2018/11/05 - 2018/11/10
658位(同エリア1890件中)
ひでまるさん
ニューヨークに来て早3か月。
初めての海外出張先はストックホルムでした。
初めての北欧でしたが、オフシーズンに来るところではないですね。
日照時間が短すぎてズーンとします。
でも、街並みはきれいだったし、
何もかもが洗練されていて、
街行く人はみんな美女&イケメンだし、
素敵な国だなと思いました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- スカンジナビア航空
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-
いきなりですが、行きの飛行機が13時間30分ディレイ宣告を受けました。
12時発となっていたので、てっきり00時のことだと思って空港カウンターに行くと、「ホテル使いますか?」と聞かれて一瞬「???」となったら、まさかの翌日の昼出発になるとは。おそるべしNorwegian Air。
で、右側の手書きのメモを渡されて、Norwegian Airが指定するHiltonホテルへ向かいます。 -
シャトルバスに送ってもらってホテルへチェックイン。
JFK周辺にはHiltonが2種類あるので要注意。
ホテル代はもちろん航空会社負担。あちらの都合による遅延なので。
ストックホルムの到着予定が半日ずれてしまい、市内観光する予定だった時間がなくなってしまったのは痛すぎるけど、自分では絶対にお金を出して泊まらないであろうHiltonに無料で泊まれたということでポジティブに考えます。
なかなか年季が入った部屋でしたが、やることもないのでゆっくりバスタブに浸かることにします。 -
夕食30ドル分と朝食18ドル分のミールクーポンもくれました!
と、ルンルン気分でいると、しれっとさらに1時間15分後ろ倒しされていることが判明。
結局、14時間45分のディレイで、ストックホルム着はなんと26:35だとっ?
翌日9時から会議なのにどうしてくれるんだー。 -
開き直って、30ドルのミールクーポンを使いにレストランへ。
19ドルのチェルシーバーガーと8ドルのブルックリンビールをオーダー。
これ以外に税金とチップがかかるので、結局9ドルほどを払うことになったけど、久々にファーストフード店のじゃないまともなハンバーガーを食べて大満足◎ -
翌朝は、メニューから選択するのではなく、いたって普通の朝食バイキングでした。
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ということで、ようやくNorwegian Airの機内へ。
このエアラインはLCCに大別されるけど、食事も含まれていたし、個人モニターもあるし、ほとんどフルコストキャリアと変わらないサービスでした。
しかも、荷物が5kgほどオーバーしていたのに、「本当はダメなんだけどね」と言いながら見逃してくれた!
荷物代で稼ごうとするアジアのLCC航空会社とは違うのでした。 -
こうして26:30頃、ストックホルム到着。
非常識な時間なので空港内も閑散としてます。
そして、空港からの交通手段もほとんど動いていないので迷わずタクシーに乗り込んでホテルまでぶっ飛ばしてもらいました。
アーランダ空港から市内までは定額の535クローナ(1クローナ=約13円)=6,800円くらいで、当初予定していたバス+地下鉄=1,500円くらいの4倍くらいかかったのは痛すぎるのでNorwegian Airに請求してやろうかとも思ったけど、エアポート鉄道Arlanda Expressも片道3,000円くらいするらしく、それならタクシー代は割と良心的かもと思い直して請求はやめました。
いつまでも貧乏旅行ではなくタクシーで移動してもいいだろう歳になってきたし。 -
ホテルから45分くらいでお世話になるBest Western Hotel Karlaplanに到着。
既に28時近く。
くどいようですが、この日の会議は朝9時からです。
ということでさっさと仮眠をとることに。 -
翌日。
何とか一日用務をこなして、この日は用務先のおもてなしで、なんと、ストックホルム市庁舎の中を見学させてもらえることになりました!
ここは、ノーベル賞の晩餐会でおなじみのブルーホール!
赤い内装なのにブルーホールなのは、当初は壁を青く塗る予定だったところ、赤レンガがきれいだったのでやめたかららしい。銀閣寺的なことですね。
で、この階段は、ノーベル賞受賞者が降りてくる有名なあの階段です!ストックホルム市庁舎 建造物
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そして、ノーベル賞受賞パーティの舞踏会広間として使われる黄金の間でちょっとしたレセプションまで開かれました!
