野山の市街地に入る。宿に到着する頃にはライト点灯。

  • 本日の宿は、宿坊である。部屋に通されると、普通の旅館と大差ない

    本日の宿は、宿坊である。部屋に通されると、普通の旅館と大差ない

  • 浴衣や、歯ブラシまであるし。遍路宿では、歯ブラシなんて無かったし、浴衣なんてものも無かったところが多い。

    浴衣や、歯ブラシまであるし。遍路宿では、歯ブラシなんて無かったし、浴衣なんてものも無かったところが多い。

  • 食事は提供されないので素泊まり。近くにある24時間営業のコンビニ(ファミマ)で、夕食や朝食を調達。

    食事は提供されないので素泊まり。近くにある24時間営業のコンビニ(ファミマ)で、夕食や朝食を調達。

  • 翌朝の天気予報。あー、やっぱり雨か。しかも1時間に10mm以上の予報だ。早めにお参りをして、雨の弱いうちに山を下ろうと思ったのだが、そうは問屋が卸さず、新幹線の時間に間に合わせるには、豪雨の時間帯に走らざるを得なくなった。

    翌朝の天気予報。あー、やっぱり雨か。しかも1時間に10mm以上の予報だ。早めにお参りをして、雨の弱いうちに山を下ろうと思ったのだが、そうは問屋が卸さず、新幹線の時間に間に合わせるには、豪雨の時間帯に走らざるを得なくなった。

  • 自転車は屋根の下に置かせてもらえていた

    自転車は屋根の下に置かせてもらえていた

  • 泊ったのは、密厳院。「みつごんいん」と読みます

    泊ったのは、密厳院。「みつごんいん」と読みます

  • 密厳院宿坊の中庭

    密厳院宿坊の中庭

    密厳院 宿・ホテル

  • 奥の院は、すぐ近く

    奥の院は、すぐ近く

  • ここからは、自転車は入れないので歩く。ゆっくり歩いて20分、急げば10分少々。

    ここからは、自転車は入れないので歩く。ゆっくり歩いて20分、急げば10分少々。

  • 石畳の参道

    石畳の参道

  • いろいろとユニークなお墓がある

    いろいろとユニークなお墓がある

  • 南海電鉄創業者

    南海電鉄創業者

  • パナソニック

    パナソニック

  • 住友本家もあれば、

    住友本家もあれば、

  • 住友分家もある。

    住友分家もある。

  • 徳川吉宗

    徳川吉宗

  • 紀州藩の初代は、徳川頼宣

    紀州藩の初代は、徳川頼宣

  • 2代目、3代目、4代目もある

    2代目、3代目、4代目もある

  • ほう、石田三成だ

    ほう、石田三成だ

  • 豊臣家、とくれば、

    豊臣家、とくれば、

  • 織田信長もなければいけない。

    織田信長もなければいけない。

  • 根元から3つに分かれている

    根元から3つに分かれている

  • あちこち苔むしているのは、雨が多いせいか

    あちこち苔むしているのは、雨が多いせいか

  • 納経所がここ

    納経所がここ

  • いろいろと禁止されていて、写真も撮れない

    いろいろと禁止されていて、写真も撮れない

  • 受付は何と8時半から。お参りだけ済ませて、出発の準備を整えて出直そう。7時からだと思って6時半に起きたのに、四国の88カ所とは違っていた。朱印をもらったらすぐに出発しないと、新幹線への乗り継ぎが間に合わない。そうすると、必然的に、豪雨の時間帯に走ることになる。

    受付は何と8時半から。お参りだけ済ませて、出発の準備を整えて出直そう。7時からだと思って6時半に起きたのに、四国の88カ所とは違っていた。朱印をもらったらすぐに出発しないと、新幹線への乗り継ぎが間に合わない。そうすると、必然的に、豪雨の時間帯に走ることになる。

    高野山奥の院 寺・神社・教会

  • 奥の院の手水所。まだ、雨は霧雨状態。自転車をここに置いて、歩いて2往復することになった。最初は最小限のリュックだけで、次は完全装備(荷物を全部セット)して。

    奥の院の手水所。まだ、雨は霧雨状態。自転車をここに置いて、歩いて2往復することになった。最初は最小限のリュックだけで、次は完全装備(荷物を全部セット)して。

  • 水行場。この後、自分が雨の山下りで水行をすることになる。

    水行場。この後、自分が雨の山下りで水行をすることになる。

  • トイレに、輪袈裟を掛けるところがあるのは初めて見た。<br /><br />納経所で8時過ぎから待っていたら、所定の8時半より5分早く受け付けてくれました。ありがとうございます。「満願ですね、おめでとうございます」って言ってもらえたし。

