【2008年・夏】鹿児島・熊本・福岡2日間の旅

2008/06/07 - 2008/06/09

第１日：羽田空港 - 鹿児島空港 - 鹿児島　(市立美術館 …　ドルフィンポート　…　長島美術館) - 新八代 - 日奈久温泉　
第２日：日奈久温泉 - 新八代 - 久留米（…　石橋美術館）- 大宰府（…　太宰府天満宮　… 九州国立博物館） - 天神 - 博多 - 小倉 - 北九州空港 - 羽田空港

エリア 鹿児島市(鹿児島)

• 旅行の満足度: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー ANAグループ 新幹線 JRローカル 私鉄 スターフライヤー
• 旅行の手配内容: 個別手配

【第１日】
6：55発ANA619便鹿児島行きで8:40に到着。
鹿児島市内行きのバスで約1時間弱、金生町で下車して市立美術館まで歩く。

鹿児島出身の画家や近代西洋画を中心とした展示で、企画展「リアリズムの世界」では、まるで写真かと見紛うような絵画に感心した。

その後、港湾地区のドルフィンポートへ向かい、昼食をとってから、NHK大河ドラマ「篤姫」の内容を中心とした「篤姫館」の展示を見る。

タクシーで長島美術館へ。

小高い丘の上にある閑静な庭園の美術館で、晴れていれば桜島の風景が眺められるらしいが、あいにくの雨で影も形も見えない。展示内容も期待したほどではなかった。

鹿児島中央駅（かつての西鹿児島）までのんびり歩き、九州新幹線で新八代へ向かう。

この時点では、唯一東京と繋がっていない新幹線で、車内は九州らしい南国のオレンジ色を基調としたデザイン。小田急のVSE車に雰囲気が似ている。
45分程度で16時に新八代に到着。

本日宿泊する浜膳旅館の送迎車で、日奈久温泉へ。

熊本では最も古い温泉地でかつては多くの客で賑わったというが、かなり寂れたところだ。

鉄筋コンクリートの大旅館がほとんどなく、昔ながらの木造建築の旅館が中心で風情がある。

長い階段をのぼった温泉神社の他、街中をざっとめぐる。

浜膳旅館は、比較的最近オープンした宿だが、全室かけ流しの半露天風呂が売りで、部屋は６畳窓なしと窮屈だが、風呂は広くゆったりしている。かすかに硫黄の匂いがしており、湯はとてもいい。食事は、広間でとったが、質・量ともとても満足できるものだった。

【第２日】
朝食をとってまもなく送迎で新八代へ。車の流れが遅くて時間がかかるかもと言われて早めに出発したが、途中滞ることなく30分ほどで駅に着いた。

リレーつばめ号で久留米まで行き、タクシーで石橋美術館へ。

本館・別館と分かれており、本館の企画展をみてから、重要文化財に指定されている青木繁の「海の幸」「わだつみのいろこの宮」などの常設展示を鑑賞する。

西鉄の久留米から大宰府へ。

天満宮に参拝してから、エスカレータと動く歩道のトンネルを抜けると、目の前に巨大なガラスつくりの建造物があり、ここが九州国立博物館。ほぼ2時間弱で常設展示を巡ったが、期待が大きかったせいかやや肩透かしの印象。

西鉄で福岡天神にいってから、博多乗り継ぎで小倉へ。

ここからバスで周防灘を埋め立ててつくられた北九州空港へ。予約していた便は19時半だったが、だめもとで一本前の便に変更が可能な時間に到着した。空席はなかったが、運よく予約便の変更は可能で、すかさず搭乗ゲートへ向かう。
18：00発ANA3886便羽田行きは、スターフライアーとの共同運航便で、黒を基調としたデザインが斬新だ。全席液晶スクリーンが設置されていて、運行マップも詳細でおもしろい。機内誌はないが、かわりに北九州市が発行している雑誌が希望者に配布されて時間がつぶせた。