とってもいい思い出になりました。
ありがとう、ストックホルム!ストックホルム市庁舎 建造物
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翌朝。
こんな感じの朝食を5泊分いただきました。
一番右の茶色っぽい長方形のものはKnäckebröd(クネッケブレッド)。
1000年以上前のヴァイキングが航海時に食べていたんだとか。
このほか、写真真ん中下の小さなチューブはタラコのペーストです。
何に塗るのか分からなかったけど、とりあえず、これとパスタを和えるだけでタラコパスタになるはず。Best Western Hotel Karlaplan ホテル
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2日目の用務終了。
まだ18時くらいだったので、同じ会議に出席していた知人と旧市街・ガムラスタンに繰り出してみました。
まだ18時くらいなのに辺りは真っ暗。
11月のストックホルムは、8時くらいに日が出て16時には日が沈み始め、日中は会議場にこもりっきりだったので、ほとんど太陽を見かけませんでした。
それにしても、小雨が降って濡れた石畳に薄明かりが反射して良い雰囲気です。ストックホルム旧市街 (ガムラスタン) 旧市街・古い町並み
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ガムラスタンで適当に見つけたGastabudというレストランでスウェーディッシュ料理のディナー!
おなじみのミートボール(左)に、トナカイのステーキ(真ん中)、そしてタラ(右)をオーダー。
どれもおいしかったです◎ -
翌朝。
用務が09:30からだったので、早起きして、とある場所へ。
ストックホルム市内を張り巡っている地下鉄は、1回の乗車が44クローナ=500円オーバーと激高なので、72時間券250クローナを購入しました。
このチケットは紙のペラペラのものでコンビニで買えます。
駅の窓口で買おうとするとSuicaみたいなのしか取り扱っていないらしく、カード代が別途20クローナかかるようです。 -
T-Centralen中央駅から15分ほどで到着したのはSkogskyrkogarden(スコーグスシュルコゴーデン)という駅。
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ここは世界遺産に登録されているんです。
どんな場所かというと、スクーグシュルコゴーデン 文化・芸術・歴史
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こんな感じで、草原の中に大きな十字架が建てられています。
ちょっと不気味なところですね。。。スクーグシュルコゴーデン 文化・芸術・歴史
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ここは、森のお墓です。
北欧人の「死者は森へ帰る」という死生観を悟らせるような建築表現を実現したということが評価されたようです。スクーグシュルコゴーデン 文化・芸術・歴史
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こんな場所に、こんな霧雨の中で、朝8時ころ来てる人はほかには全然見かけませんでした。
不気味な場所ではありましたが、森のマイナスイオンをいっぱい吸って良いリフレッシュができました。 -
この日の用務終了後も知人とスウェーディッシュ料理のディナー。
この日もミートボールと、お魚のスープをいただきました。 -
ストックホルム5日目。
この日は用務が15時前に終わったので、まともに観光ができます。
とりあえず、ストックホルム観光の定番、ガムラスタンを攻めます。
こちらはリッダーホルム教会。
そして、既に明かりが灯りだして空が暗くなり始めてます。リッダーホルム教会 寺院・教会
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続いて、貴族の館。
たまに中で音楽コンサートが開かれるらしい。貴族の館 建造物
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そのまま海なんだか川なんだかの方に行くと船がたくさん停泊していましたが、この船はホテルなんですって。
揺れないのかなとちょっと心配ですが、こんなところに宿泊できるのもストックホルムならでは。 -
対岸のこういう眺めが、水の都と言われるストックホルムらしいですよね。
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続いて、大聖堂の時計台を目印に方向転換し、
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到着した王宮では、衛兵さんたちが行進か何かの練習中でした。
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大広場に着いた頃には早くもこんな暗さに。
まだ16時過ぎなんですけど。
広場の中央にクリスマスツリーがあるのはヨーロッパらしいですね。大広場 広場・公園
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ガムラスタンは、なんてことないこんな路地でさえ絵になります。
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小路を通り抜けてやってきたのは、フィンランド協会の裏庭にある「アイアン・ボーイ」。
穴の開いた通貨がたくさん置かれているけど、日本の5円玉ですよね。僕も持ってくればよかった。 -
途中、お土産屋さんを物色しながらガムラスタンをぶらぶらし、17時まで時間をつぶしていました。
だって、入ろうとしたノーベル博物館前にHappy Hourという案内が出ていたので。なんと、17時から入場無料だって!
