2018/11/02 - 2018/11/02
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いしいやすなりさん
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「乗りまくり」として計画した旅ですが、せっかくセルビアなんてめったに来られない国に来たので、あわてずに、一日ぶらッと過ごすことにしました。朝一でバスの一日券を買い、そのあと新しい鉄道駅に出かけて翌日の列車の切符を買って、用事を一通り済ませてから、ブラブラ歩きを始めました。ちょっと気分が変わっていい一日になりました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
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ここは大きなホテルではなく、こじんまりとしたB&Bで、部屋数はせいぜい10室か15室。朝食も、室内にテーブルが3つくらい、外のテラスに3つか4つ。朝食が始まる時間に出て行ったら、もうほとんどテールブは埋まっていて、かろうじて一つ空いているテーブルを見つけて席に着いたら、もう一杯でした。そうして、まわりをキョロキョロすると、あれ、15人くらいいたでしょうか、客はすべて女性で、男性は自分だけ。みんなどこから来たんだろうか。ベオグラードって、それほど観光名所っていうわけでもないし、そんなにヨーロッパ各地から観光客が来るとは思えないし、ほとんどセルビア人なのかな・・・。などと思いながら朝食をいただきました。
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ヨーロッパでは、西側でも東側でも、こういうふうにサンドイッチに挟みたくなるような、ハムとかチーズとかスライスしたトマトなどが朝食に並ぶことが多いですね。アメリカではこういうものは朝食にはまずでてきませんけど。
あと、アメリカではドリップコーヒーがポットに入っておいてあるのが普通ですが、ヨーロッパではドリップコーヒーってほとんどありません。(スターバックスにもないようです)ここでも、エスプレッソからカプチーノ、ただのホットミルクまで、好みのものが入れられる機械が置いてあって、各自一杯分のコーヒーを自分で入れるようになっています。これもヨーロッパで気が付いた特徴ですね。 -
時間に縛られることもなく、ゆっくり朝食を終えて外に出ました。市内のバスやトラムに仕える一日券というものがあると聞いていたのですが、それはいったいどこで買えるのか、駅前の売店などでもバスのチケットは売ってないって言われるし、困りましたが、反対に歩いてショッピング街に近い大通りに出て、そこにある売店に行って、バスのチケットあるかと聞いたら、一日券ならあるといわれたので、それを無事にゲットしました。
こういう、西側に比べて少し遅れた国では、そういうちょっとしたことも、情報不足のために手間取ることがよくありますね。
ということで、例のメインステーション前のバス停に来ました。 -
普通の市バスです。新しいセンター駅に行って、翌日の列車の切符をまず手に入れることが目的でした。あらかじめ調べておいたところでは、このバスに乗って停留所3つ目、ほんの5分、そこから徒歩10分くらいで駅に行けるということでした。
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バスを降りたのは、こんなところ。ベオグラード・センター駅は右へ行けという標識が見えます。
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右側にはレストランがあり、その横の歩道を歩くと、右に曲がる道があります。
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曲がり角はこんな感じです。しかし、ここを曲がると・・・
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こんな風に、人通りもほとんどない住宅地の道で、かなり急な上り坂になっています。重いスーツケースなどを転がして歩くのでは、かなり大変です。(そういう人は、駅までタクシーですね・・・。)この坂を上りきっても、
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坂を上り切ったところからも、駅なんていったいどこにあるんだろう?と思うような様子です。通りがかりの人に聞いてみても、英語のできる人はほとんどいないので、話が通じません。右へ行けと言われたので、その通りに狭い道を右へい入っていって、行き止まりに突き当たったりしながら、歩いていくと・・・
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こんな場所に出てきました。柵の右側に、確かに線路やホームが見えますが、駅にはどこからどうやってはいるの????