    トイレに、輪袈裟を掛けるところがあるのは初めて見た。

    納経所で8時過ぎから待っていたら、所定の8時半より5分早く受け付けてくれました。ありがとうございます。「満願ですね、おめでとうございます」って言ってもらえたし。

  • この日は、消防の訓練日だった。雨の中をお疲れ様です。この坂を登り切ったら、いよいよ豪雨の山下り。

    この日は、消防の訓練日だった。雨の中をお疲れ様です。この坂を登り切ったら、いよいよ豪雨の山下り。

  • だんだんと強くなる豪雨で、道路は水浸し、一部は川のよう。落ち葉で滑らないように、極力速度を落として走るが、下り坂なのでなかなか減速しない。ブレーキの効きがどんどん悪くなり、完全停止しようと思ったら、靴を道路に着いてやらないと難しい。自動車も追い越していくが、カーブだらけで速度は抑え気味なので、追突しないように気を付ける。雨は激しくなる一方で、稲光と雷鳴で、よくもまあこんな中を自転車で走るわい、と思われたに違いない。やっとの思いで雨宿りできるところにたどり着いた頃には、普通の雨降りになっていた。<br /><br />昨日の登りは、自転車やバイクと何台もすれ違ったが、今日の下りでは、全く1台も会わなかった。この休憩所まで1時間近くずぶぬれで走った。といっても、雨具は優秀で、中までは雨が浸みてこない。むしろ、荷物を入れていたバッグがだめで、中に水たまりが出来ていた。デジカメは大丈夫かな。指出しの手袋は絞ったらたっぷり水が落ちるし、靴はぐしょぐしょ。<br /><br />よく、タイヤが滑ったりして転ばなかったものだ。しっかり奥の院でお参りしたおかげだろうか。

    だんだんと強くなる豪雨で、道路は水浸し、一部は川のよう。落ち葉で滑らないように、極力速度を落として走るが、下り坂なのでなかなか減速しない。ブレーキの効きがどんどん悪くなり、完全停止しようと思ったら、靴を道路に着いてやらないと難しい。自動車も追い越していくが、カーブだらけで速度は抑え気味なので、追突しないように気を付ける。雨は激しくなる一方で、稲光と雷鳴で、よくもまあこんな中を自転車で走るわい、と思われたに違いない。やっとの思いで雨宿りできるところにたどり着いた頃には、普通の雨降りになっていた。

    昨日の登りは、自転車やバイクと何台もすれ違ったが、今日の下りでは、全く1台も会わなかった。この休憩所まで1時間近くずぶぬれで走った。といっても、雨具は優秀で、中までは雨が浸みてこない。むしろ、荷物を入れていたバッグがだめで、中に水たまりが出来ていた。デジカメは大丈夫かな。指出しの手袋は絞ったらたっぷり水が落ちるし、靴はぐしょぐしょ。

    よく、タイヤが滑ったりして転ばなかったものだ。しっかり奥の院でお参りしたおかげだろうか。

  • 2時間弱で橋本駅にたどり着く。帰りはフルーツラインを通らず旧道を走ったので、無駄なアップダウンがなく、快適だった。雨を除いて。晴れていたら1時間少々で着いていたと思うが。<br /><br />雨も小降りになっていたが、止んではいないので、屋根のある所で分解して輪行準備する。

    2時間弱で橋本駅にたどり着く。帰りはフルーツラインを通らず旧道を走ったので、無駄なアップダウンがなく、快適だった。雨を除いて。晴れていたら1時間少々で着いていたと思うが。

    雨も小降りになっていたが、止んではいないので、屋根のある所で分解して輪行準備する。

  • こんな日にエレベーターが故障しなくてもいいのに。

    こんな日にエレベーターが故障しなくてもいいのに。

  • JRの電車が入ってくる。構内放送も聞こえてくるが、「icocaは使えません」だって。南海電車の改札はicocaで通ったのに、JRの方が使えないなんて。

    JRの電車が入ってくる。構内放送も聞こえてくるが、「icocaは使えません」だって。南海電車の改札はicocaで通ったのに、JRの方が使えないなんて。

  • 高野山までの略図。最後に坂がぐっと急勾配になっていて、登りが厳しいのが伝わる

    高野山までの略図。最後に坂がぐっと急勾配になっていて、登りが厳しいのが伝わる

  • 有料特急の「こうや」には乗りませんでした。だんだんカメラが曇ってくる。

    有料特急の「こうや」には乗りませんでした。だんだんカメラが曇ってくる。

  • 急行で帰りましたが、やっぱりデジカメは半分水没状態だったので、不味いことに。<br /><br />帰りは「なんば」駅まで戻ると乗り換えが大変なので、地下鉄の始発駅である「なかもず」駅で乗り換え。ここもエレベーターが遠かったりして歩くのが大変。最後の乗換駅の新大阪も、改札を通ろうとしたら、icocaの残高不足。チャージしようとしたら、お札がどれも雨でぬれていたために機械に通らず、係員に乾いたお札と変えてもらった。財布も雨対策が必要だ。<br /><br />四国八十八か所を自転車で。発心の阿波(1/4) へ戻る<br />https://4travel.jp/travelogue/11389886

    急行で帰りましたが、やっぱりデジカメは半分水没状態だったので、不味いことに。

    帰りは「なんば」駅まで戻ると乗り換えが大変なので、地下鉄の始発駅である「なかもず」駅で乗り換え。ここもエレベーターが遠かったりして歩くのが大変。最後の乗換駅の新大阪も、改札を通ろうとしたら、icocaの残高不足。チャージしようとしたら、お札がどれも雨でぬれていたために機械に通らず、係員に乾いたお札と変えてもらった。財布も雨対策が必要だ。

    四国八十八か所を自転車で。発心の阿波(1/4) へ戻る
    https://4travel.jp/travelogue/11389886

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