着いたのが16時過ぎだったので、そりゃ17時まで待つでしょ。
入場料120クローナですから、結構大きい。ノーベル博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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時間つぶしのために必要以上にガムラスタン内をぐるぐるしていたので、とりあえず博物館の展示を見る前にBistro Nobelで休憩。
ビストロノーベル カフェ
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ここで有名なのは、椅子の裏のサイン。
ノーベル賞受賞者がこの椅子の裏にサインをするんですよね。
Happy Hourが全然知られていないのか、Bistro内はほぼ貸し切り状態で椅子をひっくりし放題だったけど、何の手掛かりもなしに知っている受賞者(オバマさんやマララさん、山中さん、田中さんくらい)のサインを探すのは大変だったのでやめました。
そして、これは僕が座った椅子の裏ですが、誰のサインだ?ビストロノーベル カフェ
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椅子だけひっくり返して帰るわけにもいかないので、ちゃんとオーダーしましょう。
デザートはこの1品しか選択肢がなく、ノーベル賞の晩餐会で出されるのと同じアイスが食べられるんです。
お値段110クローナはなかなかですが、無料で博物館を見学させてくれるお礼も兼ねて。ビストロノーベル カフェ
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その後、ノーベル賞が設立された背景を説明するビデオを見たりしながら館内をぶらぶら。
晩餐会で使われる食器が展示されていたり。
この晩餐会の会場は、先日職場の方が案内してくれた市庁舎のブルーホールです。ノーベル博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ノーベル賞受賞者が検索できるようになっていたので、とりあえず知っている人たちを撮っておきました。
左上:川端康成
右上:ノーベル田中さん
左下:山中伸弥さん
右下:オバマ前大統領ノーベル博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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そして、ノーベルさんのデスマスクも。
帰りには、ストックホルム土産の定番、ノーベルメダルチョコを買って終了。
メダルチョコは日本人しか買わないのか、英語のほかに日本語でのみ案内があったほか、売店には日本人店員さんも。
お土産を配る文化って、あんまりほかの国ではないようですね。ノーベル博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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その後、中央駅に移動し、スウェーデン発祥のH&Mでセーターを買ったり、オーレンス・シティというデパートで北欧雑貨屋を物色しながら、夕飯は狙っていたスウェーデン発祥のファーストフード・MAXでハンバーガー。
キャッシュレスが世界一進んでほぼカード社会のスウェーデン、写真上のようなマシーンでオーダーし、おいしくハンバーガーをいただきました。マックス ファーストフード
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帰り道。たまたま通りかかった中央駅の地下鉄駅の屋根がこんな感じで彩られていました。
ストックホルムの地下鉄は、ガイドツアーがあるくらい凝った装飾で有名なんですよね。今回は時間がなくてコレしか見られませんでしたが、ニューヨークにある国連のカラーリングみたいです。 -
翌朝。ニューヨークへ帰ります。
今度は飛行機が遅延していないことを確認し、空港へ。
空港までの足は、わずか20分で運んでくれるアーランダ・エクスプレスという鉄道もありますが、280クローナと激高なので、 -
もちろんバスで向かいます。レインボー柄で分かりやすいエアポート・コーチ。
その場でチケットを買うと119クローナですが、ネットで事前に買っておくと99クローナに。買ったら後はスマホに送られてくるQRコードをかざしてバスに乗るだけなので、当日のその場で無料wi-fiを拾ってでもネットで買うべし。 -