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未舗装の道の突き当りに、未舗装の駐車場のようなスペースがあるだけ、駅への入り口などありません。仕方なく、柵の隙間から線路に入り、そこからホームに上りました。ここまでくれば、切符売り場にたどり着けると安心・・・
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ちょっと待った・・・。いくらなんでもそんなはずはないですよねえ。駅はあっちと書いた標識がバス停付近にあったことだし、それなりの駅があるはず。
ちょっと一旦巻き戻して、さっきの坂を上り切ったところに戻ってみましょう。
右に入らずに、そのまままっすぐ進むとこんな風に道が広がっています。どうも、駅の向こう側にわたる橋がありそう。 -
橋の上から下を見ると、さっきの未舗装道と駐車場が見えます。駅はまだ建設中で、線路とホームだけは使えるようにできているようですが、その上に多分ちゃんとした建物が建つ予定で、その中に駅の様々な施設が入るんだろうと思われますが、そんなものは今の時点では、建設されている様子すらありません。なので、これがちゃんとした駅になるのは、いつのことやら・・・・。そんな状態で、あのメインステーションをさっさと閉鎖してしまったというのも、ずいぶんおかしなものですよね。こんな駅では、ちゃんと機能しないじゃないですか・・・。
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橋を渡った向こう側に、「駅はあっち」という、同じような標識があります。
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そちらに向くと、こんなふうに道路があるだけ・・・。
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結論は、こんなちんけな駅入り口があるだけなんです。
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この階段を下りたところが、10番線ホームになっています。そのホームに小さな切符売り場事務所が設置されていています。「事務所」であって、「窓口」ではありません。ドアから中に入ると、机が置かれていて、そこで端末を見ながら切符を発行してもらえるだけです。クレジットカードは使えました。
同じホームにトイレはあります。
しかし、駅舎がないので、飲食施設や店舗などは一切ありません。 -
駅の外にも何もありません。
タクシーが何台かと待っています。
バス亭がありますが、このバス、確かに駅入り口の前に止まりますが、さっきのバスと違い、1時間に1本かせいぜい2本、メインステーションからここまでくるのに、グルーッと遠回りをして15分くらいかかります。
さっきのバスは、通勤などに使われるバスのようで、朝6時台から夜11時台まで走っていて、5~10分おきくらいに来ます。
なので、坂道を歩くのが苦でなければ、そっちのバスに乗って歩いたほうが効率的です。(荷物の多い人はやっぱりタクシーでしょうかね。)
ということで、こんなところでも、この貧しい国の不便さを目の当たりにしてしまいました。でも、旅行者はそんなことにめげてはいけませんね。 -
ということで、翌日の列車の切符も無事に手に入れ、気を取り直して市内の散策を始めることにします。駅前から、古いトラムに乗ってみることしました。
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中はこんな感じ。古いです。ノロノロと走ります。こんなのに乗ってるだけでも面白いですね。
これに乗って、ベオグラード要塞のあるカレメグダン城跡公園に向かいました。 -
これは公園内にあるアートギャラリーです。中は広い一部屋だけで、ピカソのようなモダンアートが展示されています。入館無料なので、ちょこっと入ってみました。まあまあ面白いですけど、ほんの10分もあれば全部見れてしまいます。
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さて、要塞の中に入ってみることにします。こんなものが市内にあるということは、この国はよっぽど戦争に引き裂かれてきた国なんだなと感じます。
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中には、軍隊博物館もあります。ここの歴史と軍隊の歴史は切っても切り離せないのでしょうかね。あんまり博物館を詳しく見ている時間はないと思ったので、入るのは止めました。
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特別展示として、中世の拷問の道具を展示していたので、それに入ってみました。おどろおどろしいですね。そんなものを展示することに散歩両論があるのを認識しながらも、私たちは過去のそういう歴史事実があったことをしっかりと受け止め、そこから学び取って、考えることが大切だという考えから、あえてこの展示を設けることにしたという説明が書かれていました。
その通りですね。戦争とか、差別とか、拷問とか、あってはならない過ちを繰り返さないようにしなければいけないですね。 -
要塞の先端には壁があり、崖になっています。下まで階段とか急坂とかを通って降りていけるようです。下も広い公園のようになっているようでしたが、まあそこまで歩いていく時間もなかったし、それは止めておきました。ここから、向こうの川など眺望が広がっています。
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サヴァ川とドナウ川が合流するところに突き出したところが要塞になっていて、その様子がよく眺められます。
カナダのケベックシティによく似てるなと思いました。 -
公園からの眺めもいいですし、要塞の構造物を眺めながら散歩するのもいいですし、楽しみ方は色々ですね。中にはレストランやカフェもあります。
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レストランなどに改造されて使われている構造物もありますが、それ以外はこんな塔など、中に入ってみることはできないみたいでした。
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さて、公園内を一通り散歩した後、お腹もすいてきたことだし、お昼の店を求めて歩いて行きました。
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角に狭いベーカリーがあって、窓際に座れって食べられる小さいテーブルが一つ二つ置いてあったので、入ってみました。テイクアウトがほとんどのような店ですけど、かろうじて窓側に一つあったテーブルを確保しました。ウィンドーの中に、いろんなパンや、ペーストリーや、ケーキや、サンドイッチなどが並んでいて、安くておいしそうです。