45分ほどでアーランダ空港に到着。
帰りはエコノミー+というちょっとだけ上のクラスだったので、スカンジナビア航空のビジネスラウンジが使えます。
ビールサーバーはもちろん、北欧らしくサーモンがあったり。ストックホルム アーランダ空港 (ARN) 空港
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機内食も出るので、ここでは軽めにいただきました。
食器がイッタラだったのはさすが北欧。
そうそう、イッタラはフィンランドのものですが、スウェーデンでも、日本で買うより安めで売られていました。 -
定刻どおり搭乗。やった。
エコノミー+では、機内のwi-fiが無料で使えるんです。
デンマークだかのIPAビールをいただきながら、帰りはYoutube三昧だーと思ってウキウキしていましたが、動画を見られるほど安定したwi-fiではなくメールが何とかできる程度で、画像付きメールを送るのも時間がかかる程度のものでした。
が、昔は飛行機に乗っている間に地上にメールを送ることなんて考えられなかったので、文明の利器を感じました。Youtubeが安定して見られるようになるのも時間の問題でしょうね。 -
機内食。エコノミー+だからか、陶器のお皿に載って出てきました。
デザートのケーキ(左上)がすごい色してます。
そんなに前評判がよくなかったスカンジナビア航空(SAS)ですが、エコノミー+だったからか、とっても快適でした。
フィンエアーがあるフィンランドを除く、洗練された北欧3か国のナショナルフラッグですからね、そりゃ。 -
機内では、『Mamma Mia! Here We Go Again』が見られたので3回ぐらい見続けていました。
音楽はスウェーデンを代表するABBAだし、メインの舞台こそギリシャの島ですが、ニューヨークも東京もストックホルムも登場して、今回の旅にぴったりの内容でした。
で、定刻どおりニューヨーク・ニューアーク空港に到着。
そこからブルックリンの家までは、列車&地下鉄で帰りましたが、ニューアークからペンステまでのNJ Transitという電車がまぁひどくて。
本数も30分に1本くらいしかないのに、20分遅延ですとか案内が出て、結局40~50分待ったのでは。ここはGDP第1位の国ではなくて、インドですかと思った。 -
最後に、購入したものたち。
と言っても、集めているスタバのIcon'08シリーズは、ストックホルム柄は生産中止で売られていなくて撃沈し、結局スタバでは何も買わず。
このコレクションにそろそろ限界を感じる今日この頃。 -
スーパーで買ったいろいろ。
左上のKEXというウエハースチョコは、板チョコサイズが定番のようですが、バラマキ土産にぴったりな小分けバージョンもあります。12個くらい入ってて20クローナ。
コーヒー摂取量が多いらしいスウェーデンで、ちょうどアメリカ生活で切らしていたインスタントコーヒーを購入。味は、まぁ、普通です。所詮インスタントなんで。
右下のお医者さんの柄のものは、ミントキャンディです。パッケージがとてもかわいい。 -
左の変わった形のものは、bliwのハンドソープ。
いろんな香り&カラーバリエーションがあるようですが、日本のガイドブックで取り上げられている割には、結局この3色しか見かけませんでした。
右のかわいいパッケージのチューブは、歯磨き粉です。
思わずパッケージ買いしてしまいました。ストックホルムのスーパーや薬局では、本当に洗練されたパッケージの商品が多かったです。 -
そして、奥さんからオーダーがあったバターナイフとスポンジワイプ。
スウェーデンらしく、ダーラナホース柄をチョイスしてみました。 -
・思わず買ってしまったスウェーデン柄のアヒルさん(左上)
・ノーベル博物館でかったメダルチョコ:10枚入りで130クローナ
・H&Mの本場スウェーデンで無理やり何か買おうと思って選んだ雪国っぽいセーターは199クローナ。帰国後、アメリカのH&Mで25ドルで売られていたけど、2ドルほどスウェーデンの方が安かったし、何より、H&Mの本場スウェーデンで買ったということが記念になるので◎
キャッシュレス大国スウェーデンでは、本当に現金を持たずに滞在できました。むしろ現金を拒否するお店もあるくらいだそうです。
今回はビジネストリップだったので選択の余地なしでしたが、次はぜひ、オンシーズンの夏に来てみたいものです。
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