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チキンのサンドイッチとコーヒーで2~3ドルというところでしょうか。
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簡単にお昼を済ませて、市内の散策を続けました。
このあたりは、フランス大使館があったり、まだある程度きれいな建物がいい状態で並んでいます。道路は結構狭く、歩道を削って路上駐車のスペースにされているようなのが目立ちました。 -
この通りにこんな教会の建物を見つけました。
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中はこんな感じ。貧しい東欧の国でも、聖堂とか教会はさすがですね。町を歩いてみると、アパートなどの建物はどれも大変古く、外壁は黒ずんでいて汚く見えるし、ボロボロと崩れているようなところもあるし、かなり維持状態の悪い建物が多く目立ちます。残念ですね。古い町並みとか、伝統的なものを、是非なくさずに維持してほしいなと思います。
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こんな歩行者天国のショッピング街もあります。人も結構多く出て歩いていましたが、街歩きをしながら気づくのは、こんな中心の繁華街でも、スターバックスがないこと。それ以外、マクドナルドなどのアメリカ資本のファーストフードもほとんど見かけません。
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僕はショッピングにはあまり興味はなく、ショッピングモールになっている建物にも入ってみませんでしたが、ザッと見たところでは、グッチだのエルメスだのの高級なデザイナーブランドの店は一つも見かけなかったし、高級宝石店など、高い商品を扱うような店も見かけません。
パッとみるとにぎやかそうなショッピング街ですが、そういうところからも、比較的裕福な西側諸国との違いが感じられます。 -
中心の共和国広場も、工事中で囲いがしてあって、囲われてしまっています。ちょっと残念でした。
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これは、老舗のモスクワホテル。高級ホテルなのですが、思ったより小さく、入ってみたら、中はかなり狭く、フロント、ロビー、ラウンジなどが狭いスペースに押し込まれているという感じで、歩きにくいほど。壁画や天井など、さすがに素晴らしいのですが、カシャカシャと写真を撮るのははばかられるほど、フロントは人が座っているテーブルなどが近く、ワサワサとしています。
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さて、ちょっとB&Bに戻って昼寝をしているうちに、外は暗くなりました。夕飯を食べに、再び外に出ていきました。レストランに向かう途中に、また共和国広場の前を通ります。きれいにライトアップされています。昼間とは様相が全然違いますね。
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大きな建物が並ぶ道路を外れて一歩入ると、レストランが並ぶこんな石畳の歩行者通りに出増しいた。人が大勢歩いています。
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このセルビア料理の店に入ってみることにしました。外にもテーブルがぎっしり出ていて、かなりにぎわっています。
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一人でしたが、幸いに開いているテーブルに着くことができました。店内はこんな感じで、テーブルも多く、結構年のいったウェイターさんがたくさん、駆けずり回っている様子です。
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2番目のセルビア料理。まず注文したのは、ちょっと欲張りなオードブルの盛り合わせ。右上は、ふっくらして食べ応えのある、ちょとと重めのパン。カイマックという、乳脂肪をクリームチーズのような固さにしたものを、パンに塗って、さらにビーフのプロシュットを載せていただくと、かなり美味。
それ以外に、パテとかチーズとか、揚げパン、コーンブレッド、ベークドビーンズ、生ハムもう1種類、といった内容でした。 -
次は、プレスヴィッツァという、大きなハンバーグのようなもの。これもセルビア料理の代表らしいです。お肉はおいしいですけど、なにせでっかいので、食べているうちに飽きてしまいます。
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こんな楽団が、あちこちのテーブルを回って、1曲ずつ楽しい歌の演奏をサービスしていました。リクエストしたわけではないのに、一人しかいない僕のテーブルにも来てにぎやかな音楽を奏でてくれたのですが、もちろんチップ目当てには違いなく、いくら渡したかいいか見当もつかないし、そんなにキャッシュを持っているわけでもないので、とりあえず100ディナール(1ドル程度)渡しました。日本やアメリカの感覚だと少なすぎると思いますけど、どうなのかなあ。。。
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帰り道、色々の政府ビルがきれいにライトアップされている様子が見えて、思わずカメラを向けてしまいました。
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なんの建物だか、全然知りません。
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ほんのつかの間だったベオグラードの1日もこれで終わりで、明日はまた列車に乗ると思うと、さよならを言うのが惜しまれるように、ぱちぱちと写真を撮りました。
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ベオグラードは坂が多く、ここから、公園の急斜面を降りるか、階段を降りるようになっています。これも暗くて、何の銅像だかわかりませんでした。アルファベットも違うし、書いてあるものが読めないのは残念ですね。
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ベオグラードで泊まったB&B。
教もいい一日でした。おやすみなさい。
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